【LoL】Faker、T1との契約を2029年まで延長。「残りのプロ人生はT1で過ごすことになると思う」

毎年全盛期Faker、ゲームへの情熱は「デビューした頃と全く変わらない」

FakerがT1との契約を2029年まで延長した。記者会見の様子が海外コミュニティを沸かせている。

Q：T1と前例のない4年契約の延長にサインしました。長期契約を決めた一番の理由は何ですか？

Faker：T1がとても良い条件を提示してくれたことが大きいです。個人的には、これからの4年間もファンのみなさんに刺激を与え続けたいと思いました。プロゲーマーとして、まだ学ぶことも成長できる部分もたくさんあると感じています。進化し続けたいので、長い目でコミットすることにしました。おそらく僕はプロとしてのキャリアの残りをT1で過ごすことになると思います。

Q：T1は2025年のWorldsで歴史的な3連覇を達成しました。振り返って、その道のりはどうでしたか？

Faker：簡単な道のりではありませんでした。その日のコンディションによって結果が左右される場面が多いと感じました。勝ち負けだけではなく、プロセスに集中することを意識していて、それが重要だったと思います。複数試合のシリーズを戦う経験が多いことも、確実に役に立ったと思います。負けることを恐れるのではなく、たとえ失敗しても自分ができるベストを出し切ることに集中しました。

Q：最近、Gumayusi選手に関する心のこもったエピソードを話していましたね。シーズン終了後、彼に何と伝えたのですか？

Faker：今年はたくさん話しました。彼がチームにしてくれたことはすべて、本当に大きな意味がありました。この結果につながったのも、彼の貢献がとても大きいです。要するに、よく頑張ったね、と伝えました。普段は自分の気持ちをはっきり言うタイプではないんですが、それでも彼にはちゃんと伝わってほしいと思いました。

Q：13年のキャリアの中で、最大のライバルだと思う相手は誰ですか？

Faker：最近だとChovy選手です。彼と対戦するのはいつもワクワクします。信じられないくらい上手いですし、Chovy選手を見ていること自体が自分の成長のモチベーションになっています。

Q：今は韓国年齢で30歳ですが、今もトップを走り続けています。情熱を保つコツは何ですか？

Faker：自分の中で、敗北の意味を捉え直しました。悔しさだけで終わらせるのではなく、敗北はもう一度成長するためのエネルギーだと考えています。今のゲームへの情熱は、デビューした頃とまったく同じです。

Q：もし2013年にキャリアをスタートした17歳の自分に会えるなら、どんな助言をしますか？

Faker：何も言わないと思います。僕はキャリアを始めるとき、正解を探していたわけではありませんでした。起きたことをそのまま経験して学んできました。だから、ただ応援して、笑顔を向けるだけにします。

Q：この新しい契約期間の目標を教えてください。

Faker：勝つことはいつも目標ですが、結果にかかわらず、自分が持っているスキルを最大限に発揮したいです。優先するのは自分の技術ですが、リーダーシップも大事です。その面は良くなってきていると思いますが、まだ伸ばせる部分があります。ゲームの中でも外でも、努力していきます。

Q：最後に、ずっと応援してくれたファンのみなさんへメッセージをお願いします。

Faker：自分が象徴のように見られているのは、ファンのみなさんが強い関心を寄せてくれているからです。みなさんのおかげで、自分も良いイメージを保ってこられました。その応援に報いるためにも、これからも自分自身を磨き続けることが、僕の義務であり責任だと思っています。

反応

これ2029年に引退するっていう、さりげない示唆なのかなと思った。そこで区切りをつけたり、家族を作るほうに進みたくなるとしても、誰も批判できないよな。その頃には33歳だし、プロとしてLoLをやってきた時間が人生の半分を超えることになるわけだし。
- Fakerのことだから、腕や手が動かなくなるまでやり続けそう。契約を延長してさらに2年やるって言い出しても驚かない。その場合は35歳になるけど、まあでもそこが最終年かな。
  
  この人のLoLへの情熱と執念は別格で、全然ブレないよな。LoLとeスポーツの象徴がFakerで本当によかったと思う。行け、叔父貴！