マッチアップ
かなり厳しい
トゥイッチ:相手の望むままにトレードを起こすことができる。キルされてしまいそうなら、コントロールワードから離れないようにしよう。アサシンしようとしてくるなら、逃げるためのゲイルフォースがおすすめだ。
スウェイン:botに来るメイジは誰でもキツい。足も遅いし、スキルを当てやすいからね。しかもこちらの素の魔法防御は下から2番目、ユーミの次だ。スキルを避けるために靴を急いでアップグレードしたほうがいい。メイジも自分同様に足が遅くCCを受けやすいため、サポートやジャングラーと共に行動するようにしよう。
厳しめ
ミス・フォーチュン:彗星とEでハラスしてくる間、こちらにできることはない。とにかくミニオンからの跳弾を受けないようにしよう。ファーストリコールまで生き延び、サポートのCCからセヴェラム+チャクラムで仕留めるんだ。
サミーラ:イグゾーストがおすすめ。戦う場合は射程差とCCを活かそう。チャクラムを持っている場合は、Wで消されないよう警戒する。グラヴィタムのQも消されてしまうから、こちらも注意だ。ただ、セヴェラムでのAAはこれを貫通できるので覚えておくこと。
ジン:ジン相手のトレードは難しい。オールインのタイミングを見極めよう。ただ、もし仕留めきれなければ、タワー下からのUltでとどめを刺されることになる。
シヴィア:脅威シヴィアとやり合うのは大変だ。とにかくウェーブクリアしてQを投げてきて、こちらは射程内に入ることができない。ウェーブをなんとか押し返すことに尽力しよう。グラヴィタムのAAが当たったとしても、スペルシールドのある間はQを使わないこと。
互角
トリスターナ:11.7でナーフが入って、こちらにジャンプ、はい死んだー、となることも減った。とは言え、戦える武器を持っていない時は、ジャンプの射程に気をつけるべきなのは間違いない。イグゾーストがおすすめ。
アッシュ:アルティメットがキツい。クレンズを持っていこう。
ドレイヴン:イグゾースト。チャクラムのスタックが若干でも溜まっていればダメージで勝てるが、1:1交換なんかはしないようにしよう。チャクラムを持っていないときにEに当たらないこと。
カイ=サ:ヘイルブレードによるAAをくらわない限り、1:1でのトレードでは勝つことができる。相手サポートのCCをくらわないこと。
ジンクス:基礎ステータスを除けば、よわよわアフェリオスだ。後衛ミニオンに打ってくるロケットには気をつけよう。
ヴァルス:クレンズがオススメ。Qを避けてUltをクレンズする。基本、グラビタムやクレッシェンダムのカモだ。
コグ=マウ:Wを使ってのオールインは厳しいものがある。トレードするなら、Wを使うのを待ってから。
易しめ
ケイトリン:序盤は押し込まれるだろうが、グラヴィタムのUltからサポート・ジャングルの連携を繋げやすい。
セナ:魂を抜かれてしまうため、ショートトレードは避けるべき。オールインは仕掛けやすい。コントロールワードを持っていればEの霧を看破できることは覚えておこう。
ヴェイン:こちらがどの武器でも立ち回りやすい。パッシブを発動させず、レベル6以降、こちらの武器が弱い時のオールインを警戒すれば大丈夫だ。
サポートとの相性
最高
スレッシュ:おそらく、アフェリオスにとって最高の相方。ベタ足adcでも、ランタンがある限り行動の幅がとんでもなく広がる。グラヴィタムQとフックの相性もよく、オールインを仕掛けるのも得意だ。
強力
ブラウム:ほとんどのエンゲージサポートに勝てる。たとえばセヴェラムQのように、ブラウムのパッシブを発動させる手段が多いのだ。
セラフィーン:エンゲージしてこない相手なら、かなり強力なデュオ。グラヴィタムからセラフィーンのスキルに繋げることができる。お互いUltの射程が長い上に、それぞれのシナジーもあるのだ。
ルル:レーニングが終われば、最高のエンチャンターだ。ただ、レーニングではポークや早いオールインに苦しむことになる。レベル6か、チャクラムが来るまでセーフプレイすること。
ガリオ:ピール界でも屈指のチャンピオン。エンゲージも十分こなせる。
普通
ジリアン:マッチアップによっては良いサポートだ(ケイトリンをBANしよう)。常にフォーカスを受けてくれて、なおもこちらにE、Ultを必要な時打ってくれるジリアンなら素晴らしい相方になるだろう。
微妙
ユーミ:エンゲージサポート相手では、歩くダブルキルと化してしまう。エンチャンター相手には悪くないが……。
ヨリック:何言ってるか分からんしサポートはヨリック。ノーマルだったか~。
???
