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【LoL】36歳既婚だけど本気を出したらマスターに到達したのでやり方を教える

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36歳既婚、本気を出したらマスターに到達した話

  • チャンプを広く触る⇒5体に絞って精度を上げる⇒最後はナミ一本に集中。4日でD3からマスターまで一気に駆け上がる過程で9連勝も記録。三つのフェーズがきれいにつながっているのがポイント。
  • ワントリックでチャンプセレクト時の迷いとリソース分散を排除。3ブロック方式で試合量を担保し、コツコツ積み上げを可視化したのがブレイクスルーにつながった。
  • 年齢そのものより、自由に使える時間と集中力の方がボトルネック。成長マインドセットで負けを学びに変え、淡々と改善したほうが結果が出る実例となった。

年齢を理由にせず、戦略的な努力でマスターに到達した海外プレイヤーが話題になっている。幅広いチャンプ運用からプール集中、そしてワントリックへ。三つの成長フェーズで何を捨て、何を残したのか。海外コミュニティの反応もあわせてお届け。

この記事を書いた理由

こういう投稿がこれまでに何千とあったのは知ってる。でも、俺自身、自分の経験と成果をみんなとシェアしたかったんだ。

誰かがランクを頑張るモチベーションになるかもしれないし、長くプレイしていても本気で取り組めば目標に到達できることを示したかった。

背景

俺がLoLを始めたのは15年前、ランク戦がまだ存在していなかった時代だ。

その頃俺はNAサーバーでプレイしていた。EUサーバーが稼働する前だった。

当時は20~21歳。今は36歳の既婚男性だが、まだLoLを続けている。

これまで毎シーズン、ダイヤには到達してきた。ただし例外もある。

  • S1(ゴールド)、S2(プラチナ)
  • S6とS11(あまりプレイできずプラチナにLP減衰)

最初はミッド、その後はほとんどトップをやっていたが、4年前からサポートメインに切り替えた。

理由は単純。年齢を重ねるにつれてゲームに使える時間が減ったからだ。サポートなら幅広いチャンピオンプールを維持できて、OTPにならず楽しめると思った。

今年、大きなライフイベントがあり、これがランクに本気で取り組める最後の機会になるだろうと思った(少なくとも今のところはね。もちろん「絶対にない」とは言わないけど)。

自分に課した目標は一つだけ。マスター到達だ。

今回は本気で取り組むと決めた。50~100試合やって満足して終わるのではなくね。

そして、自分に二つのルールを課した。

  1. デュオはしないこと
  2. ワントリックはしないこと
ワントリックとは、ひとつのチャンピオンを使い続けること。

ランク上げとチャンピオン選びの戦略

スケジュールや空き時間の関係で、試合と試合の間が3〜4日開くことが多かった。
連日プレイできることはまれで、週末くらいしかまとまった時間を取れなかった。

継続性を保つために、Broken by Concept で推奨されている「3ブロックセッション」という方式を採用した。週末など、時間がある日は1日に複数の3ブロックをこなすこともあった。

【LoL】このやり方を試してみたらみるみるランクが上がった
あるルールを自分に課すことでランクが上がりやすくなる?

サポートとしてのポリシーは、まず柔軟であること。

可能ならADCのあとにピックをして、そのチャンピオンに合わせたり、対面をカウンターできたりするようにする。

例えば、

  • ルル:ゼリやコグ=マウに合わせる
  • ナミ:ルシアンに合わせる
  • ノーチラス:カイ=サに合わせる

サポートでもメカニクスはもちろん大事だけど、他のロールほど致命的じゃないと思っていた。
それよりも立ち回りや視界管理、マクロ判断、そしてADCとのシナジーの方がずっと重要で、柔軟性こそが自分の強みになると信じていた。

こうした考え方が、自分のランク上げを「3つのフェーズ」に分けて進める基盤になった。

フェーズ1:幅広いチャンピオンを使う

シーズン序盤は、エンチャンターからエンゲージ、プレイメーカーまで幅広く試していた。好きなのはパイクとラカンだけど、基本はADCやマッチアップに合わせてピック。ラカンを先出しすることもあったが、正直あまりうまくいかなかった。

結果はいつも通りダイヤ下位には到達。ただしそこで足踏み状態。勝率は5割ちょっとで、いい試合はあるものの試合を決めきる存在にはなれなかった。

ときには、自分のピックがほとんど意味をなさないこともあった。ADCが実力を出し切れず、試合の軸にならなかったからだ。

フェーズ2:チャンピオンプールを絞る

さらに上を狙うため、チャンピオンプールを5体に絞った。

  • パイク(先出しのメイン。ドレイヴンやジンのような強力なレーナーと組む時に選択)
  • ミリオ / ナミ(エンチャンター枠)
  • レオナ / ノーチラス(エンゲージ枠)

これで各チャンピオンの理解を深められ、D1の86LPまで到達。マスターまであと1勝というところまで行った。

ただ、この大きな前進には裏があった。このときは4日連続でプレイでき、そのうち2日は週末で、丸一日集中できたんだ。

ちなみに、昇格戦は落とした。そうでなければフェーズ3は存在しない。

その後は不規則なスケジュールのせいで1週間近くプレイできず、久々に戻ったら連敗してD3まで転落。
以降はプレイできる時間に応じてD1とD3を行き来することになった。

安定してプレイできないことが大きなストレスで、それこそが目標達成を阻む一番の原因だと感じていた。

フェーズ3:ワントリックへの転向

この時点で、自分の最大の敵はスケジュールだと気づいた。3〜4日おきのプレイでは、いつも体が温まらず集中モードにも入れない。キャリーするだけのインパクトを出せなかった。

