Inven Globalより、T1およびG2へのインタビューを紹介。
――caPs選手、今回はあなたにとって3回目のMSIですね。これまでのMSIと違うところはあるでしょうか。 Flakked選手、メジャーデビューしていきなりMSIのステージに来た心境をお聞かせください。
caPs:毎回、少しずつ違う感じですね。昨年はかなり苦しい1年でしたから、今年MSIに戻ってこれたことを嬉しく思います。毎年とても強い対戦相手がいますし、今年も例外ではありません。次の試合が楽しみで仕方ないですね。
Flakked:MSIに参加できて本当に嬉しいですね。今回のMSIが、僕にとって初めての国際大会であることを、多くの方が知っていると思います。まったく違う国で、世界各地から集結した最高のチームと戦うのは、なんとも言えない気分ですね。T1との試合が待ち遠しいですよ。
――caPs選手、T1と最後に対戦したのは2019年のWorldsでしたね。準決勝でG2がT1を3-1で破っています。今のT1は3年前のチームとどのように違うのでしょうか。また、再戦はどのような展開になると予想していますか。
caPs:現在のT1のロスターは、当時とまったく違います。時代も違いますし、それに伴いメタも大きく変化しています。前回対戦したときとは大きく異なる試合になると思いますが、前回と同じ結果になることを期待しています。そんな結果を出せるよう頑張ります。
――Gumayusi選手とFlakked選手にお聞きしたいと思います。この国際的なライバル対決において、お二人は新世代のボットレーナーです。このマッチアップをプレイしている気分はいかがでしょうか。
Gumayusi:僕の知る限り、2019年はT1が激しくシャットダウンされました。T1はあの頃とは全然違うチームになっていると思いますし、いいプレイをすれば勝てると思います。このライバル関係はかなり楽しいものですし、その中に入れて嬉しいですね。
Flakked:自分がここにいるなんて、なんだか信じられませんね。Gumayusi選手やGALA選手のような世界トップクラスのボットレーナーと戦えるなんて、まるで夢を見ているような気分です。準決勝では、僕たちのボットレーンはもっといいプレイをしますよ。少なくとも、互角に戦えると思います。
――caPs選手、あなたはかつて「Baby Faker」と呼ばれ、長年Faker選手とライバル関係にありましたね。Faker選手と直接対決することについてどう思いますか。
caPs:Faker選手と再び戦えるなんて、素晴らしいことです。シーズン3のWorldsで、Faker選手がアーリで圧倒的なプレイをして優勝したのを今でも覚えています。戦えるだけで光栄ですね。特にルブランやアーリを得意とするFaker選手に勝てたら、達成感があるでしょうね。僕が最高のパフォーマンスをすれば、Faker選手やT1にも勝てると思いますよ。
――T1の皆さんにお聞きしたいと思います。大会序盤で苦戦されましたが、準決勝を控えた今、プレッシャーを感じているでしょうか。
Gumayusi:ランブルステージ序盤は少しプレッシャーを感じましたが、大分和らいだと思います。準決勝では、本当に楽しんでプレイできると思います。
Keria:何が何でもG2やRNGに勝たなければならないというプレッシャーも感じていました。それが全部なくなったので、いいパフォーマンスを見せられると思います。
――Gumayusi選手、ランブルステージの序盤ではカリスタやトリスターナをピックされていましたが、ラウンド2ではアフェリオスにシフトしていますね。なぜでしょうか。
Gumayusi:ゲーム後半の価値も、メタの中での価値も、あまり高くないと考えたんです。アフェリオスは状況に応じたピックでした。
――Keria選手、3回目のG2との対戦はいかがでしょうか。T1はトーナメントが進むにつれて安定してきましたが、G2はまだまだ強いチームです。不安な点はありますか。
Keria:G2とはどうしてもBo5で戦いたかったですし、勝てばRNGと戦える可能性がありますので、本当に勝ちたいですね。先程も言ったように、普段どおりのプレイをすれば、1セットも落とさないと思います。
――caPs選手、まだ1スプリットしか一緒に戦っていないメンバーでここまで来られた秘訣はなんでしょうか。
caPs:昨年は成績が良くなかったので、長いオフシーズンでした。自分たちが何をしたいのか、よく話し合いました。長い時間をかけてトライアウトを行い、素晴らしいスタッフをスカウトし、その努力が報われたんだと思っています。このような素晴らしい環境を提供してくれた皆さんに感謝しています。その分、良いパフォーマンスを発揮したいと思います。
――Keria選手、一番警戒しているのはどのレーンでしょうか。