セナ:adc1人で十分重いんだから、2人も同じレーンに持ってこないでくれよ。
自己紹介
やあみんな、俺はkoog。今はD1のアフェリオスメインで、S2の終わり際からadcでプレイしている。S5にはチャレンジャーの150位ほどまで行ったこともあるよ。リリースされてすぐアフェリオスに惹かれたが、S10の終盤まではあまり使っていなかった。カイ=サやシヴィア、トリスターナや
セラフィーンといったメタの、またはOPのチャンピオンを使ってたけれど、面白くなかったんだ。面白くて、スキルキャップが高く、楽しいチャンピオンを使いたい。俺にとってそれはアフェリオスしかいないんだ。
今回は、基本的なミクロからほとんど役に立たないようなレアケースまで、自分の学んだ全てを伝えるためにガイドを書いた。ただ、かなり長い時間をかけたとは言え、全てを書けたわけではない。
補足として、プレイを見て質問もできるTwitchやソロキューへの悩みなんかも聞けるDiscordサーバー、役に立つ情報や切り抜きをアップロードしているYouTubeチャンネルなんかがあるよ。
導入
150を超えるチャンピオンの中で、アフェリオスは最も独特で深いチャンピオンだ。CertainlyTはとんでもないチャンピオンを作ったよ。1000ゲーム以上アフェリオスをプレイしても、未だ新しいミクロや、武器の使い方に気付けるんだ。
アフェリオスのキットには複雑な仕組みが多くあって、それを上手く使えば200年モンタージュを決めることができる。みんなが理解できないような動きで、心を揺さぶる……かなりやり甲斐があるだろう? このチャンピオンの限界を知ることで、相手を驚かせ、マークスマンとは思えない動きでゲームを支配することができるんだ。
その高いスキルキャップから、ランク戦で勝てるようになるまでにはかなりの練習を必要とする。あまり努力せず勝ちたいなら、ジンやカイ=サ、トリスターナのようなメタチャンピオンを使ったほうがいいだろう。
また、相手がこちらの動きを読めないのと同様、ソロキューでは味方もこちらが何をできるのか分かっていない。グラヴィタムからCCをチェインしてくれなかったり、もうすぐ赤白って時に集団戦を始めてイライラするなんてことはよくあるね。
こういった欠点を鑑みても、正しくプレイできればとんでもない、どのチャンピオンよりも強力なレンジ・ライフスティール・CC・AoE・DPSをもたらしてくれる。
さて、ここから最大限にポテンシャルを引き出す方法を教えていくよ (~ ̄▽ ̄)~
スキルについて
キャリブラム:アフェリオスのポーク武器で、ケイトリンと同等の射程を持つ。AAとQでポークできる機会を逃さないようにしよう。
Q:レーニング、集団戦前のポークに。
Ult:遠くから、1体にダメージを与えたいシチュエーションに向いている。止めの一撃にどうぞ。
セヴェラム:難しいことはない。ヒールしたい時や、体力満タンでもシールドを得たい時に。
Q:唯一の移動に関するスキル。集団戦での立ち位置調整に役立てよう。
Ult:ピンチな場面で守ってくれる。死にそうだが回復できれば生き延びそう……そんな時にオススメ。
グラヴィタム:近接チャンピオンへのカイトに最適。AAを続けて当てれば30%スロウをかけ続けることができるから、相手は追いつくことが難しくなる。
Q:サブ武器を使わない唯一のQ。ガンクやCCチェインの始動に最適。
Ult:遠距離から、ガンクや集団戦のセットアップに最適。
インファーナム:相手がまとまっているなら、最もダメージが期待できる武器。レーニングで、後衛ミニオンに打ってハラスすることもできる。
Q:インファーナム、そしてそのQでのウェーブクリアに追いつけるマークスマンは少ない。リコールタイミングを作り出したり、ローテーションを素早く行ったりするのに最適。
Ult:アフェリオス実装時、redditで500回はペンタキルしたUlt。かなりナーフされたが、IEを作ってからは未だにかなりのダメージが期待できる。集団戦、相手がまとまっているところを狙おう。
クレッシェンダム:まずは十分チャクラムを貯め、あとは相手に近づいて切り刻む。チャクラムを維持することも大切だ。
Q:そこまででもないスキルだが、後に紹介するキャリブラムとのシナジーには目を見張るものがある。また、タレットもAD、AS、クリティカルがスケールするから、後半はかなりのダメージを出してくれる。
