勝てないカリスタとTF、それでも優先される理由とは?
- MSIでツイステッド・フェイトとカリスタは勝率0%にもかかわらず高いピック・バン率を維持しており、なぜ優先され続けているのかが議論の的になっている。
- 両者は構成の相性やプレイヤーの力量によって評価が分かれ、特にFakerのような特定の選手にだけ機能する「罠ピック」の可能性も指摘されている。
- Redditでは「スクリムで強かったから採用された」「構成が悪いだけ」「サポートとの組み合わせ次第」など、メタとドラフトの読み合いに関する議論が白熱している。
MSIで勝率が0%にもかかわらず、依然としてピック・バンの優先度が高いツイステッド・フェイトとカリスタ。
多くの試合で起用されてきた両者だが、なぜ勝てないのか、なぜそれでも使われるのか。Redditではその理由について白熱した議論が交わされている。
果たして、この2体は罠ピックなのか、それとも強豪チームにだけ許された最強の切り札なのか?
個人的に、このMSIでのツイステッド・フェイトが一番の罠ピックなんじゃないかって思うわ。
TFが強かった試合が一試合もないのに、ピック・バン率は大会全体で89%なんだよな(フィアレスドラフトでその数字はかなり歪んでるのはわかってるけど)。
特に変なのは、T1との試合では全8試合でツイステッド・フェイトがバンされてるってこと。BLGは毎回、青側の1巡目でバンしてた。
これ見ると、もしかしてFakerのツイステッド・フェイトがスクリムで大暴れしてるんじゃないかって思えてくる。他に理由あると思う人いる? 成功してるタリヤ、オーロラ、アニー、アジールより優先されてるの、ほんと謎。
カリスタについては、いろんなチームが使ってるのに一度も成功してない。単にカリスタはまったくダメージを出せてないし、全試合負けてるってだけ。特に言うことはない。
反応
- たいていの場合、TFやカリスタが組み込まれる構成自体がイマイチって感じ。つまり、ドラフトの段階でTFとかが弱くなるようになって、その結果としてピックされても活躍できてないって感じ。
例えば、ツイステッド・フェイトはダメージがすごく低いじゃん? だからチームにもう一人のキャリーが必要なんだ。ゴールドカードでスタンを入れた相手を、一瞬で溶かしてくれる存在が必要ってこと。
でも実際には、タンク対タンクのトップレーンみたいな構成で出されて、ウルトで飛んできてもただの小突き役にしかなってない。
あと、ほとんどの試合で、TFとかは格下チーム側にピックされてるのもあると思う。
もしFakerやChovyがツイステッド・フェイトを握ったら、なんで常にバンされてるのかが分かるかもしれないね。- MSI出場をかけたLCKの試合を見れば、どっちのチャンプもヤベえって分かるぞ。
- 「ドラフトがTFとかが生きるように組まれてない」って指摘はその通りなんだけど、正直それって優先度の問題を浮き彫りにしてるだけなんだよな。
TFなんて、普通に1stピックで出されることが多いし、実際に何回か青1で即ピックされてる。
それでいて、構成全体としてダメージが足りてないなら、それはもう明確に大問題だし、さらに言えばTFをそんなに早い段階で見せるのがもう失敗なんだよ。
敵に「このピック中心の構成を崩すようなドラフト&バン」をされて、こっちの構成が成り立たなくなる。そこが最大の弱点。
- ツイステッド・フェイトってチャンピオンは、Fakerの強みをすべて引き出してくれる一方で、彼のミッドレーナーとしての弱点を感じさせにくくしてくれるんだよね。
- マジでこれ。
Fakerはもともとレーンは犠牲にしてでも、マップ全体で味方のチャンスを作るタイプだし、ツイステッド・フェイトはそのプレイスタイルに完璧にハマってる。
パッシブでゴールドを補えるからレーンの不利をカバーできるし、ウルトでマップに圧をかけられる。
Fakerが求めてる要素が全部詰まってるチャンプなんだよな。 - ツイステッド・フェイトって、Faker本人が「絶対に習得すべきチャンピオン」だって言ってたやつなんだよな。
CSとマクロでのマップコントロール、その両方の重要さが全部詰まってる。
- ほんとそれ。でも正直、昔のFakerも恋しいんだよな。
いちいちマップ全体を動き回って味方にチャンスを作るんじゃなくて、ただミッドに集中して相手を圧倒して、敵がFakerを止めに集まってくる。
そのおかげで味方にファームの余裕が生まれるっていう、あの頃のスタイル。 - Fakerがそのスタイルをやめたのは、安定しないって分かったからなんだよな。
- 要するに、世界最高のマクロプレイヤーに、最高のマクロ系チャンピオンを渡したら、そりゃ強いでしょって話なんだよな。
- マジでこれ。
- ツイステッド・フェイトは、Fakerみたいなプレイヤーにこそハマるチャンピオン。
彼は毎試合、ミッドで不利なマッチアップを自ら受け入れてでも、プレッシャーを受け止めて、腐らずに他レーンに寄ってチームに貢献するスタイルを貫いてる。
Chovy以外のプレイヤーであれば、構成内にミッド以外にあと2人はキャリーがいないと、ツイステッド・フェイトはただの地雷ピックになる。
- カリスタが負けてる試合、全部ボットレーンのマッチアップで射程差がある構成に当たってる。
唯一「勝てそうだった」って言われてる試合――BLG対MKOI戦のカリスタ+レナータも、相手がアッシュ+ニーコだった。
カリスタは何度もナーフされてて、今じゃレーンで射程が長い相手に対して主導権を取れない。ドラフトがうまいチームは、フィアレスドラフトの3戦目や4戦目であえてカリスタを開けておいて、下手なチームが「カリスタ+レナータ出すしかない」って思って飛びついてくるのを狙ってる。
これはカリスタ自体がプロシーンで弱いってより、「サポートとの組み合わせの問題」なんだよ。
もしカリスタを出すなら、パイク、ブリッツクランク、スレッシュみたいなタイプと組ませないといけないし、しかもそのチャンプをちゃんと扱える選手じゃないと話にならない。
MSIでその3体のうち2体以上を高レベルで使えるのは、Duro、Keria、Kaelの3人くらい。
そもそもレナータが完全に地雷ピック。あれは本来ダイブ構成に対するカウンターとして価値があるのに、今はただカリスタとセットで無条件に出されてるだけ。
レナータは0勝5敗なのに、誰も「このピックが終わってる」って話をしてない。
その5試合すべて、カリスタのサポートとして出てて、当然のように全敗してる。
これはもう、各チームのコーチがマジでアホっていういつものパターンだな。あと2〜3パッチもすれば、ようやく問題がどこにあるのか分かってくると思う。
2025年のカリスタレーンで一番大事なのは、「相手ADCとのマッチアップ」じゃなくて「どのサポートと組ませるか」なんだよ。
- でも、じゃあなんで、なんでチームはカリスタ+レナータを無理にピックしちゃうんだ?
