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元プロのhachamechaに、LJLで印象に残ったジャングラーを10人挙げてもらったら、本当にはちゃめちゃな内容になった

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当記事は、記事の性質上、お読みになられる方によっては一部不適切と感じられる場合がございます。予めご了承の上、お楽しみ下さい。

はじめに

どうもこんにちは、hachamechaといいます。

この度は、このような語る場を準備していただき、LoL忍者さんありがとうございます。

やりたい放題やってよさそうだったので、やりたい放題書かせて頂きました。なんならちょろちょろ自分語りします。あとたまに物語調になりますが大体妄想なのでご理解よろしくお願いします。多分LoL忍者さんが編集でなんとか読みやすくしてくれるでしょう。知らんけど。

僕は、2018年夏から2023年まで、五年間半LJLで活動してきた日本人ジャングラーとして、多くの選手と戦ってきました。その中でも、対面として常に競い合い、お互いに高めあってきた、忘れられない歴戦のジャングラーたちを10人紹介したいと思います。

強い順番ではなく、あくまで自分のプロ人生の中で記憶に残っている選手たちです。今ではすでに引退していたり、別リーグで活躍している選手もいます。

古参の観戦勢は懐かしい気持ちで、最近見始めた人はこういった試合があったんだなぁ、などと調べてみてもらったりして、楽しんでもらえればなと思います。

では、早速。

10. Savage – 相手の隙を突くことに長けた暗殺者型ジャングラー

Leaguepedia

プレイスタイル

個人の力で有利を作り、味方を使って有利を広げるタイプ。正面からの戦いより、相手の隙をついた裏取りなどを得意とした。カ=ジックス、レク=サイなどのアサシン寄りのチャンプや、リヴェンやレンガーなどの競技レベルではあまり見かけないチャンピオンも使用した。

主な経歴

Ever8 LCK Challengers 2016 summer
7th heaven LJL 2017 – 2018
V3 LJL 2019 summer
Rascal Jester (coach) LJL 2020
Rox Academy (coach) LCK Academy 2021 – 2022

はちゃコメ

2018年夏、僕のプロとしてのキャリアが始まりました。

それは、LJLCSというアマチュア2部リーグを勝ち上がり、Savage選手が所属する7th heavenを入れ替え戦で打ち破り、プロリーグ参戦の権利を勝ち取ったからです。

時を少しさかのぼり、2017年春。

僕は初めてLJLCSに参加し、勝ち上がり、入れ替え戦に挑みます。相手は7th heaven。対面のジャングラーはSavage選手でした。アマチュアとしか戦ってこなかった僕の、初めての助っ人韓国人との対面であり、有利を築いたらそのまま暴力的なまでにゲームを動かしてくる選手でした。

初の2部リーグ、初の入れ替え戦、初の対面。試合の前に、Savage選手の最近の試合を調べ、チャンピオンプール、序盤のルート選択、癖を探し、A5のノートにシャーペンでメモを取り、対策を立てました。

結果として、みんなの緊張もあり、伝説のランダムピックティーモという事故もあり、0-3でぼこぼこにされて負けました。

一年後、僕が大学院を卒業する3月、就活するか悩んでいた時に仲間に説得され、LJLCSにもう一度出場し、もう一度勝ち上がり、もう一度7th heavenとの対戦が決まりました。

なんで毎回こいつらが立ちふさがるんだ?(答え:LJLで順位が低くて入れ替え戦行きになるから)

とはいえ、負けた後の一年間、俺たちは準備をしてきました。

大学の教授に、「大会があるからあんまり大学来られなくなるけど大丈夫ですか?」と聞いたら、「いいよいいよやることやってたら~」と言ってくれました。ありがとうございます教授。

大学のパソコンのデュアルモニターは左は修士論文のスライド、右はLoLの動画でした。そういえば大学の学部紹介とかで出てくる、学部出身の就職先グラフみたいなの、俺何になったんだろう。プロゲーマーって書いてあるのかな。

話を戻しましょう。

結果として、3-1で勝利、3勝は全てスカーナーという、なんともいえないピックではありますが、勝ちは勝ちです。ちなみに僕のプロとしてのスカーナーの生涯勝率は15-3で83%です。カサカサカサ……。

1敗はSavage選手のニダリー。4戦目はバンです。「二度とピックさせないぞ!」という強い意志がチームから感じられました(というか俺がコーチに頼んだ)。

そこから僕のプロ人生が始まりました。

Savage選手はその後、2019年はV3で助っ人として一時期出場し、リヴェンジャングルをピックし、俺のJ4を3レベルでトップタワー下まで殺意マックスで追いかけ回してきたり、味方のラプターブッシュで待機して、僕の味方のADCのHPを吹き飛ばしたりしてました。試合は、僕が勝ちました。

ほかにもレク=サイ、エリス、カ=ジックスなどを得意とし、ほんっっっとうに嫌な時に嫌な場所でゲームを破壊してくるプレイヤーでした。まだ僕のプロとして経験値が低かった時代ということもあるかもしれませんが、当時の対戦したくないランキング上位の選手でした。

2020年はなんと、コーチに転身、RJに移籍した僕と仲間として戦うことになりました。ヘッドコーチがうまいジャングラー、これは相当頼もしい話です。

頼もしいついでに、試合後のフィードバックがジャングラー視点になるので、集中砲火フィードバックされてました。大変でしたが、選手として活動する分には正解が身近にあるというのはすごく助かりましたし、本当にいい経験ができて、それ以降の自分の選手としての力量に大きく寄与してくれたと思っています。ありがとうございました。

ちなみに2020年夏はコロナ流行のため来日できなくなって、春しかコーチングを受けてまいせん。残念すぎる。

初っ端からジャングラーとしての話より、僕のプロ人生との関わりの話が多くなってしまいました。次からはジャングラーとしての話をもっとしていこうと思います。

9. Cassin – ソロキュー戦士からチームの原動力、そしてリーダーへ

Leaguepedia

プレイスタイル

個人の力を押し付けつつ、キャリー系よりは自ら体をぶつけるファイター系のウーコン、シン・ジャオ、ヴァイなどを好む。あとレク=サイ大好きマンだったのでたまに出していた。

主な経歴

DRX Academy LCK.Academy 2019
Crest Gaming Act LJL 2021 – 2023
Axiz Crest LJL now

はちゃコメ

Cassin選手は2021年より、韓国のDRXアカデミーからCGAに移籍してきた助っ人韓国人ジャングラーです。

つまりは、僕やYoshi、Yunikaの後釜となります。そういった意味でも、個人的にはかなり対抗意識を持っていた選手です。

一年目のCassin選手は、やんちゃ坊主でした。まぁ、2年目も結構やんちゃ坊主だったんですけどね。特に1年目は、やんちゃもやんちゃでした。

助っ人韓国人は、助っ人であるというプライド、自信から、非常にアグレッシブにプレイしがちです。Cassin選手は特に顕著で、出会ったら勝てるという自信のもと、どんどんファイトを仕掛けてくるタイプの選手でした。

そして日本語に慣れていないためか、味方から孤立してしまい、「え、何やってるん……?」ってプレイも出てくるタイプのプレイヤーでした。

Cassin選手、自分の力をCassin(過信)してしまったね……。

僕はそういう時、ニヤニヤしながらそう言ってました。

また、味方との連携にしても、自身のプレイにしても、思い通りのプレイや有利が作れなかった時、ティルトしてしまい、より悪いプレイを続けてしまうこともしばしば。

ティルトとは、精神的、感情的に動揺していて、最適な行動が取れなくなっている状態のこと。元々はポーカー用語である。Wikipedia(英語)
(例)「おいコラてめえ、俺のどこがティルトしてるっていうんだ? あ?」

