OP(MetaTFT開発者)
やあみんな、ここ3ヶ月以上がっつり取り組んでいたプロジェクトを発表できることになって、ワクワクしているよ。1年半前ここでMetaTFTを紹介してから、今に至るまでその人気が高まり続けるのを見て、思い切って仕事を辞めた。このサイトに全力を注ぐことにしたんだ。
そして、Overwolfによってこのサイトを次のレベルへ引き上げられるんじゃないかと考えた。TFTプレイヤーたちを支援し、情報を提供する最強ツールを作りたいんだ。一般的な統計やデータを用いることで、ゲームプランを考案・実行でき、ランクを上げられるようなものだね。
MetaTFTのサイトで、いくつかスクリーンショットを見ることができる。Overwolfストアのリンクはこっちだ。
主な特徴は以下の通り。
構成ページの改良
少し前にサイトで提供し始めたものだが、アプリ用に再デザインしてある。TFTの構成は、ただユニット8体を並べて、最適なアイテムをもたせて……ってだけじゃない。情報過多にならない程度に、それを反映したデザインとなっているはずだ。より多くのデータがコンパクトにまとめられているので、各構成のプレイを分析したり、キャリーや勝利条件となるユニットを見極めたり、ユニットやアイテムの互換性を確認したりできるよ。
また、TFTはスキルレベルによってもプレイが大きく異なってくるから、ランク帯でフィルタリングしたり、レイアウトをカスタマイズしたりする機能も実装したいと思っている。ゲーム自体にこの情報を追加してくれるから、いちいちAlt+Tabする必要もない。ささっと確認するため、構成をピン留めすることもできるんだ。
ロビースカウティング
一目で対戦相手の履歴を確認できる。ゲーム開始前にプランを練る上でとても役に立つ機能で、多くのアプリで重要視されているものでもある。連勝中のプレイヤーやOTPの可能性があるプレイヤーなどがわかりやすいよう、注意すべき点にタグ付けしてあるんだ。もし同卓にOTPのプレイヤーがいれば、それを避けてもいいし……先に引いてしまい、8位へ追い込んでしまってもいい。
この情報は構成ページにも反映されるから、競争が激しくなりそうな構成には注意書きが表示されるよ。また、Riotによるポリシーの為、これはただ履歴から推測しているだけになる。実際にゲーム中の構成を確かめるには、自分の目でスカウティングするほうが正確だ。
ライブトラッカー
今の盤面を反映するだけ……だが、ユニットやアイテムをクリックするだけで、関連する統計ページへ導いてくれる。すでに1~2個アイテムを持っているユニットに対しては、それに合わせてフィルタリングされたビルドを表示してくれるから、他のプレイヤーが残りに何を積んでいるかがわかりやすい。オススメの使い方だ。最適とされるアイテムだけでなく、もっと新しいアイテムを試して、他の可能性を発見してみてほしいとも思っているよ。
ちょっとしたQoL改善として、イカサマダイスツールにも対応してる。盤面のユニットがより見つけやすくなるだろう。
ラウンド履歴
Overwolfを使った大きな利点として、ゲーム中の非常に細かいデータへとアクセスできるようになった。これにはRiot APIでは得られないゴールド状況や、配置、レベル上げのデータなどが含まれている。
詳細なラウンド履歴ではこういった情報を見て、ラウンドごとのゲーム展開を確認することができるので、自分のプレイの分析に役立つことだろう。クリックすることで、ダメージグラフやラウンド開始時のスクリーンショットを見ることもできる。配置やプレイの掘り下げにどうぞ。プレイヤーが自分のミスを把握し、改善する手助けになる機能だから、今後数週間~数ヶ月の間にもっと機能を追加していきたいな。
マッチアップトラッキング
この機能が認められると確信できるまで、アプリの公開は控えていたのだけれど……Mortの発言を見るに、大丈夫そうだからね。これはゲーム内に表示され、自分が何ラウンド前に誰と戦ったかを記録、次に当たるかもしれないプレイヤーをハイライト表示する。他の盤面をスカウティングしたりするわけではなく、TFTチームが昨日明らかにしたガイドラインにも沿っているものだ。
