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【LoL】LCSとCBLOLが2026年に独立復活。LTA統合時は英語視聴者が58%減少していたことが判明

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英語視聴者離れが突きつけたLTAの限界

  • 2026年にLCSとCBLOLが独立リーグとして復活。地域ブランドと身近さを取り戻す方針を公式が発表した。
  • LTA期は英語視聴が大幅減。MonteCristoによると英語ピークはLCS 2024比で58%減、LTAプレーオフ英語視聴者ピークは9.8万人にとどまった。
  • LTAではポルトガル語が最人気言語として視聴を牽引。地域アイデンティティ重視への回帰と整合的な動きになった。

Riotがアメリカ大陸のリーグ再編(LTA)を巻き戻す。2025年のLTAで得た知見は残しつつ、2026年からLCSとCBLOLを独立リーグとして再スタート。背景には、英語圏の視聴低迷と地域性への回帰を求める声がある。

2026年にLCSとCBLOLが独立リーグとして復活

LoL Esports公式は、2026年シーズンからLCSとCBLOLを独立運営に戻し、レガシーブランドを復活させると発表。クロスリージョンのプレーオフは廃止し、各地域でシーズンを完結させる。スケジュールを地域戦に再配分し、スプリットは三期制を継続しつつフォーマットを簡素化する方針だ。国際大会の出場枠は24年モデルに回帰し、First Stand・MSI・Worldsの枠組みが明示された。

  • First Stand:LCSとCBLOLが各1チーム
  • MSI:LCS 2、CBLOL 1
  • Worlds:LCS 3、CBLOL 1

また、LLAは単独リーグとしては復活しないが、チームと選手はLCSおよびCBLOLの構造内で競技を続ける。ゲストスロットやTier2連携の強化も継続事項として示された。

 LTA統合時は英語視聴者が半減していた

英語圏の視聴はLTA期に大きく落ち込んだ。MonteCristoは、ピーク英語視聴者数がLCS 2024比で58%減少し、LTAプレーオフの英語ピークは約9.8万人、LCSサマー2024の英語ピークは約23.4万人だと指摘。英語視聴の縮小が続けば、スポンサー価値の源泉である北米市場への打撃が避けられないという論点だ。ここで示されている数値は英語配信限定の比較であり、全言語合算のピークとは定義が異なる点に注意。

一方、言語別ではポルトガル語がLTA各大会で最人気言語として突出。さまざまな面でポルトガル語が最多視聴を記録しており、ブラジル圏の厚いファンベースが可視化された。

MonteCristoは、アメリカ合衆国出身のeスポーツ関係者。元々はLoLの英語実況として2012〜2016年にOGNのLCK中継で活躍し、2013〜2015年にはWorldsの放送にも参加した。2013〜2014年にはCLGのコーチ、2015〜2016年にはRenegadesのオーナーも務めた。LoL以外では2017〜2019年にOverwatch Leagueの実況、2020年からはCS:GOリーグ「Flashpoint」のコミッショナー兼運営会社の副社長を務めている。ソース(英語)

背景

RiotはLTAで競技レベルの底上げや新機軸のテストを進めてきたが、ファンは地元リーグに最も強い誇りと一体感を持っているというフィードバックが強かった。複雑化した日程やフォーマットへの不満も踏まえ、地域性と分かりやすさを重視した設計に舵を戻す。今回の変更は単なる巻き戻しではなく、LTAで得た良い部分は残しつつ、地域の文脈に再接続する試みと位置づけられている。


Sources: 1, 2, 3

 

管理忍

諸行無常でござる。

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コメント

  1. LCPからLJLなくなる可能性もあるのか?

  2. しょうもねえ
    LCPも解体よろしく

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