逆に、ボコボコにされてるはずなのに、Cassin & Napのコンビで急に集団戦を勝ちだすのはCGAあるあるで、見ていて面白かったのは確かです。

そんなCassin選手は、2022年後半から、段々と日本語でコミュニケーションが取れるようになり、プレイが安定してきました。CGAの試合を動かす原動力であり、キャリーでもある選手へと成長します。

CGAがアクションを起こすとき、必ずCassin選手がそこにいます。

元々のティルト癖はたまに出てしまうものの、それは裏を返せばリスクを取ってでも試合を動かそうとする気概であり、勝つために貪欲に考え続ける彼の精神性を表していました。

また、Cassin選手がLJLで戦っているチームには、常に新人もしくは2年目くらいの選手が常にいました。CGAに限らない話ですが、新人選手たちはもちろん頑張るのですが、レーンで不利になりがちなのも事実です。

これから先、Cassin選手が自分で一人でキャリーしようと無理をしなくてもいいような、彼のアグレッシブなプレイについてこれるような味方に囲まれた時のCassin選手の活躍が非常に楽しみです。

8. Baby (現・River) – 冷静沈着だが、必要とあらば腕力を発揮する万能タイプ

Leaguepedia

プレイスタイル

高いフィジカルを持ちながらも、盤面を組み立てるようにゲームメイクをし、必要な場面では相手が組み立てた盤面を腕力でひっくり返せるプレイヤー。必要に応じてなんでも使うが、リー・シン、ニダリーが一番印象的。

主な経歴

BQB LJL Challengers 2018 summer
ahq LMS 2019 spring
V3 LJL 2019 summer
PSG talon PCS 2020 – 2021
DIG / GG / 100T LCS 2022 – now

はちゃコメ

え、経歴やばすぎやろ。
知ってたっちゃ知ってたけど、改めて調べて、実感がわいた。

うちの子供が1歳未満の時に、よく「べいびっ、べいびっ、べいびっ、お~~~」ってジャスティンビ・ーバーの歌を歌いながら振り回してたんですが、その時僕の脳内では「ってBaby3?!」って思ってました。

日本で活躍したのち、選手名をRiverに改名し、台湾、そしてアメリカへ渡り、世界戦に何度も出場している選手です。

それにしてもジャングラーがRiverって……。さすがにちと安直では? まぁ、hachamechaなんて名前のやつにセンスがどうとか言われたくないか……。

さて、Baby選手。

2018年に僕がプロに昇格したデビューシーズン、LJLでビリになったので入れ替え戦をするハメになります。そこで相手だったのがBaby選手率いるBQB。

選手はトップから順にLemon, Baby, Hollis, Ace, Kabupunでした。ちなみにAceさんは今もV3でミッドレーナーをしているAceeさんです。なんでこの時ADCしてたかは知りません。

彼らはLJLCSを無敗で勝ち上がり、鳴り物入りで入れ替え戦に出てきました。3-0でフルボッコにしました。ふふふ。デビューしたばかりで若気の至りまくりだった僕は「助っ人韓国人がなんぼのもんじゃい!!ナメるなよ!!」って思ってた記憶があります。や、最近まで割とそう思いながらプレイしてましたね。

そんなBaby選手は2019年夏にV3に加入し、そのままLJL2位まで駆け上り、その後PCS、LCSでMSI含む世界戦に6回出場する活躍を見せます。

え、もしかしてバケモンか?

プレイスタイルはそれほどアグレッシブなわけではなく、落ち着いて有利な状況を作り上げる冷静タイプではあるものの、必要な時は腕力にものを言わせて盤面をひっくり返す能力がある選手です。

正直、こういったLJLにいた選手が世界で活躍をしているのを見ると、一緒に競い合った選手としても、観戦していたファンとしても、非常にうれしく楽しいことだと思います。

これからもきっと世界戦で見ることができる選手だと思うので、ぜひLJLファンの方はBaby(現River)選手を覚えておいてください。

そしてhachamechaが3-0で勝ったことも思い出してください。
俺は一生覚えておきます。

7. Once – 年々安定感が増した、元祖剛腕ジャングラー

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プレイスタイル

良くも悪くも個人プレイが目立つキャリー。「リスク? 私がスキルを避けるのだから、それはリスクとは呼ばんだろう?」タイプ。年を追うごとに悪いところがそぎ落とされ、安定した立ち回りをしながらもシャープな動きを見せつけるようになった。リー・シン、カ=ジックス大好きマン。

主な経歴

HKA LMS 2017
Pentagram LJL 2018
Burning Core LJL 2019 – 2021
Sengoku Gaming LJL 2022 – 2023

はちゃコメ

OnceというIDは、韓国アイドルのTwiceのファンだから、「Once、Twice」的な感じでつけたらしいです。ほえ~。

LJLを見たことある人なら紹介不要といってもいいOnce選手。「KRチャレ一桁台をカ=ジックスで無双しているバケモノがいる!」という鳴り物入りで、2018年からLJLに参加した選手です。

当時、PGMにてTussle選手の代わりに入ってきて、LJLデビューシーズンを見事優勝に導いた原動力となりました。つたない日本語で「ほろぼす……!」(相手を倒す、的な意味で)とインタビューで答えていたのが印象的でした。

その後、BCでは結果が振るわなかったものの、長い日本での活躍を経て日本人枠化し、SGでの2年間は(最後の夏以外は)レギュラーシーズン、プレイオフ含め、低くても2位という破格の活躍をします。

プレイオフでは毎度のように僕たちにとって「準決勝であたる壁」でした。

そんなOnce選手は2023年をもって引退を発表しました。僕より半年早くプロをはじめ、同時期に引退をしたOnce選手。敵として、そして切磋琢磨する仲間として、長い間対戦ありがとうございました。

Once選手は、デビュー当時は非常にアグレッシブで、ガンガンファイトを仕掛けてきてはフィジカルで不利状況を覆すようなプレイスタイルでした。

それに見合うように得意チャンピオンはカ=ジックスとリー・シン。よく言えば一人でなんとかする、悪くいえばソロキューっぽい動きです。初年度はそれがハマり優勝したものの、BCに移籍してからの2年間は悪い方に出てしまい、苦しんでいたように見えます。

味方が強くてカバーできる場合はこれまでのプレイスタイルでも問題ありませんでしたが、BCという新人選手を多く抱えたチームではそう簡単にも行きませんでした。

一人での強引すぎる仕掛け、中盤以降の甘いポジショニングによりオブジェクトや集団戦前でのキャッチなど、Once選手の「ソロキューっぽい動き」は「5人で連携するチームゲームの動き」に潰されるようになりました。

しかし、そこで終わらないのがOnce選手です。Sengoku Gamingに移籍し、チームゲームでの連携を意識した立ち回りをきちんと研究し、結果としてLJL2位という成績を残します。

お互い引退した身ですし、正直な話をさせていただきます。

BC以前までのOnce選手を相手にしていた頃は、僕たちがどれだけ序盤負けていても、どこか安心感がありました。

「こちらが丁寧にプレイしていれば、いつかOnce選手が負けに直結する変なプレイをして、ゲームをぶん投げてくれる」と。

2年後、引退直前のOnce選手には、そんなプレイは見られませんでした。

自らのゲーム内の役割を理解し、その上で元々備わっていたフィジカルを必要な時に発揮していました。

いつの間にか、キャリア中に最もプレイしたチャンピオンベスト4に、セジュアニとJ4が入ってくるほどです。その成長に、共に競い合った選手として、最大限のリスペクトを表したいと思います。

