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【LoL】AXIZ Nemoh選手にLJL2021スプリング最下位からサマー3位までどうやって骨太躍進したかを聞いてみた

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© 2024 Riot Games, Inc. Used With Permission.

LJL 2021サマーでは、春の最下位という結果から大きく順位を伸ばして3位を獲得し、多くのファンを熱くさせたAXIZ。その躍進の秘密を探るべく、チームリーダーであるサポートのNemoh選手にお話を伺った。


LoL忍者Nemoh選手、はじめまして。インタビューを受けていただきありがとうございます。本日は、宜しくお願いいたします。

 

Nemoh:LoL忍者さん、はじめまして。いつも楽しく拝見しております。インタビューのオファーをいただき、大変嬉しく思います。どうぞ宜しくお願いいたします!

 

LoL忍者:ありがとうございます。この夏は本当に大活躍でしたね。AXIZの奮闘ぶりには、胸が熱くなりました。

 

Nemoh:ありがとうございます! 僕も大きく成績を伸ばせたことに、手応えを感じています。自分たちが全力で取り組んできたことに一定の結果が出せて、とても嬉しいですね。AXIZには、新人が3人もいたため、コーチたちに大変なご迷惑をおかけしたと思いますが……(苦笑) 本当にコーチの皆さんのご指導の賜物であり、ファンの皆様のご声援のお陰だと思っています。

「チャレンジできる年齢は限られているかも」そう思ってプロシーンの扉を叩いた

LoL忍者:おっしゃるように、AXIZの特徴のひとつは、新人が多いチームということだと思います。そもそも、Nemoh選手がLoLのプロ選手を目指したのは、どのような経緯なのでしょうか。

 

Nemoh:僕は、小さな頃からゲームが大好きでした。ゲーマーコミュニティの仲間たちと『スペシャルフォース2』というFPSをよく遊んでいたのですが、ある日、世界的に有名なタイトルである『リーグ・オブ・レジェンド』の日本サーバーが立ち上がったという話を聞いたんです。そこで、仲間たちと一緒にやってみようと。シーズン6の終わり頃でしたね。

 

LoL忍者:そうなのですね。最初から上手だったのでしょうか。

 

Nemoh:いやいや、もう全然! そもそも、MOBAが初めてでしたし、LoLは一定のレベルで遊ぶためには知識が必要なゲームということもあり、何もかもがちんぷんかんぷんでした。「AI戦では勝てるのに、なんで対人戦だと勝てないんだ……?」という感じでしたね。ランク戦もほんの少ししかやらなかったんですよ。相手に使われて嫌だったチャンピオンを自分で試して覚えて……そんな日々でした。当時は、ブリッツクランクとベイガーがめちゃくちゃ強いなって思いましたね。逃げられないじゃん!って(笑)

 

LoL忍者:なるほど(笑) そんなNemoh選手がプロゲーマーになることを意識したのはいつ頃だったのでしょう。

 

Nemoh:17歳になって、進路を考えるようになりました。その頃、たまたま大阪にあるesportsの専門学校のオープンキャンパスに遊びにいったんです。本当に気軽に「行ってみようかなぁ」って感じで。すると、生徒の皆さんはレートが高くやる気がある人たちばかりで、イメージと全然違いました。何より、みんな目がキラキラしていたんですよ! びっくりしましたね。

当時、巷ではまだまだ揶揄されることもあったesportsでしたが、チャレンジできる年齢は限られているかもしれないという思いもあり、プロゲーマーになることを決意したんです。そしてその専門学校に進学し、ひたすらソロキューを頑張りました。

 

LoL忍者:それからスカウティンググラウンズに出場し、CGAにスカウトされたのですね。

 

Nemoh:そうなんです。CGAにトップのサブメンバーとして加入することになったのですが、実は、入団当初からコーチに「サポートのほうが向いている」と言われていて。聞くところによると、マップを見る力と、コールする力が、サポートならもっと活かせるという理由のようでした。そこで、途中から「サポートで頑張ってみます!」と、コンバートして、サポートの基礎を学びました。

「できれば動かさないで欲しいな」最初は気難しく感じた相方のHoney

LoL忍者:そしてAXIZにサポートとして移籍したんですね。入団当初はどんな感じだったのでしょう。

 

Nemoh:もちろん緊張していましたし、相方のADCであるHoneyさんとも、お互いにぎこちなく、遠慮しあっている感じでしたね。お互いにミスがあっても「あっ……」と言ってそれきり、黙ってしまったり。それに、僕は最初、Honeyさんのことを気難しくて怖い人だと誤解していたんですよね。

 

LoL忍者:それはどうしてでしょうか。

 

