同じキャリー型トップでも、どうしてここまで違うのか?
- ジェイス、アンベッサ、ランブルなどのキャリー型トップは、先出ししやすく安定してレーンに勝てて集団戦やサイドレーンにも対応できる万能さからプロシーンで重宝されている。
- リヴェン、イレリア、フィオラは基本ダメージしか出せず、育たないと完全に終わるため構成に組み込みづらく、プロでは扱いにくい。
- 「安全性」と「ユーティリティ性能」がプロチャンプの鍵とする意見が多く、1-3-1構成やスプリットメタが消えた現状を惜しむ声や、Zeusの超絶イレリアをもっとプロシーンで見たいという共感も多数。
俺はLoL初心者で、大会とかビッグマッチのときだけプロの試合を見る感じなんだけどさ。
自分のメインチャンプであるリヴェンやイレリアが、Zeusみたいな一流選手に使われてるところを見てみたいんだよね。もしリヴェンやイレリアを自由に動かせるスペースがあったら、Zeusならとんでもないプレイを見せてくれると思うんだ。
でもLoLをプレイ&観戦しはじめてから2年経つけど、まだ一度もリヴェンやイレリアがプロでピックされたのを見たことがない。
一方で、今のメタだとジェイス、ランブル、アンベッサ、ジャックスみたいな「キャリー系トップ」は普通にピックされてるっぽいのに、どうしてなんだろう? 5歳児にも分かるように頼む。
反応
- ジェイス、アンベッサ、ランブルが使われるのは、一言で言うと少ないリスクでレーン戦に勝てるから。
一方、リヴェンとかイレリアみたいなスカーミッシャー(少数戦に強いタイプ)は、ジャングラーの手助けが必要だったり、何キルか取らないと勢いに乗れなかったりする。でもジェイスやアンベッサ、ランブルは遠距離から安全に一方的に殴れるから、そういう手間がいらない。
競技シーンでは「一人でキャリーする力」ってそこまで求められてないから、安定してレーンで勝てるチャンプのほうが選ばれやすいんだろうね。
- 俺はアマチュアチームでプレイしてるけど、この話題ってよく議論になるんだよね。
結論から言うと、ジェイスとかランブルみたいなチャンプは今のメタだと先出ししやすくて、火力が高くて、サイドレーンでも脅威になる。しかも、他のレーンの構成との相性も悪くなりにくい。
だから、チームとしては「構成に合うけどジェイスに勝てないようなチャンプ」を出すくらいなら、最初からジェイス出しといた方が安全なんだよ。
たとえば、イレリアならジェイス相手に殴り合えるけど、イレリア自体が構成に組み込みにくいし、プロシーンだと対処も簡単。
もし「殴り合い系トップレーナーで勝負したい」って場面があるとしても、トップレーナーが自信あるならグウェンみたいなピックの方が構成にも馴染みやすいし、今のパッチでも強いから、そっちが選ばれやすい。
逆にオーンとかサイオンみたいなタンク系は構成には組み込みやすいけど、ジェイス相手にレーンで圧勝できるわけじゃないから、そのままジェイスに育たれる展開にもなりがち。ランブルも同じような立ち位置。
アンベッサは完全な先出しチャンプじゃないけど、スキル次第でひっくり返せるプレイメイキング力とユーティリティがある。だからほとんどの対面が「スキルマッチアップ」になって、メタから外れないんだ。
あともう一つ、ジェイスやランブルを早めにピックする理由として、「ドラフトの自由度を確保したい」ってのもある。
とくにレッドサイドだとR5(最後のカウンターピック)を他のレーンに回したいときに、トップにジェイス・グウェン・ランブルみたいな“レーン勝てるやつ”を先に出しておけば、トップは放っておいて他のレーンでカウンター取れる。
つまり、「トップはまあ勝てるから、他レーンで差をつけよう」って動きができるんだ。
- マジでその通り。プロシーンの基本が全部詰まってる。
「先出しできて、サイドレーンでも強くて、集団戦でぶっ刺さるウルト持ってるチャンプ」。そりゃ取るよな。
