T1、3連覇。勝負強さを証明
Worlds2025ファイナルは、T1の3連覇という形で幕を閉じた。試合後にT1は共同記者会見に応じた。海外コミュニティの反応とともにお届け。
Q:Doran選手に質問です。Doran選手にとって初めてのWorlds優勝ですが、今のお気持ちはいかがですか。
Doran:T1に加入した瞬間から、うまくやれる自信がありました。最後をみんなの笑顔で終えられてうれしいです。一緒に走り切ってくれたチームメイトとコーチングスタッフに感謝しています。
Q:Faker選手は2023年はチームメイトのため、2024年はファンのために勝つと言っていました。では今年の優勝は何のための勝利ですか。
Faker:誰かのためというより、プロとして純粋に試合に集中しました。結果が優勝になってくれて、ただただ感謝しています。
Q:Gumayusi選手は多くのファンや選手からロールモデルと言われています。ご自身ではどう受け止めていますか。また、どんなところを見てほしいですか。
Gumayusi:つらい状況でも諦めずにやり切る姿勢が、人にインスピレーションを与えるのだと思います。それが誰かの力になって、前に進む助けになるなら、とてもありがたいことです。
Q:Faker選手、以前の配信でガリオのスキンが欲しいと話していました。優勝スキンのチャンピオン候補にガリオは入っていますか。
Faker:スキンに関してはまだ何も言えません。昨年と同じように、どのチャンピオンにするかはファン投票で決めることになると思います。
Q:これまで大きなキャリアを築き、契約は2029年まで続きます。原動力は何ですか。
Faker:情熱です。このゲームが好きですし、最高の相手と競うことに大きな意味があります。2029年まで延長したのは、自分がどれだけ成長できるか、人にどれだけインスピレーションを与えられるかを考えたからです。
Q:Doran選手、T1加入後の初優勝おめでとうございます。ファンからはあなたの幸運を分けてほしいという声もあります。この結果を引き寄せた要因は何でしょうか。
Doran:自分の初タイトルが良い影響を広められるならありがたいです。勝てたのは、ファンの皆さんが最後まで諦めず、一緒に戦ってくれたからです。本当にありがとうございました。
Q:Faker選手、サモナーズカップを6度掲げました。年齢を重ねて、プロとしての向き合い方は変わりましたか。
Faker:年齢を重ねると健康について考えるようになります。同じ姿勢で座り続けるので、姿勢や身体のケアが大事です。ゲーム内に関しては、年齢そのものが大きく影響しているとは思いません。どんな競技でも鍵は情熱と、上達し続けようとする意志です。そこをうまく管理するようにしています。
Q:Gumayusi選手は年初にSmash選手と先発争いを経験し、最終的にはファイナルMVPになりました。学んだこと、成長したことを教えてください。
Gumayusi:試練を通じて学びます。今年はゲーム内の弱点を修正できましたし、メンタル面でも、つらい時期は良い瞬間へ向かう階段だと学びました。
Q:Doran選手、長くT1にライバルとして相対し、今はT1で世界を制しました。T1の強さの秘密は何だと思いますか。
Doran:T1の選手はずっと優秀だと思っていました。加入してからは、個々のスキルだけでなく、メンタルやマインドセットの強さも強く感じています。
Q:Gumayusi選手とKeria選手は世界最高のボットレーンと言われます。互いをどう評価していますか。
Gumayusi:Keriaはチャンピオンプールがとても広く深いです。レーニングもうまいです。一緒にプレイできてとても幸せです。3連覇できたのはすごいことだと思います。これからももっと勝てると信じています。
Keria:Gumayusiとは長く一緒にやってきました。キャリアの目標を一緒に達成できてうれしいです。彼もチャンピオンプールが広く深く、自分の役割からゲームをキャリーする術をよく知っています。
Q:Faker選手、Keria選手はT1がこの舞台を楽しめたことが結果につながったと話していました。今日その実感はありましたか。
Faker:Worlds期間を通して、仲間それぞれに苦しい時期がありました。でも今日は本当の意味で一つになって勝てました。それがうれしいです。個人的には、ゲーム3を落としたあと、このシリーズは負けるかもしれない、なら残りを楽しもうと思いました。みんなが大舞台の経験をたくさん積んでいるので、恐れずにのびのびプレイできました。
