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SHG Marble「敗北を糧に、限界を超えていく」

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LJLサマーファイナルで惜しくも敗れたものの、随所に神がかったパフォーマンスを見せたMarble。激闘の後に何を思うのか、LoL忍者がインタビュー。

熾烈な戦いを終えて、次世代の至宝Marbleが思うこと

LoL忍者:Marble選手、ご無沙汰しています。サマーファイナルは残念でしたが、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれましたね。

 

Marble:LoL忍者さん、お久しぶりです! 優勝することができずに残念でした。

 

LoL忍者:Bo5の最後までもつれ込む死闘でしたね。試合が終わった瞬間、何を思ったのでしょうか。

 

Marble:一番最初に思ったことは「終わった……」ということですね。「また勝つことができないのか……」と。

初のオフライン、初の決勝はどうだった?

LoL忍者:本当にどちらが勝つか分からない試合でした。Marble選手にとっては初のオフライン、初の決勝と、初めて尽くしでしたね。

 

Marble:そうですね。僕は音楽が好きなのですが、会場の幕張メッセはミュージシャンのライブがよく行われる場所だと知っていて、以前からとても憧れていた場所でした。

その憧れの舞台でLoLをプレイすることができてとても光栄でした!

 

LoL忍者:緊張はありませんでしたか。

 

Marble:緊張もありましたが、それ以上に本当に楽しかったですね!

試合が始まる前や終わった後、観客の皆さんに「Marble〜!」って声をかけていただいて。オンラインじゃこんなことはありえないじゃないですか。すごく嬉しかったですし、気合も入りましたね。

 

LoL忍者:確かに、会場の雰囲気は非常に良かったですね!

気合と言えば、当日のMarble選手は髪型も気合が入っていましたね。

 

Marble:ちょうど髪の毛を切るタイミングだったので、せっかくだから気合いを入れてみました(笑)

メイクさんが上手に決めてくれました。メイクさんに感謝です!

 

LoL忍者:実際のプレイ中の観客の歓声はどう感じましたか。

 

Marble:最高でしたね! ヘッドフォンをしていても、観客の皆さんの興奮が伝わってくるんですよ。自分が良いプレイができた時に歓声が聞こえてきたのは本当に嬉しかったですね!

 

LoL忍者:すごかったですよね!特にMarble選手はあっと言わせるプレイが多かったですし。逆に、初のオフラインで難しかったことはないのでしょうか。

 

Marble:うーん、慣れていないこともあって、やはり普段の環境とは違う点に適応するのは難しかったですね。

100%の自分のパフォーマンスを発揮するのは難しいなと感じました。

でも、条件は全員一緒ですからね。自分の課題だと感じています。

 

LoL忍者:具体的にはどこが難しかったでしょうか。

 

Marble:例えばヘッドフォンですが、普段は軽いものを使用しているので、違和感を感じました。でも、先ほども申し上げたように、条件は全員一緒ですからね。僕が素早く適用できるようになることが重要だと感じました。

 

LoL忍者:実際の試合のパフォーマンスはいかがでしたか。

 

Marble:1試合目、2試合目は特に緊張していて、CSを取ることなどが難しかったですね。でも、4試合目以降は徐々に慣れてきて普段通りのパフォーマンスを発揮することができたと感じています。

 

LoL忍者:Marble選手は緊張しなさそうなイメージですが、それでも普段の環境と異なると影響が出てしまうのですね。

 

Marble:緊張はありましたね(笑) 環境に適応するのが遅れてしまいました。

萎縮してしまい、アグレッシブにプレイできないシーンもありました。

それに、普段通りのコールもなかなかできませんでしたね……。

 

Marbleがお手本にする海外トッププロゲーマーとは?

