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【LoL】このゲーム、自分の実力以上にうまいと思っている人多くない? – チームゲームの心理学

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なぜ人間は自分の実力を過大評価しがちなのか

  • 他人のミスは良く見えるが自分のミスは見えにくく、結果として味方だけが下手に見える。
  • 自分のことは「意図」で自分を評価し、他人のことは「結果」で評価するため、同じデスでも自分の場合は「正しい挑戦」、他人は「インティング」と評価しやすい。
  • レーン勝利より難しいのは試合を勝ち切ることで、逆転要素や賞金のせいで少しのミスが致命傷になり、それを直視するより味方のせいにするほうが気持ちが楽になる。

同じレート帯のはずなのに、なぜ自分だけ正しく見えるのか。海外コミュニティの議論はシンプルだった。人は自分の意図で自分を評価し、他人は結果で裁く。人間の認知のクセと現代のLoL構造が絡み合う議論を整理。

最近LoLをやっていて気づいたんだけど、みんな今のレートやランクよりうまいと思ってる人多くない?

自分はランクを始めたばかりでブロンズだけど、そこは普通に認めてるし、まだ勉強中で上達してる途中だと思ってる。なのに、同じランク帯の試合にいる人たちが、なんであそこまで自分のことを過大評価してるのかが理解できない。

自分がプレーしてると、味方がレーンで盛大にやらかして、その直後に他人を指差して、お前がゴミだから試合を壊してるみたいに言い出すことがある。いや、ちょっと待ってってなる。正直、本気で混乱する。

2キル7デスみたいな成績のくせに他の人を叩いて、ブロンズに帰れとか言う人にもよく会う。でも同じくらい下手だから同じ試合、同じランク、同じレートにいるんじゃないの?って思う。

一回なんて、ADCの口ぶりがあまりに自信満々で、これはプラチナかダイヤの人なんじゃないかって本気で思った。で、プロフィールを見たら最高到達がシルバー3で、今のランクはブロンズ3だった。

みんな自分のことを実力より上だと思ってるの? 似たような話ある人いる?誰か教えてほしい。

ダニング=クルーガー効果とは、ある特定の分野において能力の限られた人が、自分の能力を過大評価してしまうという認知バイアスのことである。ある時点で実力が低い層ほど、自分の未熟さを正確に把握できず、能力を過大評価しやすい現象。Wikipedia

反応

  • 自分のプレーを分析して、どこをどう改善できたか反省する。
    味方がゴミだから負けたと人のせいにする。


    どっちが楽?

    • OP:なるほどな。そういうことね。
    • 自分は負けたときほど無理やりでも反省点を探してる。自分のミスから学べないなら、そもそも何のためにやってるのって話だし。

 

  • 他人のミスは見つけやすいけど、自分のミスは見えにくい。だから自分はちゃんとやってるつもりになって、周りが足を引っ張ってるように感じる。

    でも本当にそれが分かってるなら、そもそも同じランク帯にいないはずだ。

 

  • 俺の仮説はこんな感じ。

    野良の味方と自分は、得意なことが違う。


    だから、自分の得意分野で起きたミスはすぐ分かる。味方がやらかした瞬間に目につく。


    一方で、自分がやってるミスのうち、得意分野の外にあるものは気づきにくい。もしミスだと分かってるなら、最初からやらないはずだから。


    同じ理由で、味方の良いプレーも、自分がまだできないタイプのものは見えにくい。良さが分かってるなら、自分も真似してるはずだから。


    結果として、自分はミスが少なく見えて、野良はミスばかりしてるように見える。実際は、お互いに見えてない部分があるだけ、って話。

 

  • 同じランクにずっと停滞してると、どうしても他人のひどいプレーばかり記憶に残る。すると、自分がそれと同じミスをしないだけで、自分のほうが上手いって錯覚しやすくなる。で、チームが足を引っ張ってるせいで上がれないんだって考えに繋がる。

 

  • 自分は上手いのに下手な味方と組まされてるって本気で思ってる人、多いよな。笑っちゃう。平均より上って言えるのは統計的に半分だけなのにね。

 

  • みんな自分の視点でしか試合を見られないから。それが判断や考え方にそのまま影響する。

    でも多くの人は、他人が自分と同じ考え方をしてない理由に気づけてない。実際は、他人は他人で別の前提情報を持ってたりする。たとえば敵ジャングラーの位置を把握してるとか、体力やマナの残量が見えてるとか、ウルトやサモナースペルの有無を覚えてるとか。


    結局、人は自分が持ってる情報をもとに意思決定してるだけ。でもその情報はたいてい不完全で、そこを埋めるために勝手な前提で話を進めがちになる。だから、自分と違う動きをした相手を、考え方が違うだけなのにバカ扱いしてしまう。


    でも現実には、その動きにはちゃんと理由があることが多い。

 

  • 自分の頭の中でプランを作って、その前提で動いてるからだと思う。で、味方の動きがそのプランからズレた瞬間に、自分の想定が崩れて試合が壊れる。

    そのとき見えてるのは自分のプランだけで、味方のプランは見えない。だから頭の中では、完璧な俺のプランを味方が聞かないせいで崩れた、こいつが下手で足を引っ張ってる、みたいな結論になりやすい。

 

  • 自分がやるミス1個に対して、チーム全体では4個ミスが出る。
    つまりチームのミスの80%は自分以外のものになる。そうなると、負けの原因は基本的に自分じゃないはずだって感じやすい。


    しかも人は自分には甘いからなおさら。

 

  • これはLoL特有の現象じゃないと思う。人は自分が何か下手だって思いたくない。しかも競争の場だと、プライドが邪魔して余計にそうなる。

 

  • 人間心理の話としてはどれも納得だし正しい。でも、ひとつ抜けてると思う。

    LoLはここ数年で根本的に変わった。逆転要素が増えたけど、多くの人がその変化を理解できてない。


    レーンに勝つのは簡単。むしろ難しいのは、集団戦をどうやるか、どうオブジェクトを取るか、リードをどう広げるか、デカい賞金を渡さずに勝ち切るか、そういう部分だ。


    前の試合、俺は21キル4デスだったのに負けた。たぶんリプレイを見返したら、その4デスが致命的で、しかも避けられたせいで流れがひっくり返ったって分かると思う。自分の有利を使えば、もっと簡単に勝ちに持っていけたはずなのにって。


    でもそれって、きついし面倒だし、不愉快なこと。だから自分は仕事した、悪いのは味方だって言いたくなる。


    実際には、チームの中で自分が一番ゴールドを持ってて、つまり試合結果に一番影響を与えられる立場だったのに。


Source: Why does everyone think they’re better than they are? Please enlighten a new player

 

管理忍

初心忘るるべからずでござる。

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コメント

  1. このゲームの適正を自覚するのはかなり難しい
    対面に2Tier上の奴が来ても普通にボコれるけど自分はここが適正だと思ってる

  2. 同じ能力の10人が戦ってるんじゃなくて実力の違う10人をパズルのように組み合わせてマッチングしてるから自分が強く感じることもあれば他人がつよくかんじることもある。