少し話がそれますが、ジャングラーとはリスク管理が全てです。

大まかに言えば、LoLというゲームは、「許容できるリスクの中でどこまで有利が作れる(欲張れる)か、そして許容できないリスクは仕方ないからフィジカルでひっくり返す」というゲームなのですが、ジャングラーは特に自由度が高いため、常にリスクとリターンを天秤にかけ、よりよい選択をしていくことが重要となります。

そして、LoLというゲームでは、大なり小なりの「リスク」を取らないと、有利は作れません。

多くのジャングラー(特にプロになるような人たち)は、自らそのリスクを引き受けて、プレイングでなんとかしようとする習性があります。

ソロキューではそれが特に顕著ですが、敵も味方も連携が雑なので、なんとかなったりします。

しかし、ソロキューにおける許容可能なリスクと、プロシーンなどのチームゲームにおける許容可能なリスクの線引きは、大きく違います。

ソロキュー上がりのプロは、その点で苦労するイメージです。

僕もデビューから2年くらいまではずっと「変なところでキャッチされる」と評されることが多かったです。それは自分自身がリスクを引き受けて味方の安全性を担保しようという意識が根底にありました。同時に、自分の力を誇示するプライドと自信の表れでもありました。

プロとして戦うにあたって、プライドも自信も成長に直結する大事な要素です。しかし、チームゲームにおいては、裏目に出やすい要素でもあります。

僕自身も、そのバランスを理解し、修正するのに苦労しました。

2年以上かかった記憶があるので、「きっとOnce選手も同じような道を辿ったんだろうな」と勝手に親近感を感じていました。

6. Wyvern – 力こそパワー

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プレイスタイル

有利だからアクションを起こす、というより、アクションを起こしてファイトに勝てば有利になるという考え。漢気の塊。突っ込んで死ぬのはご愛敬。オラフやリー・シンがめちゃくちゃ似合ってた。たまに出すザックが、いい意味でタンクと思えない動きをしていたのが懐かしい。

下の動画は、いいWyvern。

主な経歴

Rascal Jester LJL 2016 – 2018 spring
V3 LJL 2018 summer
Rascal Jester LJL 2019

はちゃコメ

2015年から2019年までLJLで活躍したWyvern選手。

おそらく、今回選出した選手の中で、プロキャリアの全てを日本で過ごした唯一の人です。

同じチームだった人は、みんな彼のことを本名のジョンギュンで呼んでいたので、それがうつって僕もジョンギュンって呼んでいました。

2018年夏でのV3参戦以外、RJに骨をうずめていた選手です。

2016年の入れ替え戦にNap HW4NG(現V3コーチ)などと参加し、昇格成功、2017年からLJLで活躍しました。他にも2018年夏のV3ではCogcog、Recapとプレイしています。

そして僕のデビューシーズンとも被るので、僕とはここから戦ってます。CGAとV3は、同率でビリでした。

こういってはなんですが、彼の3年間のプロ生活における平均順位は約5.5位(内2年間は6チーム制の頃)降格戦3回(内1回負けて降格)と、結果はまったくといっていいほど輝かしいものではありません。生涯勝率は36%と、コメントしづらい数値です。

ですが、彼はめちゃくちゃ面白かった。
応援しがいがあった。

良くも悪くも試合を動かしたし、ハッと驚くようなプレイを連発したかと思えば、急にブロンズみたいな捕まり方をする。とにかく華のある選手でした。

Cassin選手でもOnce選手でも触れましたが、Wyvern選手もその例に漏れず、というか代表例というか、Wyvern選手も典型的なソロキュースタイルでした。

緻密な計算や、味方との連携は一旦脇へ置いておき、「俺が最強!俺が暴力!」と言わんばかりにジャングルに入ってきて、やりたい放題食い散らかしていく。

目が合えばしばきに来る、目が合わなければ探しに来る。俺の方が有利だから戦う、ではなく、戦ったら勝つから突撃する(根拠:俺の方が上手いから)。

悪口ではありません。それが何よりカッコよかったんです。

チャンピオンプールも、ゴリゴリプレイらしいオラフを筆頭に、グレイブスやキンドレッドなどのキャリー系。かと思えばたまに飛び出すザックによる思い切りのいいエンゲージ。

LJL黎明期という背景もあり、パワーで道を切り開く、カッコいい選手でした。道を切り開く、といっても、チームメイトがお世辞にもトップクラスといえる水準になかったのもあり、順位と結果は振るいませんでした。

それでも、彼がトップチームに加入したとき、どういった化学反応がおきるのかは、当時のLJLを見ていた人ならみんな興味が尽きなかっただろうと思います。

渋谷のヨシモト∞ホールで、Wyvernのスーパーファンボの小学生くらいの男の子がいつもニッコニコでファンミーティングに参加していた記憶があります。

ところで今回、僕が就職活動をするにあたって、さまざまなお方からご連絡を頂き、お仕事の紹介をしてもらいました。純粋に僕のファンもいれば、僕のことを知らないお方からもご連絡をいただきました。そんな中「RJの大ファンなんです!(俺:ほうほう、ありがとうございます)特にWyvern選手が!(俺:?!)」という人がいるくらい、コアな固定ファンが多い選手でした。

そんなWyvern選手は、僕が彼の後釜としてRJに移籍するタイミングで選手生活を辞めてしまいました。

なんかごめん、小学生……。

ありがとうジョンギュン、フォーエバー、ジョンギュン。

5. Bugi – 圧倒的な戦闘能力を押し付けてくる、悪名も実力も高いプレイヤー

Leaguepedia

プレイスタイル

圧倒的な個としての力。戦闘能力の高さを活かしての敵ジャングラーとの1v1からの圧迫や、そこからの速いペースでの試合展開を得意とする。リー・シン、ニダリーはもちろん、エリス、レク=サイなどのガンク系や、シン・ジャオ、ウーコンなどのファイター系も扱う。たまに飛び出すイブリンは勝率83%。

下の動画は、個人技で3v5を勝ち切る、彼の凄まじいパワーを目の当たりにできる。

主な経歴

Scarz / Sengoku  LJL Challengers 2017 – 2018 spring
Machi / Flash Wolves LMS 2018 – 2019
V3 LJL 2020
FG / EE Latin America 2021 – 2022
TSM / Spotify LCS 2023 – now

はちゃコメ

日本サーバー初期からKOREAN ELISEというサモナーネームで有名だった韓国人選手。

暴言、ピングハラス、トロールプレイ、AFKなどで有名でありながら、実力は天下一品。

2017年夏から日本二部リーグでの活動をはじめ、2018年春まで参加(共に僕と同時期)、噂に聞こえる問題行動、そしてもろもろを経ながらも出場、その後2018年は台湾に渡りFlash Wolvesで優勝しMSIに参加、2019年にはLJLにてV3の一員として参戦、夏には優勝して世界大会へ。

その後もラテンアメリカに渡り、好成績を残し、現在は北米のTSM(とその売却先のSpotify)で活動。

有名どころでいうと、Flash Wolves時代はHanabi、TSMではWildTurtleとチームメイトだった。Baby選手と同じく、日本からキャリアをスタートさせ、世界に羽ばたいていった選手。

もうすでに伝わっているだろうと思うが、僕は彼が好きではない。

若さゆえ、未成熟ゆえの、浅薄で無思慮な振る舞い。そういうことは誰にでもあるだろう。だが、それにしても……である。

しかし、それらのマイナス面に目をつぶってでも獲得するほどの実力の持ち主である。

人として好きではないという気持ちと、プロとして実力を正当に評価すべきという気持ちで苦い思いをしながら今もこの原稿を書いている。

まぁ性格が悪い人ほどジャングルがうまいっていうから……。
あ、なるほどね~、だから俺は成功できなかったんやろな……なるほどなるほど。

Bugi選手のプレイヤーとしてのスタイルは、圧倒的な個の力。
「私が全てのスキルを当て、全てのスキルを避ければよいのだろう?」といった具合。

元のSNの通りエリスや、リー・シン、ニダリーなどを特に好み、己の力で道を切り開いていく。プロとしてもちろんタンクもピックするが、勝率を見たら40%前後、キャリーやファイター系のジャングラーの60%と比べると非常に特徴が出ていて分かりやすい。

