Eviがヨーロッパのおもしろエピソードをおすそ分け!
ことあるごとに「Team Hereticsは、チームメイトもスタッフも全員良い人ばかり」と、嬉しそうに話すEvi。そこで今回は、試合から離れたシーンでのおもしろエピソードをおすそ分けしていただくことにした。
LoL忍者:Evi選手、こんにちは! 今日はTeam Hereticsの楽しいこぼれ話を教えていただけるとか。
TH Evi:はい!めちゃめちゃ面白いエピソードがたくさんあるんですよ。
では、早速行ってみましょう!
雹(ひょう)の中を猛ダッシュ
TH Evi:ある日、みんなでディナーを食べに行きました。
その帰り道、突然ものすごい雹が降ってきたんですよ!
音もすごくて、会話ができないほどで。
少し歩き始めたのですが、降ってくるものすごい量の雹が体に当たって「イテテ……」って感じで、これは無理だなと。
そこで僕が、
「Hey guys! Let’s get a cab!!! (みんな、タクシーに乗ろう!)」
と大声で言ったのですが、Jankosが、
「Nooooooo!!! Let’s go, guys! Run!(いや、みんな、走るぞ!)」
と、突然雹の中を猛ダッシュし始めて。
僕たちもJankosを追いかけて走っていきました。
雹が顔や体に当たって、みんな「イテテ、イテテ!」という感じでした。
なんとか無事にゲーミングハウスにたどり着いたのですが、そこでJankosがハァハア、ゼェゼェと息を切らしながら、こちらを見て言ったんです。
「This is team building……!!!(これもチームビルディングだ……!)」
Jankos: 愉快で頼れるチームリーダー
LoL忍者:面白いですね(笑)
以前、Jankos選手とインタビューでお話しさせていただいた際、これまで抱いていた「やんちゃな暴れん坊」というイメージとは程遠い、とても丁寧なジェントルマンだったので驚きました。
Evi選手から見たJankos選手はどんな印象なのでしょうか。
TH Evi:その通りで、Jankosはジェントルマンですよ。でも、打ち解けた仲間に対しては、とても愉快な面を見せてくれますね。
ものすごく寒い日に、「Evi、今日はUberじゃなくて、キックスクーターで帰ろうぜ!」と言われて、手が痛いほど風が冷たい中、二人で一緒にキックスクーターで帰ったこともあります(笑)
震えながらゲーミングハウスにたどり着いたら、同じく震えているJankosがこちらを見て一言、
「We are warriors now……!(俺たちは戦士になれたぞ……!)」
って(笑)
LoL忍者:(笑)
TH Evi:Jankosはリーダーシップもすごいんですよ。
チームの結束を高めるために、さまざまな提案をしてくれます。
「週に一度はチーム全員でボードゲームをしよう」とか「寝る前にみんなで一緒に日本のアニメを一話だけ観よう」とか。
LoL忍者:ちなみにどんなアニメを観るのでしょうか。
TH Evi:最近だと、ブルーロックですね。
LoL忍者:ブルーロックですか! アスリート的に、結構燃えるアニメではないでしょうか。
TH Evi:そうそう、そうなんですよ!
観終わった後、みんなで「おお……なんか燃えてきたわ!」と話したりしています。
Mikyxっているじゃないですか。G2 Esportsのサポートの。
LoL忍者:めちゃめちゃ好きな選手ですよ!
TH Evi:上手いですよね。
彼が僕の配信に遊びに来てくれて。
Mikyxも日本の漫画やアニメが好きで。
「観ていると燃えるから、モチベーション管理にいいんだよね」
というようなことを言っていました。
LoL忍者:なるほど! Jankos選手もそれを狙っているのかもしれませんね。
TH Evi:Jankosは、チームを結束させようという姿勢をいつも感じさせてくれますね。
常に、プロフェッショナルとしての模範を示してくれます。
もし、このチームにJankosがいなかったらと思うと……想像するのが怖いですね。
かと思えば、Jankosは甘いものが大好物という可愛い一面もあります(笑)
Jankosいつもありがとう! ソロキューで同じチームになるとフィードすることが多くてゴメンね!
ブラックテープ事件
TH Evi:Rubyが窓から入る光が眩しくて困っていて、「どうにかしたいよ〜!」と言っていたんです。
そこで僕が、「Jankosが窓の光を塞ぐブラックテープを持っているから、少し分けてもらえば?」と提案しました。
そこで早速RubyはJankosのブラックテープを使って、窓から光が入らないように作業をしはじめました。
少し塞ぐだけなんだろうなと思っていたら、なんとRubyは窓の全面をブラックテープで塞いでしまったんです! しかもJankosのブラックテープを全部使い切ってしまいました(笑)
Another Heretics house story in four parts. Goodbye my black tape pic.twitter.com/xJw7svC4mL
— Marcin Jankowski (@JankosLoL) February 16, 2023
LoL忍者:(笑)
窓の全面を、細いブラックテープで覆ってしまおうという発想自体が独特ですね!
