以下、Korizon EsportsのAshley KangによるNuguriへのリモートインタビュー。
長いので適宜省略。悪しからず。
Ashley Kang
皆さんこんにちは、Korizon EsportsのAshley Kangです。今回はDAMWON Gamingの前Topレーナー、そして世界選手権優勝者でもあるNuguri選手に、2020年の終わり、そして2021年に向けてのインタビューを行いたいと思います。
こんにちは!
Nuguri
こんにちは!
皆さん、Nuguri選手がどう過ごしているのか気になっているかと思いますが……いかがでしょう?
韓国の自宅に着いて、リラックスしてだけいます。
ソロQはもちろん、LoL以外のゲームもやっていると聞きましたが。
帰ってきてから、そこまでLoLはしていませんね。Warcraftと……最近発表されたブラックサバイバルってゲームがあるんですけど、とても面白くて。こればっかりです。とはいえ最近はLoLに戻ってきてますよ。
現在のTopレーンについてどうお考えでしょう? タンクが支配していますが。
サンファイア イージスが全て兼ね備えていますからね。CDR、AR、MR、体力、ダメージまで。ナーフされたとは言え本当に強いアイテムですよ。昔はタンクへのカウンターもあったんですが、今はそんなチャンピオンでもきついですね。
攻撃的なピックを好んでますよね。今のメタで鬱憤が溜まっているのでは……
去年なんかはタンクも使ってきましたからね。タンクメタだからといって不満だったりはしませんよ。
世界選手権を終え、DAMWON Gamingも離れ……まずは世界選手権から聞きましょうか。振り返ってみていかがでしょう?
未だに現実とは思えませんね。宝くじに当たったみたいな。去年が最後のチャンスだと思ってましたから、本当にラッキーだったのでしょう。チームメイト、そしてコーチに恵まれましたよ。
何か、特に印象深かった瞬間などは?
決勝戦ですね。4ゲームを通じて、いいパフォーマンスを披露できるという自信がありました。優勝できて本当に嬉しかったです。あと3ゲーム目、ダイブされたものの非常に冴えてて上手く捌けたシーンがありましたね。それが記憶に残っています。
ケネンをピックした試合ですよね。ファンの方々の脳裏にも焼き付いているのではないでしょうか。とはいえ、簡単にはいかない試合でした。対面のBin選手は絶好調でしたし、あのペンタキルは本当に印象深いものでした。彼についてはどうお考えでしたか?
スクリムした際も感じていたことなんですが、すごく細かいところでも、レーニングが本当に上手いんですよ。圧倒的です。
フィオラについては……ちょっと浮いてるな、と思っていましたね。単純に予想していませんでした。ですがゲーム後に皆でディスカッションをして、これこそ相手の用意していたものなのかも、と思いました。
Bin選手は18歳ですよね? 本当に若い。将来が楽しみです。来年はおそらく中国に行くでしょうから、彼とまた戦えると思うと震えます。中国で、彼から多くのことを学びたいですね。
衝撃発言が飛び出ましたね(笑)優勝セレモニーはいかがでしたか?
勝ってから少し間があったので、落ち着いてはいましたね。ネクサスを破壊した時……いや、セカンドタワー、インヒビターを破壊した時に一番興奮していました。まさに世界がひっくり返った瞬間ですよ。
どんな変化が?
プロプレイヤーとして、良いキャリアを歩みたいなと。内面的にも外面的にも変わったと思います。
では世界選手権について最後に、最も後悔していることはありますか?
うーん……後悔? 中国のスーパーサーバーでもっとレートを上げたかった……くらいですね。中国には遅れて到着したので、一歩遅れてのスタートだったんです。
Nuguri選手らしいですね(笑)非常に上手なプレイヤーが集まっていますし、楽しめたのでは。
ジャングラーが本当にガンクしまくるんですよ。あとは極めているOTPが多かったですね。Topレーナーも格別に上手で、優秀だったり、特定のチャンピオンに長けていたり……超上手いフィオラOTPが何人かいましたね。
優勝して、韓国に帰ってきて、Canyon選手とMinecraftで遊んで……
恥ずかしいですね(笑)
DouYuでの配信を皆楽しんでいましたよ。Canyon選手と家を建ててましたが……作り終わりましたか?