助っ人韓国人にキャリー力を求めることが多いLJLにおいては、一年を通して一度しかタンクをピックしていない(スカーナーで1敗)。

特に、この年のV3では、トップにPaz選手、ミッドにAce選手と、リソースを要求するのではなく、味方の力を増幅するようなスタイルのプレイヤーに囲まれていたこともあり、優勝に大きく貢献した。

特に、Paz選手のタンク系統での安全なレーニングに加え、Ace選手のミッドの主導権を取ってBugi選手と一緒に相手のジャングルを荒らしていくスタイルと、そのためのチャンピオン(夏はガリオ5勝0敗、ルブラン5勝1敗、他にはセトやカルマ等)と、チーム全体でBugiというエースプレイヤーをカバーしていく戦術が徹底していた。あれ? チームのエース、BugiをカバーするのがAce……ん?

Bugi選手本人の話から少しそれます。

素行が悪い、彼にそういった面があることは、LJL時代から比較的有名な話でした。

シーズン中に某有名選手が言及したのもあって、他の選手はもちろん、観戦しているファンの人たちの中でもある程度話題になっていたようです。

ただ、個人的には、こういったヒール役というのは、もちろん限度はあるものの(そもそも他人のことをどうこう言える立場でもないし)、競技シーンにおける観戦、そして応援という体験を向上させるものだと思っています。

品行方正なスポーツマンというのは尊敬される存在ですし、それ自体は良いと思います。しかし「いざ勝負!」となったときに、エンターテインメントとして味気ないと感じてしまいます。

格闘技などが代表例としてわかりやすいと思います。事前の煽りあいが試合の一部みたいなところがありますよね。それは一振りの胡椒となり、選手と試合をつなげるストーリーにスパイスを加えてくれます。

ストーリー性とエンターテインメントを意識してない幼稚な煽りは、選手も視聴者も不快なだけですが、正しい意識を持ったヒール役は必要不可欠だと思います。

4. Hoglet – 優れた人格と果敢なプレイでチームを導く理想のリーダー

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プレイスタイル

新人を引っ張りあげる人格者であり、なおかつ、常に先陣を切ってエンゲージを決める先導者。これぞリーダー。「お前ら、俺についてこい!」

主な経歴

APK / Ever8 / GCB  LCK Challengers 2017 – 2018
AK Latin America (シーズン1位) 2019 spring
Axiz LJL 2020 – 2021
AK Latin America 2022 spring
Axiz LJL 2023

はちゃコメ

Hoglet選手の経歴は決して華やかなものではありません。

2016年、LCKの二部から始まり、一度優勝するも入れ替え戦敗退、ラテンアメリカリーグに渡りレギュラーシーズンを優勝するも、プレイオフでは三位、その後日本にわたりAXIZで2020年から今までを過ごします(内2022年初期のみラテンアメリカに戻る)。

AXIZはお世辞にも強いと呼べるチームではなく、いわゆる有名選手や、ポジションごとのトップクラスとされている選手が一人もいないようなチームです。言い換えるなら、積極的に新人を起用しているチームです。

2020年から日本に来て活動しているHoglet選手は、ガンクをして、カバーをして、エンゲージして、ピールをして、ダメージも出して、ドラゴンにスマイトをする、過労で倒れてしまいそうなプレイヤーでした。

当時のLJLをオフラインで観戦したことがある人は分かると思いますが、めちゃくちゃでかい声で常にコールします。どうにか有利を作ろうと、どうにか試合に勝つ起点になれるように動き回り、味方に指示を出し、常に先陣を切って戦います。

もちろんやりすぎて捕まってしまったりすることもあります。しかし、外から見てて他の助っ人と明らかに違いを感じるものがありました。

それはスタンスです。

他の人は「俺がキャリーで、俺が試合を破壊する」というスタンスなのに対して、Hoglet選手のプレイは「チームが勝てれば、俺はどうでもいいから、他の4人を導くぞ」というスタンスでした。これは今まで見た選手の中で唯一であり、随一の個性です。そしてそれが実ります。

最初に述べたように、AXIZというチームはレーンの単純な力で評価するならば良くて中位、基本的には下位のチームです。2021年春、AXIZのロスターIno / Hoglet / Meguminn / Honey / Nemohという面々。その当時では、新人選手が三人、Honey選手は2年目。そんな状況でした。

春シーズンは3勝11敗でビリをマーク。当然の結果と言われてもしょうがない。

そんな中、2021年夏、このチームは正に一丸となって、進化します。

メタがよかった、というのもあるかも知れません。しかし、Hoglet選手の「お前ら、ついてこい!俺が勝たせてやる!」という気迫がプレイから伝わってきたことは、疑いの余地がありません。

その結果、チームの方向性が定まり、シーズン順位は春の8位から夏の3位、DFMに惜しくも負けてしまったものの、プレイオフも3位という大躍進に至ります。このチームにOner選手がいても、Canyon選手がいても、きっとこうは行かなかったでしょう。ちと言い過ぎか?

そういったわけでHoglet選手は、味方の力を引き上げ、導く力に非常に長けた選手だったと思います。

正直、他のプロと比べて特別フィジカルが高い、というわけでも、ルート選択やオブジェクトなどでのファイト意識が優れてる、というわけでもありません。

しかし、こと競技シーンにおいて、そして特にLJLにおいて、彼はチームの力を引き上げてくれる特別な存在だったと思います。

これから先、プロゲーマーとしての活動を引退しても、きっとコーチなどの立場として活躍してくれることをまったく疑っていません。一家に一台、一チームに一Hoglet、いかがですか?

それはそれとして、プロゲーマーの仕事は大きく分けて二つあります。一つはもちろん勝つこと、勝つために努力すること。もう一つはゲーム内でも外でも視聴者が面白いと思えるような振る舞いができること。僕たちはあくまでエンターテイナーです。そして、Hoglet選手はエンターテインメントを理解している人でもありました。

正直、LJLプロは日本人助っ人に関わらず、露出が足りていませんし、インタビューなどのチャンスも有効活用できません。

なんやねん、勝った後のインタビューで「練習通りできました、次も頑張りたいと思います」って。
なんやねん、負けた後に「次は頑張ります、応援よろしくお願いします」ってツイートして終わりって。

いや、わかるっちゃわかるんですよ。
まず負けた手前、競技者として言えることなどないと。

さらには、何が誰の怒りのツボにはまるか分からない、昨今の大コンプラSNS時代。
黙っているのが正解なんです。

それに、助っ人選手は、日本語がまだ不自由ということもあって、遊びのある受け答えができないというのもあります。それにしたって、もったいないと思います。

Hoglet選手はすごくセンスのいいインタビューをこなす人で、そういった意味でもLJLにおいてすごく大事な人だったと思います。

3.  Blank – 美しきマクロのスーパーエリートジャングラー

Leaguepedia

プレイスタイル

無駄なリスクを取らない盤石なゲーム運び。序盤のレーナーを有利にするためのルート取りに関してはLJL歴代No.1。チャンピオンプールも広いが、強いて言うなら前線を構築するセジュアニやマオカイ、ジャーヴァンⅣを好むイメージ。リー・シンも得意。

主な経歴

SHR LPL 2015
SKT T1 LCK (シーズン・プレイオフ優勝等) 2016 – 2018
IEM / MSI / WCS 全部世界優勝(え?) 2016
Sengoku Gaming LJL 2019 – 2020
KT LCK 2021
SHG LJL 2022 – 2023

はちゃコメ

2016年MSI王者。2016年WCS王者。正真正銘、世界で戦い、そして勝ってきた人。

え?
なんでLJLにいるん?
普通に意味わからん。

2014年にLPLで活動をはじめ、2016年からSKT、2019年夏からのLJLのSengoku Gamingに来ました。

もう一度言います。
え? なんで?

