KT、優勝ならずもコミュニティから大きな評価
Worlds2025はゲーム5にもつれ込む激闘の末、T1の3連覇という形で幕を閉じた。試合直後のKT Rolsterが共同記者会見に出席。海外コミュニティの反応とともにお届け。
Q:Bdd選手に質問です。KTは今季、浮き沈みが多かったですが、今日はフルセットにもつれました。振り返ってみて、チームとして、そしてご自身として一番の収穫は何ですか。
Bdd:チームとして収穫があったと言うためには良い結末が必要だと思いますので、正直チームとして語れることは多くありません。個人的には、これまでは頂点に届かなければ過程には意味がないと考えていましたが、今大会を戦って、この旅路そのものが大事で意味のあるものだと強く感じました。
Q:Scoreヘッドコーチに質問です。ゲーム5のドラフトをどう評価していますか。Faker選手のガリオを開けた意図を教えてください。
Score:ゲーム5に向けて用意していたプランの中では、あのドラフトが最善だと判断しました。相手はダイブやエンゲージの構成で来ると予想していたので、こちらはレンジの長い構成で受ける形を想定し、その前提でガリオを開けました。
Q:Bdd選手。中国のHupuが本日のあなたの評価を10点満点中9.9とつけていました。感想をお願いします。
Bdd:僕は負けました。だからその点数には意味がありません。
Q:Cuzz選手。やり直せるなら戻りたい場面はありますか。
Cuzz:たくさんありますが、ゲーム1、とくに3体目のドラゴン前の集団戦に戻りたいです。準備してきた形で仕掛け直したいです。あれに勝てていれば流れが変わっていたかもしれません。
Q:Bdd選手。プロになって10年、ついにファイナルに到達しました。今の自分にどんな言葉をかけますか。
Bdd:「チャンスはまた来る。前に進み、やり切ろう」と言いたいです。
Q:Cuzz選手とBdd選手。ファンにメッセージをお願いします。
Bdd:最後まで走り切れる流れでしたが、またしても終盤で崩れてしまいました。本当に申し訳なく思っています。それでも全員がよく頑張り、想定以上のところまで来られました。諦めずに応援してくださって、ありがとうございます。
Cuzz:優勝という結果をお見せしたかったので、とても悔しいです。ただ、ファイナルに至る過程で多くの学びがありました。次はもっと良い自分をお見せできるよう、さらに努力します。
Q:Cuzz選手とBdd選手に質問です。長い年月を経て、ついにファイナルの舞台に立ちました。今の心境と、タイトルを追いかける選手たちに伝えたいことはありますか。
Bdd:Cuzzには感謝しています。頼れるチームメイトで、一緒に良い結果も出してきました。タイトルを目指す選手たちへは、結局のところ、努力あるのみだと伝えたいです。
Cuzz:今年はBddと一緒に良い結果を出したいと思っていました。ファイナルに来るまで本当に大変だったはずで、感謝しています。ここで終わりではありません。来年はもっと良くしていきましょう。タイトルを目指す選手たちへは、僕たちの試合を見て、希望を持って、努力を続けてくださいと伝えたいです。
Q:Peter選手に質問です。前回、Worldsで多くを学んだと話していました。今日の試合を終えて、今の気持ちはいかがですか。
Peter:大舞台で、経験豊富な選手たちと対戦して、本当に多くを得ました。個人的には、終わってから、どこを改善できたか、どこで勝ち筋を作れたかばかり考えています。
Q:多くのファンは、KTが持てるものをすべて出し切り、ゲーム5まで行ったことに驚いたと話しています。番狂わせを起こすという意識で臨みましたか。それとも自分たちのプレイに集中しましたか。
Bdd:入る時点では、勝たなければというより、すべてを出し切ろうと思っていました。ただ、Worldsの決勝という舞台なので、勝たなければという思いがどうしても浮かんできて、自分でも気づかないうちに気持ちが昂っていました。
Cuzz:楽しんで、これまでの自分たちを崩すような不要な変更は避ける。ファイナルまで来られたやり方を信じて徹底しようと考えていました。序盤は普段より緊張していて、どのゲームも非常に重みを感じていました。
Q:Peter選手に質問です。Worldsファイナル到達を踏まえて、今年は選手としてどんな意味のある一年になりましたか。
Peter:年上の選手たちから本当に多くを学びました。得たものはしっかり残し、捨てるべきものは捨て、よく準備して来年はさらに強くなって戻ってきます。
Q:Scoreコーチに質問です。ゲーム5のヨリックは機能しませんでした。選択の理由を教えてください。
Score:ゲーム5では、ファーストピック寄りの選択はどうしても不自由が出ますが、そうした前提でもヨリックは良く見えていました。うまく形にできなかったのが残念です。ただただ悔しいです。
Q:PerfecT選手とdeokdam選手に質問です。今年の旅路から得た教訓はありますか。
PerfecT:さまざまなタイプの選手と当たり、良い点を吸収したいと思っていましたが、結果的には上辺だけで終わってしまった感覚があります。Worldsを通して、どう吸収すべきかは理解できたので、これから本当に自分のものにできるよう努めます。
