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新エピックモンスター・アタカンをナメてはいけない理由
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2025年シーズンの目玉コンテンツ、新エピックモンスター「アタカン」の登場で、試合展開が大きく変わりつつある。
アタカンは一見すると通常のエピックモンスターに見えるが、殴られると予想以上に痛い。アタカンとの交戦中を敵チームに狙われると一気に壊滅することも起こり得る。特に、戦闘が長引けば長引くほど防御力が低下していく独特のデバフにより、慎重な立ち回りが求められる。
討伐に成功すれば大きなアドバンテージを得られる一方で、失敗すると一気に形勢が逆転することもあるのがアタカンだ。
本記事では、海外プレイヤーが投稿した分かりやすい解説動画(英語)を元にWikiの情報を加え、アタカンの基本情報から効率的な討伐方法、そして重要なワーディング位置まで、すべてを解説していく。
アタカンの出現条件と基本メカニズム
14分時点で、トップかボットのリバー入口に出現するアタカン。その出現位置は、両チームのチャンピオン間での戦闘頻度(与ダメージとキル)によって決定される。
出現場所には薔薇の棘で囲まれた円形の陣地が形成され、リバー入口のブッシュは消滅。このエリアでの戦いを強いられることになる。
20分経過時点で、それまでの戦闘の頻度に応じて2つの形態のいずれかが出現する。
- 戦闘頻度が高い場合:「災禍のアタカン」
- 戦闘頻度が低い場合:「貪欲のアタカン」
戦闘時の注意点 – ここを理解しないと真顔で死にかける
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アタカンとの戦闘で最も警戒すべきは、以下の2つの特殊効果だ。戦闘が長引くほど脆くなり、一気に壊滅する危険性が増大するので気をつけたい。
アタカンが与えるデバフ「脆く価値なきもの」
- アタカンの攻撃やスキルがヒットすると4秒間持続するスタックが付与される
- 戦闘中は陣地内にいるだけで2秒ごとに1スタック追加
- 1スタックにつき物理防御と魔法防御が1ずつ減少
- 最大50スタックまで蓄積(=物理防御と魔法防御-50)
よく読むとすごいことが書いてあることにお気づきになると思うが、これがアタカンをナメてはいけない理由の一つだ。戦闘が長期化すると、どんどん紙装甲になっていく。弱ったところにに敵が仕掛けてくると半泣きになる。
アタカンの特殊耐性
- スタン以外の全てのCCが完全に無効
- 外部からのステータス変更を一切受け付けない
アタカン討伐報酬 – リスクに見合う価値はある
形態によって異なる報酬が得られる。
- 災禍のアタカン
- 即時報酬:血の花弁6個
- 討伐後:ブラッドローズ(通常6個+大型6個)が出現
- 全て回収すると、チーム全体が一気に経験値とステータスを獲得
- 永続効果:すべてのエピックモンスター報酬が25%増加
- 貪欲のアタカン
- 一時効果:2分30秒間、デスに泉に撤退可能(ガーディアンエンジェルのような効果)
- 永続効果:チャンピオンキルまたはアシスト時に40ゴールド追加
- 注意点:退避効果使用時は敵に100ゴールド+血の花弁を与えてしまう
アタカンの攻撃パターンと対処法 – 理解して立ち回れば怖くない
アタカンとの戦闘で最も重要なのは、その攻撃パターンを完全に理解することだ。一見ランダムに見える攻撃も、実は規則的なパターンに従っている。このパターンを把握し、適切なタイミングで回避行動を取ることが、安全な討伐への近道となる。
1. 基本的な行動順序を把握する
- 戦闘開始時:通常攻撃 → ボルト攻撃 → 通常攻撃 → 形態固有攻撃
- 以降の継続パターン:通常攻撃 → ボルト攻撃 → 5回通常攻撃 → 形態固有攻撃
- 重要:スキル使用中は移動も通常攻撃もしない
このパターンを理解することで、アタカンの次の攻撃を予測し、適切なタイミングで効果的なアクションをすることが可能になる。
2. 両形態に共通の攻撃を理解する
- 通常攻撃
- 最も近いターゲットに物理ダメージ
- デバフ1スタック付与
- ボルト攻撃
- 4発の暗黒エネルギー(投擲物)を発射
- 各ヒットでデバフ5スタック付与
- ダメージが高いため、回避を心がける
特にボルト攻撃は要注意だ。4発全てが命中すると一気に20スタックのデバフが付与される。この攻撃を避けることができるかどうかが、戦闘の勝敗を大きく左右する。
3. 形態別の固有攻撃と対策
災禍のアタカン
- 攻撃内容:8個の収縮リング(2.5秒かけて放出)