最初、韓国に戻る前Minecraftに誘われたんですが、絶対やらないって断ったんですよ。結局やることなくて始めたんですが……思ってたより全然楽しかったです! 自分の家も建てれましたしね。ちょっと薄っぺらいんですけど。
さて、そうして交渉期間へと入り、DAMWON Gamingとの契約も終わりました。多くのファンが存続を望む中にFA宣言を出されましたね。
FAってどんなものか、体験してみたかったんですよ。今まで体験したことがなかったので、自分の市場価値がどんなものなのか見てみたかった。慌ただしかったですね。本当に何度も話し合って、風見鶏みたいになってて。最終的にはDamwonに戻るかLPLに行くかで、ギリギリまで考えていました。
選択を終えて振り返ってみると、ファンの皆さん、DAMWON Gamingに残っている4人、今の自分がここにいるのは彼らのおかげだなと。足りない部分がたくさんあって、そこを他の選手やコーチ達が補ってくれた。来年自分がいる場所は、彼らが作ってくれたものなんです。他にも、Challengers KoreaとLCKでプレイした2,3年。The DWG Army(DWGファンの総称)達に支えられてここまで来れました。一部ではこの選択を後悔している自分もいます。FAを出したのは初めてですし、ある意味「未熟」な部分もありました。とはいえ、決まったことは決まったこと。プロゲーマーとして全力を発揮したいですね。
来年が終わって、まだ実力も残っていたら……またCanyonと一緒にプレイしたいです。彼のキャリアは僕と始まりましたし、本当に長い間一緒なので、お互いのプレイスタイルをよく把握していますからね。とっても楽で、言葉もあまりいらずに、互いの考えがわかるんです。わかりませんけどね、もしかしたらまたいつか再会できるかも。
ちょっとそれてしまいましたが、言いたいことは……ファンの皆さん、そしてそのサポートには本当に感謝しています。そしてごめんなさい。ですが、来年もプロとして全力を尽くします。どうか見守っていてほしい、それだけです。もちろんDAMWON Gamingも応援してほしい。
僕は中国で競い合うことになるでしょう。Bin選手やTheShy選手……LCKにも素晴らしいTopレーナーがたくさんいましたが、それはLPLでも同じです。369選手、Zoom選手。頑張って腕を磨いてきます。楽しみですね。
Bin選手、TheShy選手……まさに鍔迫り合いと言ったような、白熱するマッチアップをより見せてくれると? TheShy選手については、来年どんなADCを引っ張り出してくるかわかりませんが……アッシュをスパムしてるのを見ましたよ(笑)
アッシュ上手いですからね(笑)相手との間合いを把握するのが上手なんです。彼のマッチ履歴を見る度ワクワクしていますよ。アフェリオスを使っているのを見て、自分も考えたことまであります。
何はともあれ、「中国へ行く」ということがNuguri選手を奮い立たせている一方、それを明言されて落ち込むファンの方々もいるかと思います。LCKとLPLは近いのもあり、毎年多くのプレイヤーが移籍しますね。ですが、Nuguri選手の噂が流れ始めた時……ここまでファンが悲しんでいるのを見るのは珍しかったくらいです。Damwonのファンのみならず、LCK自体のファンもです。
先程も述べたとおり、自分が今ここにいるのはファンの皆さんのおかげですし、それこそがその理由だと思っています。本当に応援してくださっていて、その結果として移籍によりがっかりさせてしまって。
Nuguri選手は本当に魅力的ですからね。いつも目を引くプレイを見せてくれます。
(笑)
なんで笑ってるんですか、本当ですよ!