Q:7年前に北京でつらい敗北を経験し、今回ふたたび中国でトロフィーを掲げました。今のお気持ちは。
Faker:会場に向かう途中、2017年のことが頭をよぎりました。ただ、今日の試合中に感じていたものは当時とはまったく違いました。今は結果を考えず、ゲームそのものに集中できると実感しました。その瞬間、自分が選手として大きく成長したと分かりました。2017年の決勝の悲しい記憶は、今ではもうあまり残っていません。痛みはほとんど癒えました。ただ、過去の経験が今の自分を形作る糧になったのだと思います。そのことに満足しています。
Q:2017年の自分に何か言いたいことはありますか。
Faker:特にありません。
Q:決勝に至る道中で、負けを意識した瞬間はありましたか。
Doran:全体で一番危なかったのは、スイスステージで成績が1勝2敗だった時です。あの時は運にも助けられました。準々決勝に進んでからは、自分たちのペースで戦えるという自信がついたので、それ以降はあまり不安ではありませんでした。
Q:Doran選手とGumayusi選手は再契約が控えています。現時点の考えを教えてください。
Doran:まだ何も決まっていません。FA期間に話し合います。1+1の条項は、どちらかが望まなければ終了なので、基本的には意味を持ちません。
Gumayusi:昨年1年契約を結んだ時と同じ心構えで、今回のFAにも臨みます。
Q:kkOmaヘッドコーチに質問です。選手たち以上に緊張しているように見える場面もありました。今回優勝し、3連覇を成し遂げました。今の心境と、選手たちに伝えたいことはありますか。
kkOma:選手たちは今年、本当に多くのものを乗り越えました。最後の最後まで諦めずにタイトルを持ち帰ってくれたことに感謝しています。コーチ陣も同じです。それから、TomコーチはこれでWorlds3連覇なので、半分冗談ですがTom専用のワードをデザインしてあげたいくらいです。最後の瞬間まで戦ってくれたみんなに感謝しています。
Q:Bdd選手は準決勝後、Faker選手が好きで刺激を受けてきたので決勝で対戦したいと言っていました。試合後のコメントでは、KTが素晴らしいシリーズにしてくれてうれしいと話していました。どんなところが楽しかったですか。またBdd選手に一言お願いします。
Faker:まず、面白くて良いシリーズになったことがうれしいです。Bdd選手はリーグ戦の頃からずっと好調でした。Worldsの決勝で対戦できてよかったです。KTが2対1で先行して、最後にタイトルを逃したのは本当に悔しいはずです。僕たちも同じ経験をしています。つらいことです。乗り越えて、来年のLCKでも素晴らしい試合を見せてほしいです。
Q:ゲーム5のジャングル主導権の争いで、Cuzz選手をどう狙いましたか。勝利を確信したのはいつですか。
Oner:KTはドラゴンを重視して、オブジェクトファイトを仕掛けるのが好きです。ゲーム5ではドラゴンよりトップサイドに重点を置いたドラフトでした。レベル3のガンクが成功した時点で勝率が一気に上がり、いけると感じました。
Q:Keria選手、決勝までの準備期間は1週間でした。KTに対して、ドラフトやゲームプランの要点は何でしたか。また、ゲーム5のドラフト中にコーチ陣と笑顔で話していたのはなぜですか。
Keria:Onerが言ったとおり、KTはミッドとボットを通して主導権を取り、ドラゴンを積み上げる形でGen.Gにも勝ちました。そこにフォーカスしました。その週はスクリムがなかったので、集めたデータからドラフトを準備して、ボット主導権を取ることを狙いました。自分は別のチャンピオンを用意していたのですが、ゲーム5の話し合いの中でチームメイトにレオナをやってほしいと言われ、それで笑っていました。
Q:Faker選手、次の章に向けて、今回のタイトルにはどんな意味がありますか。
Faker:次の章については、2029年までプロ選手として契約していますので、今後もプロとしてベストを尽くすことが目標です。実はWorldsに来る前に健康診断を受けたのですが、以前より結果があまり良くありませんでした。大きく悪化したわけではなく、少し悪くなった程度です。来年はパフォーマンスに直結する健康管理をより重視して、最優先でしっかり取り組みます。ええと、質問は何でしたっけ。
Oner:ん?
