チームオーナーにしか分からないこと
かつてLCSに存在していたプロチーム、Gravityの元オーナーであるDavis Vague氏がAMA（質問スレ）を行った。
2015年にスロットを売却した後、僕はちょっと姿を消した。売却やLCSでの経験について話したりすること、すべてが不安でたまらなかったんだ。
結局、僕は前に進むべきだと思った。簡単に言うと、スロットを売却し、数年間のんびりして過ごし、再び学校に戻って学位を取得した。約1年前に卒業し、今はスタートアップで営業をしている。
ごく最近、遊びでストリーミングを始めたんだけど、それがこの投稿をする自信につながったんだと思う。もうみんな気にしてないだろうなとは思ったけれど、まだ昔のGravityや昔のLCSのファンで、僕の話を聞きたがっている人がいるに違いないと思ったんだ。
ってことで、何でも聞いてくれよ！
質問と回答
- ユニフォームの黒いジャケットはどこで手に入れたんだ？
- OP：LCSの初日にユニフォームを間に合わせるために必死だったが、結局間に合わなかった。そこで、近くのショッピングセンターにある小さなお店に行った。Tilley’sという名前だったかな。そこですぐに買えるものを買ったんだ。当時は黒いジャケットなんてバカバカしいと思ったけど、驚いたことに、懐かしく思う人もいるみたいだね。このコメントがその証拠だ。
- クールなユニフォームだと思っていたけど、まさか最後の手段だったとはね（笑）
- OP：LCSの初日にユニフォームを間に合わせるために必死だったが、結局間に合わなかった。そこで、近くのショッピングセンターにある小さなお店に行った。Tilley’sという名前だったかな。そこですぐに買えるものを買ったんだ。当時は黒いジャケットなんてバカバカしいと思ったけど、驚いたことに、懐かしく思う人もいるみたいだね。このコメントがその証拠だ。
- 最初の頃の資金繰りがどうなっていたかいつも興味があったんだけどさ、自己資金とスポンサーシップから得られるものだけだったの？ローンを組んだり、外部から投資を受けたりする必要はあったのだろうか？当時のプレイヤーがどれだけ稼いでいたかを考えると、スポンサーが何十万ドルも落としていたとは思えないからなぁ。
- OP：いや、君の言う通りだよ。ほとんどが自己負担だった。夏のスプリットでCorsairからのスポンサーシップを受けて、その自己負担の一部は返ってきたけど、スポンサーが選手たちに自社製品の使用を求め、選手たちはキーボードの設定などを変更することに不満を持っていたことも覚えている。当たり前の話だし、まったく理解できる話だよ。
- 特に質問はないんだけど、俺はGravityのファンだったよ。Gravityが解散した後、俺はプロリーグを見るのをやめたんだ。Gravityには古き良き楽しそうなエネルギーがあった。
- OP：ありがとう。そう言われると本当に心に染みるよ、兄弟。俺は間違いなく間違いを犯したし、今でもそれを恥じている。だから、このような言葉を聞くと、気持ちが楽になるんだ。ありがとうね。
- スポットを売ったことを後悔している？また、シーンに復帰できると思う？
- OP：俺が退いた理由と当時の心境を述べることにする。俺は完全に、完全に燃え尽きていた。
認めたくないことだが、当時人々が俺を批判していたことの多くはもっともなことだった。
俺はあまりにも若く、チームを管理するには経験が浅すぎた。正直なところ、俺はただやっていることに興奮していただけで、真剣に取り組んでいなかったんだ。だから、第2スプリットを終えた後（MSGでのプレーオフ出場を逃した後）、俺は多くのプレッシャーから立ち直れなかった。やるべきことをやらなかった自分へのプレッシャーと、ネット上の多くの否定的なコメント。前にも言ったように、俺が若すぎて良いオーナーではないという意見はもっともだと思うが、毎日毎日読むのは本当に辛かった。それで結局、フィラデルフィアに帰っている間に、ストレスによる発作で入院することになったんだ。その時点で、俺はもう限界だったと思う。Gravityについて話すのに時間がかかったのは、本当に怖かったからなんだ。でも、あれから長い道のりを歩んできて、かなり幸せだし、このAMAをやることが自分にとっての浄化になると思ったんだ。最初の質問の答えになるけど（笑）、俺は売却したことを後悔しているし、していないとも言えるけど、ほとんどは後悔していない。シーンに戻ることはないけれど、プロシーンを見たり、たまにプレーしたりはしている。さっきも言ったように、今はストリーミングしているよ。
- OP：俺が退いた理由と当時の心境を述べることにする。俺は完全に、完全に燃え尽きていた。
- 他のオーナーについてはどう思う？
- OP：Team LiquidのLiquid112ことSteve Arhancetは、いつも俺にとても親切にしてくれた。彼は俺にチームを売ってくれし、LCSでは表向きライバルだったけど、連絡も取り合っていたし、とても親切だった。他の誰とも交流はなかったけど、C9のJackに憧れていたのは覚えている。Jackは働き者で、純粋にいい奴だったんだ。
- もしLCSがカリフォルニアじゃなかったら、LCSシーンはもっと発展していたと思う？
- OP：うーん、いい質問だな。俺はこのようなことを研究したわけじゃないが、他の場所でこれ以上うまくいくとは思えない。カリフォルニアの雰囲気は最高だし、ロサンゼルスは歴史ある場所だ。『オーバーウォッチ』の対戦都市モデルを見ると、LCSは正しいことをしたと思わざるを得ない。
- 当時の思い出は？また、特定の選手について印象に残っていることはある？
- OP：ゲームに関する最も思い出深い瞬間は、おそらくKeaneのミッドヘカリムをデビューさせたとき、またはTSMに初めて？勝ったときで、チーム全員がフローズンハートを購入したこと。たしかKeaneはリワーク前のミッドアーゴットをプレイしていたと思う。