今の環境じゃ、昔みたいなレーンの支配力もないように見えるけど。 - レナータは、もともとカリスタと組む定番のペアだったからな。それに、プロチームや選手ってドラフトやメタの変化に順応するのが遅れがちなんだよな。
しかも今のメタだと、ケイトリン/ヴァルス/アッシュ/シヴィアにレナータを組み合わせたレーンは、カリスタにとって地獄みたいな相手になる。
だから、「カリスタをピックするならレナータもセットで出すしかない」って空気になってる。でも、本当はカリスタに合わせるべきサポートはニーコなんだよ。
ただ、ドラフトで「カリスタとニーコの両方」を同時に渡してくれるような甘いチームは、上位にはいない。
- でも、じゃあなんで、なんでチームはカリスタ+レナータを無理にピックしちゃうんだ?
- 今のメタに詳しくないから質問にははっきり答えられないけど、ひとつ重要なのは、ツイステッド・フェイトやカリスタが負けてる試合って、「相手があえてバンしなかった」上での試合ってこと。
つまり、相手チームは「この構成なら対処できる」って判断して、あえて開けてるんだよな。で、そういう構成相手にだけ成績が悪いからって、そのチャンピオン自体が弱いってわけじゃないと思う。
- 単純な話で、ツイステッド・フェイトってGenG、AL、T1、BLGの中で使ったのが1回だけなんだよ。
そりゃ負けてる側のチームしかピックしてないんだから、勝てるわけないよ。カリスタも同じような状況になってるんだと思う。
試合数が100とかいって、ようやくサンプルとして意味が出てくる。今の段階で勝率なんて見ても意味ないよ。たとえばツイステッド・フェイトが0勝15敗だったとしても、それが全部G2やMKOIがGenGやAL相手に出してる試合だったら、普通に最強チャンプの可能性だってある。
前に誰かが競技シーン向けに「調整済み勝率」ってのを出してたんだよね。
チームの実力差を考慮した上で、「本来ならこれくらい勝てるはず」って期待値と、実際の勝率を比較するやつ。
- カリスタはT1やBLGが使ったときでさえ負けてるんだよな。
G2対FURIA、G2対GAMみたいに、チーム同士の実力がそこまで離れてない試合でも、2回ともカリスタは負けてる。
ていうか、今のカリスタってチャンピオン全体で見てもかなり弱い部類だし、絶対に先出ししたり、射程が長いチャンプ相手に出すようなもんじゃないんだけどね。
どのチームもなぜかそれをやっちゃってるから、そりゃボロボロに見えるのも当然だよな。
- カリスタは今でもA〜Sティアの強さはあるよ。ただ、昔みたいに「即ピック安定」ってほどではなくなったのは、さすがにナーフの影響が出てる。
それでも、MSIトップ4レベルの世界クラスのチームが使えば、カリスタはとんでもない価値を発揮する。
カリスタ単体が強いというより、「サポートに無条件の回避手段を与える+強力なエンゲージを渡せる」ってのが大きすぎる。
- 今の試合で一番大事なのは、少数戦の強さだってことがハッキリしてきた気がする。
昔みたいにレーンフェイズをじっくりやるって雰囲気はあんまりなくて、レーンスワップが多いから、ツイステッド・フェイトの序盤のウルトも刺さりづらくなってて、チームをリードさせる動きがしづらくなってる。
で、そうなると何が残るかっていうと、集団戦でスタン入れるだけの微妙なミッドピックになっちゃうんだよな。
しかも今のメタは、6~7秒で決着つくような超高速の殴り合いばっかり。
ソロキューならTFはマジで強い。でも今のこの少数戦メタの中だと、時代遅れ感すらある。
カリスタに関しては判断が難しいな。
ピックされたチームが、レベル2の時点で変な判断して、体力削られたりウェーブを押されて終わる、ってパターンが多すぎて。
「結局何もできないまま試合終わる」みたいになってるけど、それがチャンピオン自体の問題なのかは、正直なんとも言えない。
- 大会で1試合見るごとに、その裏には何十試合ものスクリムがあるけど、そっちは俺たちには見えないんだよな。
ツイステッド・フェイトやカリスタが大量に出てくるってことは、どこかのスクリムで誰かがそれ使って相手をボコボコにしたってことだろうし、それ見たチームが「これ強いじゃん」ってなって、そのまま本番でも使うようになってるってことなんじゃない。
プランが崩れると挽回しにくそうでござる。
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