Ult:もうすぐ集団戦が始まるから、チャクラムが欲しい(大体そうだけど)……なんてときに。
コンボ
武器それぞれについて知ることは大事だが、どの武器も互いにシナジーし合うから、組み合わせを知っておくことが大事だ。
組み合わせによって、アフェリオスの動き方も変わってくる。全10種類、大きく異なるシナジーについて紹介していこう。
キャリブラム+セヴェラム
ゲーム開始時の組み合わせであり、つまり上手く使えれば大きい。
トレードにおいては十分な組み合わせだが、レーニングが終わってしまえば無だ。
セヴェラムQでマーク→マーク消費→キャリブラムQ→マーク消費。
キャリブラム+グラヴィタム
遠距離からのピックアップ、CCチェインのセットアップ。
キャリブラムQやUlt→グラヴィタムQと繋げることができる。
逆に、グラヴィタムQの当たった相手にはキャリブラムのスキルが当たるとも言える。
キャリブラム+インファーナム
序盤は微妙だが、スケールが大きい。
ミニオンウェーブと共にインファーナムQに相手を巻き込むことで、かなりのマークを消費してダメージを与えられる。
3~4コアできていれば、遠距離からインファーナムAAを飛ばすことでかなりのダメージを与えられる。
キャリブラム+クレッシェンダム
全ての組み合わせの中で、シナジー最強のふたり。
タレットでキャリブラムのマークを付与し、遠距離からそれを消費することができる。安全な距離からダメージを出しつつ、チャクラムを増やしてくれるわけだ。
キャリブラムQも、当ててマークを消費すればチャクラムが1つ増えるため維持に役立つ。
セヴェラム+グラヴィタム
まあ普通。
セヴェラムQで自分は早くなり、当たった相手は遅くなる。カイトには最適。
追ってグラヴィタムQも打てるよ。
セヴェラム+インファーナム
これもまあ普通。
インファーナムQをまとまってる相手、ミニオンウェーブやジャングルキャンプに当てることでかなり回復できる。
セヴェラム+クレッシェンダム
最強、そして最恐の組み合わせ。
セヴェラムQでチャクラムを増やして、後はお楽しみの時間だ。
セヴェラムタレットには特筆すべき点もないが、追加ダメージ+ヒールとして忘れてはいけない。
グラヴィタム+インファーナム
単体へのDPSには欠けているものの集団戦、レーニングにおいてまあまあなコンボ。
インファーナムQはAAより射程が長いため、グラヴィタムQを予想外の距離から当てることができる。
グラヴィタム+クレッシェンダム
アフェリオス界最悪の組み合わせ。
クレッシェンダムと組み合わせるならもっといい選択肢がある。もったいない。
グラヴィタムタレットでスロウをかけれるので、逃げたり遠くからCCをかけたりするならある程度役割はあるが……。
インファーナム+クレッシェンダム
かなり限定的なコンボ。
ミニオンウェーブにインファーナムQで多くのチャクラムを得られる。
終盤のインファーナムタレットはかなり強力だ。
武器システムについて
アフェリオスの武器は毎回同じ順番で始まり、メインが1番目、サブが2番目に入る。
メイン武器を使い終えると、一番最後へ回され、3番目の武器と入れ替わることになる。
グラヴィタムがメインになり、キャリブラムが最後へ。インファーナムが次に来る事が分かるだろう。
キャリブラムの代わりにセヴェラムを先に使い切る事もできる。
この2パターンで、武器の順番が異なる。どちらを先に使い切るかでしか順番を操作することはできないが、時間がかかるとはいえ十分だ。
理想の武器順
さて、武器の組み合わせ、そしてそのシステムについて理解できた。どう並べるのが最適か考えていこう。理想の順番はこれだ。
理由はいくつかある。
- この順番なら、どの組み合わせも何かに特出しているか、汎用的。
- 悪い組み合わせがない(クレッシェンダム+グラヴィタム、君のことだ)。
- 毎試合同じ順番にすることで、どの武器、組み合わせがいつ来るかを把握しやすい。
動画だと分かりづらいかもしれないが、この順に並べるためには3つポイントを抑えておくだけでいい。
- 以下2パターン以外において、古い武器から消費していく。
- ゲームが始まって、まずセヴェラムを消費。
- クレッシェンダムが来たら、インファーナムを消費した後に来るセヴェラムも先に消費する。
最初は難しいかもしれないが、一度分かれば簡単なものだ。プラクティスツールで試してみるのもいいね。
ミスったらどうする?