Keria:各チームの試合を観ていて感じたのは、G2のボットレーンの動きがあまり良くないということですね。やはり、警戒すべきはジャングルとミッドでしょうか。
――レーニングフェーズではどちらが多くコールを行いますか。
Keria:僕の基準ですと、サポートがより意見を言う必要があると思います。僕たちの場合は状況に応じて意見を出し合い、ゲームを進めています。
――Gumayusi選手、国際大会の準決勝でT1がふたたびG2と対戦することになりますが、G2に何か言いたいことはありますか。
Gumayusi:先ほども言ったように、今のT1は当時とまったく違います。今回は勝てると思わないほうがいい、と言いたいですね。
――G2の皆さん、チームメンバーはヨーロッパ各地から集まっていますが、文化や言葉の壁から口論になったことはあるでしょうか。その場合、どのように乗り越えたのでしょうか。
caPs:僕は世界中を旅して、いろいろな人々と交流してきました。それに、リーグ・オブ・レジェンドは共通の目的で団結するものです。共通の目的とは、最高のプレイヤーになることです。
G2に加入する前もさまざまなバックグラウンドを持つチームメイトと一緒に戦ってきましたが、あまり問題に直面したことはないですね。
みんなかなりオープンマインドで、共通の目標があるからこそ、自分たちで小さな目標を設定して、協力して解決に向かうので、途中で不仲になるようなことはありませんでした。
問題があったとしても、解決方法は人それぞれです。自分の好きに表現したい人もいれば、自分の中にそっとしまっておく人もいる。いずれにせよ、僕たちにとってそれは大きな問題ではありませんでした。
Flakked:caPsの言うとおりだと思います。僕はLECでデビューしてまだ日が浅いので、多くのチームに所属した経験はないのですが。
リーグ・オブ・レジェンドは、チームメンバーだけでなくスタッフも含めて、チームに入った時点で「勝ちたい」「一番になりたい」という同じ目標を持っていると思うんです。
プロゲーマーは社会的な経験が乏しいので、試合に全精力を注ぎます。どうすればもっと上手くなれるか、どうすればより良いチーム環境を作れるかといったことに全員が集中しているので、内輪で不仲になっている暇はないんです。
――caPs選手、G2はランブルステージで、T1と1勝1敗です。この先のBo5に向けて、チームで注力すべきことはなんでしょうか。
caPs:一番大事なのは、自信を持ってプレイすることだと思います。ラウンド2のT1戦は連敗の始まりだったので、自信を持ってプレイできませんでした。
今は連敗を脱して、新たな連勝を始めているので、自信を持ってこのシリーズを戦い抜くことができると思っています。残された時間で、T1に勝つための作戦を考えたいと思います。
因縁の対決でござる。
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コメント
タイトルだけ見てT1はもう勝てないみたいなこと言ってるかと思ったw
Gumayusi…お前メンタルが…っと思ったら違ったでござる
タイトル分かりづらかったので直したなり。
4人とインタビュアーが同じ場所でまとめてインタビューを受けてるみたいな編集だけど、どう考えてもこれ二つのインタビューを混ぜてるよね
ただでさえT1の重圧半端ないのに、自国開催でプレッシャーえぐいだろうなぁ。まともにプレイできる姿だけで尊敬する。頑張ってほしい。
間違えてる。ごめんなさい
MediaDayのインタビューだから一緒の場所で受けてるよ
俺には見えるよT1がアーリを開け続けて負ける姿が
いい意味でG2らしいクセが無くて良いインタビューや
G2のトラッシュトークあんまり好きじゃないからこういう方が良いなぁ
これくらい気持ちよく話してくれたらどっちも存分に応援出来る
G2も最後EGに勝って悪い流れ断ち切ったしT1もRNGに勝って勢いと自信を取り戻しただろうから面白い試合になるだろう
期待してる!
とてもわかる
別に彼らも嫌な奴じゃないんだろうし、こういう感じのトークだと好感持てる
嫌な奴はTSMもG2もオーナーだけなんだよなぁ・・・
真の視界を獲得
下手すぎる
もう少し頭使えるといいかもですね
真の視界を獲得
頭の使い方でしょ
真の視界を獲得
T1vsG2熱いな
どっちが勝っても面白い!
一回負けたこと無かったことにしやがった
内輪で不仲になっている暇はない・・・か
日本のチームも見習ってほしい
内輪揉め横綱といえばGriffin
2019のG2を見てG2ファンボになった人間としては、G2 vs T1が再び見られる事は大変嬉しい。
G2応援だけども両者ベストを尽くしてほしい。最高の準決勝をみせてくれい!
終ってみればbot gap ggって感じだったな
っていうかKeriaがやはり異次元すぎる
Zeusが基本負けないのも大きいと思った
というか全レーン地力の差があったように感じたな