Nemoh:ある日、Honeyさんが席を離れたときに、ティッシュを一枚もらおうとして、Honeyさんのデスクに置いてあるものの位置をちょっとだけずらしてしまったんですよ。そうしたら、席に戻ってきたHoneyさんが一瞬で「あれ? ひょっとして、誰か僕のデスク触りましたか?」って気づいて。そこで「僕がティッシュもらおうとして触っちゃいました」って言ったら「ごめん、できれば動かさないで欲しいな……」って。

 

LoL忍者:それはすごいエピソードですね(笑)

 

Nemoh:それで僕も「Honeyさんは気難しいのかも……」ってちょっとビビってしまい(笑) でも、ADCというのは特に繊細なロールですから、そういう気質があるのは適性の証かもしれませんよね。もちろん今ではHoneyさんとは仲良しで、休憩時間も2人でお茶を飲んだり、一緒に過ごすことが一番多いです。

「夏に成長できた姿を見せられればそれでいい」徹底して土台を固めた春の日々

LoL忍者Honey選手の凄まじいキャリー能力は、そんなところに秘密があるのかもしれませんね。さて、LJL 2021 スプリングの成績は、最下位というものでした。悔しい思いもされたのではないでしょうか。

 

Nemoh:悔しいと言うよりは、自分たちの至らなさに愕然としました。AXIZは、トップのInoさん、ミッドのMegumiin、サポートの僕と、新人が3人もいました。よく言われることなのですが、プロシーンとソロキューは、まったく別物なんですよ。そのことを改めて痛感しました。大まかに言えば、ゲーム理解度が全然足らなかったんです。各レーンに必要な知識、マッチアップの理解度……そうしたものすべてが足りませんでした。スクリムでも全然勝てませんし、そもそも勝ち方が分からない。そもそも試合にならない。そんな状態でした。

 

LoL忍者:シーズン開始時はそんな状態だったんですね。そこからどうやって立て直したのでしょうか。

 

Nemoh:まず、具体的な目標として、「序盤15分でゲームが壊されないように、ミスを出来る限り減らす」というものが掲げられました。Cubeコーチも、「もしかしたら、春は捨てることになるかもしれない。でも、夏に成長できた姿を皆様に見てもらえれば、それでいい」と。そこで、とにかく序盤崩されないように、徹底して目標に取り組みました。

具体的には、提携している韓国のチームにお願いして、レーン戦の練習を徹底的にやりました。最初のリフトヘラルドが出現する8分くらいまでに限定した練習です。この練習を通じて、さまざまなマッチアップ、キルライン、リスクリターンの境界線などを、体に覚え込ませました。

 

LoL忍者:徹底して基礎を練習したんですね。

 

Nemoh:はい。最初の頃はHoneyさんと翻訳ソフトを使って意思疎通して、レーン戦を教えてもらって、僕はお返しに日本語を教えて。本当に助けてもらいました。また、サブコーチのLagoコーチの存在はとても大きかったです。Lagoコーチは日本語が堪能で、サポート出身だったので、サポートの基礎を手取り足取り教えていただきました。本当に感謝しかありません。少しずつ、Honeyさんについていけるようになりました。

メンタルや勢いといった、アナログなものが大きく影響するのがLoLというゲーム

LoL忍者:そうした地道な努力の積み重ねが結果として現れたんですね。それにしても、プレイオフBo5の2連続での3-0勝利にはとても驚きました。Bo5の経験不足を心配していたのですが、何か対策をしていったのでしょうか。

 

Nemoh:これと言ってテクニカルな対策は無かったと思います。ただ、チーム全体で共有していたのは、「最初のゲームをとにかく勝とう」というもの。コーチからも、Bo5の初戦を勝てるかどうかは重要だと繰り返し言われていました。初戦を勝つと、選手たちはみんな大はしゃぎ。「俺たち、いけるね!」という感じで、チーム全体が押せ押せムードになるんです。LoLはメンタルや勢いのような、アナログな要素の影響も強いゲームなんだと思います。

 

LoL忍者:なるほど。そういう背景があり、プレイオフでもコンセプトを変えず、徹底したボットキャリー戦略で勝負していったんですね。

 

Nemoh:実は、他の切り札も準備していたんですが、完成度が高まらなかったんですよ。トップキャリーをコンセプトに、セナ&タム・ケンチにトライしたのですが、かなり事故ってしまったこともあり……。チームで色々と試行錯誤したのですが、そもそも、ボット組が、耐えるゲームにあまり向いていないということもあったのかもしれません……。

 

LoL忍者:なるほど。プレイオフでは、残念ながら、DFMに0-3と完敗でしたね。敗因をどう分析されていますか。

 

Nemoh:やはり、王者はとても強かったです。全力でぶつかっていきましたが、色々な部分で至らなかったと思います。それぞれが、それぞれの役割を、高いレベルで全うできませんでした。それに、強敵と戦うときは、早く楽になりたいと、甘えた動きをしてしまうことがあります。そうした心の弱さも出てしまったのだと思います。