- マジでその通り。プロシーンの基本が全部詰まってる。
- 「安全性」と「ユーティリティ」って、プロシーンでチャンピオンが使われるうえでめちゃくちゃ重要。
とくにトップレーンでは、ジャングラーの支援があまり期待できなかったり、ゲームのあるタイミングで敵のボットレーンにスワップされてくることもあるから、なおさら大事。
ジェイスは射程があるから、多くの相手を一方的に削ってリードを作れるし、いざとなったら後ろに下がって安全にファームもできる。
しかも集団戦・ポーク・サイドレーン、全部ある程度こなせる柔軟性がある。
ランブルも、苦手なマッチアップがあまりなくて、強力な集団戦ウルトがある。
アンベッサは、たくさんのダッシュで立ち回りが安全だし、ウルトも集団戦向けで強力。
ただ最近はナーフで昔ほどぶっ壊れじゃなくなってきたから、少し使用率が落ちてる感じはある。
フィオラ、イレリア、リヴェンみたいなチャンプも、過去にはプロシーンで頻繁に使われてたけど、「ダメージしか出せない」って特性がある以上、相当強い状態じゃないとプロでピックする価値が出てこない。
しかも、こういうチャンプって「使いこなせば強い」けど、それだけの技量が求められる。
(ジェイスほどじゃないにしても)他のチャンプよりも高い精度でプレイできないと意味がないから、使える人が限られてくるってのも大きい。
- イレリアを使うミッドや、強かった頃のトップレーナーたちがあの手のチャンプで暴れてた時代は、見ててマジで面白かった。
当時は1-3-1とかスプリットプッシュ構成がちゃんと通用してたしね。
でも今はオブジェクト(とくにドラゴンソウル)が超重要になったから、スプリットプッシュがメタになることはもうない気がする。残念だけどね。
- イレリアは昔はめちゃくちゃピックされてた。かなり前だけどな。
でもぶっ壊れすぎててガッツリナーフされたし、ゲームのシステムそのものも変わった。
それ以来、前みたいな強さには一度も戻ってきてない。
- ちょっと残念だよな、Zeusってイレリアめちゃくちゃ上手いのに。
前にイレリアでヤバいペンタ取ってたクリップがあるんだけど、マジでバケモンだった。
まるでIrelkingを見てるみたいだったよ。
でも残念ながら、ライアットがイレリアに対して「プロや高レートでも使えるようにしよう」って動いてくれる可能性はほぼゼロだと思う。
今のイレリアって基本的には低〜中レートを破壊する“雑魚狩り専用機”扱いされてるし、Riotもそれをめちゃくちゃ警戒してる。
だからちゃんとした調整はされなくて、せいぜい数値をちょっといじるくらいで終わることが多い。
Zeusのイレリアによるペンタキル
- リヴェン/イレリア/フィオラはウィークサイドに置けないんだよね。
- ジェイスはレーン戦が激強で、相手がずっとガンクされたり明確にカウンターを当てられない限り、ほとんどのマッチアップで勝てる。
アンベッサは、突撃範囲が異常に広くて、エンゲージ用のスキルと組み合わせればとんでもない距離から入れる。しかも単体拘束も得意。
ランブルは、レーンも強くてAPダメージもしっかり出せる。たとえガンクされても、R(イコライザー)でウェーブを焼けば相手のプッシュを止められるから、エリアコントロール要員として重宝される。
イレリアがあまりピックされないのは、CC(行動妨害)とエリア拒否スキルが多い今のメタでは生きづらいから。
リヴェンが使われないのは、アンベッサがすでに優秀なADダイバー&スカーミッシャー枠を埋めてるから。
フィオラは、もしメタがオーンみたいなタンク寄りになったり、カミールやジャックスみたいな“いける対面”が増えたら、ピックされる可能性が一番高い。
キャリートップメタもう一度見たいでござる。
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