勝率0%のカリスタとTFにプロはなぜ固執した?海外でドラフト論争が白熱
- MSI2025でカリスタとツイステッド・フェイトがそれぞれ0勝10敗・0勝8敗という極端な不振に終わったにもかかわらず、高いピック率を維持していたことが、海外コミュニティで大きな議論を呼んだ。
- 「フィアレスドラフトによるチャンピオンプールの制限」や「スクリムでは強かったのでは」「過去の慣れ」など、プロが不調なチャンプに固執した理由について多くの推測が交わされている。
- 試合内容そのものへの不満も多く、海外コミュニティでは「逆転が少なく見応えがない」「第5試合になるほど質が落ちる」などの意見が相次いだ。
MSI2025では、カリスタとツイステッド・フェイトがそれぞれ10連敗・8連敗という惨憺たる結果に終わった。にもかかわらず、両者は30%超という高いピック率を維持。
勝てないのにピックされ続けるこの現象に対して海外コミュニティでは、「フィアレスドラフトの影響」「スクリムでの過信」「単なる慣れ」など様々な分析が飛び交っている。
果たして、このピックは愚策だったのか?それとも、今のメタの歪みが招いた当然の帰結なのか?
カリスタは28試合中35%(=出場28回)、ツイステッド・フェイトは53試合中66%(=出場53回)という高い出場率を誇ったが、結果はそれぞれ0勝10敗、0勝8敗という散々なものだった。これはフィアレスドラフト導入後のプロシーンにおけるドラフト思想を示す、なかなか興味深いデータだ。
これほどまでにパフォーマンスが悪かったにもかかわらず、なぜここまでチームがこの2体に固執したのかは理解しがたい。データ的にも、見た目にも酷かった。スクリムではうまくいっていたのかもしれない。あるいは単純に「慣れ」の問題かもしれない。どちらもリリース以降、ずっとプロシーンで使われ続けてきたチャンピオンだし、フィアレスドラフトでプールが狭まった結果、結局は馴染みのあるチャンプに戻る流れになった可能性はある。
カリスタとツイステッド・フェイトが特に目立っているのは確かだが、他にも出場数の割に勝率がひどいチャンピオンがいるのに、あまり語られていないように思う。
たとえばアーリは11試合に登場したが、勝てたのはたったの2試合。しかもその2試合はどちらも西洋チーム相手だった。
レナータ・グラスクは9試合中1勝のみ。しかもその1勝はザヤとの組み合わせだった。他の7試合はカリスタと、残りの1試合はヴァルスとの組み合わせ。つまり、問題はレナータではなく、むしろカリスタ側にある可能性が高い。Keriaのプレイを見ても、その仮説は裏付けられているように感じる。
もちろん、フィアレスドラフトという新形式への適応途中という見方もできる。Bo5でのチャンピオンプールの広がりに、まだ完全に慣れていないチームもあるのだろう。
ただ、視聴者目線で見たときに、明らかにパフォーマンスの悪いチャンピオンがピックされた瞬間、キャスターたちでさえ「これはヤバい」と口にし、観客も「敵がそれをピックしてくれて助かった」と安心してしまうような構図は、やはり楽しいものではない。
もう一点気になるのは、第5試合が一方的な展開になりがちという傾向だ。これもフィアレスドラフトの副作用かもしれない。個人的にはこの形式自体は支持しているが、現状では第5試合の頃にはチームのドラフトプランが完全に枯渇しており、プレイの質も落ちていて、最初から試合にならないケースが多い。
2025 Mid-Season Invitational/Champion Statistics – lol.fandom
反応
- そうそう、カリスタは間違いなく罠ピックだと思う。
ある選手は「サンプルが少なすぎる」って言ってたけど、ステージで0勝10敗ってのは、さすがに偶然じゃないでしょ。- その「ある選手」って、実はFakerのことだよ。
AL対T1戦のあと、Caedrelとのインタビューでそう言ってた。
- その「ある選手」って、実はFakerのことだよ。
- FakerとChovy、スクリムではツイステッド・フェイトで無双してたんだろうな。
カリスタに関しては、長いこと強かったせいで、エズリアルみたいな存在になっちゃったんじゃないかと思う。
つまり「どんな構成でもBランクくらいのピックにはなる」って感覚がチームにあって、練習量も十分だから大丈夫だろ、って感じで使われてたんだと思う。