LoL忍者:それでも、Marble選手のパフォーマンスは目を瞠るものがありました。特に、カイ=サをピックできたときのパフォーマンスは凄まじいものがあったと感じています。

 

Marble:ありがとうございます! カイ=サはスクリムで練習していた時から自信がありました。自分でも上手くパフォーマンスを発揮できたと感じています。

 

LoL忍者:特にカイ=サのウルト、キラーヴォイドの使い方が、「ここしかない!」という感じでしたよ!

 

Marble:嬉しいです!

僕はまず動画を見て学び、次に実戦で試すタイプなのですが、普段から海外のトッププロの動画を見てキルラインやポジショニングなどのディテールを徹底的に学んでいました。

自分なりに真似して取り入れていたのですが、今回そういった部分が上手くいったのだと感じています。

 

LoL忍者:Marble選手は色々なトッププロの動画を見て学んでいて、誰が一番かは決められないと仰っていましたが、強いて言うなら今回はどのトッププロが参考になりましたか。

 

Marble:そうですね……。うーん、本当に難しい質問ですね(笑)

 

LoL忍者:そこをなんとか、お願いします。

 

Marble:うーん……。強いて言うならですが、LNG EsportsのGALA選手と、Bilibili GamingのElk選手ですかね。

 

LoL忍者:ありがとうございます。どこが具体的に参考になったのでしょうか。

 

Marble:ミクロというよりは、思考プロセスですね。超一流のトッププロは、ミクロ以前のゲームに対する考え方自体がまったく違うんですよ。そういった部分を、動画を何度も見て盗もうとしています。

 

LoL忍者:そうなのですね。もう少し詳しく教えていただけますか。

 

Marble:例えば、8分のヘラルドファイトに、ADCとしてどう寄せていくか。そのためのウェーブ管理、リコールタイミングはどうするのか。そのためのダメージトレードはどうするのか。そういった思考プロセスのディテールですね。

 

Marbleが人間をやめたシーン:超反応ストップウォッチ

LoL忍者:ありがとうございます。想像もつかないレベルですね。

さて、ファイナルと言えばどうしてもお聞きしたいことがあります。

5試合目で、Aria選手が操るアーリのチャームに超絶反応し、ストップウォッチで回避しましたね。

会場が沸いたシーンでした。僕自身も見ていて心臓が止まるかと思うほど凄いプレイでした!

 

Marble:ありがとうございます!

あのシーンは、チーム全員が極限まで集中していました。

僕自身も究極に集中していたからできたプレイなのかなと感じます。

試合には負けてしまいましたけどね……。

 

LoL忍者:本当に興奮しました!あんな凄いプレイを見せてくれてありがとうございます!

 

Marble:こちらこそありがとうございます! 今後も観客の皆さんを沸かせるプレイを見せられるよう頑張ります!

 

積極的なコールでチームプレイヤーとして成長

LoL忍者:今後も期待しています!

惜しくも敗退となってしまいましたが、Marble選手は成長著しいシーズンだったと感じます。Marble選手ご自身が成長できたと実感できた点はなんでしょうか。

 

Marble:去年は自分から積極的に喋ることがほとんどなくて、タワーダイブできるかどうかぐらいのコールしかできなかったんです。

今年はウェーブ状況や、ヘラルドタイミングでのローテーションなど、チームに必要なコールを積極的にできるようになったと感じています。

 

LoL忍者:よりチームプレイヤーとして成長できたのですね。

レーン戦に関してはいかがでしょうか。

 

Marble:主導権を握れるマッチアップなら、確実に主導権を取ってオブジェクト有利を広げることができたと感じています。

逆に主導権を取れないマッチアップでも、試合を壊さずに後半まで耐えてキャリーするという、チャンピオンごとの役割をしっかり理解してゲームをプレイすることができるようになったと思います。

LJLファイナルのKinatu日記

LoL忍者:ありがとうございます。さて、Marble選手はKinatu選手と仲が良いと思います。今回のファイナルで、Kinatu選手のおもしろエピソードを聞かせていただけますか。

 

