「すべてが相手のテンポ」SHG Marble選手が語る敗戦と改善への道筋
ボットレーンでルシアン&ナミの強力コンボピックを選びながらも実らなかった戦略。試合後のMarble選手は「ほとんど何もできずに負けた。見ている方に本当に申し訳ない」と悔しそうに語った。
序盤のワード消費からレーンスワップの判断、チームコミュニケーションの課題まで、敗北の痛みを抱えながらもファンへの責任を感じるMarble選手の本音に迫る。
LoL忍者:Marble選手、お疲れさまです。残念ながら敗戦となりましたが、今のお気持ちを教えてください。
Marble:序盤から相手のテンポに合わせられず、そのままずるずる終盤まで行ってしまい、ほとんど何もできずに負けたという感覚です。応援してくださった皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
LoL忍者:今日はボットレーンでルシアン&ナミという強力なコンボピックを選択しましたね。チームとして「Marbleキャリー」で行く、という明確なプランだったのでしょうか。
Marble:ルシアン&ナミは強力なデュオなので、ボットを起点に試合を作る方針でバンピックを進めました。
LoL忍者:序盤、相手の速い展開に崩されてしまいましたが、振り返ってみて反省点はどこだと思いますか。
Marble:レベル1のトレードの際にワードを2つ使ってしまったので、リバーにワードが置けず敵のパンテオンの動線が把握できませんでした。その結果、プッシュできずプルレーンにせざるを得なかったのが痛かったです。
LoL忍者:実況解説の方も触れていましたが、今日の一試合目では4分前後でのレーンスワップが今日はありませんでした。その理由を教えていただけますか。
Marble:そもそも4分段階のレーンスワップは、ミスマッチが効果的な場合などに行うものなのですが、今回のマッチアップはレーンで2対2も強く出られると判断したので、そのままボットに残る選択を取りました。
LoL忍者:強豪TLNを相手に一試合勝つなど、チームは良くなっていると思いますが、それでも試合ごとにややちぐはぐに見える場面も感じられます。チームのコミュニケーションは現状どのような課題がありますか。
Marble:判断が遅れる、あるいはそもそもやるべき行動を取れていないこと課題じゃないかと思います。
LoL忍者:ジャングルのCourage選手が、判断が慎重なタイプにも見えます。
Marble:Courageは自分からコールをするというより、FATEさんやGaengさんのコールに合わせるスタイルなので、その連携が噛み合わないと判断が遅れがちになる部分があるのかなと思います。
LoL忍者:改善に向けて、何が必要だと感じていますか。
Marble:オブジェクト周りの判断はサポート・ジャングル・ミッド・ADCが主体になるので、その4人で素早く意思統一し、決断を早めることが必要だと思います。スクリムで地道にコツコツ修正していくしかないと思います。
LoL忍者:スクリムでは手応えを感じていますか。
Marble:もちろん段々良くなっていますが、イレギュラーな状況やミスが起きると次の判断がうまくいかなくなることがあるので、そこは本当に修正していきたいところですね。
LoL忍者:メンタル的な要素も影響しているのでしょうか。
Marble:それもあるかもしれません。そもそもチームゲームはメンタルゲームだと思っています。そういう意味でも、自分がやるべきことに集中し、ベストを尽くすしかないと思っています。
LoL忍者:ありがとうございます。最後にファンへのメッセージをお願いします。
Marble:今回はお見苦しい内容で本当に申し訳ありません。来週はCFO、CHFとの大事な2連戦があります。必ず勝ってプレーオフ進出を目指しますので、引き続き応援をよろしくお願いします。
百折不撓でござる。
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