2-0でTelecom Warを制したT1だが、そのパフォーマンスには疑念の声も多い。そんなT1のサポートを務めるKeria選手への、Inven Globalによるインタビューを紹介。
6月19日、T1はKT Rolsterに2-1で勝利した。1ゲーム目を落としたものの、最後まで拮抗した展開の2試合を勝ち取った、逆転勝利だ。
試合後、InvenはT1のサポートを務めるKeria選手にお話を伺うことができた。勝利の後とは思えない、悔しさの滲んだ表情であった。
「自分も、チームももっと上手くやれたはず」
Keria:勝って安心はしましたが、本当にひどいパフォーマンスでした。1ゲーム目のドラフトから、3ゲーム目のリードの保ち方まで、正直予想できたはずのプレイにやられてしまった。本当に残念です。
T1はカミールをsupへフレックスし、カサディン・ダイアナといった2人のAPキャリーを据えた構成となっていた。しかしながら、序盤のリードからKTにスノーボールを許し敗れてしまったのだ。とはいえ、Keria選手は構成通りにプレイできていれば勝てた試合だったと話す。
Keria:耐久性のパッチが入ってから、ちゃんと機能するならどんなチャンピオンでもレーニングを行えるようになったと感じています。だからカミールsupを用意したし、練習でも上手く行っていました。今夜使う予定はなかったものの、結果としてこうなって。今思えば、今日はカミールsupの日ではなかったですね。ダイアナ・カサディンの組み合わせは試してなかったものの、行けると思っていたのでやってみました。
そこまで構成に自信があったわけではありませんが、上手くやれば勝てた試合だと思っています。あまりいい兆候ではないですね……結局2ゲーム目からは、普通の構成になってしまった。介護しなくていいレーンがあって、残りをスケールするチャンピオンで埋めるだけ。
3ゲーム目には、T1のメンバーがサイドレーンでキャッチされてしまう場面が多々あった。誰かがピックされれば、ドミノ倒しのように他のメンバーも死んでしまう。
Keria:普段は自分がサイドレーンに関するコールをすることが多いんです。以前はテンポが遅いだけでなく、サイドレーンのマクロが難しいチャンピオンも多かったので、自分が相手の動きを予測できている限りはキャッチを避けることができました。
しかしながら、MSI後になってサイドレーンを軸に動くチャンピオンも増えてきた。テンポも早くなっていますよね。自分だけでは相手の動きを読むのが難しくなってしまっているので、全員にそういった意識が必要だと思っています。
T1は未だ2マッチしか戦っていないものの、そのパフォーマンスに関する疑念の声は大きい。Keria選手自身もチームのパフォーマンスについて、「満足していない」と客観的に述べる。
Keria:インゲームでのクオリティが本当に低いんです、本当に。もっとしっかりプレイしないといけないし、得意なことはちゃんとこなさないといけないし、敵に付け入る隙を与えてはいけない。
さらには、現在サポートの持つ役割が、自分のプレイスタイルに合っていないことへの残念な気持ちも吐露していた。
Keria:今のメタでは、サポートが自分から動くのは難しいんですよ。そこが自分のプレイスタイルと異なっていて。ロームやタワーへの圧で何かをするのが難しく、jgの周りを付いて回ってオブジェクトを優先し、キャリーを介護しなきゃいけない。子守みたいなものですね。
最後にファンの皆さんへの一言を頂き、インタビューは締めくくられた。
Keria:このスプリットで勝つ、というのは当然の目標ですが、今のままで勝てるとは言い切れません。夏も優勝できるよう、全力でミスを改善していきます。ファンミーティングへ足を運んでくれたみなさんも、ありがとうございました。勝たないとミーティングもできないので、これからも勝っていかないといけませんね。ファンの皆さんも、僕もミーティングを楽しめるよう、しっかり改善していきたいです。
担当:おおきいルル
LCKは日本語実況もアフリカTVで行っているでござる。
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コメント
世界大会見にいくつもりなんだからいいチームに仕上がっててくれよ頼むぞ
おおきいルルなんて編集者いたっけ?
