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【LoL】DK Khan「まだDKのパフォーマンスは70%」

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以下、Korizon EsportsによるDK Khan選手へのインタビューを紹介。


――FPX相手と、非常に大事な一戦で勝利を掴まれましたね。

 

Khan:グループ内でも最大の相手である、FPX相手に勝利してWorldsを始めることができました。安心しましたが、まだFPXとは1試合残っています。しっかりと、次も勝てるよう努力したいですね。

 

――かなりの注目試合でした。2019年の王者であり、Khan選手にとっては元チームメイトですね。特別な思いなどはあったのでしょうか?

 

Khan:元チームメイトでもあり、友人でもあります。同じチームだった頃は、かなり助けてくれましたし。だからこそ、彼らを粉砕してやりたかった。人間の性ですね……昔の友人が今は敵、となれば、よりいじめたくなるじゃないですか。僕もそうなんです。

 

――(笑)。そうですね、もしかしたらその気持ちが、ゲーム内でのパフォーマンスへ結びついていたのかもしれません。

 

――さて、本日のB/Pについてですが、DKはユーミをファーストピックされました。その段階では、少しどうなのかな? と思うピックでしたが、終わってみれば納得のピック。このドラフトや、構成についてお聞きできますか?

 

Khan:まずはスクリムの結果や、チャンピオンのTierリストなど、様々な要素を加味して考えます。「こういうチャンピオンをプレイしたいが、こういうチャンピオンが出てきたぞ……よし、こういう構成で行こう」という感じですね。そしてドラフト中には、相手のドラフトも予測しないといけません。

今日のドラフトは、コーチ陣の血と涙の結晶ですよ。このたった1試合のために、入念に準備してくれたヘッドコーチ(kkOma)や、スタッフたち、アナリスト(Daeny)に感謝です。

 

――ユーミが序盤からTopへ動き、Nuguri選手やDoinb選手を封じたのが印象的でした。あの瞬間、DKにゲームが傾いたように思えます。FPXはmidのロームが多いことから、それをカウンターする戦略だったのでしょうか?

 

Khan:ユーミのようなチャンピオンは序盤ロームしづらい、と一般には言われています。ですが、BeryL選手はそういった、相手の見逃している隙を突いた。FPXに重い一撃をかましましたね。そこから非常にいい流れを掴めて、有利になったと思います。

 

――そこからのスノーボールは、まさに蹂躙でしたね。DKにとっては、ミスをしない、カムバックの余地を残さないことが大事だったかと思います。どういったコミュニケーションを行っていたのでしょう。

 

Khan:チーム全体で、相手のポジション、取りうるアクションについて話していました。「こっちで攻めるから、逆では引き気味で」といったコールがありましたね。

 

――FPXは強敵ですが、LCKファンも今日の試合を見て安心されたかと思います。Khan選手自身や、チームメイトの皆さんはどう思われていましたか?

 

Khan:勝てて良かった、それだけですね。強いチームに勝てたからと言って、特別喜んだりはしないと思います。どのチーム相手でも、いつもどおりに嬉しいかと。

 

――今回の勝利、その最大の要因は何なのでしょう。

 

Khan:パフォーマンスが良かったのもありますが、まさにドラフトで大きな差がついたと思います。あとは、色々な要素が上手く噛み合ってこういった結果になったかと。

 

――正直、本日のDKがどのようなパフォーマンスを見せてくれるか、皆さんも不思議だったと思います。実際に見てみると、今年のDKで一番と言っていいほどのパフォーマンスでしたが……Khan選手は、現在のDKをどう捉えていますか?

 

Khan:とてもいいですね。ただ、これが限界とは思わないでください。LoLは5人で行うゲームなので、コミュニケーションやミクロのミスなど、細かいミスは出てしまいます。そういったミスも減らしていけると信じてますから、まずは次の試合でより良いDKをお見せしたいですね。

 

――本日のDKは何%の実力でしたか?

 

Khan:70%くらいですね。

 

――なるほど、完全体が待ちきれません。また、このフォームを維持することも大事ですよね。MSIではコンディションの維持が難しかった、とインタビューでお聞きしました。そういったコンディションへの影響を最小限に抑えるため、そしてパフォーマンスを安定させるため、どういった手段を取っているのでしょう。

 

Khan:アイスランドでのプレイがどういうものかは、もう分かっています。厳しかった部分も把握していますし、チームのスタッフがそういった部分に目をつけていてくれますから。本当に助けられていますよ。DKやRNGにとって、アイスランドで過ごした経験はかなりのアドバンテージじゃないでしょうか。

 

――どういった部分が厳しかったのか、詳しくお聞きできますか?

