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【LoL】DK Canyon「T1はまさに優れたチーム」

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以下、Ashley KangによるDK Canyonへのインタビュー。

――先程T1との2-1へもつれ込んだ接戦を終えましたが……どのようなお気持ちでしょうか?

Canyon:勝てて嬉しいですね。でも……1戦目は何個もミスをしてしまいました。2、3戦目もそこまで良くはなかったんじゃないでしょうか。パフォーマンスには後悔が残りますね……。

――3戦目まで行った、ということだけでなく全体的に競り合っていましたよね……観戦していた私達からしても、手に汗握る試合でした。実際にプレイしていた立場からはどうだったのでしょう?

なんというか、うちのチームはみんな楽観的なんですよ。負けているときも、「Yolo、スリープバブル当てるだけだよ」って(笑)ただリラックスして、喋りながら戦ってましたね。

――おそらく、これこそ世界王者の余裕なのでしょうね(笑)

――さて、ほとんどの人がDKが勝つと予想していたと思います。今に至るまで安定したパフォーマンスを見せていましたし、KeSPA Cupも優勝しました。そこにT1戦、1戦目を取られてしまいました。この試合ではどういった印象を持たれましたか?

1戦目はリリアが対面でしたが、3:45辺りにとんでもないミスを犯してしまったんですよね。ラプターを失い、戦っている間にフラッシュまで失い……そしてT1は一度リードを取ればそのまま最後までスノーボールできるチームです。負けたのは当然でしたね……。

© 2024 Riot Games, Inc. Used With Permission.

――そういったプレイの起きた時間まで覚えているんですね。

もしリリアの位置を予測できていたら、もしルートが違っていたら、もっと上手くできていただろうなって。でも実際はリードを取られ、スノーボールされ、負けてしまい……なんて言ったら良いんでしょうね、本当に後悔しています。

――インタビューの時、Canyon選手はいつも自分のした、もっと上手く出来たであろうミスについて話してくださいますね。きっとそれこそが成長の秘訣なのでしょう。

――さて、2戦目に移りましょう。ここからDKが調子を取り戻してきましたね。ドラフトが変わったように思えましたが? 1戦目はニダリーを中心としていましたが、2戦目はレーンを優先していました。Khan選手にカウンターピックをさせて、Showmaker選手にはゾーイをピックさせて。結果レーンでよりプレッシャーを掛けることができました。試合の間にどういったすり合わせがあったのでしょう?

1戦目は、序盤にレーンで優位を作れていませんでした。制限しすぎていた、というのがその結論で、序盤に足枷をはめておく必要はないと……それでレーン勝ちできるドラフトをしました。コーチが、ジャングラーに楽なよう考えてくれたんだと思います。

――Khan選手は2戦目に大活躍していましたね。

2戦目のKhanは本当に良かったですね。ソロキルなど何もかも上手くて、レーンで完全に勝ってもいました。3レベルになったときKhanが突然叫んだんですよ……「Topもう勝ったよ!」って。樽を何発か当てて、もうこのレーンは終わりだって。

――彼は加入してからこれまで謙虚でしたね。「隣にCanyonが座っているのを見るだけで安心する」とか「周りはみんな上手いからちゃんとしなくちゃ」とか「もう年寄りだよ」とか……今回は逆に、Canyon選手から見たKhan選手の評価をお聞きしたいです。

本当にみんな安心できるレーナーですよ。自分ももっと上手くならなきゃな、とまた思わせてくれる一日でした。Khanは今日毎試合レーンで勝ってくれましたね。いつでも信頼できる選手です。

© 2024 Riot Games, Inc. Used With Permission.

――でもKhan選手はみんなのせいで落ち込んでるって……!「ソロキルしたのに、誰も反応してくれない」って!(笑)

僕らはみんな逆サイドで、次のプレイを話し合っていました。そこに突然Khanがソロキルして……大体5秒後かな? 「Topソロキルしたよ!」って突然言ってきたので「ナイス~」って返して。

――なるほど。ShowMaker選手のパフォーマンスについてもお聞きしたいですね。勝利した試合はどちらもゾーイを使った試合でした。彼のゾーイについてどうお考えでしょう?

ShowMakerさんがゾーイを選んだ時はいつも信頼を置いています。レーンをプッシュできて、集団戦でいい形を作れる、セットアップもできる。パフォーマンスも安定していますしね。彼がゾーイをピックすれば試合が簡単になるんですよ。バブルをいつも当てるから……top、mid、bot、全員を信じてます。

――つまり信頼を置いてるのはゾーイか、ShowMaker選手自身かというと……?

どっちにも、かな?(笑)

――ShowMaker選手は2戦目、リベンジを目指すような雰囲気だったんじゃないかな、と思うのですが。配信インタビューでは、1戦目で負けて良い気分ではなかったと。競争心の強い選手ですからね……。2戦目に向けて何か覚悟のようなものは見られましたか?

実際2戦目に入る時、かなり感情的だったように見えましたね。いつもゾーイを使う時は解放の魔導書とTPを持ってくんですが、今回は「電撃イグナイトで行く、対面からキルを取ってやる」って。自信たっぷりだったので、自分もまた自信をもらえましたね。

――チームメイトを褒め続けていますが、2戦目以降はCanyon選手自身もかなりのパフォーマンスだったように思えますよ。

――さて、雑多な質問に移りますね。みんなCanyon選手のグレイブスは止められない、と話しています……グレイブスのスキンを作るんでしょうか?