Faker:以上です。
反応
- 待って、またファンに優勝スキン選ばせるのか。オーロラの予感しかしない。
- メルの可能性もあると思う。Arcane効果で人気は高そうだし。個人的には、Fakerにとってはオーロラよりマシだと思う。Doranがアンベッサも選んで母娘デュオになったら、なおさらおもろい。
- 昨年のファン投票でガリオはそこまで悪くなかったし、チャンスはあると思う。とはいえメルも全然あり。正直、今大会のメルのピックはかなり象徴的だった。Fakerのガリオじゃないが、Fakerのヨネでもないから絶対ヤダってわけじゃない。オーロラは勘弁かな。Fakerはオーロラ合わない。
- T1アニビア、これあるか。
- Fakerはベッドの上で死にかけててもWorlds優勝しそう。
- 孫たちのために優勝した、みたいなことを言いながら、臨終間際でも何度目かのWorldsを優勝してるFaker、普通にありそう。
- 棺にキーボードとマウス入れたら、墓の中からでも優勝しそう。
- Fakerの健康状態、大事じゃないといいな。FakerのキャリアがUziみたいな終わり方になったら、本当に悲しすぎる。
- たとえそういう終わり方でも、実績は消えない。Worldsを6回取ってるんだ。あのトロフィーは、今のFakerそのものだと思う。最高峰であり最長の大河。
- Uziのときほどはつらくないな。Fakerはこの時点でもう全部やり切っていて、何一つ物足りないところがないから。
- 2026年はFakerをロードマネジメントして、Worldsに備えて温存だな。
ロードマネジメントとは、選手の出場時間や練習負荷を計画的に抑え、疲労と故障を防ぎつつ重要試合にピークを合わせる運用。練習量の調整、ローテ起用、休養設定、睡眠や栄養の管理などでパフォーマンスを最適化する。
- いちばん嬉しいのは、最低でも2029年までは現役を続けるってほぼ確定させたこと。組織との契約は29年までだけど、選手としては早めに引退するかもって噂もあったからね。
歴史的に見ると、最強地域が兵役でキャリアを短くしがちで、他地域も韓国のトレンドに引っ張られて選手寿命が短く見積もられがち。Fakerの長寿と、デビュー10年でピークを迎えてるBddがその固定観念を崩す十分な証拠だと思う。
それに、別タイトルでも30代で普通に戦えてる例はある(もっと長くやれる可能性もあるけど、eスポーツは歴史が浅いから比較データが少ないだけ)。
- 年長選手をチームが見限っているって話ではないと思う。多くのベテランは燃え尽きて、長時間の練習を避けたくなる。昔はチームの生活・労働環境も今と違って、いわゆるゲーミングハウスで共同生活が基本だった。二十代後半にもなれば、ずっとそこで暮らしたいとは思わないでしょ。
今はトップ層のプロほど、オフィスと住居がきちんと分かれてきている。昔とは状況が違うんだよね。
- いちばん嬉しいのは、最低でも2029年までは現役を続けるってほぼ確定させたこと。組織との契約は29年までだけど、選手としては早めに引退するかもって噂もあったからね。
- T1の選手が各ポジションでトップじゃないと言いたいわけじゃないけど、このチームの最大の武器はメンタルと粘り強さだと思う。何度でも証明してくる、本当に異常なレベルのメンタルの強さ。ゲーム5に入った瞬間、もう勝つのはT1だと確信していた。信じられない勝負強さだ。
- これなんだよなぁ。T1は本当に強いし、2022年以降はWorldsで一度も崩れていない。他はみんなどこかで崩れた。
- レオナじゃなかったら、Keriaは何出したかったんだろう。
- Gumaいわく、ドレイヴンとカリスタのボット運用を真顔で議論してたらしい。要するに、ぶっちゃけ何でもあり得たってことだな。
- この冬のあいだもトラックを走らせておけよ。T1のいつもの夏がまた来たとき、すぐに出動できるようにな。
健康第一でござる。
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コメント
Q:2017年の自分に何か言いたいことはありますか。
Faker:特にありません。
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