いたよ
最近はイブリン氏かゼド殿が多かったね
Ariaが復帰しててうれしい
おおきいルルうおおお
>自分が相手の動きを予測できている限りはキャッチを避けることができました。
めっちゃおこやん
不調とは言えFaker相手にAriaようやってたな
相変わらずCSは不利背負うけど春と違っていて欲しい時にしっかり戦闘に参加出来てる
T1はやっぱMSIの影響なんだろうか明らかに妙な判断ミスしてるね
T1が勝つと信じてるよ
MSI前までのT1ってローテの隙見つけてキャッチしたり、タワーダイブからの少数戦勝ってそのままスノーボールしきってるイメージだったんだけど、硬くなったりタワー痛くなったりで序盤にアクション起こしにくくなった影響とかはあるのかな
おおきいルル…捗りますね
eyesさんが言ってたけどやっぱりT1に対しての研究が進んでるんやろなあ
「2-0でTelecom Warを制した」と書いてある下に、「2-1で勝利した」と書いてあるのでござるが、これはどちらが正しいのでござろうか
LoLesports、LCKwiki、Youtube LCK、Twitch LCK
どれでも好きなものを選んで調べたまえ!
2-1でござるよ
ちなみに1本取ったときのPOGはAriaでござる この夏は期待できるやもしれぬでござるね
アフリカTVマジで面白い。
LJLとは違って、ワイワイした雰囲気の実況解説だしそういうの好きな人は是非見て欲しい!!
アイズさんチャンネルの観戦動画もいいぞ。
ミラーじゃなくてリプレイだから一時停止して細かい解説してくれる。
ただ一人だし、仕事じゃなくて趣味でやってる奴だから雰囲気緩くて好みが分れるかも。
T1はWCS優勝してNAでお祭りしてほしいんだよなぁ
DKは2試合目から俄然隙がなくなってきたし
Vicla君が去ったのは意外だったけどKTもCuzzとAriaが噛み合えばいい試合するし今週のLCKも楽しみ
ただでさえ死なないプロがさらに死ににくくなって今までで最高クラスに退屈なメタだと感じていたけど、プロはチャンピオンの多様化とポジティブに捉えているのか
ただでさえ死なないプロがさらに死ににくくなって今までで最高クラスに退屈なメタだと感じていたけど、プロはチャンピオンの多様化とポジティブに捉えているのか
重い拳
これまでの方がワンパターンで面白味なかったわ
34分までファーストブラッド起こらなかった試合あったけどあれ面白いか?
あれは英語実況が聞き取れるなら中々面白かったぞ
二度と御免だが
キルが起こらなかっただけで戦闘は起こってるからね プロの高い駆け引きが見れてよかった
lol やらない動画勢観戦勢はそう感じるかもな
アデセンの時はadc育てて守ったモン勝ちだったからマジでアクション起きなくて退屈だったが、今季のはキルが起きづらいだけでアクションも戦闘も頻繁に起きるし、集団戦長い分個人技の光るシーンや駆け引きも多くて普通に面白いぞ
最終戦のAriaのアーリ本当に本当にうまかったから残念だった
途中まで勝ってたし、集団戦微負けだったのを即トップTPでインヒビトレードにしたり
最後の集団戦もカイサがGA3つ相手にRで後ろ入っちゃってすぐ死んじゃってアーリ孤軍奮闘だった
真の視界を獲得
カイーサ←これきらい
世界戦最後らへんまで残ったチームって例年リーグ戦グダってない?準備期間が無さすぎるんだよな
MSI出場チームの夏不調は大体のリージョンで風物詩になりつつある印象確かにあるね
プレシーズンの概念があるから一年のうちプロシーンに使える期間が短いんだよな
なんなら今年は特に日程酷い
デカルル
おっきいルルに改名せい
おっきいルル→響きがかわいいワース
おおきいルル→たぶんルルちゃんが自分で名前書いてるワース