誤ってクレッシェンダムより先にキャリブラムを消費してしまったとしよう。これではクレッシェンダム+グラヴィタム(最悪!)になる可能性すらあるが、正しい順番で武器を使えば、元に戻すことも容易だ。
順番を間違えた組み合わせを再現しさえすればいい。この場合はキャリブラム+クレッシェンダムで、今度こそ正しい方を先に消費するんだ。複数間違えたなら、それと同じ回数行う。ただ何度も間違えるとすぐひどいことになるから、ゲームを通して安定しておきたいなら、基本的に間違えないよう注意することだ。
ビルド
他のマークスマンと比べて、アフェリオスにはかなりの選択肢がある。最適、と呼べるものはないと思っていて、毎回使い分けている。ルーンやアイテムを決めるために、どのビルドのどの要素が自分のチーム、そして相手のチームにどう影響するのか知っておくべきだ。各ビルドの理由について、全力を尽くして思考プロセスを説明しようと思う。
ルーン
まずはルーンから。最初に考えるビルドであり、しかもゲーム中変更できない部分だ。
キーストーン
征服者
選択されやすいルーンであり、多くの理由もある。十分ASがあればセヴェラムQを打つだけで限界まで溜められる、などとスキルによりスタックを貯めやすいのだ。安定してスタックを溜められそうなら、キャリーポテンシャルが最も高いのは征服者だ。一般に、ブルーザーやタンク相手にどうぞ。
プレスアタック
ルル&アッシュのように対面がどちらもレンジ、という場合には勧められる。征服者のスタックを溜められないからね。ノーチラスのようなエンゲージサポート相手ならオールインでトレードすることになるが、こちらはショートトレード向きのルーンだ。加えて、こちらが消費できれば相手は受ける全ダメージが増えることになるから、チームで他にダメージを出せるならそれも理由の一つになるね。
リーサルテンポ
一番使ったことのないルーンだ。クレッシェンダムにASが関係ないため、あまりシナジーがない。クラーケンスレイヤーとルナーンハリケーンを積み、集団戦で前から溶かしていく形になると予想できない限りは積まないかな。リーサルテンポの場合は、集団戦でのインファーナムが輝くことになるだろう。
勇壮
オーバーヒール
なんと言ってもセヴェラムとのシナジー。余剰回復の変換率から多くのマークスマンはオーバーヒールを活かしづらいが、セヴェラムがあれば十分だ。
凱旋
他2つと比べたら劣る選択肢だ。
冷静沈着
あまりマナで困った記憶はない。唯一困るのは、グラヴィタム+インファーナムだが、その組み合わせならQでウェーブクリアし、リコールすることができる。中盤以降にマナが尽きることは考えづらいし、まさにレーン専用だが……オーバーヒールの方が基本上かな。
伝説
レジェンド:迅速
イモータルシールドボウを積みたいならこれだ。十分ライフスティールを得られるため、レジェンド:血脈を取る必要がなくなる。
レジェンド:強靭
これはありえない。CCで困りそうならクレンズを持っていこう。さて、残りは注意喚起の欄にでも。レジェンドのスタックはドラゴンでも手に入れられるから、少なくとも一発は殴っておくこと。約束だぞ。
レジェンド:血脈
ゲイルフォースかクラーケンスレイヤーを積みたい場合。血剣も4~5コア目のアイテムなことを考えると、中盤ライフスティールを得られる唯一の手段だ。
戦闘
最期の慈悲
体力が極端に多い、という敵があまりいない場合。カルではなくドランブレードスタートしたいなら、最期の慈悲の価値が上がることになる。
切り崩し
大体の場合はこれが最適だ。10%相手の体力の方が多ければ5%のダメージ、100%多ければ15%にまでスケールする。大体の場合はマークスマンが一番体力が低くなるため、発動しないことのほうが珍しいだろう。切り崩しを持ってカルスタート出来たなら、ドランブレードの80HP分で切り崩しを発動させられる。
背水の陣
イモータルシールドボウの場合のみ。アクティブがHP30%で発動するため、ちょうど最大バリューを出すことができるのだ。
サブルーン
覇道
いつ取るか?
強欲な賞金首狩りが度重なるナーフを受けたため、個人的には魔導の方が強力なように思う。覇道に行くのは、ゼラスやヴェル=コズのようなポークチャンピオン相手にとにかく生き残りたいときだ。
血の味わい
非常に発動させやすいルーン。キャリブラムの長射程や、インファーナムのAoEにより発動させることができる。クールダウンごとに発動させるようにしたい。
強欲な賞金首狩り
ナーフされたため、キルアシを取らなければオムニヴァンプを恵んでくれなくなってしまった。なるべく早くスタックするため、戦闘には参加したいところだ。
魔導
いつ取るか?