2019年の記憶が急に蘇って(笑)
一体どうして……? 今年でも、まさにTopレーナーといえばNuguri選手、というような活躍を見せてくださったと思います。素晴らしいインタビューを答えてくださったのもあって、ファンの方々はLCKの期待の星として、ずっとここにいるものだと思っていたのかもしれませんね。
いやあ……ここで何か言うのも難しいですね。この話になってしまうと、申し訳ないとしか言えなくて……。
とはいえ、ファンの方々はこれからもNuguri選手を応援してくださると思いますし、同時にNuguri選手もそう願っていると。
そうしてくだされば、本当に感謝でいっぱいです。
「自分はもうDWG Nuguriではない」ということで感傷に浸ったりはされるのでしょうか? かなりの間DAMWONにいましたよね。
午前2時や3時に感傷的になることはあります。正直、少し怖いんです。みんなが僕を見て、「本当にそれでいいの?」って思うかもしれません。自分の性格については、誰よりも自分がわかっていますから。
どういった性格なのでしょう?
異国の地への慣れれるかどうかですね。かなり内向的ですし。僕自身、本当に悩んでいるし、緊張もしています。
LPLにおいても、いいパフォーマンスを発揮しなければいけません。強いチームがたくさんありますしね。来年は自分は挑戦する側だと思っています。来年どうなるか、それが自分の限界を決めるのだと。
Nuguri選手のみならず、今年はDWGの各選手、皆が輝いていたように思えます。しかしチームメイトが変わり、また実力を発揮できるか……自分を試すということですね。以前「1回優勝するのは運がよかっただけかもしれないけど、2回優勝できたらそれは真に優れたプレイヤーだ」ともおっしゃっていましたね。
まさしくそのとおりです。
さて、もしよろしければDAMWON時代を振り返りたいのですが。
もちろん、いい思い出ですしね。
まずは中学時代、Nuguri選手は「The Legendary Furnace」という名前でブラッドミアをスパムしてましたね。
え、それを知ってるんですか? その名前を出す必要ありましたか???(笑)ちょっと恥ずかしいですよ。
(笑)じゃあそこまでは遡らず……2019年、ESPNでのインタビューを行いましたね。2018 KeSPA Cup、SKTを破った後でした。LCKの第1シードとして世界選手権に出場したいとおっしゃられてましたが……
ほんとに?
世界選手権出場が目標? と訪ねたら、優勝が目標だと。
そんなこと言ってたんですか? いやあ、野心的だったんですね。自分がそんな事を言ってたなんて想像できないな……。
黒いDAMWONのユニフォームでしたね。
多分僕のことなんでしょうね。でも知らない人みたいだな……。
当時、Nuguri選手はどんな選手だったのでしょう?
ああ、思い出してきました。そこまで変わってないような気もしますね、ほとんど同じです。周りの方々の助けもあって、様々な面で成長できました。特に、チームでゲームをするという意識ですね。
ですが、精神面においてはそこまで変わっていないような気がします。あと……当時は今より「ヤバいTopレーナー」だったんじゃないですか?(笑)
日々ちょっとずつ変わり続けているのもあって、自信の変化に気づけないのかもしれませんね。
Nuguri選手はいつも、Topレーナーがどうあるべきか、具体的な図を描いているかのように思えます。それはどういったものなのでしょう? あ、私もTopレーナーなんですよ。
「もっと上手くできたはず」なことについていつも考えているからかもしれませんね。自分にとって「理想のTopレーナー」というのはゲームメイクして、チームを勝利に導いて……というものなんですけど、そこまで出来ていません。
実際Damwonでは、上手く行っていればゲームメイクは他の誰かがすることが多くて、自分は役割を与えられてそれだけで勝ててしまって。それ故に「理想」で終わってしまっているのかも。
多分コーチ陣はこういうの嫌いでしょうね(笑)「NuguriがTop論について語り始めて、明日のスクリムで急にルシアンをピックし始めたらどうしよう?」
自分のプレイでダメだったところにこだわってしまうので、こういったことばかり考えてしまうんでしょうね。インタビューをされるたびに気付きますよ……。
完璧なプレイに見えていても、もっとうまくやれた部分や後悔のあるプレイについて話してくださりましたね。VODをよく見直すとも聞いています。ずっと、自分のハードルを非常に高く設定しているのでは?