- 新しい、未経験の、変化の激しい市場でブランドを確立するためのヒントがあれば教えて欲しい。もし、もう一度すべてをやり直すとしたら、何か違うことする？
- OP：ハハハ、ブランドを確立するために俺が何か特別なことをしたとは思っていないよ。チームの名前を広めるという点では、選手たちがほとんど頑張ってくれたと思う。別のコメントでも言ったように、ジャケットは思いつきで作ったもので、ブランディングのためにはうまくいった。ロゴもクールだと思ったが、やはり俺たちの名前を盛り上げたのは選手たちだった。オフメタピックのKeane、ベテランとして入ってきたCopとSaintvicious、イケてる新人トップレーナーHauntzer、スレッシュ神（そしてほとんど記憶に残っていないモルガナ）のBunnyFufuu、そして最終的には素晴らしいメカニカルスキルのAltecだね。
- 今でも連絡を取り合っている昔の選手やスタッフはいるの？Gravityに在籍していた選手たちは、みんなその後かなり成功したよね。
- OP：ほとんどのやつらとは何年も話していないんだ。現在も（比較的）連絡を取り合っているのは、Jake（チームのマネージャー）とCopだけかな。あ、そしてシーンを去ってからPobelterとも何度か話したよ。WFX/EGは俺たちと同じ地域に住んでいて、仲良くなった。Pobelterのことは大好きさ。みんなが元気でいることを願っているよ！Moveが何をしているのか気になるね。
- LSと仕事をしたことについて教えて。
- OP：LSのことを聞かれるってことはすぐにわかったし、正直、そのことだけは話したくないんだ。俺はLSと一緒に過ごしたし、一緒に仕事をしていた時間の大半は友好的だった。ただ、いくつかの点で意見が合わなかったってことで、そのままにしておくよ。
LSは、LoLのコンテンツクエリエイター。C9のヘッドコーチなどを務めた。アイテムに詳しい。
- OP：LSのことを聞かれるってことはすぐにわかったし、正直、そのことだけは話したくないんだ。俺はLSと一緒に過ごしたし、一緒に仕事をしていた時間の大半は友好的だった。ただ、いくつかの点で意見が合わなかったってことで、そのままにしておくよ。
- 19歳でポケットマネーで会社にお金を払う余裕なんてあったの？
- OP：みんな知っていると思ったけど、父と一緒に買ったんだ。父はビジネスマンで、クールな新興市場になると思ったんだ。幸運なことに、1年後にRick Foxがチームを買収したことで救われたんだ。
- チームの寿命が尽きるまでに、買付、給与、諸手当、そして最終的な売却を通じて、大きな損失をしたのか、それとも利益を上げたのか？
- OP：素晴らしい質問だね。全てを考慮に入れると、俺はわずかな利益を手に入れた。なので、「成功した事業」と呼べると思う。しかし全体としては、これは俺の人生で行ったことであり、非常に多くの視点を得ることができたのが良かった。
- チームを黒字にするためのビジネスプランがどのようなものだったのか気になるな。俺の理解では、RiotでさえLCSを赤字で運営している。
- OP：言い忘れたが、Riotはチームに俸給を与えている。天文学的な額ではなかったけど、あるにはあった。
ビジネスとしての持続性を確立するための苦労は計り知れない。LJLのチーム事情も気になるところだ。
Source: I Am Davis Vague, former owner of the LCS Team Gravity. AMA!
管理忍
悲喜交交でござる。
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コメント
Gravityファンボだったぞ！
キーンとセイントヴィシャスが好きで毎早朝lcs観戦してたなぁ 当時のアイコンも買って今も持ってるわ！
また何らかの形でlolに関わってほしい！
このチームのことは知らなかったけど19歳でオーナーやってたっていうのは凄いな
keaneが当時最強だったbjergsenのzedをurgotのハイパーキネティックポジションリバーサーで完封した伝説の回すき
なにそれ見てえ
https://www.youtube.com/watch?v=iydYsUeebEQ&t=659s
今見るとurgot出た瞬間まじ無言になってて笑える
動画の試合自体も面白かったけど最近始めたばかりだから8年も前にマオカイやレクサイ、スレッシュにルルまでいるなんてびっくりだ、特にルルは最近のチャンプだと思ってた
全くメタに出てなかったリメイク前urgotがいきなりピックされて大活躍する回すき
keaneのurgot,j4とbunnyfufuuのThresh本当に好きだった
GV時代じゃないけど、bunnyがDLのtrisのブリンクをフレイで撃ち落として
フラッシュ読みフックしたプレイを初めて見た時はこんなこと出来るキャラなんだって
感動したな
親戚のおじさん達が近鉄時代の話してんの見てるみたいでなんかいい
最近はともかくLCKのスポットは数十億に高騰してたしスポット売却して利益出たんなら
勝ち組だな
少なくとも数億は儲かっただろ
最近は40億で購入したスポットも10億とかになってるだろ
TSMが売り抜けたタイミングが限界だったんじゃねぇの
Gravity懐かしい
何となく見ていて楽しいチームだったからアイコン買ったの覚えてる
LJL加入チームはLOL部門に限った話ではV3以外全部赤字だろうしなあ
RIOTから部門維持・ゲハの補助金が配られているけど、それ以上に選手給の方が高いし
（ざっくり 若手日本人：300万前後 ベテラン日本人選手：5-600万前後 助っ人韓国人：800-1000万前後）
スポンサー費用とかで誤魔化してもどこも赤字垂れ流しながらどうにか部門を継続させているよ
Cop is GOD