おそらく最も安定したサブルーンだ。英気集中と強まる嵐での無料AD、さらにニンバスクロークによるフラッシュの使いやすさ。
ニンバスクローク
ベタ足adcにとって、ニンバスクロークによるMS上昇は唯一無二だ。武器によってはかなりのスパイクを迎えられるため、チャクラム10個以上を携えてのフラッシュインなんかはとんでもないことになる。
魔除けのオーブ
オールAPでもなければ取らない。でもそうだったら……かなりのバリューだ。
英気集中
HP70%を保てそうな有利マッチで、アドバンテージを広げたいなら。ケイトリンやカルマのように、ハラスを受けやすいマッチアップなら避けるべきだね。
強まる嵐
序盤を犠牲にすることになるが、後半に向けての選択だ。チームが終盤腐りそうなら、このルーンは選ばないほうがいい。
アイテム
スタートアイテム
ドランブレード
マークスマン必携のアイテム。80HPでオールインを凌ぎつつ、2.5%オムニヴァンプはかなりのスケールだ。
カル
切り崩しを持つゲームでは、毎回カルを買っている。ドラブレの80HPを捨てるのはやりすぎのように思えるが、プロもカルを買うことが多いね。比較して5%多くダメージを与えられる上に、得られる回復量は序盤ならドラブレ以上だ。100csで450ゴールドも得られるため、ちゃんとファームできれば対面とかなりの差を付けられる。
ミシックアイテム
クラーケンスレイヤー
対タンクアイテム。仲間が十分ピールできそうだったり、相手にさした脅威もいない場合なんかはこのアイテムを積む。キャリブラムのマークや、インファーナムQ、Ultはどれもクラーケンスレイヤーのパッシブが乗る(セヴェラムQ……)。
ゲイルフォース
一番多く積むアイテムだ。ベタ足adcとして、ダッシュ手段を得られればより攻撃的なポジションに立つことができるようになる。エンゲージを避けるなり、チャクラムと共に飛び込むなり。
イモータルシールドボウ
あまり積むことはない。こちらに十分ダメージソースがあり、(レンガーやフィズのような)避けられないようなアサシンが相手の場合だ。レジェンド:迅速を取ることを忘れずに。
ブーツ
バーサーカーブーツ
大体これ。基本はミシックを先に完成させるため、ここでブーツの紹介をしているよ。マークスマンのミシックはOPだと思っているから、MS20のために800ゴールドを使って、ミシックを遅らせるべきだとは思わないな。
プレートスチールキャップ
オールADだったりオールAPだったりしなければ、こういった防御的なブーツは買わない。というわけで、AAに寄った構成やオールAD構成を相手にする場合にどうぞ。
マーキュリーブーツ
オールAP構成にオススメ。CCがキツいというなら、クレンズを持っていけばいい。
セカンドアイテム
ルナーンハリケーン
アフェリオスの武器、特にグラヴィタムやインファーナムに噛み合ったアイテム。複数人にスロウやスネアをばらまいたり、大ダメージを叩き出したりすることができる。タンクやブルーザーが多めの相手で、前から溶かしていくような集団戦が予想できるならこれだ。
ファントムダンサー
特にソロキューでは整った動きを取りづらいため、ルナーンハリケーンより安定していると感じる。MS上昇はカイトに役立ち、得られるステータス自体もルナーンハリケーンより優秀だ。エコーやカ=ジックス、アカリのような別角度からこちらを狙ってくるチャンピオンを相手にするなら、最適な選択だろう。
モータルリマインダー
あまり作りたくないアイテムだ。重傷が欲しいとしても、金剣で十分な場合が多い。相手に3人以上、ヒール重視のチャンピオン(ソラカ、ブラッドミアやドクター・ムンドなど)がいなければ2コア目に作ることはないね。
残りのアイテム
インフィニティ・エッジ
殆どの場合、3コア目はIEになるだろう。クリティカルでのスケール、IEによる追加ダメージによるUltの爆発力。また、絶対2コア目に作ってはいけないことを覚えておいてくれ。IEのパッシブには60%のクリティカル率が必要だ。
ドミニクリガード
アーマーを積んでくる相手に対して。これとIEで悩んだ場合は、物理防御150を目安にするといい。相手がかなり序盤から硬い場合、2コア目に積むことも考えられる。が、ジール派生によるMS上昇がなければ集団戦は難しいだろう。
マーキュリアルシミター
特にクレンズを持ってない場合なんかは、マストバイとなることがよくある。スカーナー、リサンドラ、マルザハールといったチャンピオンは、こちらがサッシュ系統を持っていなければすぐさまUltを放ってくることだろう。ダメージも担保できるよう、4コア目まで待つことが多い。自分が育っていて、クラーケンスレイヤービルドなら3コア目に積んでも悪くはない。
