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G2 Caps「今回が最後かもしれないから、このチャンスを絶対にものにしなければならない」(By Dexerto)

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Worlds Championship 2024 - Swiss Asset Day

DexertoによるG2 Capsへのインタビューを紹介。

G2 Caps claims Faker is still motivating him to win Worlds before he retires - Dexerto
I spoke with Caps ahead of Worlds 2024, and he revealed that Faker’s Worlds 2023 victory has motivat...

―LECシーズンの終わり頃、G2がいつもより普通のドラフトにこだわっているように見えました。なぜセーフティなプレイをしていたのでしょうか?また、Worldsでは何か面白いピックを考えていますか?

 

Caps:グウェン出てたよね?(笑)変わったことやるのは結構難しかったんだよね。ミッドレーンにADCがたくさん出てたから。もちろん、ちょっと変わったADCを試したこともあるにはあるけど、上手くいきそうでも結局やらなかったんだ。だから、同じようなドラフトが多かったんだと思う。でも、今回のメタはかなりクレイジーで、ミッドレーンで何がベストかってのはまだ決まってない感じだね。

 

―チャンピオンキューミッドサイオンをピックしているのを見て、少し希望が戻ってきましたけど(笑)

 

Caps:何も言ってないし(笑)

 

―今年のMSIでお話ししたとき、欧米チームがMSIやWorldsで優勝するという希望を失いかけていると言っていましtが、今回のWorldsで欧米の希望を背負っているというプレッシャーを感じていますか?

 

Caps:もちろん感じているよ。僕たちがまだ戦える余地があることを証明しなきゃならないと思う。実際、Team LiquidはNAで素晴らしい仕事をしているし、NAのチームの中にはFnaticやT1に対して良いパフォーマンスを見せたことで、自信を持ち始めている気がする。僕たちもヨーロッパのためにステップアップして、単にいくつかの試合に勝つだけじゃなくて、Bo5で勝ち、グループを抜け出せることを証明しなければならないと思う。僕がグループステージを抜けたのは4年ぶりになるのかな?マジかって感じ。この大会ではできると思うよ。

 

―ちょっと変な質問かもしれませんが、LECでの試合でもっと負けたいと思うことはありますか? というのも、2018年以降、ほとんどずっと1位か2位ですよね。LECではあまり競争相手がいないように見えますが、もっといい勝負をしてくれる選手が地域にいたらいいなと思いますか?

 

Caps:難しい質問だね。もちろん、勝つのは大好きだよ(笑)でも最終的な目標はWorldsだよね。もし国内でもっと学べる相手がいたら、それは素晴らしいと思う。過去にはPerkzからたくさん学んだしね。LPLやLCKのミッドレーナーと対戦すると、確実に多くのことを学べるよ。まだ追いつく余地があるし、もっとたくさんの学びを得られるなら、それはとても良いことだと思う。

 

―今回、アジア勢はWorldsが始まるまであまり焦っているように見えませんでした。スクリムもG2とすぐにやろうとはしていませんでしたよね。差は広がっているのでしょうか?

 

Caps:確かに、LPLやLCKのチームとあまりスクリムをする機会がなかったんだよね……。うちのスクリムは、正直言ってベストな状態とは言えなかったと思う。まだメタに慣れている最中で、色々試しながら自分たちが何をしたいのかを探っているところなんだ。まだ解決しなければならないことはあるけど、先まで進める自信はあるよ。

 

―Caps選手は長い間、リーグ・オブ・レジェンドをプレイしています。正直なところ、今すぐ引退しても、コンテンツ制作などで何年も安泰に暮らしていけると思います。それでもこうして高いレベルで競技シーンにいる理由は何でしょうか?リーグ・オブ・レジェンドの何がそんなに好きなんでしょう?

 

Caps:僕にとってはWorldsなんだ。ここにいるとすごく気持ちがいい。シーズン3の時にFakerがWorldsで優勝するのを見て、「ああ、これが自分だったらいいのに」って思った。それ以来、ひたすらソロキューをやりまくったんだよ。結局、高校を辞めて2017年にFnaticに加入したんだけど、その時から「Worldsで勝ちたい、最高の選手になりたい」っていう考えでやってきたんだ。だから、その夢をまだ達成していない限り、やめることはできない。努力をやめるわけにはいかないんだ。どうしても達成したいから、そのために全力を尽くすつもりだよ。

 

―長い間ヨーロッパのトップに君臨していますが、やはりWorldsで優勝しない限り、満足できないのでしょうか?

