用語集

アウトプレイ [outplay]
相手よりも上手にプレイすること。相手を上回ること。eスポーツでは、華やかで衝撃的なプレイを指すことが多い。
― 敵5人全員にバードのウルトを当てるなんて、アウトプレイだね。
― Fakerがまたアウトプレイを見せた!
インティング [inting]
意図的に倒されること。許容できないほどデスすることも含む。ゲームを台無しにする迷惑行為の場合だけではなく、一部のチャンピオンでは運用方法の一種であることもある。
― 昇格戦なんだ、インティングはやめてくれ!
― インティングサイオン懐かしいな。
インベード [invade]
敵陣に侵入すること。特にゲーム開始直後に、敵陣ジャングルに侵入することを指すことが多い。ブリッツクランクやスレッシュなどのフック系チャンピオンがいるときに試みられることが多い。成功すればキルに繋がるため、序盤から有利を築くことができる。モンスターが沸いてからインベイドする「レイトインベイド」などの派生戦略が存在する。
― 敵にスレッシュがいるから、インベードに気をつけて!
― 5人揃っていないなら、インベードは危険だ。
オートアタック [auto attack]
通常攻撃のこと。頭文字を取ってAAと略記されることが多い。
― ライズはコンボ中にAAを入れることが重要だ。
― AA⇒Q⇒AAがトランドルの基本コンボ。
カイト [kite]
引き撃ちのこと。語源は凧揚げ。AA⇒移動⇒AA⇒移動……と細かく繰り返すことで、相手に距離を詰めさせずに攻撃し続けること。マークスマンの必修テクニックとされている。カイティングとも表現される。
― カイトが上手くて近づけないや。
― カイトされる前にCCを入れてくれ。
キャリー [carry]
試合を勝利に導くこと。試合を勝利に導く役割を持ったチャンピオンやプレイヤー。勝利という目標に向けて味方を運ぶ(キャリーする)ことが語源とされている。「ダメージ」などの言葉と結びついて、ダメージキャリー(チーム内で最もダメージを出すことを期待された役割)のように使用されることも多い。
― この試合は俺がキャリーしてやるぜ。
― キャリーから先に落とすぞ。
グラスキャノン [glass cannon]
高火力だが柔らかいチャンピオンのこと。ガラスのように脆い大砲という意味から。
― APソナはグラスキャノンの典型。
― グラスキャノンを扱うには高いメカニクスが必要。
ジューク [juke]
敵を欺くために、偽の動きをすること。
― うまくジュークして逃げることができた。
― BoxBoxのジューク。
スロー [throw]
試合の有利を投げてしまうような油断したプレイや判断のこと。ワンプレイで流れが変わることもある。
― 見よ、これがNAバロンスローだ。
スプリットプッシュ [split push]
ゲーム中盤以降、味方と手分けして、1人でレーンを押すこと。敵が防衛しなければならないレーンが複数になるため、揺さぶりをかけることができるなどのメリットがある。中盤以降の戦術としては基本的なもののひとつとされている。1-3-1、4-1などの派生戦術がある。しばしばスピリットプッシュと誤って呼称される。
― トリンダメアはスプリットプッシュが得意なチャンピオン。
― スプリットプッシュが得意なチャンピオンを練習すれば、ある程度まではランクを上げやすい。
スマーフ [smurf]
上級プレイヤーが低レベル帯で初心者をいじめること。サブアカウントが利用されることが多い。
― 敵のリー・シンは多分スマーフ。
― スマーフで食う飯はうまいか?
ティルト [tilt]
良くない結果を招く行動を繰り返し行ってしまう精神状態のこと。頭に血が上っており冷静ではない状態であることが多い。
― ティルトしないことは、このゲームの奥義にしてもっとも困難な挑戦。
― てめー、俺のどこがティルトしてるっていうんだよ!!!
敵のヤスオ [enemy team yasuo]
上手なヤスオのこと。上手な味方のヤスオは、「味方の敵のヤスオ」と表現する。同義語に敵のヴェインがある。
― やっぱり味方のヤスオは味方のヤスオだ。
― 味方のヤスオが敵のヤスオになったから、この試合勝てそう。
ピール [peel]
味方を敵から守り、引き剥がすこと。サポートやタンクの役割であることが多い。
― ジャンナのスキルはすべてピール性能が高い。
― ソロキューではピールなんか期待してはいけない。
フリーズ [freeze]
ミニオンウェーブの衝突位置を、自分の有利な地点で固定すること。うまくいくと、相手はミニオンに触れず、場合によっては経験値を吸うこともできなくなる。
メカニクス [mechanics]
操作技術のこと。
― メカニクスだけでは、決してよいチームプレイヤーにはなれないことを、彼は証明してくれた。
― メカニクスが低いなら、マクロの知識で勝負しよう。
GG 
Good Gameの略語。ゲーム終了後に「良い試合だったね」と対戦相手や味方を労う言葉。日本語の感覚では「お疲れさまでした」に近い。ゲーム終了時に使用する言葉という側面が強調され、ゲームを諦めたことの宣言や、ティルトしたことの表明として使用されることも多い。GGWP(Good Game, Well Played|良い試合だったね、上手だったよ)という派生型もある。
― ダリウスがまた死んだ。GG。
― スマイト忘れた。GG。
OP 
Over Poweredの略語。強すぎること。並外れていること。
― 今ミッドヌヌがOPと去年の俺に言っても信じないだろうな。
― このゲームで一番OPなのはミニオン。