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【LoL】FakerのWorlds2025振り返り配信まとめ – 「ビクター対ルブランには裏技があるが企業秘密なので言えない」

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SOOP

ムンド、アタカンファイト、KT戦の分岐点……FakerのWorlds2025セルフレビュー

FakerはWorlds2025優勝直後の配信で、自身とチームのプレイを細かく検証した。IG戦での判断ミス、AL戦でのサイオン対レク=サイの準備、KT戦で「勝ちを確信した」タイミング、そしてOnerのビルド選択への辛口コメント。抽選で選ばれたファンとUntaraを交えたこの配信は、T1の三連覇が決して完璧な内容ではなかったことも含めて可視化している。

配信の始まり

Fakerが配信に登場すると、しばらくのあいだは投げ銭の嵐になる。お祝いメッセージに加えて、スキンのリクエストも大量に飛んでいて、特にガリオ、オーロラ、メルあたりの名前がめちゃくちゃ多い。

髪がWorlds期間中に伸びっぱなしだったのは、大会前に髪を切る時間がなかったからだとFakerは話す。髪を切れたのはつい昨日のこと。今日Worldsユニフォームを着て配信しているのは、自分にとって特別な配信だからだと言う。

投げ銭の勢いがあまりにすごくて、Fakerは一度投げ銭表示を止めてしまう。

スキン投票は、Worldsの試合を一通り見返してからやる予定だと説明する。そのほうが投票に意味が出るし、見ていても楽しいからだと。ついでに、配信中にJump Kingをやるというネタも口にする。

ファンが配信に登場

試合のVODレビューを始める前に、FakerはWorlds優勝時の「公約」について話す。優勝したらファンと一緒に配信をやると約束していた、という話だ。

チャットはひたすらPeanutを呼び続けるが、Fakerは軽くいじりつつ、今回のゲストはプロ選手ではなく、ごく普通のファンだと説明する。

ゲストは、T1 Homegroundの3日間パスを買ったファンの中から選ばれ、そこからオフィスツアーに参加した人たちの中で抽選された人だという。

彼女はFakerと会うことにかなり緊張していて、2014年からずっと見ていると話す。Fakerは、自分もファンとの配信は初めてなので緊張していると返す。

Fakerは、SKTが本格的に暴れはじめたのは2013年だけど、2014年は成績がかなり厳しかったと振り返り、そこで見始めたのはなかなか珍しいタイミングだと冗談めかして突っ込む。そもそもどうしてその時期に見始めたのかと聞くと、友達に誘われたからだと彼女は答える。Fakerは、友達ってことは彼氏か何かだったのかとさらにいじる。

初めてプレイしたとき、いわゆる「かわいい系チャンピオン」を使っていたのかどうかも尋ねる。LoLを始める人の多くは、まず見た目がかわいいチャンピオンから入るからだと言いつつ、同い年ということもあって、年齢や人生経験の話にも軽く触れる。

Fakerは、彼女のように長く応援してくれているファンのことを、ファン層の中の「教会の長老」みたいな存在だと冗談交じりに表現する。

今見ている視聴者の半分以上は、もっと最近になってT1を応援し始めた人たちだろうとFakerは話す。ただ、自分の視聴者層はかなり幅広い印象だとも付け加える。

Worldsの感想を聞くと、彼女は最初は本当に不安で仕方なかったと振り返る。ALに勝ったあとは、かなり気が楽になったという。

決勝では、ゲーム3とゲーム4をT1が取ったら、そのままチャンピオンになるだろうと感じていたと話す。

Fakerも同じ感覚だったと答え、それが典型的なT1ファンのメンタリティだと説明する。シリーズがきわどい状況でも、自分で自分を無理やり前向きに保つあの感じ。実際、T1には大会を通じて脱落しかねないポイントが何度もあったと語る。

彼女はかなりゲン担ぎをするタイプらしく、運を良くするために現実世界で「良い行い」をするようにしていると言う。どんなことをしているのかとFakerが聞くと、バスで席を譲るなどの話をしてくれる。Fakerは、そういうことをしてくれている彼女や、同じように「良い行い」をしてくれているT1ファン全員に感謝を述べる。

ムンド、責任、そしてOner

ここでFakerはドクター・ムンドのピックの話題を出し、彼女がどう見ていたかを尋ねる。

彼女は、当時は用意してきたプランの一部なんだろうなとは思ったけれど、実際の試合でのムンドはどう見ても普通ではなかったと答える。Onerが一瞬で溶けまくっていたからだ、と。Fakerも笑いながら、それはさすがに「いつものムンド」ではなかったと同意する。