deokdam:結果が本当に悔しくて、自分には勝つために必要なものがまだ足りないと感じました。ただ、一年を通して、ポジション理解やレーニングの理解は大きく向上したと思います。
Q:Bdd選手に質問です。決勝では楽しんでプレイすると話していました。ゲーム5のドラフト中、あなたとScoreコーチが笑顔を見せていましたが、何を話していたのですか。また、スモルダーの意図も教えてください。
Bdd:ドラフトの想定図ができていました。T1はガリオやカミールを好むので、それに対してこちらがどう応じるかをScoreコーチに伝え、自信があると話していました。それで笑顔になりました。スモルダーについては、時間経過やドラゴン周りで価値が上がるチャンピオンなので、スケーリング枠の中では最適だと判断しました。
Q:最後に、ファンへのメッセージをお願いします。
Bdd:良い時も悪い時も、いつも応援してくださってありがとうございます。終盤で悔しい結末が続いてしまい、申し訳なく思っています。それでも長く支えてくださって感謝しています。
Q:Peter選手に質問です。シーズン序盤はアカデミー契約からのスタートでした。決勝は敗れたものの、努力がプロをどこまで連れていけるかを見せました。あなたのような選手や、あなたの弟さんのような後輩に伝えたいことはありますか。
Peter:5ゲームを通して、競技の世界がいかに厳しいかということ、そして少しでも劣っていれば負けるのだと改めて感じました。これから上を目指す選手には、努力すれば誰でも到達できると伝えたいです。本当は勝ってから言いたかったのですが……今日は負けた立場での言葉になります。
Q:Peter選手に質問です。初めてのパスポート、初めての空港という話題のインタビューがありました。空港から決勝まで、この1カ月を振り返って、うまくいった点と悔いの残る点を教えてください。
Peter:最初の目標はWorldsに出場して初フライトを経験すること、二つ目はWorldsで優勝することでした。前者は達成できましたが、後者は達成できず悔いが残ります。ゲームがはっきり見えていてこちらが優勢な時は、狙い所を見つけて良くプレイできると学びました。一方で、ファイトに勝った直後や不利になった場面では気持ちが高ぶってしまい、転換点を見極められずに判断が遅れることがありました。視野が狭くなっておかしなプレイをしたので、視野の広げ方と感情のコントロールを考え直し、今年を締めくくりたいです。
Q:Scoreヘッドコーチ。2025年シーズンは今日で終了です。チームに向けて言葉をお願いします。
Score:5ゲームまでもつれたことで、選手たちは悔しさも勝てたかもしれないという思いも強いはずです。年初は厳しいスタートでしたが、ここまで来るのに大変な努力が必要でしたし、本当によくやってくれたと思います。今日の悔しさにとらわれすぎず、一年を通してよく頑張った、よくやったと言いたいです。
反応
- >入る時点では、勝たなければというより、すべてを出し切ろうと思っていました。ただ、Worldsの決勝という舞台なので、勝たなければという思いがどうしても浮かんできて、自分でも気づかないうちに気持ちが昂っていました。
KTローラーコースターは結局、感情で生きて感情で死ぬってことが証明されたな。
- Bddも興奮しちゃったんだな。
- あとPeterもね。
- >僕は負けました。だからその点数には意味がありません。
クソッ、マジでBddには良い結果を掴んでほしいぜ。
- 読んでて辛くなった。
- Bddは本当に、少なくとも一度は世界タイトルを取るに値する選手。今大会のベストプレイヤーなのは間違いない。俺のGOATだ。
- シーズン序盤に、「KTがWorlds準決勝でGen.Gを倒して、決勝でT1をゲーム5まで持ち込んで、しかもその場でBDDが大会で一番の選手として地位を固める」って誰かに言ってみろよ。筋金入りのKTファンですら、どこの幻覚剤を仕入れてるのか教えてくれって聞いてくるぞ。
- WorldsでBddが大会のベストプレイヤーになるって話は、そこまで突拍子もないわけじゃない。むしろKTがそもそもWorldsに出場できたことのほうがよっぽど意外だよね。年初は文字通り6番手のチームだったんだし。
- Scoreは、勝つために必要な痛みと忍耐を知っている。この経験を糧に選手たちが、特に長くプレイしてきたBddが、もっと強くなって戻ってきてくれることを願ってる。翻訳ありがとう。
- Bddが今大会で最強のミッドだったのは間違いない。Fakerを下げるつもりはないけど、BddがアジールでChovyのオリアナにやっていたことはマジで異次元だった。あのマッチアップの常識を完全にひっくり返していたよ。
興奮したでござる。
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コメント
MVPがBddでもなんの違和感のない決勝戦だった
bdd HoL待ってるぞ
それまでに優勝してくれよな!