ブラッドサースター
4~5コア目として固い選択だ。クラーケンスレイヤーを積んでいて、耐久力を高めたかったり、ポークチャンピオンを相手にしていたりするなら3コア目に積んでも構わない。セヴェラム、オーバーヒール、血剣によるシールドはレベル18で800もの値を叩き出し、まさに不死身と化すのだ。
ガーディアンエンジェル
集団戦において、レンガーやタロンのようなADアサシンに飛び込まれるなら、GAが助けになる。ただこのアイテムがあるからと言って、不用意な立ち位置を取らないこと。パッシブは5分と長く、クールダウン中はほぼ無価値なアイテムだ。
マルモティウスの胃袋
ルブラン、エコー、フィズなどのAPアサシンにオススメ。スタッツは悪くとも、複数人脅威がいるなら好んで買っているね。
スキルオーダー
アフェリオスはスキルにポイントを振らない、特徴的なスタイルを持っている。代わりにAD、AS、脅威に振ることになるのだ。ビルドのように、これには状況的な部分がある。
最近気づいたのは、レベル2までにASに1ポイント振っておくことだ。そうすればセヴェラムQが6発から7発へと増え、与えるダメージが17%上昇する。必要なら振っておくといいだろう。
それ以外の場合では、ビルドに対して補完するために振っている。バーサーカーブーツを最初に買ったなら、AD重視。ピッケル、ロングソードを買ったならAS重視。ヌーンクィバーを買えたならどちらも均等に。重要なのは、ADとASが均等に得られるよう振り分け、脅威はいかなる時も最後だということだ。
小ネタ集
ここまで読み進めて、それなりにアフェリオスについて学べているなら……俺は感動したし、君はめっちゃいいやつだ(☞゚ヮ゚)☞
この項では、アフェリオスからさらなるポテンシャルを引き出せる小ネタを列挙していこう。アフェリオスについて詳しいとしても、何か学べることはあるはずだ。この全てを会得すれば、集団戦後、味方からのmiaピン連打は間違いなしだろうね(いい意味でも、悪い意味でも)。
3つの武器を組み合わせたコンボ
基本的に、アフェリオスはスキル2つとUltを使って戦うチャンピオンだ。しかしながら、弾数が10以下なら3つの武器を組み合わせて戦うことができる。3つの武器、そしてスキルを使えることで一瞬パワースパイクを発揮できるんだ。
セヴェラム+クレッシェンダム+キャリブラム
キャリブラムが加わることで、かなり強化されるコンボ。通常ではクレッシェンダムAAでしかダメージを与えづらいところを、クレッシェンダムQやキャリブラムQ、Ultによるマークで追い打ちをかけることができる。通常のローテーションにおいて、最も強力な組み合わせだ。これを活かすため、セヴェラムが残り10発以下な状況を保っておこう。
クレッシェンダム+キャリブラム+グラヴィタム
一番簡単で、安定したコンボだ。セヴェラムが残り少ない場合、Qからマーク消費のグラヴィタムへ繋げることができる。そのままグラヴィタムQ→キャリブラムQと追い打ちをかけよう。序盤から油断した相手を捉え、有利なトレードを行える上、サポートが上手く追いかければキルにまで繋げることができる。
インファーナム+クレッシェンダム+セヴェラム
理想の並びにするなら、各試合1度しか起きない組み合わせだ。ミニオンウェーブへのインファーナムQ、セヴェラムQ、クレッシェンダムUltの3つでチャクラムを貯めることができる。大体の場合は、これらのうち2つで十分チャクラムが貯まるね。この動画でのUltはオーバーキル気味だが、こういった接近戦では3つとも用いれば20ほどチャクラムを手に入れられる、ということは覚えておいて損はない。
キャリブラム+グラヴィタム+インファーナム
中盤付近に、ルナーンハリケーンを持っている場合。まとまった相手に強力だ。キャリブラムQを当て、マークを消費し、上手く行けばルナーンハリケーンのパッシブでグラヴィタムが3人に当たる。相手がまとまるようなら、そこでグラヴィタムQを使いインファーナムのUltで追撃しよう。場合によっては、フラッシュからのインファーナムAA→Qで止めをさせたことだろう。非常に状況に左右されるが、自分の手で集団戦のセットアップを行えるコンボだ。
キャリブラムのテクニック
マーク消費によるAAリセット
ケイトリンのヘッドショットと似たようなテクニックで、キャリブラムによるマーク消費でAAリセットを行うことができる。複数の相手と戦っている場合、これでDPSをわずかながら上昇させられる。AA最大射程付近からキャリブラムQを打ち、当たる前にAA、当たってマーク消費でAAリセットという動きも取れるのが利点だ。
