欧米に希望の光が見えると主張する海外の忍びが話題に。
光が差した？
たぶんだけど、終わってみれば欧米はそこまで悪くなかったんじゃない？
記録の上では残念なことに、欧米は中韓に対してWorldsのBoシリーズで15連敗という記録が続いてはいるけど、よく考えたらそこまで悪くないんじゃないか？
FLYは絶対に希望の光だ。HLEに２ゲーム勝ちかけたし、Gen.Gという巨人を倒しかけた。
G2も、準決勝まで残るようなチーム３つとスイスステージの時点で当たってしまったが、１つは倒したし、BLGにだって勝ちかけた。
レーンは負けてない
gol.ggというプロ統計サイトで見れば、欧米勢のソロレーナーは全然よくやれていることがわかる。
昔から欧米の弱点だと言われている序盤のゲーム展開も、言うほど悪くはない。
G2はヴォイドグラブのコントロールに関してはかなり上手だし、FLYのドラゴンコントロールも良好。マップを活かしたプレイができるし、マクロや次に何をするべきかしっかり理解している。最終的にはいくつかのファイトや、決断、そしてバロンコールで運命は別れるのだが、チームのプレイにGAPと言えるほどの差があるわけではなかった。
そして、最もよく言われる伝統的な欧米の弱点、集団戦におけるADCだが、今年は本当に悪くなかったし、MassuはPeyzやElk相手に対等に戦っていた。
みんな厳しすぎるだけなのかもよ。
これに対して、Redditでは以下のような反応が見られた。
反応
- G2やFLYがどれだけ良いかに関係なく、残りのチームで競技力のあるチームは全くいない。TLとFnaticが時々なんかやるくらい。
- 正直数年前よりかなり良くなっている。
少なくとも欧米勢は今までと違って、最初の10分で大量出血してそのまま負けるというようなことはない。しかし、まだ一貫して勝利するというところには至っていない。でも、進歩はしているよ。
- 2021-2023は絶望しかなかったから、だいぶましだよ。
- 問題は、俺たち欧米勢は６チームも送っているくせに、FLYとG2という２チームしか良くないというところだ。
おまけに、100T、MDK(MAD LIONS KOI)という全くよくないチームも２チームある。
地域が１チームだけ強いチームを持っているというだけではその地域はまだよくはない。EUだってここ数年はずっと１つの例外のチームが頑張っているだけだ。
- みんなMSIのことは忘れたふりをしているらしいな。
- マジでみんな忘れちゃったのかなあ？G2はTESを3-0したし、T1から２ゲーム取った。というかTLでさえもT1から１ゲーム取ったんだぞ。
- いや、欧米はまだ弱いよ。FLYとG2だけがレベルが上というだけだ。
- 毎回同じで、欧米は「独自のスタイル」でゲームに勝つことがあるが、スタンダードにメタ戦術で戦うやり方では未だに中韓には勝てていない。
選手、コーチ、ファンは「俺たちは独自のスタイルでやらなきゃ中韓を倒せないんだ！！」と言って、次のWorldsまですぐ忘れてしまう。
FLYとG2は独自のピックをかなり仕上げたけれど、メタのスタンダードなピックに関してはかなり苦しんでいた。スタンダードなメタチャンピオンで勝負してしまうとマクロ/ミクロの差で終わってしまうからだ。俺の意見では、FLYもG2も去年よりは上手いと思う。だから、マクロの差は埋まっているように感じる。
FLYはかなり面白いスタイルのアプローチをした。中韓のチームとはスクリムをしなかったらしい。これが良いことだったのか悪い事だったのかは、まだわからないけどね。
- っていうか、今年は中国も韓国も弱いだけじゃないか？
レーンスワップは間接的に俺たちの助けになった。序盤のレーンを拒否することができるからな。FLYは尖り切ったピックを見せて、いつもと同じマッチアップじゃなければ、中韓も倒せる存在であるということを示した。
- それでも俺たちはまだ勝てていないんだよ。
今年は欧米にとって希望の光が見える結果になった。読者諸賢の感想もぜひお聞かせ願いたい。
担当：いちずなイブリン
勝利に向かって大きくFLYした年でござる。
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コメント
Massuずっと上手くてビビった
書いてあるけどレーンスワップメタの影響で辛い序盤をやり過ごせるようになったのがでかいよな
G2だけだったのがFLYも現れただけで
まあ2倍いいチームができたって言い方もできるけど…
今年のFLYの活躍は欧米勢を勇気づけたと思う。
中韓のスタイルとしてメタ or プロシーン向けのチャンピオンを使い、綿密にコミュニケーションをとってコンセプトに沿った戦いをしていくことがスタンダードになっている。
今までの欧米はそこに合わせて劣化版中韓として戦っていたが、それでは当然勝つことが出来ない。
以下の記事で言っていることはまさにそういうことだ。
https://lolninja.net/2024/10/22/45756/
今年のFLYのスタイルは合わせるのではなく、自分たちで独自の強さを生み出していたように思う。
言うまでもなく、このゲームではsoloQとプロシーンでは全然違うゲームだ。
同じヌヌというチャンピオンを使っていてもその狙いや勝利のパターンは別物になる。
正にそこが今回のFLYの強みだった。
相手が幾度となくスクリムや他の試合、あるいは実践で見たことのある事の劣化コピーをするのではなく、自分たちだけが知っているコンセプトを相手に押し付けることで勝利への道筋が邪魔されなかったように感じた。
来年以降、欧米チームがこのように戦ってくれればすごく面白いものが見れると思うのでとても楽しみだ。
一体ヌヌは何をしに現れたんだ・・・？
って状況がヌヌっぽくて好き
まぁriotがレーンスワップ許すかどうかで今後戦えるかが決まるな
素晴らしい記事
散々言われているとおりスワップで序盤のレーン戦を有耶無耶にしてるからフィジカルで負けてないかどうかは来年以降はっきりしてきそう
FLYG2はともかく、TLFNCは中韓と戦えるレベルには見えなかったから今年の結果だけではなんとも言えないところが大きい印象
独自メタを追求するにしても中韓に合わせるにしても、リーグ全体のレベルが上がって第二シードくらいまでは張り合えるようにならないと厳しそう
個人的には少し前の記事にあった
>Mikyx：なんとなくバロンをやろうって決まった感じかな。誰が何を言ったかは覚えてないけど、（略）
このなんとなくの部分が差になってる気がした
ただ、FLYはこのチームとしての決断の部分が（特に1試合目の仕掛けとか）かなり良かった印象