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OP
その人物とは、ずっとオンラインの友達だった。あれは2012年頃だったと思うが、ルルが新チャンピオンとしてリリースされて数週間後に、ブロンズ帯の試合で彼に初めて出会った。彼のIGNニックネームは”lulusux479″(※ルルはクソといったような意味合い)で、ヨードルに対する嫌悪感全開だった。ルルのポリモーフがいかに不公平であるかといったことや、アホが使っていてもシールドを連発していれば勝てるクソチャンプであることなどを、いつも話していた。彼とはオンラインで出会ったが、実はお互いが近所に住んでいることが判明した。
2015年頃に、「明日の火曜日、近所のカフェで会わない?」と、彼にSkypeで誘ったことを覚えている。彼は快諾してくれたが、土曜にしか会えないと言ってきた。俺はそれでいいと思ったので、「じゃあ土曜日に会おう」と約束した。
そして土曜日になった。俺はカフェで彼を待った。お昼を2時間も過ぎていたので、少し心配になった。もう来ないのかな、と思って帰ろうとすると、カフェのドアが開く音が聞こえてきた。
そして入ってきた男は、俺がこれまで見た中で最もセクシーな男性だった。身長は180cmくらい、全身は鍛え上げられていて、人間とは思えないほどシャープな顎のラインだった。筋肉質な体型を際立たせるタイトなタンクトップを着ていて、色の薄いサングラスをかけていたが、透き通った青い目を隠しきれていなかった。この男を単に「ハンサム」と形容するのは、あまりにも言葉足らずだった。文字通り、ギリシャの神のようだったのだ。
俺を含めて、カフェの中にいる客たちはみんな、彼に見とれていた。俺は立ち上がって彼を出迎えることも忘れていた。呆然としていると、「君がbuttclenther1stかい?」と尋ねてきた。
それからしばらく、俺たちははルルがいかにゴミのようなチャンピオンなのかについて喚き散らした。「ところで、なぜこんなに遅れたの?」と聞くと、彼の外見に見とれた人たちのせいで進路が邪魔されて、5kmほど迂回しなければならなかったと答えた。
また、平日はジムでのワークアウトの予定がぎっしり詰まっているし、日曜日は愛する家族たちと過ごすため、土曜日しか時間が取れないことも分かった。また、彼のIQは170以上で、物理学の博士号も持っているとのことだった。
1時間ほどカフェで一緒に過ごし、俺は彼が自身に満ち溢れた外交的な人物であることを十分理解した。彼はまるでチャドのミームを体現しているかのような人物だった。いや、控えめに言ってもそれ以上だった。俺たちが家に帰ろうとすると、彼の電話番号を聞こうとする人たちに囲まれた。「申し訳ないが、向こうでガールフレンドが待っているんだ」と、彼はすまなそうに答えていた。
そして、俺たちはオンラインフレンドに戻った。残念ながら、シーズン7のアーデント・センサーメタ以降、彼に会うことは無かった。
俺は彼に、「なぜ君はすべてが完璧なんだ?」と聞いてみたが、彼ははっきりとした答えをくれなかった。「ルルを嫌う人が、ルルを使う人とは、似ても似つかないってことさ」とだけ言っていた。
Summoner1
平均的なルル使いと平均的なルル嫌いの対決だな。
Summoner2
彼はアジール、ライズ、オレリオン・ソルのどれかを使っているな。
Summoner3
平均的なアジール使いだな。
Summoner4
俺はルル嫌いだが、これほど正確な描写はないと保証するよ。
翻訳元: I once met a Lulu hater IRL
憧れの的でござる。
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コメント
そういえば俺もルルが嫌いだった気がする
アデセンメタ以降姿を見ることはなかったで、全て察せる
俺がルル好きなのは、そういうことなんだな
おっきすぎますわぁ〜
こういうコメントできる人間に憧れる
ポッピー「うおっ、大きいなぁ・・・」
IQ170がブロンズ帯にいる
妙だな・・・
IQ170あったら余裕でプラチナになれそうだよな
えっと、つまりシャコの仕業ってことでいい?
霊圧は薄そう
普段は駄々漏れなんだよなぁ
草
ショートストーリー記事すき
あー、俺も外見のせいで進路邪魔されて5km迂回することあるわー
〉この男を単に「ハンサム」と形容するのは、あまりにも言葉足らずだった。文字通り、ギリシャの神のようだったのだ。
ここ名文
嘘松
嘘を嘘と見抜く以上にネタをネタとして楽しむ能力がインターネットでは大事だぞ