


一本の電話から始まったプロへの道
Worlds制覇を果たしたトップレーナーDoran。プロデビューの裏側には、高校生のDoranを見出した人気配信者イ・サンホと、息子の将来を案じる母親とのあいだで交わされたやりとりがあったことが話題になっている。Griffinからのオファーを蹴って高校卒業を優先したエピソードなどを、海外コミュニティの反応とともに紹介。
これは、高校生だった頃のDoranが、イ・サンホの配信に出ていたときの話。
SHことイ・サンホは人気のLoL配信者で、当時は有望な若手アマチュアを自分の配信に招くことで知られていた(最後のスクショには、ゲストとして呼ばれたKeriaも写っている)。
流れは忘れたけど、SHがDoranの母親と電話することがあった。たぶんSHが、息子が今どこで何をしているかを母親に伝えようとしたのだと思う。
Doranの母親は、Doranが一日中ゲームをして勉強をあまりしていないことを心配していて、SHに「無茶はやめるように説得してほしい」と頼んでいた。
それに対してSHは、Doranは特別な才能を持っていて、その状況はソウル大学に入るより価値があるとまで言って母親を説得しようとした。ソウル大学はいわゆる韓国のハーバード大学みたいな存在だ。
SHは、ゲームの世界にもちゃんと将来性があって、Doranがその道を追いかければ必ず大きな存在になると強調していた。
その後しばらくして、DoranのもとにGriffinからプロ入りのオファーが来た。
ただし、Doranは高校を卒業しないといけなかったのでそのオファーを断った。おそらく母親と、高校を出るまでは卒業を優先するという約束をしていたのだと思う。
数か月後、高校を卒業してからあらためてGriffinのテストを受け、そのテストに合格する形でGriffinに加入した。
おまけ情報
- Doranは、SHの配信に出始めたときはソロキューでチャレンジャー900LPくらいだったが、そこから16連敗してしまい、配信を離れる頃には400LPまで落ちていた。
- 去年、DoranはSHの結婚式にも出席している。そのとき、別の配信者がDoranに「SHがいつも『自分の助けがなかったらDoranはプロゲーマーになれていなかった』って言ってるけど、あれ本当?」とファクトチェックをお願いした。それに対してDoranは「部分的には同意している」と答えた。
- Doranが初めてWorlds制覇を成し遂げたあと、SHとDoranの母親は空港で初めて直接会うことになる。SHが「昔、電話で話したこと覚えてますか」と尋ねると、彼女は「もちろん覚えていますよ」と返した。
- 最後のスクリーンショットは、中学3年生のときのKeria。アメリカでいうところの高校1年生にあたる年齢だ。紹介されるときの肩書きは「史上初のチャレンジャー到達・中学生プレイヤー」だった。
反応
- Griffinからのオファー蹴ってまで、高校ちゃんと卒業しに行ったってこと? やっぱガチの優等生だったんだな(笑)
- え、SHとDoranのお母さん、昨日そろって空港にいたってこと?やばすぎ。
- たぶん中国の空港のことを言ってると思う。
SHはそこでT1とKTの選手たちにも会ってたはず。
- たぶん中国の空港のことを言ってると思う。
- たしかDoranって、T1に加入したあとにSHの結婚式に出てたはず。
それと、今はサンホもT1所属のストリーマーになってる。
- 豆知識。今回のWorldsファイナルには、イ・サンホと仲が良く、結婚式にも呼ばれた選手が3人出場してる。Doran、Deokdam、Keriaの3人。
韓国のネット民のあいだでは、「T1のロースターの40%をサンホが持ってる」ってネタにされてる(笑)
- Keria、めちゃくちゃお腹空いてそうな顔してる(笑)
Source: Partial Backstory of Doran becoming a pro gamer
グッジョブでござる。
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