むう……そうですね。いつでも、自分のプレイは思ってたより全然下手だと感じているんです。しかも、最近は理想へ追いつくための努力も欠けてきているように思えているんです。運が良かった、といったのもここにありますね。チームメイトが埋め合わせをしてくれましたから。来年はこれにより取り組みたいという思いがあります。
僕とCanyonは非常にいいシナジーを発揮していましたね。彼は常にもっと上手く出来たかもしれなかったことを探していて、その上で改善しようともしています。僕もそんな彼を見て多くのことを学びましたし。いつもそんな事を話していました。
チーム全体として、努力していることで雰囲気も良くなり、優勝へと繋がったんでしょうね。
本当に時間をかけて、一つまた一つと改善していましたね。
2020年、最初はNuguri選手のゲーム像は「大きなゴールド差を付けて、カミールやブラッドミアで1v3」みたいなものだったかと思います。ですが、メタが変わってプレイスタイルも変わり、DAMWONの勝率も上がりました。こういった変化に悩み、議論もしていましたね。
当時は、ゲーム中ですら自分のプレイに疑いを持っていました。自分のプレイが正しいかどうかもわからずに、プレイしていたんです。理想のプレイはあるのに、コールはそれと違う。下手になったと感じた時期もあったんですが、コールどおりにプレイすると勝てるんです。
とても葛藤していましたね。「自分の考えは本当に間違っているのか?」って……正直、自分は正しいと思っていましたから。自分が間違っているのか、チームとしてまとまってないせいで上手く行ってないのか……ですが、結果を見て考えれば自分が間違ってるんです。チームメイトに合わせようと調整し、結果として優勝までいけたんです。
今後で不安になることがあって、「抑えてくれる人」がいなかったらどうしよう? ということがあります。今年はDWGのコーチがいたんですが、来年はいません。新しい環境でもうまくやっていけるのか……。
本当に多くのことを考えてきたのですね。チームのプレイスタイルと自身のものとの板挟みになって…DAMWONとして、記憶に残っている試合や瞬間はありますか? Challengers Korea時代でも。
じっくり考えれば思いつくかもしれませんが、今はそこまで……1つを選ぶことはできませんね。
昔のことだからかもしれません。DAMWONでは、つらい時期もあって……でもどれもいい思い出です。どのゲームも楽しくて、緊張していたこともあったかもしれませんが、何度も勝ってきて、特に夏には。だからなにか選べと言われても……どの瞬間も楽しくて、全部良かった。そうなっちゃいますね。
続けて、後悔しているものはありますか? 同じような答えが返ってくる気もしますが……
後悔……ソロキルされたときとかですか? あとはミスがとんでもないことへ繋がったときとか。
自分のミスが20%から30%くらいなら、それは忘れて自分のすべきことをやるのですが、40%から50%までいったら……未だにこういう場合は申し訳なく思っていますね。
また、特にスクリムでは「自分のすべきことをする」という傾向があって。それを遂行しようとしすぎたばかりにチームメイトに負担を強いていたことがあったんです。
それはピックですか? それともプレイスタイルが……攻撃的すぎたりでしょうか。
後者が多かったですね。思うままにプレイしていて(笑)ごめんなさい……。
次に行きますか(笑)試してみたいチャンピオンなんかはありますか?
