SHG Marble「勝ち切る力を身につける」修正を重ねた春、そして勝負の夏へ
試合内容は決して悪くなかった。だからこそ悔しさも大きい。プレーオフ敗退を受けたSHG Marble選手が語る、現在地と、夏シーズンへ向けた覚悟とは。
LoL忍者:Marble選手、お疲れさまでした。惜しくもここでシーズン終了となってしまいました。まずは今の率直なお気持ちをお聞かせいただけますか?
Marble:2試合とも、もっと上手くやれた場面が多かったので、すごく悔いが残る試合でした。
LoL忍者:なるほど。チームの連携面はここ数試合でどんどん良くなっている印象がありますが、手応えは感じていますか?
Marble:そうですね。特に序盤のヴォイドグラブまでの動線はすごく綺麗にできていて、序盤のファイトでは有利を取れていました。そこから中盤まではうまく持っていけたんですが、そこからの展開が上手くいかなくて。とてももったいなかったなと感じています。
LoL忍者:やはり細かい部分、たとえばスキルショットの精度などが課題になってくるのでしょうか?
Marble:スキルショットもそうですし、ポジショニングなどもですね。Talonのほうが、それぞれの役割をしっかり理解していて、個人個人が上手くやっていたなと感じました。
LoL忍者:SHGがミスがあったというより、Talonが全体的に上回っていたと?
Marble:うーん、マクロの差というよりは、集団戦ひとつひとつの勝敗がそのまま試合を分けたと感じています。逆に言えば、そこまでの部分ではしっかり戦えていますから、あとは集団戦をしっかり勝ち切ることですね。そこまで来られたのは大きな成長だとも思います。
LoL忍者:なるほど。今シーズンとしてはここで敗退となってしまいますが、チームの成長が見えてきた今、ここからさらにSHGらしさを伸ばすには、どういったことが必要だと感じていますか?
Marble:課題だった序盤でのミスを修正できて、すごくいいゲームメイクができている中、ファイトの判断だったり、ポジショニングなどのディテールが良くない部分が多いので、そこを修正したいですね。
弱みだった序盤の立ち上がりという点を修正できたのはすごく良かったんですけど、そこはしっかり完璧に仕上げたうえで、来シーズンは集団戦のクオリティーを上げていかないといけないと感じてます。
LoL忍者:Marble選手個人の修正課題は何でしょうか。
Marble:やっぱりレーニングですね。LoLというゲームはレーニングが全てを決めるといっても過言ではないくらい重要な部分ですから。そこをGaengさんと一緒にもっと連携して、高めていきたいと思っています。
LoL忍者:実際にチームに合流してから、連携力はどれくらい良くなったと感じていますか?
Marble:最初は僕が自信がなかったのもあって、あまり自分からコールを出すことができなかったんです。でもGaengさんに「俺を動かせるようなADCになってくれ」と言っていただいて。そこからはソロランクでもスクリムでも、自信を持ってプレイして、自分からコールできるよう心がけてきました。
LoL忍者:Marble選手自身の意思を前面に出す方向での強化だったということですか?
Marble:そうですね。自分がやりたいことと、Gaengさんがやりたいことが違うこともあったので。そこはフィードバックをもらいながら、少しずつ意志を統一できるように修正していった感じです。
LoL忍者:なるほど。課題ははっきりしているから、あとはやるだけだけすね。
Marble:はい。付け加えると、最近のLoLはワンパッチごとにメタが大きく変わっていく印象があります。たとえばセナやルシアンも最近のピックとして注目されていますし、そういったメタチャンピオンをボットデュオでうまく取り入れていけたらいいなと思っています。
LoL忍者:直近の2〜3試合では非常に良いプレーが見られて、今後が本当に楽しみです。さて、今シーズンは惜しくもここで終了となってしまいましたが、最後にファンの皆さんに向けて、来シーズンへの意気込みを込めたメッセージをお願いします。
Marble:春シーズンに続き、今回もプレーオフ初戦での敗退となってしまい、本当に悔しいです。内容的にも惜しかっただけに、すごく心残りのある試合でした。ただ、夏シーズンが一番大事なシーズンだと思っています。そこに向けて、チーム全体で修正して、しっかり勝ち切れるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!
良くなってるでござる。
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