とはいえBlank選手。
LJLに来て、無双したわけではありません。
むしろその逆です。

え?なんで?
解説しましょう。

Blank選手は2016年から2018年の間、SKT T1にいました。
当時(そして今でも)世界最強と名高いFaker、最強ボットデュオのBang & Wolfと共にプレイし、強い味方とやる正しいリーグ・オブ・レジェンドを叩き込まれました。

さて、Sengoku Gamingではどうだったのでしょうか。
当時のロスターはトップから DonShu / Blank / Taka / Oddugi / Raina。

全員が新人です。
プロとして活動していた選手が他に一人たりともいません。
Oddugi選手は韓国2部に2年間いましたが、結果は出ていませんでした。

世界王者といえど、全レーン負けていては、ゲームメイクは困難です。
その上、彼は今まで味方レーナーに恵まれ、それを使って正しいマクロを行なう能力を磨いてきました。
分かりやすく言うと、味方も相手も高い理解度でLoLをプレイしている前提でゲームをしていました。

こう言ってはなんですが、LJLは人材が豊富ではありません。

今でこそ先ほどのメンバーのうち、Raina選手は優勝できる選手になりましたが、この頃は右も左もわからぬ新人。なんならLJLでは敵も世界クラスの選手は一握りです。俺とかね。あ、俺は一握りに握られてないザコって意味です。

というか、デビュー2年目の俺が対面の助っ人にシバかれながらセジュアニで逃げてるだけで17-4でDFMと同率一位でした。LJLのレベルは高くはありません。

Blank選手は結果として7-14、6位。

対面していたものとして、そして根っからのSKTファンボとして研究していたものとしての意見をいうと、Blank選手のジャングリングはめちゃくちゃきれいでした。きれいすぎました。

今、このレーンが押されてて、こういった状況だから、ここにいるだろう、と。
一度もミニマップに映っていなくても、居場所が手に取るように分かっているようでした。

しかし、Blank選手はゲームに対する考え方を一から考え直す必要がありました。

LJLでは、きれいなプレイをしていては勝てないのだ、と。
美しく整地をするのが役割ではなく、力で相手を破壊するのが役割なのだ、と。

2020年、Sengoku Gamingでの新人選手に囲まれていた状況から、apaMEN / Yutorimoyashi / Entyなど歴戦の日本人選手を率い、春夏2位を達成。しかし、翌年LCKに戻るも結果は伴わず。

そして2022年、今度はSHGにチームを替え、Blankは力を見せつけにLJLへ帰ってきました。今度は、序盤に圧倒的な存在力を見せつける選手として。

試合時間5分までのBlank選手は、LJLにおいて歴代最強で最高のルート選択をするジャングラーとして君臨することになります。

Blank選手は、常にマップ状況を正確に認識し、敵のジャングラーよりワンテンポ早くレーンを破壊するために関与してきます。そしてそれは、今までの定跡プレイではなく、ビックリプレイを含む予想しづらい創造性の高いルート取りが多く含まれるものでした。

Blank選手と対面するときは、常に味方レーンの状態を意識しながら相手の可能ルートを予想しても、その予想を覆されることが多かったです。僕はこの一年間、プロとして出た試合の中で、対Blank選手の序盤に一番神経を削られました。

序盤で作った有利を、盤石な中盤以降のマクロとプレイイングで試合を勝ちに導く。

これがBlank。
世界のBlank。
新しいBlank。

SKTファンボとしても、国際大会に出ることなく引退した選手としても、Blank選手と戦えて本当に良かった。

2. Flawless – 高いフィジカルで相手の心の隙を突くプレイメイカー

Leaguepedia

プレイスタイル

元リー・シンOTPらしいフィジカルの高さを基盤にしたプレイメイカー。相手の心の隙をついて、裏取りしたりキャッチを見たりする動きが特に光る。リー・シンはもちろん、ニダリーやエリスなどの、自由度が高く個人技が出しやすいチャンピオンを好む。

主な経歴

SBENU LCKCL / LCK 2015 – 2016
IM / RW / JDG LPL (2位) 2017 – 2019
APK / GenG LCK / LCKCL (優勝) 2020 – 2021
Burning Core LJL 2022
KaBum BR 2023

はちゃコメ

この人も経歴がえぐい。

2015年からLCKCKからLCKへと昇格し(チームメイトは元DFM Catchや、元RJ Secretなど)、のちに降格し、もう一度昇格戦に臨むも失敗(当時のサポートはLehends)。

その後中国へと渡り、LPLで計3年間活動し、レギュラーシーズン1位やプレイオフ2位をマーク。
長きにわたりDoinbのジャングラーとして活動していました。

その後韓国へ戻り、下位チームで少し活動したのち(チームメイトにはSecretやHyBriD)、LCKCLに参加し圧倒的な成績で優勝。2022年からOnce選手と入れ替わりでBCに加入、RayFarky / Dice / Yuhiと一緒にLJLに参戦しました。

だからなんでLJLにいるん……?

Flawlessというのは、欠陥(flaw)が無い(less)という意味です。
最初はFlawという選手名だったのですが、欠陥ってさすがにどうなんってことでFlawlessという名前に変えたそうです。

Secret選手に、なんでSecretって名前にしたん?と聞いたときに、適当に英語辞書を開いてかっこいい単語にした、と言っていたので、Flawlessさんもそんな感じで適当な名前にしたらこうなってしまったのかもしれませんね。

上の経歴を見てもわかると思いますが、そんなわけでSecret、HyBriDと仲が良く、ついでになぜかBlankもそこに混ざり、4人でDiscordでカメラをつけてソロキューしながら雑談などしていました。

RJ時代にSecretの後ろを通ると、97%くらいの確率で三人ともいました。

上半身裸で。

「え?なんで?」って思いましたよね?
僕も思いました。

「韓国では家では服を着ないのが当たり前だよ!」ってSecretは言ってました(コロナで日本のゲーミングハウスではなく、韓国からリモートで参加している選手が何人かいた)。

なんなら、この人たちは裸で歌いながら踊っていました。Blank選手は、同じく裸で、大きな枕を膝に抱え、感情をまったく読み取れない真顔で、その騒ぎを見ていました。

一体なんだったんだろう、あの空間。
まぁ楽しそうだったからいいか……。

Flawless選手の話に戻しましょう。

古きLCKでの時代、彼はリー・シンOTPで有名でした。

「リー・シンは格別にうまいだけど、他はちょっと」みたいな評価だったと記憶しています。組み立てより物理パンチでゲームメイクするタイプのプレイヤーですね。

LCKでは大きな成績は残せなかったですが、LPLではプレイスタイルと噛み合ったのか、大きな結果を残しています。

さて、そんな選手がLJLで何をするか。

物理でパンチです。

Blank選手は序盤、高い独創性とアドリブでレーンをいち早く破壊することに長けていた、と前述しました。Flawless選手もそれに近いのですが、レーンを破壊するのはもちろんのこと、僕の命を虎視眈々と狙っていました。

やめてくれぃ……。

敵のジャングラー(もっぱら僕)を圧迫し、ゲームから排除してからレーンに影響を及ぼしたり、自分が育つプレイが見られました。

そういうわけでFlawless選手と対面するときは、常に可能な限り最大限ジャングルモンスターを安全な位置に引っ張り出し、どんなにありえないタイミングだとしても、Flawless選手がブッシュから飛び出てきたら対応できるよう、スキルを残して試合をしていました。