 

Khan:食事では、先立って近くのレストランを調べていました。以前のアイスランドでどこが辛かったか、ということを選手から聞いていたんです。色々持ち込んでもいますよ。

 

――国際大会において、いい食事……というのはどれほど大事なのでしょう。

 

Khan:国際大会で上手くできるかどうかの、50%は食事が占めてますね。とはいえ、結局仕事ですから。食費を稼げないと。

 

――さて、DKは良いスタートを切れましたが、まだ試合はたくさん残っています。RogueやC9も、ガードを下げるわけにはいかない相手ですが、彼らへの対策はあるのでしょうか。

 

Khan:どちらも、シーズンではいいパフォーマンスを見せていたチームです。そういったチームが集うのがWorlds、全然負けるチャンスはあるので、その確率を減らしていきたいですね。

 

――以前から、このWorldsがキャリア最後になるとおっしゃられていましたね。ゲーム内でのパフォーマンスに影響が出るなどと、心持ちが変わったりはされましたか?

 

Khan:プレイはあまり変わったとは思いませんが、心持ちは変わりましたね。これがまさに最後、より力を入れなくてはならないな、と。

 

――FPXには勝利されましたが、より先のステージへ進まれた際、他にも気になっているチームなどはあるのでしょうか。

 

Khan:EUからは、MAD Lionsですね。LPLはFPXやEDGで、上位のチームはどれも強いと思っています。LCKは、T1、Gen.G、HLE……全部良いですよね。NAは分かりませんが。

 

――多くの韓国のファンが、本日の勝利に沸き立っています。ファンの皆さんへ、一言お願いできますか?

 

Khan:応援ありがとうございます。アイスランドは韓国の反対側ですし、もうかなり遅い時間でしょう。試合を見て、最後まで応援してくださってありがたい限りです。

 

――DKの選手がステージに入場した際、トロフィーを掲げていましたね。本日の対決で、唯一Worldsを勝っていないのがKhan選手でした。Worldsの終わり、トロフィーを再び掲げられるとしたら……それはKhan選手にとってどういった意味を持つのでしょう?

 

Khan:圧倒されるでしょうね。説明するのは難しいんですが……これまで経験したことがないので、どういった瞬間なのか分からなくて。言葉で表せませんね。実際に経験してみて、どういう感じか確かめないと。嬉し涙を流すかもしれませんし、笑うしかないかもしれません。何はともあれ、まずは実体験ですね。

 

――ShowMaker選手は、泣いてしまうかもと。

 

Khan:本当に、体験しないと何も言えません。だって、SKTに勝ってLCKを優勝したときは泣くだろうと思ってたんですよ。実際にそうなってみると、笑っちゃいましたけど。

 

 

 

管理忍

LCK組は初日4-0スタートでござる。

 

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コメント

  1. 管理忍さては寝てないでござるな?
    この後Canna&Nuguriの記事も楽しみでござる

    DKはKhan以外の4人の選手もだけどWCS優勝経験があるkkomaとDaenyがいるのも何とも言えないでござるな…

  2. あれで7割なんて冗談きついでござる

    19
  3. >NAは分かりませんが。

    こんなん笑うでござるやん

    12
  4. MAD強いと思ってたけどあっさりTLに負けてしもうた

    • 朝起きて愕然としてしまったよ…

      さよなら俺のピッケム…

  5. まさかFPXがあんなボコボコにされるとは

  6. showmakerとcanyonが世界一や

  7. ユーミは最速で押さえる、ADCはおとなしく行こうかと思ったけどカイサが出てきたのでイジメる、グレイブスでジェイスを抑え込む、ジャングルは相手を見てから良さげなのが使える

    振り返ってみると初日のドラフトは完璧だった
    Showmakerのとんでもないパフォーマンスも勿論大きいんだが今回ばかりはサポートスタッフが勝利し、選手がそれを実現した結果だと言いたいな

  8. 全チームの試合で揃ったけど異次元だった
    2連覇おめでとう

  9. ユーミが積極的に他のソロレーンにも出没して敵を強烈にわからせるのが今のユーミの強い使い方か
    そしてそのロームの隙は妙に痛いAAでカバーできる
    更にこのユーミを進化させた形がT1vsDFMのユーミタロンであり戦場全てを異常に足が速くて異常に堅いjgが支配する強烈なシナジーが生まれていた