このレート帯は、エメラルド上位帯やダイヤモンド下位帯と非常に似ていると感じた。スマーフが多く、大半はワントリックだった。中には明らかに場違いなプレイヤーもいた。ブーストか、バス乗りに成功して連勝しただけだろうという印象だった。

そこで、最初に決めたルールの一つを破ることにした。ワントリックになることだ。

選んだのはナミ。当時の自分にとって勝率70%超で最も結果が出ていたチャンピオンで、先出しもしやすい万能型だった。レーンでは攻められるし、ロームでも動けるし、QとRでプレイメイクもできる。

そして、この戦略は成功した。わずか4日でD3からマスターに到達。その途中では9連勝を記録し、ほとんどの試合でMVPやエースを取った。

ワントリックはまさに決定的な転機だった。

チャンピオンセレクトのストレスを取り除き、複数チャンピオンに時間を分散するのをやめたことで、ナミのプレイを別次元にまで高めることができた。自分ではすでにナミが得意だと思っていたけど、そこからさらに磨き上げることができた。その結果、ついに目標を達成できた。

学んだこと

以上が今シーズンの歩みと、俺が大切にしてきた考え方だ。

もしランクを上げる戦略を要点でまとめるなら、「ゲームを学ぶ段階」と「本気でランクを上げる段階」に分けられる。

ゲームを学ぶ段階

  • 成長マインドセットを持つこと。毎試合で改善を意識し、影響力を発揮する。そのうえで、自分が原因で負ける試合を極力減らす。ただ勝ちにこだわるだけでは、結局は味方のバスに乗るだけの「乗客」になってしまう。
  • 使用チャンピオンのローテーションを取り入れること。2〜3体に絞って50試合ほど使い込み、その後1体を入れ替えて新しいチャンピオンを試す。

成長マインドセット(Growth Mindset)とは、「能力やスキルは努力や経験を通じて伸ばせる」と考える姿勢のこと。失敗を学びのチャンスと捉え、改善や成長の糧にできる。

これに対して固定マインドセット(Fixed Mindset)は、「能力は生まれつき決まっていて変わらない」と考える立場。失敗は自分の限界の証拠と感じやすく、新しい挑戦を避ける傾向がある。

ゲームにおいても、成長マインドセットを持つことで負けを「練習」として捉え前向きに分析し、次の試合で改善につなげられる。一方、固定マインドセットにとらわれると「味方が悪い」「自分は才能がない」と決めつけて停滞しやすくなる。

ランクを本気で上げる段階

  • 試合数は何より大事。シーズンを通して数試合しかやらないのでは前に進めない。
  • ワントリックは強力。純粋にランクを上げたいなら最強の手段だ。ただし視野は狭くなる。すでに経験豊富なプレイヤーか、「ランクを上げる」という結果だけを求める人にしかおすすめできない。

感謝のメッセージ

Broken by Conceptには大きな感謝を。彼らのゲームに対するビジョンやマインドセット、改善への体系的なアプローチは大いに役立った。

何ならこの投稿をネタにしてくれても構わない。5分の有名人気分を味わえるならむしろ光栄だ。

長文を最後まで読んでくれたみんなにも感謝。

LoLは15年間、自分の人生の大きな一部だった。この節目をコミュニティと共有できたことは、この章を締めくくるのに最高の形だと感じている。ありがとう。

反応

  • 結局のところ、ランクを上げられない一番の理由は本人自身なんだよな。でもそれに向き合いたくないから、年齢だとか、PCが古いだとか、運が悪いだとか、才能がないだとか、何でも言い訳にしてごまかす。

    ちゃんと改善に取り組んで集中すれば、必ず結果は出る。


    特に「年齢が理由」っていうのは本当にバカらしい。LoLよりずっとメカニカルに厳しいゲームでも、30代や40代のプロは普通にいる。CS:GOに至っては「シニアリーグ」があって、平均年齢71歳のチームが優勝したこともあるんだぞ。

    • OP:うんうん、「年齢の問題」ってどっちかというとゲームに割ける自由時間のことなんだよな。大人になると他に考えなきゃいけないことが増えるし、心配ごとも多くなる。

      一日中ずっとゲームのことだけ考えて、24時間プレイし続けるなんて無理な話だ。

 

  • すごいな!おめでとう!
    自分も最近30歳になったんだけど、マスターを目指してる。


    別に君の実績を軽く見るつもりはないんだけど、S1ゴールド、S2プラチナ、その後はずっとダイヤって、最初からずっと上手かった方だと思う。本気を出すか、時間さえあれば、もっと早くマスターに行けてたはずだ。

 

  • すごいじゃん!これで君もエリートの仲間入りだ。
    君の投稿に書いてあったことは、全部その通りだと思う。


    結局、自分でコントロールできるのは自分自身だけってこと。そして変えられるのもそこだけだ。


    ワントリックをやれば、さらに余計な変数を減らせるんだよな。

 

  • ヤバい奴らがコメントしてて笑う。

    マスターまで登ったLoLプレイヤーなんて200人に1人もいない。
    だからお前の実績はなんと言おうと本物だよ。

    • LoLコミュニティを見てると、低レートのプレイヤーが高レートの振りをして発言したりしてるのをよく見かけるよな。
      特にプラチナ〜ダイヤ帯のやつらは、人の実績をこき下ろすのが大好き。

 

  • よくやったな。

    正直、君の実績を過小評価してるコメントの半分は理解できない。ほとんどの人はゴールドすら抜け出せないのに、マスター到達した人をけなすとかマジで哀れだ。


Source: Proof you can still climb: I hit Master at 36 after 15 years of League

 

管理忍

日進月歩でござる。

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コメント

  1. 俺は45歳で無職で独身でアンランクだ
    マスターになれるか?