当たりそうなプレイヤーがリストアップされることで、プレイヤーもより積極的に配置を変えたり、スカウティングしたりすることになり、結果として試合中盤もより魅力的なものとなるだろう。これは新しい機能だが、ゲームにとっても健全なものだと思っているし、TFT自体に実装されていてほしいくらいだ。まあ今は、MetaTFTのアプリを入れて楽しんでほしい 🙂
全体的に、アプリはあまり邪魔にならないようにしてある。ゲーム内に表示されるものは全部選択できるから、自分が一番使うような機能を選ぶことができるよ。
今後について
このアプリはまだ始まったばかりだし、プレイヤーを支援するためのツールや機能もたくさん計画している。データオタクとしても、アプリからアクセス可能な、詳しいデータの可能性にとても期待しているんだ。特に、サイトでは配置やレベル上げ、ゴールド周りの情報が不足してしまっているから、いずれ追加したいものだね。また、アプリでもサイトでも、データの視覚化は非常に効果的なので、より取り入れたいところ。
あと、アプリはまだ初期段階だからバグも多いとは思う。何かバグを見つけたり、欲しい機能があったりしたら、MetaTFTのDiscordで是非教えてほしい。
最後に、このサイトを利用して、サポートしてくれた皆さんに感謝を伝えたい。特にPatreonでサポートしてくれた方々、あなた方がいなければアプリの開発へ踏み切る自信は持てなかったと思う。陳腐な表現かもしれないが、支援なしでは実現できなかっただろう!
このアプリを活用して、是非ゲームに役立ててくれますように!
翻訳元: Announcing the MetaTFT In Game App!
至れり尽くせりでござる。
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コメント
対戦相手を記録して候補を絞ってくれる機能はまじでありがたい
これけっこう思考のリソース割かれてたからな
TFTって今面白いの?
俺はset5からやってみてるけどかなり面白い
来たチャンピオンやアイテムを見てこれからどう進めるか柔軟に決めることができると「俺めちゃくちゃこのゲームうまくね?笑」って気分になれてうれしい
どいつもこいつもケイルに行くから最近のメタという意味では結構しょうもない
set5.5のコンセプト自体は面白いよ
どいつもこいつもケイルっていつの話してる?
ケイルなんてそういえばいたねってレベル
日本鯖なら普通のランクよりtftのダイアの方が全然マッチ早いし楽しい
昔と比べて遊べなくなった
ゲームとしては完成したろうけど
自分でやるのもラジオ代わりに配信たれ流すのも楽しい良いゲームだと思うけどlolとかvalorabtと比べると競技シーンが残念すぎる
観戦モード早く実装してくれ
初期のアイテム合成レシピを表示するとかならまだしも。
対戦相手の構成履歴とか、次に当たる可能性の高い相手の表示は、チートとまでは行かないんだろうけど、公平性を著しく欠いていると感じる。
誰でもこのアプリを利用できるんだし、アプリ使わなくてもゲーム内で自分で確かめられる情報しか提供してないんだから不公平じゃなくない?
その指摘はlolで統計サイト使ってビルドとかカウンターチャンプ調べてる人に「俺は独学でやってるのに不公平だぞ!」って言ってるのと同じようなものだと思うよ
むしろカウンターチャンプなんかはlolのゲーム内じゃ調べられない分、統計サイトの方が不公平ってことになるけどそんなこと思ったことないでしょ?
lol統計サイトの例えが適切かどうか
俺には分からない。
ただ、マッチアップトラッキングによる思考リソースや操作量への負担軽減はラウンドの勝敗に大きな影響があると思う。
TFT好きだけど次に誰と当たるかとか考えてないやw
ゲーム内で確かめられる情報だって本当に思ってるか?
ゲームが始まってから全員分の構成履歴を調べることや、次に当たる相手のパーセンテージを毎試合ごとに計算できるか?
少なくとも現在のクライアントの仕様では試合が始まってからそれらを調べることは出来ないし、この話はTFTの話であってサモナーズリフトでカウンターチャンプがどうのこうのという話では無い。
次に当たる相手のパーセンテージを計算計算・・・
それで言うならBlitzも似たような事してるから今更文句言っても情弱としか思えんけどな。