ブラッドミアですね。
いつもそう言ってませんか?(笑)
ええ、本当にブラッドミアを使いたいんですけど……今シーズンは難しそうですね。正直、今年もブラッドミアを練習していたんですよ。
ピックされることはありませんでしたが。
チームに負担をかけすぎるな、と思って……どこかで使いたかったんですが、使えなくて。本当に悲しいです。
アマチュア時代から、始めに名を馳せたのがブラッドミアですしね。
ブラッドミアには色んな思いがあります。ねこばばブラッドミアを使っていたときは自信に溢れてましたね。あれなしでは本当に難しいです。
Nuguriの名がどう広まったかご存知ですか?「ねこばばTopレーナー、Nuguri」としてですよ。
当時は「ゴールドで差をつけろ」と意気込んでたんですが……現在は本当に厳しいですね。だからこそ、今でも練習してるんです。いつか本番で見せたいものですよ。
ここまで色々と話してきましたが、以前のチームメイトはどう反応されたんでしょう?
彼らは……Sadgeって。上手くやってこいよ、とか。そこまでちゃんと覚えてないんですが、「頑張れよ」「もしかしたら来年また会うかもな」くらいで、お互いに応援しあいました。ありがちなシチュエーションを想像してくだされば。
一番悲しそうにしていたのはどなたなのでしょう? それとも全員「GG、次行くか」って?
Ghostですね。本当に愛想のいい人でしたから、たくさんアドバイスしてくれて、「本当に心配してる」と何度も。最近も会って色々話しましたね。
どこへ行くかはまだ知りませんが、Nuguri選手のチーム、そしてDamwonがどちらもうまくいけば……世界で出会うことになりますね。
もちろん、あるでしょうね。
変な感じですか?
考えてみてくださいよ、KhanとレーニングしてたらCanyonがガンクしてくるなんて。ちょっと後に、ShowMakerもロームしてきて。手加減してくれるといいんですが……。
これから何が起きるかはもちろんわかりませんが、是非実現させたいですね。そして昔を思い出して手加減してくれれば。
最初から聞きたかったことが1つ。Nuguri選手は移籍を「挑戦」で、ワクワクしてるとおっしゃっていましたが……一番大きな要因は何なのでしょう?
先に述べたように、色々と考えていました。一番大きな理由としては、自分もいずれ去ることを考えると今のうちに挑戦したほうがいいと。
では、その際に生まれた後悔は?
チームメイトたち、そしてファンの皆さんですね。DAMWON Gamingは今年本当に調子がよかったものの、実際に、リアルで顔を合わせることは出来なかったんです。
春夏のLCK Finals、そして世界選手権、どちらも会場にファンの皆さんは来れませんでしたから。いつも見守ってくださって、手紙などを送ってくれたりもしたんです。おっきな箱が届いたりもしました。
会場で会えなくとも、そばに居てくれたような気がします。配信で交流したりもしましたしね。皆さんとの交流に時間をかけていたこともあり、感謝の気持ちも大きいです。
決勝戦のような大事な試合中は、舞台から皆さんが見えたらなあとも思いましたが。まあ、しょうがないことですね。
配信中に贈り物を開封していたこともありましたね。ウサ耳のついた帽子でした。
すごい前のことですね! ファンの皆さんから贈り物を受け取り始めた頃だったかな。
印象に残っている物はありますか?
手紙ですね。とても気持ちがこもっていて、しかも達筆な手紙があったのがとても印象深いです。
贈り物については、たくさんありますね……今ですら、いくつかは机に飾ったりしています。
見せていただけますか?
どうぞ。
アライグマですね!
そしてこれがCanyon(ホッキョクグマ)、彼からくすねてきましたよ。3人います。
他にも、健康に気をつけてほしいとのことで手首のエクササイズキットをもらったり。どれも心に残っています
さて、来年の目標はズバリなんでしょう?
もちろん、世界選手権の優勝ですね。2度優勝することで、自分を証明したいんです。ゲーム内においても、外においても選手として堅実でありたい。
堅実、というのは具体的には?