彼女は、もし自分がOnerの立場だったら、あのピックはたぶん受けなかっただろうとも言う。あのピックで負けたら、全部Onerのせいにされるのは見えていたからだ。ただ、チーム全員がOnerにムンドやらせようとして背中を押している空気感は面白かったとも話す。

Fakerは、そういう「場の空気」が分かるという意味で、自分と彼女は感覚が近いと言う。
ああいうコールを出すということは、自分から進んで「失敗したときに全部矢面に立つ役割」を引き受ける、ということだからだ。

失敗したら批判を一身に浴びる立場になると分かったうえで、それでもやると決めるのは、すごく成熟した姿勢だとFakerは評価する。

正直に言うと、自分が同じ状況で同じ決断ができたかは分からない、とまで言う。そのくらい、今回のOnerのメンタリティは印象的だった、と。

「空港の憂鬱」とティーザー撮影

彼女は、プレイインの試合のときに感じていた「空港の憂鬱」の話をする。もしここで負けたら、敗者として空港を歩いて帰国しないといけない。その「帰国の空港ウォーク」を想像すると、胃がキリキリするあの感覚だ、と。

Fakerは、Worlds中はずっと、その空港プレッシャーを感じていたと話す。

サイン会のときは、選手同士の間隔がかなり詰められていて、若干気まずかったとも振り返る。

Worldsのティーザー映像については、この配信をするまで一切見ていなかったと言う。プレイインのティーザー撮影の環境がかなり悪かったのに、なんとか風邪を引かずに済んだとも話す。

自分の映像を、撮影から1か月くらいしか経っていないのに見るのは不思議な感覚だとも言う。すでにその時点で髪は長く、そこからさらに1か月近く髪を切れなかったわけだから余計にそう感じる、と。

IG戦ゲーム1

レーン戦では、ライズ相手にフラッシュを早めに切ってしまったのは明確なミスだと自己分析する。

ドラゴンファイトの場面については、全体として良くない戦い方だったとコメント。ファンに「不満なのか」と聞かれると、「あまり細かく言うと選手たちがこれを見て落ち込むかもしれないから」と前置きしつつも、簡単に解説を入れる。

  • KeriaのWの方向が悪く、本来なら11時方向に向けて打つべきだった
  • Onerのトランドルの柱は出るのが遅く、そのせいで後続の連携が崩れた。オートアタックやアタックムーブに指を置いておくのではなく、いつでもEを即座に出せるように準備しておくべきだった
  • Gumayusiのシヴィアのウルトが遅かった。本来は、アリスターのQと同時にシヴィアのウルトが走り出し、その間にレク=サイが弾き飛ばされている形が理想だった。実際は1.5秒くらい遅れて発動している

ただ、あくまでこれはWorlds初戦の話だと切り上げて、そこで深追いはしない。

アタカン前の重要なシークエンスでは、Fakerは2分ほど黙ってリプレイを見続ける。
ファンが「ショックすぎて黙ってるのか」と聞くと、Fakerは「その通り」と答える。

24:30〜25:00あたりのミッド周りの動きについても、味方が何をしていたのか疑問だと口にする。

TheShyのレク=サイダイブ(ミッド)

ミッドでTheShyのレク=サイが飛び込むシーンを見返す。

Fakerいわく、本来あそこはシヴィアが死ぬべき場面だった。問題は主にキヤナ側にあったと分析する。キヤナにはフラッシュがあったからだ。

キヤナはスマイトを先に使い、そのあとにスキルを回していたが、最適な手順はフラッシュ、E、スマイト、Qの順だったとFakerは説明する。

狙いとしては、スマイトでスペルシールドを割ったうえで、たとえウルトを外したとしても2発目のQでGumayusiを倒すか、最低でもTheShyがトドメを刺せるようにすること。