キャリブラムタレットについて
さて、マーク消費とAAリセットについて学ぶことができた今、タレットについて話していこうじゃないか。アフェリオスとタレット、両範囲内に相手がいるようなら、AAリセットを駆使してAAを連打することができる。ただこれは、キャリブラムをメイン武器に据えている場合しか行えない。この動画の前半を見てくれれば、チャクラムが返ってくるまでマークを消費できていない事が分かるだろう。後半では、全てのAAが綺麗にリセットされており、格段に高いDPSを叩き出している。(音声が聞こえているようなら分かるだろうが、タレットを置いたら右クリックかアタックムーブを連打するだけだ)
キャリブラムQフラッシュ
キャリブラムQからのフラッシュで、発射地点を調整することができる。ミニオンに阻まれてしまう場合や、単純に遠い場合に有効なテクニック。
キャリブラムQ+Ult
この2つを組み合わせることで、単体に対しかなりのダメージを叩き出せる。Ultのマーク付与の前に、キャリブラムQによるマークを消費できることを忘れずに。
キャリブラム+グラヴィタムでのマーク
マークは4.5秒と、かなり長い時間残る。これは征服者のスタック維持や、シールド、ボーンプレートや不死の憤激の時間切れを待つのにも使える。キャリブラム+グラヴィタムの場合は、グラヴィタムも3.5秒残るためこれを悪用できるのだ。キャリブラムQが当たれば、その後8秒間好きなタイミングその相手をスネアできるため、味方が集まるのを待ったり、CCチェインを待ったりできる。
インファーナムQのテクニック
インジケーターに反して、実際は扇状ではなく三角形の判定を持っている。詰まる所、直接対象に向けて打つより、端っこを向けて打ったほうが長く伸びるのだ。
他に気付きづらい点としては、右から左へと当たる点だろう。まとめると、遠い相手に当てたい場合はその左側を狙うといい。特にレーニングにおいては、これでグラヴィタムQが入るかどうか変わってくるため重要なテクニックだ。
クレッシェンダムのテクニック
チャクラム維持
基本的にチャクラムは、増やすか、クレッシェンダムAAを当てるかすれば維持することができる。だがここではもう1つの手段について話そう。
スキルやUltを使うことによって、チャクラムを1.5秒追加で維持することができるのだ。チャクラムの数によって集団戦の勝敗が変わってくるため、いつでも役に立つテクニック。
タレットのテクニック
キャリブラムのタレットは、どんな壁でも超えて設置することができる。相手を驚かせ、マークによる集中砲火を浴びせられることだろう。
視界の取られていないブッシュにタレットを設置するのも、油断した相手のキャッチに有効だ。何が起きているか分かるまで、かなりのダメージが入ることだろう。特にリバーにおいて、オブジェクトを狙っている場合に有効。
その他小ネタ
- セヴェラムQやインファーナムQを使う前には、必ずAAを入れてから。
- Qを使うために1発だけ温存しているなら、それを2発にしたほうがいい。特にグラヴィタムの場合、AAを当てる必要もあるため。先に述べたAA→Qを用いるのにも必要だ。
- アフェリオスが武器を切り替える際、AAやQを使うことはできないが、Ultは使うことができる。これは新しい武器に対応したものになり、弾切れの間DPSを補う手段となる。セヴェラムUltによる回復や、クレッシェンダムUltによるチャクラムは特に役立つことだろう。
終わりに
ここまで俺のガイドを読んでくれてありがとう! 予想より長い量、長い時間書くことになってしまったが、何か学びになったのなら嬉しい。もし質問があるようなら、気にせず配信やDiscordに聞きに来て欲しい。
(。・∀・)ノ’
koog
翻訳者: おおきいルル
これでボトムレーンは勝利でござる。
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コメント
(。・∀・)ノ’
アフェリオスにそんな極める余地あったか?チャクラム投げるだけじゃないの?と思ったけど三つ武器コンボを実戦に組みこんでるのか
すげーな
トゥまで読んだ
凄すぎる
複雑なチャンピオンだとは思ってたけど
極めるとここまで色々なことができるとは知らなかった
メインサブに持ってる武器を交互に使うだけなら単純なんだけど、控えにある第3・第4の武器を使うこともプランに入れるとかなり難易度上がるんだよね
そしてそのプランがうまく決まったときの気持ちよさは他のチャンプじゃ味わえないと思う
序盤にAS上げるの参考になったわ
アフェリオス使ってるとき以外でもミスフォの対策がさっぱり分からないんだけどこいつヤバくね?