マジで怖い。

Blank選手相手の時は味方レーナーのために、Flawless選手相手の時は自分の命のために、常にビクビクしながらゲームしていました。

中盤以降のプレイも、きれいなマクロから外れたプレイの脅威がある選手でした。

きれいなマクロ、というのは、可能な限りのリスクを排除した上での最大効率プレイのことを指します。それは相手からすると、リスクを取ってくれないから嫌ではあるものの、読みやすいということにもなります。

Blank選手で言えば、序盤以外は想定から外れたプレイはほとんどありませんでした。

だが、Flawless選手、こいつは違う。
あ、こいつって言っちゃった。

マジで野生のトラ。
狩人。

こちらが隙を見せるのを、虎視眈々と狙っている。
こちらがドラゴンの準備をしているのを見るや否や、味方のトップレーナーを叩き潰している。
レーンを押してから視界を取りに行こうとすると、どうやってなのか不明だが、こちらの森にいて味方キャリーを襲っている。

こういったプレイは、当然ハイリスク・ハイリターンになります。

自分のポジショニングやフォーカス、スキルの正確性や回避など、多くの変数を抱えてプレイすることになります。敵陣に孤立することになるので、途中でワードに見つかったりしたらもう終わりです。

その上で、Flawless選手はそういったプレイ、試合をひっくり返すようなあっと驚くプレイを平然と仕掛けてきます。

何をしてくるかわからない、そしてそれを通すだけの個人としての力がある。

それが最大の強みの選手でした。

1. Steal – 最善手を繰り出し続けるLJLの森の王

Leaguepedia

プレイスタイル

不要なリスクを取らず、淡々と有利を広げていく。LJLで一番美しいジャングリングをする選手。状況判断速度が何より優れており、有利な状況ではすぐさま仕掛け、不利な状況ではリスクを取らない。セジュアニやジャーヴァンⅣ、ノクターンなどのエンゲージ役や、ポッピーなどのバランサー運用が光る選手。

主な経歴

KT (サブ) LCK 2016
Millenium EUCS 2017 spring
DFM LJL (優勝10回) 2017 – now

はちゃコメ

LJLを語るにあたって、この人は外せないでしょう。

LJL最強のチームDFMに君臨し続けるLJLの森の王、Steal。
オブジェクトをスティールした時の実況はいつも大変そうだなと思って見ています。

2016年からLCKCKで活動を開始、一瞬KTに加入したあと、2017年春はEUCSへ。夏にDFMに加入し、今に至ります。

6年半、13シーズンを戦い抜き、レギュラーシーズン優勝回数10回、プレイオフ優勝回数10回。2021年にミッドがCeros選手からAria選手に交代してからはプレイオフ6連覇中。その夏からは日本での活動が認められ、日本人選手としてカウントされるようになったため、最強の上でなお当たり前のように味方のレーナーに最強格助っ人を2人持つチーム。

……ずるくないか?

そんな3KRDFMに、唯一Bo5で勝ったのは、hachamecha率いる2021年RJだけ。うんうん。ちなみに決勝では0-3でぐちゃぐちゃにされた。

Steal選手の細かい経歴を語っても仕方がないでしょう。
なんならこの記事を読んでいるような人は、みんな知っているだろうし。

きれいなマクロ、圧倒的とまでは言わないが十分なフィジカル、美しいまでの判断力とものすごく高い日本語力からのコールが魅力の選手です。

試合を見ていても、相手として戦っていても感じるのは、ミスがないという点で唯一無二であること。

何度も繰り返しますが、助っ人選手というのは自分が傭兵であるということを自覚してプレイしてます。試合を自分の力で動かさないと、という気持ちと、自分の力を誇示しないと、という気持ちが感じ取れるプレイをします。

そしてそれは多くの場合高いリスクを含むプレイであり、ゆえに孤立したり、正しい連携の前には無力になりがちです。

Steal選手にはそういったプレイはまったくありません。もちろん、レーンが強くてプレイに余裕がある、というのは要因の一つだとは思います。それにしたって機械のように淡々とアドバンテージを稼ぎ、真綿で首を絞めるようにジワジワと詰めてきます。

序盤のファイトで多少有利を稼いでも、気が付けばイーブンくらいにはされています。

僕がプロになってから2020年までの3年間、ゲーム中に一度たりとも勝てると思えたことがありませんでした。気が付けばいつの間にかいや〜な展開に流れていました。

そしてSteal選手、試合中にキャッチされることが恐ろしく少ないです。視界を取ったり取られたりするタイミングなら、誰しもがキャッチされたりポークされたりすることがある訳ですが、Steal選手に関してはそういう記憶が一切ない。

甘えたポジションを取らない。むしろ、甘えたと思って仕掛けたら相手のテレポートで裏取りされていてこちらのキャリーが破壊されている、ということならあります。

LJLではほんっとうに絶対王者として君臨している選手です。

そんなSteal選手。正直これだけ当たり前のように国内で優勝しているわけですし、見てる先は世界だと思います。知らんけど。俺は世界戦の話を書きたいからそういうことだとしましょう。

前述したように、国内戦ではレーンが強いため、ゲームがスムーズに進みやすく、余裕をもってプレイし、ミスもない。

しかし、いざ世界戦になると、そうもいきません。

当然相手のチームのレーナーは強く、なんならジャングラーも強いです。当然ですね、世界戦には強いチームしかいなのですから。

また、これは特に2020年以前くらいの話ですが、大きくプレッシャーがかかる場面でプレイが悪くなる傾向があり、大舞台に弱いのかな? という弱点も見られました。

彼も人間だった……?

ここ数年は大きく改善され、そのような兆候はほとんど見られなくなりました。

でもね、DWGに勝てそうだったのは、本当にもったいなかった(涙)

そんなわけで、世界戦ではパフォーマンスが落ちるんじゃないか、と言われていたSteal選手ですが、安心してください。相手が強いからそう見えるだけです。

そして世界大会の試合に勝つために、Steal選手だってリスクを取ります。もちろん失敗することもありますが、取るべきリスクを取らなければ何もせずに負けるだけです。

彼以上に徹底してジャングラーの役割をこなすジャングラーはいないでしょう。

何よりも、正しいと思えるゲームの組み立てをする選手です。実際、プロレベルになると、綺麗なゲーム、汚いゲーム、ゲーム的に正しくないけどなんか勝っちゃってる動きなど、いわゆる「変な動き」が分かるようになります。

Steal選手は、常に正しい動きをして、そういった変な動きをしてこないので、こういってはなんですが、対戦して負けても「あぁ、負けるべくして負けたんだな……」という気持ちになります。一番尊敬している選手でした。Stealファンボより。

なんか、悪いプレイだけ動画を乗せるのもちょっとどうかなと思ったのですが、これから先もずっといいプレイをし続けてくれるだろうと思うので、Steal選手のいいところが見たい人はLJLを見てください。

絶対いいプレイをしているので。

番外編: Yunika / Yoshi / HRK

基本的に「この五年間でLJL唯一の日本人ジャングラーは僕だけだった」と、僕は思っています。

他のLJLチームが日本人JGを起用することもありましたが、長く続いた選手はいませんでした。

結果があまり振るわなかった、ということもあるとは思います。一方、ジャングラーというロールが競技レベルにおいていかに難しいか、ということもあると思います。

慣れているソロキューとは大きく違います。
その上、チームを引っ張るリーダーとしても、殿(しんがり)を務める最後の砦としても、期待されます。

ジャングルが正しく動かなければチームは全ての動きがおかしくなります。まさにチームの要となる存在です。

負ければ責任は大きく、必然的にコーチからのフィードバックは多くなります。そして、本番のLJLでは、対面は超格上のバケモノども。精神的負荷は尋常ではなかったと思います。