実際にはスキル順が間違っていたためシヴィアのスペルシールドが割れず、本来は倒れているはずのGumayusiが生き残ってしまった、という結論だ。

試合終盤でDoranが飛び込んで倒されるシーンについても、Fakerはこのプレイは残念だったとコメントする。

IG戦ゲーム2

この試合では、Rookieのオリアナのレーン戦が非常に印象的だったとFakerは評価する。

3:49あたりのシーンを何度も見返していて、ファンに「どこがミスなのか」と聞かれるが、その場面自体は問題ないとFakerは答える。

一方で、19分のミッドでのアカリの動きについては、自分でもかなりひどいプレイだったと強く落ち込んでいる。

この試合でのトップサイドのOnerの動きは良かったと、Onerにはちゃんとポジティブな評価も与える。

Untara合流

Untaraが本格的に配信に参加する。

Fakerが自分のミスをここまで細かく振り返っているのがすごいとUntaraは感心していて、Fakerとファンが画面に集中して見ている様子を眺めていたと話す。

Untaraはファンに、Fakerが「ここミスだね」と言っているところを本当に理解できているのかを聞く。そして、どうせならもっと細かく説明したほうがコンテンツ的には面白いのではと提案する。

Fakerは、もし全部をそのレベルで解説し始めたら3時間コースになると冗談を言うが、次の26分の集団戦については少し詳しく話すことにする。

そこでFakerは、

  • 自分のスキルの使い方が不満
  • Keriaのエンゲージも少し残念
  • Onerのフラッシュ+ウルトは見た目は変な入り方だったが、結果としては成功
  • Gumayusiのミス・フォーチュンのウルトがやや遅かった

と総括する。

配信時間を確認すると、配信開始からすでに37分経っているのに、まだIG戦のゲーム2を見ている段階だった。

そこで、T1がトップでエースを取ったあとのシーン以降は、ほぼゲームエンドに直行する流れなので軽く飛ばしつつ、IG戦ゲーム3に入るかどうかの相談になっていく。

IG戦ゲーム3を飛ばして、スイスステージ&AL戦へ

Fakerは一度IG戦ゲーム3に移ろうとするが、Untaraがこれに強く反対する。すでに37分もかけて負け試合を2本見たうえで、さらに負け試合を見るのは正直しんどい、と。

そこで二人は、AL戦ゲーム5か、KT戦のほうに移る提案を出し、どちらを見たいかファンにも意見を聞く。

UntaraはAL戦ゲーム5のドーパミン量がやばかったと話し、ファンもそれに同意する。

最終的にFakerは、スイスステージはすべて飛ばし、ALシリーズにジャンプする。

AL戦ティーザー

ALとの対戦前ティーザーを視聴する。

Untaraは全体の雰囲気とナレーションのトーンがすごく気に入ったと言う。

背景がグリーンスクリーンなのかどうかをFakerに聞くが、Fakerはあれは実際のセットだと答える。

LPL相手に強い戦績を持っているT1ですら、AL相手は怖かったとUntaraは話す。
Faker自身は、LPLチームだからやりやすいといったことはあまり考えない、と答える。

Untaraが、ティーザーのセリフは台本なのかを聞くと、Fakerは全部ちゃんと台本があると答える。

ファンが、選手たちが事前にティーザーの完成イメージをどの程度知っているのかを聞くと、Fakerは基本的に自分のセリフしか知らないと答える。他の人が何を言うかは分からない状態で撮っている、と。

AL戦ゲーム1

Untaraが、ドラフトは良かったのかと質問し、そこからサイオン対レク=サイ/ランブルという構図の話に入る。

Untaraは、この文脈ではサイオンが一番好きだと説明し、ファンも同意してサイオン推しだと話す。

Fakerは、自分とDoranがこの対面を3時間くらい1v1で詰めていたことを明かす。サイオン側とレク=サイ側の両方を交互にプレイしながら、細かいマッチアップをすり合わせていたという。

Onerの最初のガンクについては、本来はキルまで行けた場面だったとも指摘する。

Untaraはファン向けに、「FakerがタリヤのWにフラッシュしなかった」という話をかみ砕いて解説する。

Fakerは、プレイがあまりにグダグダで見ていられないから、このあとランクを回して練習しに行きたいと冗談を言う。

20分あたりまでスキップしてから、UntaraはFakerの基準の高さについてファンに説明する。
Fakerは、頭の中に完璧な理想形が描けているとき、その理想から少しでもズレていたら「十分じゃない」と判断するタイプだと。

27分前後では、ドラゴン後にALを追いかけるコールを出したのはFaker自身だと話す。テンポ有利を握っていたから、そこで一気に差を広げて試合を決めに行ったと。

その後はリードをスノーボールしてゲームを締めたので、「ゲーム2と3は飛ばしていいだろ」とFakerが冗談を言う。

AL戦ゲーム4

1:30の時点で、ビクター対ルブランというレーンの「裏技」的なゴールドの稼ぎ方があるから、本当はここでゴールド差が100くらいついているべきだとFakerは言う。ただ、これは商売上の企業秘密なので詳しくは話さないと濁す。