Marble:何かあったかなぁ……。

そうだ。

今回のファイナルでは、僕たち選手は物販やファンアートなどの一般エリアに立ち入ることができなかったんですね。

でも有り難いことに、LJLのスタッフさんが気を使ってくださって、「今のタイミングなら見学してもいいですよ。私が案内します」と案内してくれたんです。

物販のブースをみんなでワイワイ見ていると、Kinatuが突然そのスタッフさんに聞いたんです。

「このマウスパッド、厚さ何ミリですか?」と。

いやいや、ご存知なわけないだろ、と……。

メーカーさんじゃないのに……。

 

LoL忍者:(笑)

 

Marble:みんなに一斉に突っ込まれていましたね。

LJLのスタッフさんも苦笑されていました(笑)

 

限界突破を目指してさらにフィジカルを鍛える

LoL忍者:来季についての意気込みをお聞かせください。

 

Marble:もちろんLJL優勝しかありません! まずはLJL優勝です。

その上で、SHGをMSIやWorldsのような国際大会でも結果を残せるようなチームにしていきたいと考えています。

そのためにも、僕自身のフィジカルを鍛えていくことがまだまだ必要だと感じています。

もっとアグレッシブなADCへと成長します!

 

LoL忍者:フィジカルを鍛えるために、具体的にどのような練習が必要だと感じていますか。

 

Marble:スクリムやソロキューで、限界ギリギリまでダメージを出せるようになることが必要だと感じています。恐れることなく、積極的な姿勢を忘れずにチャレンジしていきたいです!

 

LoL忍者:今後も楽しみです!最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

 

Marble:いつも応援してくださり、本当にありがとうございます!

今年は非常に悔しい結果で終わってしまいましたが、来年こそ世界に行けるように頑張ります!

今後も応援よろしくお願いします!

 

管理忍

ナイスファイトでござる。

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コメント

  1. Kinatuの発言、あまりにもプロゲーマー。

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  2. Marbleが人間をやめたシーンは本当に人間やめてた

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  3. 超反応のとこ、フラッシュのCDあと20秒くらいだったからあがってれば勝てたかもってくらい惜しかった
    しかしまあぶるぶる震えるような対戦で良かった

    40
    3
    • nt

      9
      0
    • 管理忍の代わりにトライする読者の鑑

      13
  4. marbleとkinatu仲良さそうで微笑ましい。まぶきなてえてえ…

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  5. このハラミ、厚さ何ミリですか?(カルビを指差しながら)

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  6. マーブルキナツの若手コンビがいい感じに成長しているし、こう言ったファン獲得も欠かさない事でゆくゆくはSHGの人気が1番になってそう。

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  7. このコメントは黄昏の帳でよく見えないでござる。ニンニン。
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  8. 負けはしたけど本当にmarble輝いてた
    でもやっぱりSHGファンボとしては悔しいわ
    ここまで追い詰めてもやっぱりDFMには勝てないか

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  9. 昨日ちょうど個人配信しててえびカスタムにも出てたけど、まーーー常時上手い
    目指してる水準見てるレベルが高い

  10. このコメントは黄昏の帳でよく見えないでござる。ニンニン。
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  11. まじで次世代のきなぶるコンビ
    SHGこのままいけば人気逆転するよ

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  12. やっぱカイサのプレイのお手本はGALAなんだなー

  13. 未来を担ってくれ

  14. 格ゲーの才能ありそう

  15. DFMが応援したいチームじゃなくなっちゃったからSHGには本当に期待してる。

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  16. 毎年worldsって各リージョンの代表チームがアンセムを指定するじゃん?(何年か前のDFMは鬼滅の主題歌だった気がする)
    あれでいざゆけ若鷹軍団を指定して国際放送をとんでもない空気にしてほしいから来年はSHG応援する

  17. ゆたセロコンビ←セロス引退からの精神暴行で片割れ消滅
    Naphacha←hachaのまさかのCGA脱退でコンビ消滅
    きなぶる←New!!