「10点中3点」の自己評価、その理由とは? Eviが語る「もったいなかったプレー」とチームに芽生えた手応え
勝利後インタビューにて、Evi選手は自身のプレーを「10点中3点」と厳しく評価。
それでもプレーオフ進出を果たした今、SHGの中で何が変わりつつあるのか。
ジャングルCourageの成長、構成理解度の重要性、そして自らへの課題と期待を率直に語ってくれた。
LoL忍者:Evi選手、まずは試合お疲れさまでした。勝利おめでとうございます!
Evi:ありがとうございます!1試合目で負けてしまって少し焦りもありましたが、勝てて本当に良かったです。
LoL忍者:Evi選手は試合直後、自分のプレーに対して「10点中3点」と厳しく評価されていましたね。ヨリックでジャングル内で捕まる場面もありましたが、特にどの部分に不満が残っていますか?
Evi:正直、ジャングルで捕まったこと自体はあまり気にしていないんですよ。相手も僕を倒すためにかなりリソースを吐いたので、その後のオブジェクトファイトが有利になるだろうと。
それよりも、サイドをプッシュしているときに敵がオブジェクトを捨てて僕を狙ってくる、という場面が2回ほどあって、そこに引っかかってしまったのがかなりもったいなかったですね。必要のないプレーをしてしまったなと。
LoL忍者:もう少し警戒できたはずだと。
Evi:ですね。すごくもったいないプレーが多かったなと思って。 あげなくていい有利を相手にあげるプレーが今回多くて。自分たちの戦い方のコンセプトを把握してはいたのですが、それを十分遂行できなかったですね。
LoL忍者:普段のEvi選手なら警戒できていたと思いますか。
Evi:はい、できている自信があります。
LoL忍者:やはり今回の試合が重要な試合だったことが影響していたのでしょうか。
Evi:うーん、あまりない気はしますけれど……でも、一試合目負けてしまったから、もっと有利を取るぞ!という気持ちはあったかもしれないです。ちょっとプライドが出ちゃいましたね、そこで。
LoL忍者:なるほど。プライドは必要なものでもありますしね。
さて、ここからは少しチーム全体の話を聞かせてください。SHGはここ数試合で、かつてのような「失敗を恐れずやり切る」ようなスタイルが戻ってきたように感じます。
Evi選手も、フィードバックを地道に続けてきた成果が少しずつ出ていると仰っていましたが、特に「これが効果的だったな」と感じる部分はありますか?
Evi:まずエンゲージに関して言うと、エンゲージする本人の意識が本当に大事で。
他の人に「エンゲージして」って言われてからするのって、やっぱり本当に良くないんです、このゲームにおいて。
本当にウルトを使うわずか0.5秒の差によって、まったく結果が変わってしまうゲームですからね。
だから自分で判断することがとても大事なんですよ。
ジャングルのCourageは今までのフィードバックもあって、自分で判断できないことも多かったんですけど、集中的に話し合いを重ねて、少しずつ自分で判断できるようになってきたと思います。
LoL忍者:なるほど。Courage選手はこれまで、FATE選手の指示を受けてエンゲージを行っていると聞きました。そのタイムラグがエンゲージの遅れに繋がっていたのですね。
Evi:そういう面もあったと思います。
LoL忍者:一皮むけた感じで、喜ばしいですね。さて、プレーオフ進出は嬉しいのですが、ここから本当に強豪だらけの戦いになりますね。「これをやったから急に強くなる」ということがなかなかないのがLoLの競技シーンですが、Evi選手から見て、勝ち抜くために重要なポイントは何でしょうか。
Evi:いま仰った「LoLの競技シーンではチームが急激に強くなることはない」というお話は、半分事実で、半分事実ではないところがあって。
というのも、僕らが足りていない部分は「構成理解度」なんですよね。
すごく分かりやすくいうと、ポーク構成なのにエンゲージ構成みたいな戦い方をしていたら、ずっと勝てないですよね。
でも、そんなチームがポーク構成通りのプレーをできるようになったとしたら、どうでしょうか。
LoL忍者:急激に強くなりますね。
Evi:そう、めちゃくちゃ変わるんですよ。
LoLの実力は急激に伸びにくいですが、構成理解度を高めることで、試合には勝てるようになると思うんです。
構成を深く理解し、その構成に沿った戦い方を遂行する。そっちのほうにリソースを配分することがすごく大事だと思っていて。
そこが僕らもったいないんですよ。持っている実力の割り振り方とか、割り振る場所が真芯を捉えていなくて、なかなか勝つことができていない。
LoL忍者:実力の配分がうまくいっていないというのは、以前から仰っていましたね。
Evi:はい。例えばある構成だったら、正面からだとディスエンゲージされやすいから、オブジェクトを触らせて背後からエンゲージしたほうがいいとか。
別の構成だったら、レーンファイトやオブジェクトシージではなく、ジャングル内でのファイトを狙ったほうがいいとか。
そういう意識のすり合わせが、非常に重要になってきていると思います。
LoL忍者:ありがとうございます。もっともっとお話をお聞きしたいのですが、時間が無くなってきたようです。最後にファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。
Evi:いつも応援ありがとうございます。今日は自分のパフォーマンスに納得できず、正直かなり残念に思っています。でも、他のメンバーは本当に良いプレーをしてくれたので、僕さえしっかりやれれば、プレーオフでも全然勝てると思っています。引き続き応援していただけたら嬉しいです!よろしくお願いします!
ここからでござる。
おすすめ関連記事



コメント
コミュニケーションと構成しか言ってない、同じ言い訳だけでファンが納得できると思ってるのか