全体としてゲーム4は非常に出来がよく、12分のトップダイブが決まった時点でほぼ勝ちだと感じていたと語る。

Fakerはそこで先に飛ばそうとするが、ファンが「まだKeriaのプレイがある」と止める。

Keriaのクローンフェイクについては、その場面で取り得るベストなプレイだったとFakerも認めて、みんなで軽く拍手をする。その後、エンディングまで飛ばす。

Untaraはファンに対して、最高レベルの試合では、特定の構成で2kゴールドリードがついた時点でほぼゲームが決まることがあると説明する。プロの試合は序盤がそれだけ重要だという話だ。

AL戦ゲーム5

2分あたりで、Fakerは敵のラプターに入り込み、大きいラプターを取り損ねたことに内心かなりイラついていたと話す。UntaraはFakerを欲張りだとからかう。

あとでOner自身も、レベル3のパスはミスだったと話していたらしい。本来ならボット側のスカトルを取るか、そもそもボットサイドスタートにすべきだったのに、Tarzanにボットガンクの主導権を渡してしまったと。

Untaraが、ボイスコミュニケーションの中でFakerがムンドのWのことを話していたのを聞いたと話題を振り、スキルの説明をしてほしいと頼むが、Fakerは「ツールチップ読めば分かる」と返す。

14分あたりのリバーの集団戦では、フォーカスがバラけてしまい、きれいに勝てる形ではなかったとFakerは振り返る。

Untaraは、アタカンのファイトは負けると思って見ていたと話し、どこがミスだったか全部教えてほしいとFakerに頼むが、Fakerは「オーケー」とだけ言って、細かい説明はスルーする。

Onerのビルドについては、「本当に良くなかった」とかなり辛口の評価を下す。
試合前にFakerはOnerにスピリット ビサージュを積むよう伝えていたのに、Onerは終わりなき絶望を選択した結果、毎回簡単に溶けてしまっていたと語る。

試合中には数えきれないほどのミスがあったが、ゲーム5という状況を考えればある程度は仕方ない部分もある、とFakerは言う。

GumayusiにはペンタキルのチャンスがあったとFakerは話すが、その詳細は「企業秘密」なので語らないと笑う。

エルダードラゴンファイトでは、エイトロックスがテレポートで合流するかどうかは実は重要ではなく、すでに勝ちが確定している状態だったとFakerはUntaraに伝える。勝てる計算は頭の中で済んでいた、と。

TES戦

TES戦については、試合があまりにも一方的に終わってしまったため、ほとんど見るところがないという理由で、エンディングだけ軽く触れてスキップする。

ここでFakerは、そろそろスキン投票をやるかどうかを聞く。セミファイナルの内容はあっさりしていたので、レビューとしては十分だろうという判断だ。

KT vs T1 歴史振り返り

次はKT対T1のライバルストーリーを振り返るセクションに移る。

Fakerは、ザーヘンやルブランの演者が徹夜続きだったのではと冗談を言う。目が真っ赤だったからだ。

Untaraが、Fakerは初期SKT時代のことをどれくらい覚えているのかと聞くと、Fakerはあまり覚えていないと答える。ファンは、今のT1が苦しいときに昔のシリーズを見返して慰めにしていると話す。

Fakerは、有名なゼド対ゼドのハイライトでRyuの顔が映る場面で笑わないように頑張るが、表情には少し出てしまっている。

Untaraは、2015年夏のKTとの決勝の30分前、Fakerが何をしていたかを聞く。Fakerの答えは、会場で横になりながら他のLoLの試合を見ていた、というものだった。

この振り返りは、Fakerの記憶をいろいろ呼び起こしたようで、懐かしさを感じると話す。

ファンに昔のハイライトを見てどう感じるかを聞くと、「当時のSKTは誰にも負けないチームに見えた」と答える。一方で、今のT1は誰にでも負ける可能性があるチームに感じる、とも正直に言う。