彗星付きE連打されるだけで涙目になる
めちゃくちゃ参考になった
今年読んだ記事の中で最高のものだこれは
ついにMOBAFIREまで翻訳しだしたか
この順番は有名だけど
俺が世界で一番のアフェリオス使いだと思ってるGumayusiはこれじゃないんだよね
このガイドで最悪と言われているクレッシェンダム+グラヴィタムを最重要視するんだ
集団戦の前は必ずそれにセットしてる
なんで?と思ったけどスネアばら撒けるタレットが弱いわけないか
本当にこれが気になるわ
soloQだとこのガイドのローテーションが鉄板だけど、
プロシーンを見るとグラヴィタム+クレッシェンダムとかインファーナム+クレッシェンダムとか持ってるんだよね
最初はプロでも武器管理適当なのか?って思ってたけど本当にアフェリオス使いこなしてる連中もこの武器ローテさせてることもあるしこのローテについてのガイドを見てみたい
インファクレッシェンダムはどんな状況でもどっちかの武器で殴れば火力出る脳筋の組み合わせ
十分に育ったときにやると敵がこのクソチャンプ死ねよみたいな目で見てくる
こんなに極めてるのにD1停まり、アフェリオスにはバフが必要だね
ダイヤモンドでスタックしてJinxの限界だ!!で引退したJinxメインを思い出した
これで俺もD1アフェリオスだな
0/10/4
深い上に実践で上手くて草
この武器のローテーションが汎用性高くて最強だと思っていたけどプロの試合でこれを徹底してるプレイヤーあまりいないよね。適当にその場のノリで回してるのか独自のローテーションを持ち合わせてるのか、どっちにしろこのローテーションが一番優秀だと思うから見てて不思議に思う
ちなみにCGAのMilanはアマの大会かなんかでアフェリオス使ってローテーション完璧に回しててすごく美しかった記憶
キャリブラムがこんなに優秀だったなんて知らなかった
俺はこの記事を半分読んでアフェリオスを使うのを諦めた
一応参考にするけどダイヤの言うことを全て鵜呑みには出来ないな
鵜呑みにするしないって内容だったか?
最初のマッチアップの欄以外、事実として存在する機能やテクニックの紹介じゃん
マッチアップも何が辛くて対抗策として何が出来るかが具体的に書かれてるし
高レートが言ってる内容をそのまま実践出来るわけないから鵜呑みにしないっていうなら
それは色々考えるところを間違ってるよ
ピンクワードでセナのE看破できるっけ
こんな複雑なスキルセットの理解を敵にも味方にも求めるって時点で良いチャンピオンだとは思えない
シンプルなスキルだけど奥が深いチャンピオンだって山ほどいる
TにPvPのゲームデザインをやらせてはいけない
要領悪いね君
何のためにまず最初にマッチアップとサポートとの相性が書いてあると思ってるんだ
この文章はアフェリオス使いだけに向けたものじゃない
マッチアップの相性を最初に書くのはMOBAFIREの仕様なだけさ
武器の名前出てくるところまで読んだ
教科書通りの赤白緑紫青派とどの組み合わせも普通に強いし適当でいいよ派がいるでござる
Gumayusiはまた別の一派なわけだけどどういうローテなんだろう
D1のadcメインもセナsupカイジを嫌っていることに安心した。
あ……? ザワ……
俺……? ザワ……
カイジ、気付く……!
卓越したエゴサーチ能力により……!
全く知らないサイトで自身の名が挙げられていることを……!
なんで……俺……? ザワ……
関係ねえだろ……? ザワ……
いい記事だった。元の文章を書いた人にも翻訳した人にも感謝。
つくづく正解のないゲームだと感じたわ。
非常に参考になる記事だが、人によっては最悪の組み合わせも最高になるのだろう?
OTPです
まだ知らない事・何となく気付いていたけど曖昧なままだった事をたくさん知れて非常に参考になった
これでチャンプ勝率60%を目指すぞ
教授から読んでおけって言われてた論文が俺にはあるんだ
じゃあな
発熱やめまいを起こすのにコロナなんて必要ねえ。
アフェリオスのガイドだけで十分だ。
この文章を読んでアフェリオスを深く理解できたと思ったが、実践動画を見て俺には無理だと理解した
こんなん最後まで読んだら
アフェ顔になるわ(クソウマギャグ
アフェリオスとアへ顔をかけた、とても面白いジョーク。