ナーOTPで404戦──勝率56.5%でチャレンジャーを踏んだ男の習慣
「OTPには限界がある」「カメラ固定は低レート」──そんな常識をひっくり返し、ナーだけで頂点へ到達した海外プレイヤーが話題になっている。降参拒否と徹底した集中環境づくりで勝率を伸ばしたリアルなメソッドを紹介。
LoL歴9年、総試合428のうち404試合をナーで戦い、勝率56.5%でチャレンジャーに昇格。ここではナーOTPとして感じた利点と、勝率向上のために役に立った習慣をみんなと共有したいと思う。
OTPは悪いものではない
「他のチャンピオンも使えるようになれ」と言われがちだけど、1体に絞ると全マッチアップの細部まで体に染み込むんだ。構成ごとに役割を微調整できるし、ギリギリどこまで攻めていいか、どのタイミングで退くべきかが一瞬で判断できる。
カメラ固定でも勝てる
これは俺の弱点だけど、9年間カメラ固定を使ってきて、いまだに外せないんだよね。でもそれでも勝てる。俺はミニマップで頻繁にカメラを動かしたり、Fnキーのショートカットで味方の視点を見たりしてる。もちろんカメラ固定じゃなければ見えた場面もあるかもしれないが、それでもこの結果には満足してる。
高レートほどメンタルが弱く、くじけやすい
チャレやグラマス帯のプレイヤーは、マジで人生の時間をこのゲームに捧げてる。1日3試合以上プレイしてる人がほとんど。そりゃ負けたくないし、上手くなりたいと思うだろうね。そういうわけで、急にキレたり、萎えて試合を壊したりする人がめちゃくちゃ多い。ブチギレ→暴言→メンタル崩壊→試合放棄、の流れが低レートより速い印象。
降参するな
上の話とも繋がるけど、ちょっと負けムードになると即降参投票が入る。でも理解してほしい。相手だって人間。こっちが序盤ミスしたように、相手もミスする。ソロQなんだから、完璧なプレイヤーなんていない。
俺は絶対に降参に「はい」を押さない。そのおかげで勝てた試合も多かったし、終盤に逆転勝ちしたときの満足感は格別だ。俺が降参しないことを嫌がるプレイヤーもいるけど、勝てば全部チャラ。
自分だけの“勝てる時間帯”を見つけろ
家族トラブル、学校・仕事の悩み、腹減った、喉乾いた、トイレ行きてえ。そんな状態で試合に臨むと、プレイに影響が出る。自分のコンディションを整えてから試合に入ると勝率も上がる。
ながらプレイは避けろ
サブモニターで動画や配信を流したり、死亡中にスマホやSNSを見るのはNG。できれば音楽も切ってみてほしい。
俺は連敗したとき、音楽を止めたら調子が戻った。
それに、死んでる時間こそ、マップ全体を見るチャンスだ。ピンを使って味方に情報共有しよう。
ターゲットBANはガチで存在する
高レートでは、1試合のマッチングに15分かかることもある。その間に何度も同じ名前を見るようになる。「さっきナー使ってたやつが敵チームに来るかも」と思われたら、ナーをBANされる。名前を見ただけで、相手のOTPチャンピオンを潰す動きは当たり前のように行われる。
ゲームで人格崩壊してはいけない
俺は9年プレイしてるけど、最悪でも「Q待機時間20分」ペナルティくらい。
チャット制限もBANも一度もない。
常に名誉レベル5だった。
ネガティブな態度、暴言を吐くプレイスタイルはこのゲームを楽しむ上でマイナスしかない。
でも、なぜかこのスタイルをみんな学習しているかのように、今のLoLでは当たり前みたいになってる。それが残念でならない。
ってことで、みんなも降参しないで頑張ってくれよ。じゃ、サモナーズリフトで会おう。諦めなければ、勝てるぜ!
ナーのマッチアップ、ビルドについて
有利マッチアップ
- ガレン
- サイオン
- ケイル(序盤限定)
- トランドル
- ムンド
- タム・ケンチ(足が遅いから回避してるだけで楽しい)
スキルマッチアップ
- イレリア
- アンベッサ
- モルデカイザー
- エイトロックス
不利マッチアップ
- マルファイト:タンク性能が高すぎてどうにもならない
- ヨリック:グールのバフ以降、ミニナーのAA1発じゃ処理できない
ビルド(定番パターン)
初回リコール
→ Tier2ブーツ(スイフトネス / マーキュリー / プレートスチールキャップ)
2回目リコール
→ ファージ購入
ファーストコア
→ トリニティ・フォースを最速完成
2コア目(状況で判断)
- ブラック・クリーバー
- ステラックの篭手
- ウィッツエンド
3コア目(タンク寄せ)
- ソーンメイル
- ランデュイン・オーメン
- 自然の力
その後は、2コア目で選ばなかったBC / ステラック / ウィッツエンドの残り2つを状況に応じて完成させる流れ。
反応
- 俺もほとんど降参しない。
といっても、1日にプレイできる試合数が限られてるからっていう理由。せっかくマッチングしたなら、もったいないからちゃんと最後までプレイしたいんだよね。でも、そのおかげで「もう無理だろ」って試合に何度も勝てたことがある。
- カメラ固定でそこまで行ったの、ほんとすごい。
- カメラ固定派の人でも、周囲を確認するために一時的に外したり、ホットキーで味方の視点を見たりしてるよ。
カメラ固定自体が悪いわけじゃない。1対1の場面では、むしろ有利になることだってある。
プレッシャーのかかる場面で、カメラをうまく動かせずにトレードをミスった経験、誰でもあるだろ?
固定してれば、そういうミスを防げる。
もちろん、「完全にロックしたまま周囲を見ない」ってプレイは話が別。
それが初心者カメラ固定勢の一番の問題点。
高レート帯でそんなプレイしてるやつはいないと思うよ。
- カメラ固定派の人でも、周囲を確認するために一時的に外したり、ホットキーで味方の視点を見たりしてるよ。
Source: I got Challenger as a Gnar OTP – Here are my takeaway thoughs
ナーるほどでござる。
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コメント
音楽聞きながらで勝率下がるのは感じる
シルゴルくらいの頃は音楽聞きながらやってたけど耳に意識持ってかれてることに気付いてからは流さなくなった
なんならlolのBGMも切ってる
ミニマップ使ってカメラ動かしてる人もカメラ固定勢に含まれるんだ
ミニマップ見てわちゃわちゃやってんな〜、で済ましてる人の事を指してるもんだと
>LoL歴9年、総試合428
いくらなんでも試合数少なすぎじゃね?月にたった4試合しかしてなくてチャレ?
ノーマルで練習しまくってランクではその試合数ってことなのかな
いや、チャレになったシーズンの話だろ
為になるナー
仕事みたいに真剣に向き合ってて素敵です
じゃあ逮捕するね(topレンジ罪)