Untaraのトランドルのクリップが映ると、皆で笑いながら、Untaraはあの試合のVODを200回くらい見返したと自虐する。自分の絶頂期だったからだと。

Untaraは、人々が昔の試合を見返してこそ、今のストーリーに深く浸れるのだと語る。

Fakerは、ファンにWorlds 2023の現地観戦に行っていたかを聞き、彼女は現地には行けなかったが友達と一緒に見ていて泣いたと答える。

決勝のサイン会では、ペンが全然インクが出なくて、無理やり力を込めて書いていたという小ネタもFakerは明かす。

ファイナル開会式

Fakerは、決勝のオープニングはすでに何度も見返していると言う。

生歌なのか口パクなのかという話題になり、顔の演技をあれだけしながら生歌で歌うのは相当難しいので、口パクではないかとFakerは推測する。同時に、中国で口パクは法律的に問題にならないのかという冗談も飛ばす。

アタカンの演出については、Fakerはあの存在そのものが怖いと話す。本番前のリハーサルのときから、絶対に観客をビビらせるだろうなと感じていたという。最後のザーヘンも怖かったと笑う。

G.E.Mの衣装については、ユナラのコスプレなのかどうかをUntaraに聞く。

Untaraは、背景に映っているシン・ジャオが微妙に動いているのを見ていたと話し、そのマニアックさで皆を笑わせる。

Doranの表情が映ると、Fakerはその怯えたような顔にツボって笑う。

Onerのウィンクシーンでは、Fakerは完全にドン引きしていて、あれは本当にウィンクだったのかとUntaraに確認する。Untaraは、Oner本人は「目がかゆかっただけ」と説明していたと答えるが、その言い方が妙に真剣だったので本当にかゆかったのかもしれないと思ったとも付け加える。

最終的には、ファンにもどっちだと思うかを聞き、ファンは「あれはウィンク」と判定する。

ファイナルティーザー

Fakerは、そのティーザーは本番中には見る時間がなかったと言う。

撮影のために宇宙船でどこかへ飛ばされた、というふざけた表現をし、決勝3日前に撮影したと説明する。

Untaraがどうやって呼吸していたのかと聞くと、Fakerはスタッフに「こうやって呼吸するんだよ」と説明されたから大丈夫だったと、さらに意味の分からない返しをする。

ファンが重力の話を振ると、Fakerは落ちるのが怖かったと答える。

T1対EDGの有名なシーンを振り返るときには、Wolfのエンゲージではなくオリアナのショックウェーブとして語るべき、という「お約束」があるとFakerは言う。英語実況がどう呼んでいたかも覚えているらしい。
サポートプレイヤーだからそれでいいんだ、と冗談も添える。

Fakerは、自分とKeriaが泣いていたのは、目にホコリが入ったせいだと主張する。

決勝後にはCuzzから何度もお祝いのメッセージが来ていて、本当に良い人だとFakerは話す。

Untaraは、ティーザーの背景がリアルだと思っている視聴者がいるとチャットから拾い上げてFakerを釣り、Fakerはそれに反応して本気でムキになってしまう。

ファンはティーザーの「星」のディテールについても指摘する。目に星が入っているキャラは、すでに星を持っている側で、そうでないキャラは星を掴みにいこうとしている、という解釈だと話す。

Fakerは「じゃあなんでDoranの目に星があるんだ」と突っ込み、ファンは「T1が自分たちの力をDoranに貸したからだ」と答える。

Untaraは、このレベルの細かいところまで見ているのが本物のT1ファンだと称える。

KT戦ゲーム1

ボットレーンのヒールトレード自体はそこまで悪くなかったとFakerは評価する。

ダブルバフを持ったライズ相手でも、きちんとプレイすれば問題ないと感じていたと言う。

ボットがリードを失った理由については、Gumaがテレポート後に倒されてしまったことが大きかったと話す。

ミッドのアッシュの矢については、怖さをしっかり認識していたとFakerは言う。

Untaraが、カムバックのドラゴンファイトのときに何を考えていたのか、「もし必要なら戦うつもりだったのか」と聞くと、Fakerはそのつもりで構えていたと答える。

アタカン後の集団戦で大きく有利を取ったあとは、30分の時点でこのゲームは完全に決まったと感じていたようだ。

KT戦ゲーム2

Fakerは、ゲーム4を見るかどうかをみんなに聞きつつ、ゲーム2はほぼ飛ばして、35分のゾーニャのシーンだけをじっくり見ることにする。

普段はゾーニャを2番に置いているのに、この試合では3番に置いていて、クセで2番を押してしまった結果、意図しないタイミングでゾーニャが発動してしまったと説明する。

最後の集団戦はかなり接戦で、T1側がスキルをもう少しうまく使えていれば、T1が勝っていてもおかしくなかったとFakerは言う。ただ、Deokdamの反応速度が素晴らしく、反応がほぼ不可能なレベルのサイラスのチェインを、アーケインシフトとフラッシュでかわしていたのがとにかく上手かったと評価する。そのうえで、T1側のスキルの使い方にもミスがあったと振り返る。