色々ありますね……文字通り「堅実な」人なんですよ。地に足のついていて。でも説明が難しくて……今年感じたことや経験を組み合わせて、より強固にするといったような。これまで話してきたことを想像してくだされば。
DAMWONのチームメイトだった選手たちに一言、お願いできますか? ちょっと恥ずかしいでしょうか……
自分流にやりましょう。チームメイトのみんなへ、みんなとプレイできて幸せでしかなかった。僕の欠けている部分を埋めてくれて、本当に感謝している。だからこそ今、さらに申し訳なく感じてもいる。みんな上手だから来シーズンもうまくやれると信じているよ。僕を助けてくれたように、自分たちのすべきことをしている限り大丈夫でしょう。正直そこまで心配はしてません。いい結果を出して、願わくば世界選手権、決勝で会いましょう。そしてよかったら勝たせてください(笑)
もし対面することになったら、ShowMaker、手加減してね。TFでロームなんてしないで欲しい。Canyonも、そんなにガンクしないでいいから。
全員にコメントすると本当に長くなっちゃうからこの辺りで……LoL以外でも、ずっと一緒にいてくれてありがとう。これからも連絡し合おうね。
もう決勝前にどんな映像が流れるか見えましたよ。ShowMakerがイケてる音楽とともにやってきて……「Nuguriが去ってから、ずっと彼を倒そうとしてきた」「リベンジの時は来た」って。そしてゲーム内で彼は2020 DWGのエモートを出すんです。
ああ、彼は200%やりますよ。まあまずは決勝まで進まないとですが……。
ん、チームメイトにしかコメントしてませんでしたね……コーチの方々にも感謝しています。
Daenyコーチ……今はヘッドコーチですがコーチの方がしっくり来ますね。多くのことを学びました。とても愉快な人で、周りの人にエネルギーを与えてくれる人です。優勝の立役者とも言えるでしょう。
Zefaヘッドコーチはレーニングについて細かく助けてくれました。自身が元プロなこともあり、まさに的確なフィードバックをくれたんです。1v1でフィードバックしてくれたこともありましたが、これは「死の国」と呼ばれていましたね。
2人ともT1に行きましたが、そちらでも上手くやれることでしょう。心配していませんが、もし戦うことになったら手加減してくれるかな……。
これこそ、Nuguri選手の力の源なのでしょうね。周囲の人間から、常に観察して学ぼうとしている。
自分に人として足りない部分が多くあるからでしょうね。繰り返しになりますが、運がいいんですよ。すごい人がこんなにたくさん周りにいて、学ぶことができるなんて。
ではNuguri選手、ありがとうございました!
ありがとうございました。
翻訳者: おおきいルル
やはりLPLでござるな。
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コメント
ほう…(多分mobaの方の)ブラサバかあ 詳しく
KhanとレーニングしてたらCanyonとShowmakerがガンクしにくるトップレーンなんて、俺だったらまともに立つことすらできない
それは…凄すぎるね笑
それでもLoL星人なら…LoL星人Nugiriならきっと何とかしてくれる…!
それのnuguriバージョンが今年のDWGだったんだよなあ
この世の地獄
今年の相手からしたらnuguriとレーニングしてたらcanyonとshowmakerがガンクしてきたわけだ
普通のプロだとnuguriとのレーニングですら耐えられる人がそれほどいないだろうに最高レベルはとてつもなくレベルが高いわ
あんな豪快なプレイすんのにまじで繊細で真面目な人なんだなって感動した LPLいっても頑張ってほしい
動画の風見鶏のあたりのジェスチャーも可愛いし
インタビュアーや中国でも愛されるの分かる
来期はLPLJapan(上位のみでも)必要じゃないですか?
某Rさんの負担が半端ないけどLPL大好きおじさまなら本懐かも
Nuguriがdwgを離れるのは悲しかったけどインタビューの内容を見ていたらワクワクしてきたね LPLでの熱いトップレーナー対決に期待してる
他のインタビュー見てもわかるけどすごい聡明な人だと思う
プレイスタイルからは想像できないが
2019のWCSから1年で内面的にもとても成長したんだろうね
LPLに行ったらこんなインタビューや配信は観られないのかな…
FPXならDoinbが配信してくれるだろうけど
FPX Nuguri誕生か
昇格したときから応援してたからLPLでも頑張ってくれよ
LPLのtopレーナーは筋力あるの多いから頑張ってほしい
「強い奴に会いに行く」を地で行ってて格好いいな
プロだから収入がついてくるのはしゃーない
Binとのマッチアップまた見れるなんて楽しみだぜ
死の国草
変態ねこばばbruiser新人の頃とはやっぱり変わってるんだな
忍者さん翻訳ありがとう!