そんな中、1年でも、1シーズンでも戦い抜いた彼らに対し、リスペクトしかありません。
お疲れさまでした。

そして、来シーズンからも戦い続けるHRK選手。

元からセンスはずば抜けており、全敗5JPという業を背負いながらも戦い抜き、最初は緊張が見て取れたものの、時が経つにつれプレイがどんどん鋭くなっていったのが印象的でした。

今シーズンからは彼のチームも韓国人を起用するということで、新しい武器を携えて戦う姿を楽しみにしています。FIGHTING。

終わりに

結局、僕は5年間プロゲーマーをしていて、一度も優勝することがなかった選手でした。

総額獲得賞金は0円です。

それでも、力の限り努力をし、精神を削りながら研鑽し、戦い抜いた5年間は、すごく幸せでした。
この道を選んだ後悔はまったくありません。

そして、その道を作り上げてくれたのは、チームメイトはもちろん、ライバルと言える対戦相手達でした。

特に、ジャングラーは、相手の姿が見えない状態でゲームをするロールです。そのために、ゲーム状況を見た上で、相手の選手のスタイルを意識した所謂「人読み」をします。この選手は無難なプレイをしそう、この選手ならワンチャン狙ってくるかも、などなど。

そういった関係上、どの相手のジャングラーも、そして多分相手のジャングラーから見た僕も、なんとなく性格も分かってしまうし、人柄も分かってしまいます。

1シーズンで消えていく新人トップレーナーやサポートは正直あんまり覚えていないけど、ジャングラーは全員覚えています。

「ボクサーは拳で会話する」という言い回しを漫画などでよく見かけることがありますが、ジャングラーはプレイで会話します。

今まで、いっぱい会話してもらいました。
とても楽しい時間でした。

お前ら、ありがとうな。

 

管理忍

はちゃめちゃ先生の次回作をお楽しみに!でござる。

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コメント

  1. savage選手は開設当時の日本サーバで何度か見かけたけど
    トンデモナイクソキャリーしていってKRJGのプロって凄いもんだわとしみじみ思った

    15
  2. redditからの転載よりこういう記事が読みたいのよ
    はちゃさんおもろいし

    149
    3
  3. 面白い記事だった

    81
    1
  4. はちゃさんお疲れさまやで

    64
    1
  5. Blankが日本いるのやっぱワケわかんねえよな…

    55
    2
  6. ギガチャド

    26
    4
  7. 懐かしく、また楽しい記事だった
    「LJL唯一の日本人JG」は最高の称号だと思ってる
    LJLずっと見てるけど21年のRJは18年のDFMの次に好きだったよ

    86
    2
  8. 全部読んだわ。いい記事だった。
    はちゃめちゃさんもお疲れさまでした!

    23
    2
  9. 最高の記事をありがとう、ハックアメックハ

    12
  10. 全員上裸のくだりおもろすぎてそこまでの内容8割飛んだ

    35
    • 皆が踊り狂ってる中、裸で真顔のBlankで吹き出してしまった

      13
  11. このコメントは黄昏の帳でよく見えないでござる。ニンニン。
    6
    52
    • 死ぬほど有名な名言、「俺より上手いならJGどうぞ」を知らない!?

      45
      4
    • 君、友達居なそうだね

      4
      5
    • このコメントは黄昏の帳でよく見えないでござる。ニンニン。
      5
      24
    • わりと正論なのに低評価多くて草

      14
      20
      • くだらねー炎上から派生した1スラングを日本でLOLが流行らない理由に無理やり紐づけるアホみたいなコメントだからじゃない?

        38
        4
        • このコメントは黄昏の帳でよく見えないでござる。ニンニン。
          8
          25
  12. オフラインの話多くて嬉しい
    よしもとホールでやってた頃チラチラ見に行ってた記憶蘇った
    入場のたびにオロナミンcもらったり試合始まったときにケインコスギ出てきてみんなでファイト一発してたりした
    hogletはまじで声でかいし(てかまじでみんなコールの音でかいので観戦の臨場感すごい)、rjの時にいつも最前列で応援してる子供いて微笑ましかった
    意外と外国から見に来てる方も多かった印象
    Jaegerさんが人気でインターバルの間によく差し入れもらってた(外人から謎のお土産もらってたのが印象深い)
    あと現地行かないとわからないこととしてまじでスタッフさんがものすごく丁寧だし、遊び心もあって確実に裏方としてljlをとんでもなくキャリーしてた(入場特典のイレリアスキンが不具合かなんかでline届かなかったときにスタッフさんがわざわざサモナーネーム聞いて後日送ってくれたのを覚えてる)
    あとチアーボードみたいなのを事前に用意してかなくても現地で用意しててマジックで簡単にかけたりしてたんだけどeviをいじるボードがカメラでアップされると毎回eviが選手席から後ろ向いて会場のモニターみて反応してたのも印象深い
    自分はあんまり選手に絡みに行ったりしなかったけどarcherがエズリアルのウルトを集団戦中にケツから出した試合でヤジ飛ばしたら次のインターバルでトイレにいったら横にArcherがしょんべんしに来て気まずかった
    まさかコロナでいきなりオフライン開催が自粛になったあともう二度とオフラインの機会がなくなっちゃうなんてなぁ、決勝はなんとか何回かオフラインの機会に恵まれたけど毎週末ljlのレギュラーシーズンやってるときになんとなく行くみたいなのがもうできないと思うと悲しい
    いきなり長文語りしてすまん、もうオフラインを語れる機会ってなかなかないと思ったから

    166
    6
    • このコメントは黄昏の帳でよく見えないでござる。ニンニン。
      3
      36
      • ごめんて、栄養ドリンク入場したときにもらったなーとは思ってたけどもう3〜4年くらい前だからそんなに細かく覚えてなかったよ
        普段栄養ドリンク飲まないからおばあちゃんが全部ファミコンっていうあれ

        43
        • かわいい

    • Archer、前からULT出てるじゃん

      18
  13. 所々はちゃめちゃ印のユーモアや毒が見え隠れしつつも、根底にはLJLやLoL競技シーンに対する愛と、相対した選手たちへのリスペクトを感じるとてもいい記事でした。
    ありがとうはちゃめちゃ&LoL忍者。

    79
    1
  14. 面白い記事でした、サンキューハッチャ

  15. riverとforestが合わさって最強に見える

    10
    • 川も森もどちらもジャングラーって名前だもんな。

  16. hachamechaひきいるRJ??
    Vicalがひきいてました。間違いない

    86
    5
    • お前vicalだろ

      110
      1
    • マジでVicalさんでワロタ

      34
  17. 僕がJGでチャレ行けないのもそういうことか〜性格いいからな〜か〜っ

    16
    1
  18. はちゃさんがいないLJL寂しいよ ありがとうございました

    26
    2
  19. はちゃめちゃは優勝できてないし日本人JGだったり変なこと言ったりで特殊な選手だけど、プロ精神は人一倍ある選手だったと思ってる
    お疲れ様でした

    25
    2
  20. どっちが間違ってるかわからないけどbugiの現所属チームはspotifyでなくshopify
    shopifyは日本であんまり名前聞かないから仕方ないね

    23
    • 俺が間違えた。ごめんbugiとshopify.

