
コーチの責任重大化?Riot、新ルール検討中
コーチの関与はピック&BANまで。あとは選手を信じて託す。そんなLoLのプロシーンの常識が、今まさに揺らぎ始めている。
Riot Gamesが検討していた「試合中45秒間だけコーチが発言できるルール」は、競技シーンの在り方そのものを問い直す可能性を秘めている。
元記事:Sheep Esports
Riot Gamesがプロチームに送信したメール(Sheep Esportsが入手)によると、2026年競技シーズンに向け、各チームから1名の指定コーチがインゲームの限定された時間帯に選手とコミュニケーションを取れるようにするルール変更を検討している。
他の競技の「タイムアウト」のようなシステムとして検討されており、戦術的なコミュニケーションの機会を与えるもののようだ。
とはいえ、詳細はまだまだ未定。
各チームに対し、以下のような質問がされていたのとのこと。
- コミュニケーションの時間の長さや頻度に対しての意見
- 全体的な印象
- この件に対する自由なアイデア、懸念事項、提案
現在のLoL競技シーンでは、技術的な理由でやむを得ずゲームがポーズしている時も含め、ゲーム中のコーチのチームとのコミュニケーションは固く禁じられているが、それが破られることになる。
コーチの役割がまた新たに変わるのではないだろうか?
反応
- 俺たちにめっちゃ叩かれて、結局このルールはなくなると予想する。でも、コーチが選手に「お願いだから」アタカンを無理にやってゲームを投げないでくれ」と懇願する姿は、1スプリットだけとかなら面白いかもな。
- たしかDotaの大会で似たルールあったんだけど、やっぱりすぐになくなっちゃったような気がする。
- CS:GOだけど、コーチが後ろからずっと選手にフィードバックできるようになっていた時期があった。ということで、IGLという役割は完全に消失。ゲームが良くならないので早々にこのルールは消えた。
今でも限られた時間でコーチはコミュニケーションすることができるけど、CS:GOではラウンド制だから、休憩時間をそれに当てるのは理にかなっている。
でもLoLはどうだろうか。コーチが突然アクティブなゲームプレイ中に割り込むというのは奇妙な状況に見えるかもね。
- コーチ「お前らトロールやめろ!!!以上!!!」
- 「おい、お前!!!!ムンドやったことないだろ!!!!」
- まぁT1コーチのTomは、Fakerがムンドを提案した後、Onerに何とかやらせようと説得していた側だけどな。
- やめた方がいいと思う。マクロが悪いチームが、試合中に神の声が下りてきて急に救われるというのはあるべき姿じゃない。
それに、これをやるならコーチは自分のチーム以外の視点を一切見られないように制限されるし、試合中、ヘッドセットを装着した選手の隣から動けないとかそういうことになってしまう。
- 多分ドラフトとかもはるかに負担が大きくなるだろうな。今のコーチの仕事のひとつには、試合中に次のゲームのフィアレスに向けたドラフト戦略を練るっていうのがある。
だからドラフトの質が悪くなるかもしれない。まぁコーチが多人数体制なら別だけど。
- やめた方がいいと思う。
- 俺も反対。ゲームの流れが損なわれると思う。
- 大きなオブジェクトの前とかにゲーム止められたら、なんか興ざめじゃない?
- なにこれ? これでどうやってプロシーンが進化するの? 単純に疑問だわ。
- 面白いけど良くない変更だろうな。コーチ陣に対して試合への関与を増やしたいと考えているのなら、代わりにドラフトの時間を増やしてはどうだろうか?
- 俺もそれに賛成だ。フィアレスドラフトのGame4とか5でのミスを見るに、もう2分くらいの考慮時間があれば何かが変わるかもしれないと思う。
事前に全てを用意しておくには、あまりにも厳しくなっているから追加の時間があってもいいと思うよ。
- 俺もそれに賛成だ。フィアレスドラフトのGame4とか5でのミスを見るに、もう2分くらいの考慮時間があれば何かが変わるかもしれないと思う。
- 俺たちと同じ視点でゲームを見られているのなら、よくないと思う。
さすがにチームの選手と同じ視野と視点しか与えられないんだよね?
- それはそうだろ。
コーチの試合への関与をさらに高める狙いなのだろうか? 本当に実装されるのだろうか?読者諸賢の感想もぜひお聞かせ願いたい。
担当:いちずなイブリン
Source:SOURCES: Riot considers adding three 45-second “voice windows” for coaches to talk with players during games
45秒で何ができる?でござる。
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