KT戦ゲーム4

レーンフェーズでは、CSをけっこう落としてしまっている自覚があるとFakerは話す。

ファーストブラッドで落ちたのは、死ぬべきではなかった場面だったので残念だとも言う。

3体目のドラゴンファイトでは、Untaraが「モルデカイザーのQやRを避けるFaker」に触れながら話すが、Fakerは、いくらQを避けても味方がモルデカイザーの外側の戦いに負けてしまっていたら意味がないと自虐する。

22分のドラゴン前では、自分がフラッシュを切る必要がなかったのに切ってしまったのがミスだったとFakerは真面目な顔で言う。Untaraは、また企業秘密になるのかといじるが、Fakerはこの判断ミスについては公表を控えると言って笑いに変える。

オーシャンソウルを取った時点でゲームは終わっていたとFakerは言う。あの構成で4kゴールド以上リードしているなら、残りは見なくても結果は分かると。

最後まで飛ばして、試合終了のシーンだけを確認する。

Untaraが、Bddの3人ウルトを受けたとき、少しでも怖くなかったのかと聞くが、Fakerは全く怖くなかったと答える。もしゲームが完全な五分五分なら、ああいう場面で最悪の展開をいろいろ考えてしまうが、このゲームはそういう状況ではなかった、と。

実際、ボイスチャットではその瞬間も「大丈夫」と言っていたと明かす。

KT戦ゲーム5

序盤は主にDoranのレーニングを眺めつつ、Onerが完璧なガンクでファーストブラッドを取るところまで早送りで見る。

Untaraは、Fakerに「企業秘密を何かひとつでいいから教えてくれ」と頼む。100パーセントとは言わないから20パーセントだけでもいいから、と言うが、Fakerは「ダメ」と即答して笑いを取る。

21分のDoranのデスについては、FakerはDoranがやろうとしていたことは理解できると話す。カミールのQをバッファしながらEで逃げるつもりだったが、ヨリックの壁にブロックされてしまった、というプレイだった。なので、Doranは無罪だと結論づける。

22分でKTをエースにしたあとも、ファンにまだ不安だったかどうかをUntaraが尋ねる。彼女は、まだゲームに集中していたので緊張していたと答える。

Fakerは、その時点でゲームは完全に終わっていたと淡々と言う。ここまで有利になった状態なら、あとは普通に締めるだけだと。

Gumaのミス・フォーチュンのウルトが決まる直前、ガリオのウルトを切らなかったのは結果的に正解だったとFakerは説明する。もしガリオのウルトで飛んでいたら、KT側は下がっていたはずだからだ。

カミールが死なないこと、自分たちの布陣がすでに整っていて、KT側が前に入ってくるのが相当難しい形になっていたことを分かっていたので、あそこはガリオウルトを切らないのが正しい選択だったと。

最後まで早送りし、優勝の瞬間で全員で拍手して振り返りを締める。

Fakerは、レビューは30分で終わると思っていたが、結局3時間以上かかったと笑う。

こうしてレビュー配信は終了。Fakerはゲストのファンに感謝を述べ、Untaraが彼女を見送り、その後再び投げ銭をオンにする。
画面にはまたスキンリクエストが流れ始める。

スキン投票

ここでスキン投票に入る。

5分間の投票の結果は以下の通り。

6位: その他 – 189票
5位: アニビア – 391票
4位: タリヤ – 1,247票
3位: オーロラ – 2,799票
2位: メル – 6,790票
1位: ガリオ – 9,748票

Fakerは「ガリオさん、おめでとう」と祝福し、この投票はチャンピオン選択の参考になると話す。

その後、おまけとしてガリオ対メルの一騎打ち投票も行う。ここではメルが6,304対5,638で勝利した。

最後にFakerはARAMを1試合プレイし、そのゲームが終わったところで配信を締める。


Source: Highlights of Faker reviewing Worlds 2025 on stream with a fan and Untara

 

管理忍

企業秘密知りたいでござる。

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