  21. はちゃさんほんと好きだった。世界に行くとこ見てみたかったな。お疲れさまでした。

    10
    2
    • Once選手はほろぼすじゃなくて、ほうむる

      だった気がする

      14
  22. ※このコメントは俺より下手なので表示されません

    92
  23. 文章が面白かった
    LoL忍者の金でworld参戦記とか毎年書いて欲しいわ

    15
  24. はちゃさんのことは個人的には「日本人最強jg」って呼んでた

    9
    2
  25. >まぁ性格が悪い人ほどジャングルがうまいっていうから……。
    >あ、なるほどね~、だから俺は成功できなかったんやろな……なるほどなるほど。

    ん???

    33
  26. はちゃさんもロール強奪とかしてたのにコリエリに苦言呈してるの面白いな

    18
    2
  27. 既に33人もはちゃめちゃより上手い奴がコメントを残している。
    LJLの未来は明るい(34人目)

    21
  28. 最後あたり普通に感動した

  29. はちゃさん面白いしかっけえよ
    まじで大好きだった
    今LJL大変っぽいけど解説とかで見たかったな

  30. bugiが優勝した年が一番記憶に残ってるなあ
    号泣するRaina、崩れ落ちるGaeng、凄まじく険しい顔をして立ち去るCerosを見て一番感情を動かされた

    16
    1
  31. 面白かった!

    2
    0
  32. 記事もhachamechaのプレイも面白かったよ
    お疲れ様や

  33. RJ時代のスカーナー&スレッシュの試合本当に好きだった。
    ultランタンをちゃんと戦略として組み込んで機能してるのが驚きだったし面白かった。
    総合戦績は振るわなかったかもしれない。でも、はちゃさんの試合は毎回観る楽しみがあった。
    LJL規模縮小もあって結果として引退になってしまったのは残念だけど、配信やコーチングも楽しませて貰います。

    10
  34. はちゃさん、週一で記事投稿してくれ。

  35. とてもいい記事だった
    hogletは情熱的だしユーモアもあって本当好きな選手だった
    インタビューで「勝利の秘訣は牛乳飲んで骨太になってる所ですね!」って言って
    これまでAXIZを皮肉として言われてた骨太を応援のアイコンにした素晴らしいインタビューだった

    36
    • この記事では全然触れられてないけど、hogletも何気に経歴(というか元チームメイト)が凄いやつ多いのよねぇ。Khanと元チームメイトだったというのはとくに有名か

  36. LJL好きとしてはこういう記事が読みたかった!
    ありがとうhachamecha

    5
    1
  37. 去年アクシズがBCに逆転勝ちした時のホグレットのインタビューが凄い印象に残ってるな~
    「勝つ確率は低いかもだけど、それでも挑戦することがプロの役目だと思います。」みたいなこと言ってて凄い応援したくなったよ

    34
  38. Oneceは「ほうむる」だった気がする

  39. 改めて、hachamechaさん選手活動お疲れ様でした。
    LJL唯一の日本人JGであるという肩書で強気なツイート、コメントなどの賛否ある所がありましたが、個人的には好きでした。

  40. 記事めっちゃ面白かったです
    ジャングル講座もお願いします

  41. 最高の記事でした
    ありがとうはちゃさん

  42. stealの評価高いのさすがだなあ

  43. こういう最高の記事だけ出してくれよ

    叩き誘導みたいなのはわざとじゃないならもうやめてくれな

    6
    3
    • 叩き誘導のような釣り記事も出さないと、せっかく大量の悪質広告入れまくってるのにadblockされちゃうから、仕方ないね

      4
      2
  44. Twitchでぼそぼそ小言喋りながらJG配信してるはちゃおもしろいからすき

  45. RJとはちゃさんが居なくなったから応援するチーム無くなったよ。
    とりあえずはお疲れっす。

  46. さらば俺たちのJP最強ジャングラー、そしてJP最弱ジャングラー

    15
  47. このコメントは黄昏の帳でよく見えないでござる。ニンニン。
    5
    29
  48. プレイで会話するっていいですね 読んでて山崎まさよしが流れました

    ♪いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
    向いのホーム 路地裏の窓
    こんなとこにいるはずもないのに
    願いがもしも叶うなら 今すぐ君のもとへ

    わたしも今後もLJLを観戦しつつもhachaさんの姿を捜してしまうでしょう

    6
    6
  49. LJLの1ファンとしてめちゃくちゃ面白い記事だった
    はちゃさんのスカーナーとリーシンpickにはいつもワクワクしてたわ

  50. このコメントは黄昏の帳でよく見えないでござる。ニンニン。
    6
    23
  51. これは良記事

  52. イヤー面白かった。

  53. LJLで唯一まともにヒール役してたhacha大好きだったよ

    15
  54. 当時bugiの悪名にぐぬぬってなりながら実力で黙らされたの思い出すなあ、暴言を肯定はできないけど振り返ると魅力ある選手だった…

    11
  55. 3位blankの時点で「2位steal、そして1位は俺で~~~~~~すwwww」みたいなの想像したけど違ったのでよかった

    30
  56. 知らない選手も多くて、もっと昔からLJL見ておけばなあと後悔

    6
    0
  57. 素晴らしい記事本当にありがとうでござる

  58. 2019CGAが大好き
    Nap
    hacha
    Luna
    のラインが美しかったよ
    この2019CGAでのゲームがもう一度見たかった

    11
  59. 長いのに読むのが全然苦にならない、とてもいい記事でした。

    やっぱ、はちゃさん喋っても記事書いても面白い。これからもコメンテーターでも解説でもいいからLJLで見たい

  60. 最高に面白い記事だった!
    マジでLJLに長年いてくれてありがとう。

  61. BabyとBugiはまじで強かった記憶あるな

  62. このコメントは黄昏の帳でよく見えないでござる。ニンニン。
    1
    16
    • midjgはともかくえびゆたぽんはが同じjpなのに同レーン目指さないほうがいいは意味不明。
      FakerChovyShowmakerがいるからLCKでmid目指すなって韓国内で言われてると思うか?

      18
  63. Yunikaは頑張ってたと思うけどなぁ

    13
    1
    • Yoshiは完全な新人だったけど、Yunikaは2部上がりのベテランな割にはYoshiに毛が生えた程度だったのがコミュでの評価低かった理由かな

      2
      4
  64. Hog様ファンボだが、インタビューのセンスの高さについて触れられてて嬉しい。
    AXIZ骨太経営宣言にかけて「もっと骨が太くなるように頑張ります!」的な感じでインタビューで答えたの最高だったなぁ。

    19
    • 骨太叩きを骨太応援に変えたの天才の手腕なんよ

  65. コリエリ辺りへの正直な感想も含めて助っ人KRに対し正直な感想が見れて面白かった

    その中でもやはりホグレットはオラオラ系の他の助っ人と比べても異質に感じたし、インタビューも引っ張る兄貴分みたいな印象に残る大人な回答だったなあ

    10
  66. なんで毎回こいつらが立ちふさがるんだ?(答え:LJLで順位が低くて入れ替え戦行きになるから)

    これ好きすぎる

    13
  67. めちゃくちゃいい記事だった。
    こういうのを現役時に読めてたらもっとファンがつくと思うから、
    いま現役の選手はいっぱい発信してほしいし、リーグもチームも発信の手助けをしてあげてほしい。

  68. 現役時代ツイート本当に嫌いでミュートしてたが、読み物としてとても面白い記事だった

  69. >正直、LJLプロは日本人助っ人に関わらず、露出が足りていませんし、インタビューなどのチャンスも有効活用できません。
    プロ当人もそう思ってたんだ

  70. はちゃさん面白い人だなと思ってたけど文章も面白いなあ
    また書いて欲しい

    2
    1
  71. このコメントは黄昏の帳でよく見えないでござる。ニンニン。
    4
    21
  72. このコメントは黄昏の帳でよく見えないでござる。ニンニン。
    15