OP
今年のWorldsのテーマソング『Burn It All Down』を早速聴いてみた。俺は即座にニヤリとしてしまった。露骨すぎる。シルバー2のおかしな大冒険から、Worldsまで、LoLには仕組まれたシナリオというものがある。実は、Worldsの優勝チームはすべて、テーマソングで事前にネタバレしているんだ。『Burn It All Down』から優勝候補を導き出す前に、少々おさらいをしておきたい。
2014 – Warriors – 優勝: Samsung White
Warriorsのヒントは、ビジュアルに隠されている。曲自体も良いのだが、やはり映像を観て欲しい。ここで注目したいのは、1:48から始まるギターソロの部分だ。明らかにこの曲のハイライトだ。雲の中にいるチャンピオンのシーンから、プレイヤーが上に上がってドーナツ状の雲を見下ろすシーンが出てくる。雲はどんな色をしている? 白だな。つまり、Samsung White。
2015 – Worlds Collide – 優勝: SKT T1
Can you bring to fall the giants? (巨人を倒せるか?) この歌詞の巨人とは、通信会社の巨人のことを指している。つまり、SKT T1とKT Rolsterのことだ。他のヒントはどうだろう? 繰り返しフレーズを見れば一目瞭然だ。”We are the ones(俺たちはひとつ)” ワン。そう、SKT T1だけがチーム名に1という数字を入れている。
2016 – Ignite – 優勝: SKT T1
さて、今回の作品はより洗練されたものになっている。ビジュアルも歌詞も、ベイトに過ぎない。ヒントは、タイトルにある。Ignite(イグナイト)だ。ここで考えてみて欲しい。リーグ・オブ・レジェンドの最も有名なアウトプレイ動画はなんだろうか? そう、Faker対Ryuの、ゼド対決だ。そしてFakerは何をクレンズした? Ryuのイグナイトだ。
2016 – Legends Never Die – 優勝: Samsung Galaxy
Riotは俺たちを騙そうとした。この曲のタイトルは、FakerとSKTに違いない。カジュアルなファンはそう思ったはずだ。Fakerは紛れもなく史上最高のリーグ・オブ・レジェンドのプロ選手だ。しかし、伝説とは常に過去のことを指すものだ。SKTは現在のものだった。世界で最も支配的なチームだった。しかし、01:46以降の歌詞を聴いてみてくれ。“When everything’s lost, they pick up their hearts and avenge defeat(全てが失われた時、再び彼らは奮い立ち、復讐を果たす)” SKTは前年、Sumsung Galaxyを3-2の接戦で下している。2017年の主人公は、Sumsung Galaxyだったのだ。
2018 – RISE – 優勝: Invictus Gaming
RISE(台頭という意味がある)は明らかに中国の台頭を予測している。ここまではいいだろう。しかし、問題はどの中国チームが勝つのかということだ。RNG、IG、EDG。大本命は、RNGだった。しかし、ここで歌詞に耳を傾ける必要がある。00:28の、”There is blood on the crown, go and take it(血まみれの王冠を拾い上げろ)”という歌詞。これは、王が死んだことを暗示している。王とはなんだ? そう、Royal(王の、王立のという意味合いの形容詞)だ。 つまり、Royal Never Give Upだ。王は死に、誰かが王冠を掴んだ。IGとEDGのどちらだろうか? ここで考えなければならないのは、この年IGは圧倒的な強さを見せたが、プレーオフの決勝でRNGに敗れた。一方、EDGは準々決勝で敗退し、RNGとは一度も対戦しなかった。リベンジのためにキングを狙うモチベーションが高いチームはどちらだろうか。 そう、明らかにIGだ。
2019 – Phoenix – 優勝: FunPlus Phoenix
OK、Riotはこの作品では明らかに手を抜いた。
2020 – Take Over – 優勝: DAMWON Gaming
さて、話をFakerに戻そう。Fakerの映像への関与により、LCKチームがWorldsで優勝することが暴かれた。Fakerは自分のリージョンに誇りを持っているから、そう簡単に他の人に教えることはできない。では、DWG、DRX、Gen.Gのうちの、どのチームだろうか。Fakerの最も厳しい敗北は、当時Gen.Gの組織であったSamsung Galaxy 2017に対するものだった。だから、Fakerは教えない。では、DWGか、DRXか? ヒントは02:06にある。TwitchチャットのOwOエモート。これは明らかにアニメのことを指している。答えは、それほど明白ではないが、BeryLだ。BeryLはかわいいアニメの女の子のために、原神に約77万円もつぎ込んだ。OwOエモートは、BeryLのことを指していたんだ。
2020 – Burn It All Down – 優勝: ???