試合外ではお茶目にふざけあう、明るい人たちが集まったチーム

LoL忍者:そうなのですね。それでも、3位という成績はお見事だと感じました。そんな成果を一緒に残したチームメイトについてお聞きしたいと思います。Nemoh選手から見た各選手は、どんな選手なのでしょうか。

 

Nemoh:陽気で明るいお茶目な人たちが揃ったチームだと思います。僕以外は……(笑)

トップのInoさんは、チーム練習が終わると、ひたすらソロキューを回す、ソロキュー戦士です。LoLが本当に大好きって感じですね。面白くて、食事のときはみんなを笑わせてくれます。

ジャングルのHogletさんは、本当に頼れる職人といった感じで、チームの精神的支柱です。人柄はとってもお茶目さんですね。

ミッドのMegumiinは、一番若いこともあり、ちょっと子供っぽいかな? おふざけが大好きですね。でもいざ試合となれば、きちんと周囲とコミュニケーションを取って、真剣に話し合える。そういうところは素晴らしいですね。

ADCのHoneyさんは、先程も申し上げたように、最初は気難しいかな? と思ったのですが、全くそんなことはなくて。Inoさんの布団を奪って勝手に寝たり(笑)

スレッシュでフックを当てるコツ

LoL忍者:皆さん仲が良く、いいチームだったのですね。さて、Nemoh選手にどうしてもお聞きしたかったのが、スレッシュをうまく使うコツです。サマースプリットではスレッシュのフックを何度も当てていましたね。観ていてかなり興奮しました。スレッシュのコツは、一言では語れないと思いますが、なにかヒントを頂けないでしょうか。

© 2024 Riot Games, Inc. Used With Permission.

 

Nemoh:スレッシュは何でもできますし、とてもカッコいいチャンピオンですから、使いたい人が多いのはすごく分かります。

僕に何か言えるとしたら……そうですね、まず、プレイをする時に慌てないことでしょうか。何を当たり前のことを、と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、実はこれ、ものすごく難しいんです! 特にスレッシュはできることが多いチャンピオン。集団戦のときに、フックを当てなくちゃ、ピールしなくちゃ、ランタン投げなきゃと、全部一気にやろうとすると慌ててしまい、精度がガクッと落ちてしまいます。ですから、まず慌てずに、落ち着いたメンタルを保つこと。これが基本なのではないかと僕は思います。

フックを当てるのは、感覚的なところも大きいので、難しいのですが……。

ひとつ言えそうなのは、相手に退路を強制的に選ばせるようにフックを打つことでしょうか。LoLでは、スキルショットの方向に対して、水平に避けることが良いとされています。僕も、「アルファベットのTの字のように避けるようにするといいよ」と教わりました。その退路を、壁だったり、味方ADCだったり、ミニオンだったり、いろいろなファクターを利用して、相手に苦しい選択を迫るように撃つと良いと思います。

また、自分のHPをわざと減らして、相手の攻めっ気を誘うのも、選択肢として良いと思います。相手がつい追いかけてきたくなった瞬間の隙を狙ってフックを撃ちます。

レーン戦後は、息を殺して気配を消すのも大事ですね。その際、ソロキューでは少し難しいかもしれませんが、他の誰かがアグロを引いてくれるととても良いです。フォーカスが別のチャンピオンに行った瞬間が、一番フックが当てやすいんです。その瞬間を狙います。AXIZの場合、その役割をやってくれたのが、Hogletさんだったり、Inoさんだったり。

自分もまだまだ全然できていませんから、今も一生懸命練習しています。

プロゲーマーになって良かった

LoL忍者:私も早速ソロキューで試してみようと思います。どうもありがとうございました。さて、新人としてデビューして、プロ選手として1シーズンを終えました。感想はいかがでしょうか。プロゲーマーになって良かったと思いますか。

 

Nemoh:僕は良かったと思います。大好きなゲームでお金を稼げるのは本当に幸せなことです。それに、今回のインタビューもそうですが、お仕事を通じて色々な方と知り合えるのはとても楽しいです! セカンドキャリアの問題など、考えるべきことは色々とありますが、今はできることに全力で集中していきたいです。

 

LoL忍者:これからもNemoh選手の活躍が楽しみです。それでは、最後にファンの皆さんにメッセージをいただけますか。

 

Nemoh:いつも応援してくださり、本当にありがとうございます。今年の夏は、成績を伸ばすことができたかなと思っています。これもファンの皆様のご声援のお陰です。来年もこのメンバーになるかどうかはわかりませんが、メンバーそれぞれの行く末を見守ってくださると嬉しいです。ありがとうございました!

 

 

管理忍

大健闘でござる。

コメント

  1. いいインタビューでござる
    AXIZは才能も若さもあるしいいチームでござる

    49
    • Nemohのスレッシュ本当に興奮したよ
      来季もがんばれ!