自分で内向的って言ってたけど、インタビュー中のNugiriの笑顔や落ち着いた受け答えで
自制できてるなーって感心した
英語は苦手だったらしいけどCN語は頑張って欲しいね
SNのWCSドキュメントも公開されて観たけど、決勝決まった瞬間に「Nugiri!Nugiriだ!」って言ってたから(showmakerには言及なし)LPLにとってもNugiriは特別な選手なんだなって嬉しくなったよ
こちらも紹介してくれたら嬉しいでござる!
記事でめっちゃみたい
準々決勝前日にあんなことになっていたとは…衝撃だったでござる
各選手・コーチのインタビューも必見
これどこで見れるんだろ?誰か知りませんか?
https://www.youtube.com/watch?v=mTTOnZPVd-M&feature=youtu.be
2020全球总决赛SN纪录片《少年之狮》| SN Worlds 2020 Recording
Worldsを複数回優勝したプレイヤーはいても複数のチームをWorlds優勝まで導いたプレイヤーはいない
Nuguriの新たな挑戦が成功すればそれは歴史が動いた瞬間になる
Dukeさんは無かったことに…
導いたかどうかって言われたら導いてはないな。。
バス選びの神Duke
制御が効くtheshyって感じ
そりゃ世界取るわ
the shyはカリスタやルシアンジェイスを出し続けたけど、nuguriはオーンやセトもトップクラスに上手いのがすごい
khanとレーンしてたらガンクが〜の所で想像したら目頭が熱くなったでござる。
おじさん楽しみでござ。
Nuguriにまでインタビューなんて……忍者本当に何者なんだ!?
直接のインタビュー記事ではなく翻訳の記事だよ
うまくチームとコミニケーション取れるようにがんばってくれ
Canyonへのプレゼントもねこばばする男
英語はともかくスペイン語の字幕作られてて草
熱心なファンがいるなw
キャリー系が得意な筋力プレイヤーなのにルルセトオーンも完璧に使いこなせるってほんと最高のTopレーナーだよね
来年も今年並みのパフォーマンス維持してworldsでかっこいい所見せて欲しい
Canyon好きすぎない?
The Legendary Furnace 草
nuguriがコールに従うと勝てるっていってる話でdwgでコールしてるゴーストの偉大さを知る。
優勝後初のインタビューをLoL忍者が独占したのかと思った
さすがにないと思いつつちょっとありえそうなのが怖い
Nuguri sofm doinbとかいう癖が強すぎる並びになるんだとしたら本当に面白い
NugiriとSofMが組んでる試合を観たいねえ、本当に観たい
SofMの上と下の発音はSwordartが聞き分けづらくて大変だったらしいから
チームでどんな工夫するか楽しみ
Doinbは大変だろうけど試合中にUziのご機嫌も直せる彼なら出来そうだ
MVPはCanyonとかに譲ることが多かったけどNuguriはいつでもDWGの主役だった
本当に寂しい
>>
1回優勝するのは運がよかっただけかもしれないけど、2回優勝できたらそれは真に優れたプレイヤーだ
3回優勝したらそれは神ってことでいいのかな
めっちゃいいインタビューだった
役割を果たすと勝てちゃうから自分を証明するために外に出るって流れに読めたな
チャレンジャーだなぁ
Faker配信から問題になった中国や韓国のソロQ賭博の取締で
巻き込まれた可能性が高いDoinbやTianがKRアカウント停止中らしいけど
NugiriがLPL参加するまでには解決してて欲しい