- 現在HPに応じてダメージが増加
- 各ヒットで脆弱5スタック付与
対処法
- レンジド:前後の移動で回避
- メレー:その場での回避が可能
- HPが高いほどダメージを受けやすいため注意
災禍の形態では、HP管理が重要となる。HPが高い状態でリングに当たると想像以上のダメージを受ける。
貪欲のアタカン
- 攻撃内容:半径600の暗黒オーラ(3秒間持続)
- 0.5秒ごとにダメージを与え、その分アタカンは回復
- 各ヒットでデバフ3スタック付与
対処法
- レンジド:範囲外から安全に攻撃可能
- メレー:範囲に入ったら即座に離脱
- 範囲内に留まると急速にHPが減少するため要注意
貪欲の形態では、アタカンの回復量を抑えることが重要だ。範囲内に留まることは、自身のHPを削られるだけでなく、アタカンを回復させてしまうという二重のデメリットがある。特にメレーチャンピオンは気をつけたい。
効果的なワーディング – 視界確保が安全なアタカン討伐への第一歩
アタカンの討伐においても、適切なワードの設置は成功の鍵を握る。視界管理が重要なのは特にアタカンに限ったことではないが、これはつまりLoLの基本原則はアタカンにも通用するということである。
ブルーサイドでの立ち回り
ボット
- 最重要:自陣トライブッシュにコントロールワード
- 必須:敵トライブッシュにトリンケット
- 補強:リバーの2か所にトリンケット
自陣トライブッシュの視界確保は最優先事項。ここからの敵の侵入を見逃すと、背後を取られる可能性が高い。リバーの2か所へのワードは、敵の接近経路を限定する効果がある。
トップ
- 必須:敵トライブッシュにトリンケット
- 補強:リバーにトリンケット
- 余裕があれば敵ジャングルにディープワード
トップサイドでは敵ジャングルへのディープワードが特に効果的。敵の動きを早期に察知でき、対策を準備する時間的余裕が生まれる。敵陣への侵入はリスクを取ることになるが、チャンスがあれば狙っていきたい。
レッドサイドでの立ち回り
ボット
- 最重要:自陣トライブッシュにコントロールワード
- 必須:敵トライブッシュにトリンケット
- 補強:リバーの2か所にトリンケット
基本的な考え方はブルーサイドと同じだが、レッドサイドの方が地形的にやや視界が取りやすい。それでも油断は禁物。特に敵のミッドレーナーの動きには要注意。
トップ
- 必須:敵ジャングル入口にトリンケット
- 補強:リバー反対側にトリンケット
- エリア的にやや有利に戦える
レッドサイドのトップは地形的にやや有利なポジションとなる。ただし、その分敵の奇襲に警戒が必要。
まとめ – アタカンを制する者が試合を制する
アタカンの討伐は、攻撃パターンの理解が何より重要だ。特にデバフ「脆く価値なきもの」効果による防御力低下は、戦闘の長期化を避けるべき決定的な理由となる。本記事の情報を参考に、効率的な討伐を目指してほしい。
Ref: Wiki, 3 Minute Atakhan (Epic Monster) Guide – A Guide for League of Legends
これならアタカンもカンタンでござる。
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コメント
復活しても相手に100G入るの知らなかった…
200Gになる予定だよ
それはともかくプロシーン見てると死ぬこと前提で強引なタワーダイブとか流石にしょうもなさすぎるな
倒した後に全滅した場合ってワースなのかな?
花はほとんど食われるとして
4-5のキル交換でも残った一人に花食べられたら総ステータス量的にマイナスじゃないかな
その後にバロンバフ・ドラゴンソウル・エルダー取れるなら25%効果アップで元取れたと思えるかも知れないけど
アタカンの攻略方法よりヘラルドの目をベタ足で効率的に割る方法を教えて欲しい
俺のカーサスはソロヘラルドに5年かかってマナが枯れる
AAで殴られるたびにヘラルドの弱点が早く開くようになってるからAAいっぱいできるチャンプが味方にいると早いぞ
つまり…人と機械が融合した究極の存在であるアーゴット様だ
「ベタ足で(=ブリンク無し)効率的に割る方法」ってあるけど、ブリンク持ちだと狩るのが早くなる要素あったっけ?
↓書くとこ間違えました
ブリンクあると裏に回りやすいから簡単に割れる
ないとパンチで背中を前に向けてくれるのを待つか頑張って後ろに回らないといけないけど誘発するのも回るのも下手
災禍は近づけ、貪欲は離れろ、あと弾避けろって話ね
「ベタ足で(=ブリンク無し)効率的に割る方法」ってあるけど、ブリンク持ちだと狩るのが早くなる要素あったっけ?