      19
      • ごめんミスって返信にしてしまった

  2. 成長が目に見えて分かるからこそ見てて楽しいチームになった
    axizとRJにはマジで期待してる

    34
  3. Nemohのフックが目立ってたけど他の二人の新人もすごく頑張ってたし、hogletが新人をゲーム内外で活かそうとしてる姿勢が伝わってくるから本当に応援したくなるチームなんだよなぁ
    来年も楽しみ

    27
  4. axisもWCSで見たいから枠数増やしてきてくれDFM

    29
  5. AxizとRJのおかげでプレイオフまで楽しめた。お疲れさま

    16
  6. 来季も応援しとるやで

    12
  7. 「早く楽になりたい」
    MSIが蘇るような発言だ。重圧があるとそうなってしまうのね

    20
  8. サンキュー忍者。RiotJPはもっと光を当てるべきだ
    昔はもっとクライアントがそれぞれの地域のプロシーンをとりあげていた気がするんだけど

    11
  9. 日本人選手3人とも目に見えて成長してるんがええよなAXZ
    Ino選手が夏の終盤にかけてかなり上手くなったなと思った

    13
  10. スレッシュの神フックのGIFありがたいでござる。

    LJLはリアルタイムには追えなかったけど期間中Nemoh選手のパフォーマンスには何度も感嘆の息を漏らした
    是非とも頑張ってほしい

  11. 今年のAXIZは成長が凄くて本当に見てて面白いチームだった。
    最終的に5人のどの選手も「その選手ならではの武器」ってのを持ってて、来期もマジで楽しみになる仕上がりを見せてた。
    来年も同じメンバーになるか、別の道を歩むことになるかは分からんけど、5人の選手全員今後も応援していきたいわ。

  12. 骨太最強!

    • SG V3はもうええわ
      これからはRJ AXIZだな

      • 何かを誉めるのに他の何かを下げる発言は加えなくていいよ
        それはSGやV3だけでなくRJやAXIZにも失礼だ

        34
  13. スレッシュは本当印象的だった

  14. 新人全員に光る物があったからこそKRが強力な上でも楽しんで観戦できたな
    特に群雄割拠のmidで毎回とまでは言わないがそれなりについていけてためぐみん凄いわ

  15. 今季は新鮮で面白かった

  16. AXIZは選手ももちろんコーチが良かったんだろうなといろんなインタビュー見て思う

  17. ねもーさんゲーム外でもこうしていろんなことを精力的に発信しようとしてくれていて、シーンのファンとしてはとても大切な選手でござる。

  18. leagupediaを見ると分かるが、Summer SplitのSUPプレイヤーでのNemohのスタッツはGaeng,Secretに次いで3位だ。

  19. 胸熱な記事だった
    LJLの多くのチームに言えるけどもっと広報活動とかDFMのYouTubeみたいなことをしていった方がいいのでは

    4
    1
  20. 正直KR二人が引っ張っただけで他はそうでも

    • KR強力なのは大前提として、上位チームと下位チームの差はKR差よりは日本人差やろ

  21. 「スキルはアルファベットのTの字のように避けるといい」
    これ小学校で教えておいてほしかった これに気付くまで6年かかった
    6年間スキル避ける時適当に動いてたけど、相手から見て直角に動くのが最短なの当たり前よな
    この直角に動くってことがこういう分かりやすい言い方で教えられてるのが一般人とのレベルの違いを感じる

    • いやさすがにそれはセンスなさすぎだろ

  22. Nemohのスレッシュのピックは本当にワクワクした
    んでLJL summerはHoneyのジンクス、アフェとのシナジーを観るのが一番楽しみだったよ
    来季も楽しみよ

  23. ガチで骨太やん
    コーチと練習相手のコネはLJLでは最重要やな

  24. やっぱlagoの影響大きかったんだな。
    AKIHABARA ENCOUNTのときはCSの中ではかなりいいサポートで、残念ながらLJL上がってからは大成できなかったけど、性格的にコーチ向いてそうだったから。
    プレイスタイル好きだったし、いま上手くいってるのを成果として見られて嬉しいよ。

    • 名前見たことあると思ったらAEか
      こういう受け継がれていってるの見ると、LJL全体の成熟も感じられて良いな

  25. >ごめん、できれば動かさないで欲しいな…
    怖すぎワロタ

    • いやでも他人の机の上勝手に動かすのも大概やばくね?ちょっとがどのくらいかはわからんが

      • ティッシュ1枚くらいなら別にいいじゃんって思っちゃうけどな、結局人それぞれなんだけど…
        今回はたまたまHoneyがそういうデスク周りにこだわりがあるタイプだっただけでどっちが悪いとかどっちがヤバいという話ではない気がする、今では仲良くやってんなら笑い話だろうし