あー……グレイブスかニダリーになるでしょうね。

――グレイブスかニダリー、覚えておきます。ですが、ゲイルフォースのCDはもうすぐナーフされてしまいますよね。グレイブスはそれでも強いのでしょうか?

ビルドはいつでも変えれますから。でも……ゲイルフォースを使ってみんなを驚かせられなくなるのは悲しいですね。というのも、もうゲイルフォースありきの動きに慣れちゃって……。でもビルドを変えればまだグレイブスは使えるかな……?

――何が起きるかは神のみぞ知る、注目しておきましょう。

© 2024 Riot Games, Inc. Used With Permission.

――さてDKは勝利したものの、T1も恐ろしい相手でした。

T1はまさに優れたチームですよね。選手も、コーチ陣も。でも僕らの方が上だと思ってます、もし僕がもっと上手くなれたら……。次に戦うときは勝ちますよ、今度は僕がキャリーして。

――次の質問を読まれていたんでしょうか……T1と戦う機会はまだありますからね。このsplitでも、Summer splitでも、もしかしたらプレーオフでも。T1のロースターはまだ新しいですし、次対面するときはより強くなっていることでしょう。時期尚早かもしれませんが、なにか策はありますか?

T1はいつでも成長を続けていますよね。もちろん他のチームも同じですから、自分も同様に成長しなければ遅れを取ってしまいます。

――では、そのために何を?

練習を。

――ソロキューとスクリムをたくさん。

ですね。

――ではCanyon選手、インタビューありがとうございました。DKはまだ今splitの初戦を終えたばかりですが、最後に今splitの目標を聞いてもよろしいでしょうか?

チームとしては、もちろん決勝進出です。個人的には、ミスを無くしてどの試合でも対面に勝ちたいですね

――MSIではまだ勝っていませんが、そちらを狙ったりは?

ふふ、まずは今の試合に集中しないと……(笑)

――愚問賢答ですね(笑)

 

翻訳者: おおきいルル

 

管理忍

見ごたえのある試合だったでござる。

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コメント

  1. fpxのサブとは思えないパワーだったわ

  2. LCKのこういうインタビューほんと好き
    LJLでもここまで深く突っ込んでほしいけどそんな知識ある女性がまずおらんな…

    • すいにゃんじゃ不満なんか?

    • Ashely KangはLCK所属じゃない、個人でやってるからここまで深く聞ける、隙あらばLJL叩くのやめろ

      • いうほど叩いてるかこれ?
        「最初は叩こうと思ったけど良く考えたらLJLの責任じゃなかったわ…」っていう風に読み取れたけど

  3. Canyon落ち着いてるなぁいくつだよってwiki見たら19歳なんか…

    14
  4. ALLSTARでもリラ~ックスして楽しそうにプレイしてたCanyonとBerylが印象的だったな

  5. 名実ともに世界No1JGだなぁ…

    • showmakerやkhanがスポットライト浴びるのは仕方ないけど
      CanyonとBerylのインタビューも味わい深くて好き
      プリコネは不遜なイメージあったけどサシだとそわそわしてる感じが可愛い

  6. T1はあまりにもBot中心にプレイしすぎていた気がする
    先出ししたCannaには補助が必要だ
    Fakerは何故かアジールなんかで耐えてたなよくわからん

    10
  7. khanは自信とメンタルさえ取り戻せば依然としてワールドクラスのtopレーナーなのは明らかだから頑張ってほしい
    謙虚なkhanなんて見たくないんだ

    • showmakerとシナジー良さそうだよね
      今日の勝利インタビューの様子も笑ったわ

    • showmakerとどっちが先に勝利エモート出すか勝負してそう

  8. 今のadc接近戦全然行けるキャラ多いからアジールで吹っ飛ばしても意味ない感ある

  9. 良い対戦カードだったね
    今のところは練度でDKだろうけど、春の王者はT1かDKのどちらかと思える内容の試合だった

  10. 皿洗いからここまで戻ったの偉い

  11. TOPの負けはJGのせいって言ってたKhanを返して;;

    • LCK No1Jg様に吐ける言葉じゃないから…

      • もはや今は全世界ぶっちぎりNo.1の選手だからな… 流石にそんな事も言えなさそう

  12. アジールはむしろブリンクがないグマユシの元に相手のバックラインを運ぶ為だろ。
    集団戦で、基本そうやってたやん。

  13. この女ってV3をまるでソロキューですねって言ったやつ?

    • そうだよ
      あんなん英語圏じゃよくあるジョークだし日本人に突撃されてたの可哀想だわ

    • そう言われるのは悔しいけど、メジャーリージョンの下位チーム+NAでもソロキューって馬鹿にされるから、結局勝たないと何言われても仕方ない

    • 実際内容がクソすぎたから言われてもしょうがない
      プロだったら実力で反論してほしい
      LJLとか誰も注目してないから正直批判する奴さえいない
      FPXがJTに負けた時やLGDがWCSで負けた時なんて殺害予告まで出てたからな

    • 調べたら「riotが間違ってソロキューの試合放送してる」て言ってるな
      正直腹が立つより笑ってしまったわ

  14. ラプターひとつフラッシュひとつで試合の趨勢が決まってしまうなんて恐ろしい世界だ

    • ここまでレベル上がってくるとミクロもマクロもほとんど差がないからこそひとつのミスで決まるよね
      elimとcanyonをみてると1と1.1くらいの差のはずなのにcanyonの方が圧倒的に強く見える不思議
      有利とったらずっと手放さずスノーボールしきるからだろう

  15. アイテム変更とヨネとかサミーラとかレルの新チャンピオンがわからんでついていけなかった
    LJLも見ないかな