- 一方的な試合展開についてだが、それはメタのせいだと思う。
今は数分ごとにオブジェクトを5対5で争わされるから、少しでも有利を取ったチームがそのまま試合を終わらせられる。
たとえばサイドレーンでじわじわ巻き返すみたいな時間は、もうないんだ。- ほんとそれ。昨日のシリーズも、毎回ネクサスを割る10〜15分前には勝敗が見えてた気がする。
接戦なんて一つもなくて、どの試合もリードを取ったチームがそのままスノーボールして終わってた。全5試合ずっとそう。 - 昨日が盛り上がったのは、5試合目までもつれたからであって、試合内容が熱かったわけじゃないんだよな。
ギリギリの攻防とか、大逆転しかけてからの逆転負けとか、G2やMKOIがネクサス寸前まで迫ってからの敗北とか、最後まで拮抗した展開とか、そういう試合は他にいくつもあったけど、決勝戦には一つもなかった。
5戦目までもつれたのは嬉しいけど、内容は全然接戦じゃなかった。 - 「第5試合が一方的だったのはドラフト差のせい」って言ってる人たちは、あんまり深く考えてないと思う。
今回のMSI、そもそも全体的に一方的な試合が多かったんじゃないか。
はっきりした理由はわからないけど、今のアタカンがぶっ壊れてるのが一番の原因っぽい気がする。 - 「第5試合が一方的になるのは、使えるチャンピオンが限られてチームのアイデアが尽きるから」って話、たしかに一理あるけど、それってフィアレスがまだ新しいってのも大きいと思う。
時間が経てば、各チームが広いチャンピオンプールを求められる状況に慣れてきて、今ほどの問題にはならなくなるはず。
- ほんとそれ。昨日のシリーズも、毎回ネクサスを割る10〜15分前には勝敗が見えてた気がする。
- 今のLoLって、戦闘に寄りすぎたゲームデザインになってる気がする。
チームの基礎がしっかりしてるから、一度取ったリードをほとんど維持できちゃう。
だから負けてる側は「オブジェクトを諦めるか、無理して戦うか」の二択になるけど、結局どっちに転んでも強いチームが有利なんだよな。
2019年のG2がやってたみたいなマクロ重視のスタイル、T1にバロン取られまくっててもなんかしらんが勝ってたやつ、ああいうのは、今の環境じゃ通用しない。
今は、すべてのオブジェクトに対して早い段階からガンガン戦う姿勢がないと話にならない。
- サイオンのスタッツはどうなってる?出てきた試合全部勝ってたような気がするんだけど。
- 15試合で9勝6敗。他のチャンピオンのデータは投稿内のリンクから見られるよ。
- 15試合で9勝6敗か。
勝率60%だけど、体感ほど圧倒的ってわけでもなかったな。
- あと、ヴァイがMSIで勝った試合って、たしか全部Canyonが使ったときだけだったと思う。
他のプレイヤーが使った試合は、全部負けてたはず。- それは違うよ。ヴァイは7勝10敗で、そのうちCanyonの勝利は3回だけ。
- ヴァイはマジで微妙。突っ込んで死ぬだけ。勝ってる試合もヴァイのおかげじゃなくて、Gen.GとCanyonが強いだけ。
俺ならヴァイよりウーコンを選ぶね。
それとレルについて誰も語ってないけど、まともに使いこなせるやつがいない。最後に上手いレル見たの、たぶんOnerだった。
Keriaの試合でひどかったやつ、だいたいカルマとレルだった印象あるわ。
Source: Kalista and Twisted Fate end MSI 2025 with a 0% winrate over 10 and 8 games respectively
この借りは返すのでござろうか。
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コメント
こいつらいつも文句しかいわねえな!
渡すとボコられるから取り上げたんじゃね?
>カリスタは28試合中35%(=出場28回)、ツイステッド・フェイトは53試合中66%(=出場53回)という高い出場率を誇ったが、結果はそれぞれ0勝10敗、0勝8敗という散々なものだった。
機械翻訳のせいで意味不明な文章になってるな
MSIは全80ゲームだった
カリスタはバン18回、ピック10回で80ゲーム中28回登場 バンピック率35%
TFはバン45回、ピック8回で80ゲーム中53回登場 バンピック率66%