さて、2021はどうなる? タイトルが既に大きなヒントになっていると俺は思う。Burn It All Down(焼き尽くせ)。でも、何を焼き尽くすのだろうか? それは、リーグ・オブ・レジェンドにおける、アジアの優位性に他ならない。そう、今年の優勝チームは欧米のチームなのだ。OK、言いたいことは分かる。だが、00:22の歌詞を聴いてみてくれ。“So keep talking, keep laughing, one day you’ll wish you hadn’t.(言ってろよ、笑ってろよ、そのうち後悔することになるからよ)”
NAはリーグ・オブ・レジェンド界の笑いものである。だが、彼らは俺たちに警告している。01:07には、キンドレッドをプレイするBlaberが後ろから見えている。Blaberはニダリーをプレイしていないし、カニも見当たらないことから、NAが良い結果を出す可能性が非常に高くなっているのだ。
結局、C9なのだろうか? すべての辻褄が合っているように見える。また、02:32の歌詞、”Put your money where your mouth is(口だけじゃねえってところを見せてやれ)” これはJackのPerkzに対する約12億円の投資を指している。また、01:30の”Licking my plate because I’m so hungry(皿まで舐めちまうほど飢えてんだ)” なぜ自分の皿を舐めるのか? 理由は唯一つ、Fudge Bonbon(ファッジボンボン)をたくさん食べたからだ。
お後がよろしいようで。
翻訳元: A thorough analysis on the potential Worlds winner based on this year’s World song Burn It All Down
本当にそう思えてくるでござる。
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コメント
phoenixさすがに直球すぎだろ(すごい)
関係ないけど1v1のFakerってzedのウルトもクレンズしてる?
確か当時は出来た気がするんだけど
そうだったと思うよ
クレンズではなく、QSSでござる
当時のQSSは「自身に付与されたあらゆるデバフを解除する」効果だったから、ゼドのRの「一定時間後に与えたダメージの%分ダメージを与える」デバフを解除できたのでござる。
クレンズ使った直後にクレンズは使えないのでサッシュ…って言おうと思ったら既に書いてあった
NAmen
真面目なテーマMV解説記事かと思ったらきたない忍者記事だったでござる
天才すぎだろ
Blaberのカニは一生ネタにされてしまうんだろうね
Evi,Steal「トモダチ〜!」
c9が優勝したら予選で当たるDFMが世界5位以内って騒げるじゃん
数々の考察がNAバカにするためだけなの草
ネタ記事でマジレスもなんだけど、やっぱり時代の流れと合わせてもLegends Never Dieは神がかってる所あるよなあ
この年にFakerが決勝で負けて、一時はWCSに参加することすらできなくなった所からもう一度立ち上がってきたんだからほんとにLegends Never Dieですよ
エモい
な、なんだってー!?
野獣先輩新説シリーズ
一番フェニックスの解説期待してたのに…
結局、巧妙なNAディスなの草
人の夢とNAhypeは尽きないでござる
やはりワールズを語る上でNAは外せないな
メジャーリージョンなだけはある
焼き尽くせって意味ならFPXかな〜
管理忍殿、2016が2つあるでござる。
2019決勝戦の時、海外実況が「Fly,Fly,Phoenix,Fly!!!」って言ったの天才だと思った
最後の「お後がよろしいようで」は「謎はすべて解けた」とか「証明終了」の方が原文のニュアンスに近い気がするでござるな。
歴代Worldsの優勝チームは予めRiotによって決められていたってわけ、やばいでしょ。
マジで2019年は奇跡だったよな
Phoenixに登場した3チームが全員ベスト4まで残って最終的にFunPlusPhoenixが優勝するのは台本あるとしか思えないレベル
まるでberylが原神で爆死することでDWGを優勝に導いたかのようだ
この投稿笑えなくなってきたな