 

Caps:うーん、満足していないとは言いたくないな。そう言うと、他の人に対して少し失礼になるかもしれないでしょう。結局これは競争だから、全員が勝てるわけじゃないし。でも、もし16歳か17歳のCapsに電話して「まだWorldsで優勝してないんだよね……」って伝えたら、確実に怒られると思う(笑)だから、少なくとも一度は優勝しなくちゃいけないんだ。

 

―Rekklesが韓国に行って練習しているのを見て、「自分も他の地域で練習してみようかな」と思ったことはありますか? LPLやLCKで長期間プレイしてみたいという気持ちはありますか?

 

Caps:ある程度は考えたことがあるけど、あまりオフシーズンがなかったから、そこまで深くは考えてないかな。でも、LPLやLCKの選手たちと定期的に対戦できるのは、確かに楽しいだろうと思うし、ある意味ではWorldsで優勝する簡単な方法かもしれない。ただ、その一方で……それが「簡単な抜け道」になってしまう感じもあるよね?

もちろん、強いチームに入ってそこで戦うのはすごく大変なことだろうけど、ヨーロッパのチームでWorlds優勝するよりも簡単な方法だとは思う。でも、違う地域でプレイするのは、少し違和感があるとも感じるんだよね。とはいえ、さっき言ったように、オフシーズンがあまりなかったから、深く考える時間もなかった。キャリアでオフシーズンがあったのは1回くらいしかないんだ。

 

―そうですね。G2はCaps選手を引き留めるために全力を尽くしていますから。

 

Caps:(笑)

 

―G2を離れることを想像したことはありますか? 今やCaps選手はチームの象徴的な存在ですよね。

 

Caps:あまり考えないかな。というのも、そういうことって、ある意味考えても無駄なんだよね。いろんなことが変わるからさ。特に今のeスポーツでは、チームが入れ替わったり、状況が変わったりすることが多いでしょう。僕自身の希望も年々変わってきていて、チームやチームメイトに求めるものが変わったんだ。G2がチーム環境に関してできる限り対応してくれたことには本当に感謝しているし、ここでの時間は間違いなく楽しいよ。でも、将来については話せないんだよね。一瞬で変わるかもしれないから。

だから、今この瞬間を楽しんでいるよ。Worldsに出場できたし、絶対に勝てると思っている。これまで以上に良いプレイをして、スクリムにも全力を注ぐ必要があるんだ。

 

―チームに求めるものに関して、キャリアをスタート頃と今とで一番変わったことは何でしょうか?

 

Caps:うーん、常にいろんなことが変わるよね。僕のゲームに対する考え方も変わったし、ゲーム自体もアップデートが多くて常に変わっているから。それに、最初にプロに入った時は、ほぼ24時間365日ひたすらゲームをプレイするっていう気持ちでやってたんだ。LoL以外のことは何も考えてなかった。でも今は、もっと動画を見ることにも価値を感じているし、他のレーンについての理解を深めたり、チームメイトのレーンやその視点を理解することも重視してる。それに、チーム内で良い雰囲気を作ることも大事にしているよ。例えばボードゲームをしたり、チームでは一対一で話す機会も多く設けていて、何か悩みがあれば共有できるようにしている。

だから、今はゲームそのもの以上に、人間関係とかそういった部分を重視しているんだと思う。単にゲームをプレイするだけでは限界があるし、チーム全体が同じ理解を持って、同じ方向に進んでいることが大事だからね。LoLには一つの見解だけじゃなくて、いろんな見解がある。でも、チームとしては一つの考えでまとまる必要があるんだ。

 

―昨年Faker選手が手首の怪我をしていました。特にキャリア初期にFaker選手を目標にしていたあなたにとって、「Worldsで優勝するための時間は限られている」と感じることはありますか? そのことは気にしていますか?

 

Caps:eスポーツでは多くの選手が早く引退するよね。僕も過去の大会で優勝したかったけど、急ぐべきことではないと思うんだ。それに、むしろ逆に感じた部分もあるんだよね。Fakerが昨年、何年も苦労した後にWorldsで優勝するのを見て、すごくモチベーションが上がったんだ。もちろん、自分の手首についても考えたよ。手首のエクササイズをして、良い状態を保つようにしている。

でも、確かにそうだよね。来年何が起こるかなんてわからないし、もう一度Worldsに出場できるかわからない。だから、今回が最後かもしれない。このチャンスを絶対にものにしなければならないんだ。


Source: G2 Caps claims Faker is still motivating him to win Worlds before he retires
Author: Carver Fisher

 

管理忍

パパは今年も来るのでござろうか。

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コメント

  1. タイトル見てビビったけど引退臭わせみたいな話ではないのか
    国内だとほぼほぼ優勝してるけど2021はスーパーチーム組んで国際戦にも出られず崩壊したからなぁ

  2. 自分も引退示唆したのかと思ったけど、何が起こるかわからないから全力を尽くすって意味か
    ずっとLCKLPLに離されてる現状、何らかのインパクトを与えてほしいけど、スクリムも後回しにされるとはまあ大変そうだ