TH Evi:しかもこの窓、ちゃんと上にカーテンが付いているんですよね。下に引っ張るタイプの。
Rubyはまったくそのことに気がついていませんでした。
JackとMersaから「Ruby、その窓、確か上にカーテンが付いてなかった?」と言われ、Rubyは「あ……」って(笑)
Ruby: 心優しい兄弟のような存在
LoL忍者:可愛いですね(笑)Ruby選手は結構天然なところがあるのでしょうか。
TH Evi:割と天然っぽいところがあるかもしれませんね(笑)
Rubyは本当に心優しい人で。年の近い兄弟みたいな感じです。
LoL忍者:何かRuby選手のやさしさエピソードはありますか。
TH Evi:Rubyは人におすそ分けするのが好きなんですよ。
自分が食べてみて美味しいと思ったものを、チームメイトに良く配ってくれます。
僕がスペインでRubyと初めて会ったときもそうでした。
「Eviです。よろしくね!」と挨拶したら、
「僕はRubyだよ。よろしくね!そうそう、よかったらドライマンゴー食べる?」と分けてくれました。
「なぜドライマンゴーなの?」と聞いたら「とても美味しいから、食べて欲しくて!」って。
LoL忍者:優しい人なんですね。
TH Evi:本当に。
ご飯を作ってくれたこともあるんですよ。
僕は少しベルリンでの合流が遅れたのですが、そのときにRubyがご飯を作って待っていてくれました!
「Ruby、あともう少しでそっちに着くよ!」とテキストメッセージを送ったら「待ってるよ〜! ご飯作っておく?」と返信が来て。
そのときの僕は10時間以上の移動でクタクタになっていたので、「本当? 正直、そうしてくれるとありがたい!」と送ったら「全然いいよ! じゃあ、Eviの好きなチーズラーメンを作っておくね!」って。
あのときのチーズラーメンの味は最高でしたね!
Rubyいつもありがとう!正直、Rubyがいなかったら、僕の心は折れていたかもしれないよ!
秒でゲームオーバー
TH Evi:先程申し上げたように、Jankosの提案で、週に一度チームメイトが集まってボードゲームを楽しんでいました。
ある日、BANG!というゲームをみんなで遊ぶことになりました。
このゲーム、とても面白いのですがルールが少し複雑なんですよ。
そこで、ゲームを始める前に15分くらい説明を聞きました。
「……ってことは、こうなったらこうってこと?」
「いや、そうじゃなくて、こうなるんだよ」
「あー、なるほどね!」
という感じで。
そして、いよいよゲーム開始となりました。
でも僕は1ターン目で、特殊なカードを出されていきなりゲームオーバーになってしまったんですよ……。
それから1時間余り、ずーっとみんながゲームしている様子を座って眺めていました。
「ふーん……みんな楽しそうだねぇ……」って(笑)
そんな僕を見てみんなも爆笑していました。
LoL忍者:特殊カードを出したのは誰だったのでしょうか。
TH Evi:Jackです(笑)
Jackspektra: センス溢れるしっかり者
LoL忍者:Jack選手、あんなに爽やかなのに、ビシッととどめを刺してくるんですね(笑)
TH Evi:(笑)
Jackは本当にしっかり者なんですよ。
まだ22歳なのに、きちんとした考えを持っていて。
LoL忍者:何かエピソードはありますか。
TH Evi:ある日、スクリムの結果が思わしくなく、チーム全体のムードが暗かったんです。
そこで僕はみんなに向かって、
「みんな、落ち込むのは分かるけど、こういうときだからこそ、明るくポジティブに行こう!」
と言いました。
するとJackが、「…Yeah、I agree!(そうだね!)」って言ってくれて。
その後、ことあるごとに、「Guys, Positive, positive(みんな、ポジティブに行こう)」って、チームを励ましてくれて。
LoL忍者:素晴らしいですね!
Jack選手といえば、鍛え上げられた肉体も美しいですよね。
❤️🥰 pic.twitter.com/dqpYuE8tgu
— TH Jackspektra (@Jackspektra) December 10, 2022
TH Evi:ワークアウトも、ストレスマネジメントの一環として行っているみたいですね。
自己管理もしっかりしているし、ゲームセンスもあるし、今後もどんどん成長していくと思いますよ。
LoL忍者:期待できますね!
何かおもしろエピソードはないのでしょうか。
TH Evi:なぜか分からないですけれど……Jackはキウイを皮ごと食べるんですよね……(笑)
でも、Jankosも皮ごと食べていたから、普通のことなのかも知れませんね。
Anyone else is a hairy kiwi believer? pic.twitter.com/ZQIRc9lciW
— Marcin Jankowski (@JankosLoL) April 23, 2023
Jackいつもありがとう!いつも難しい英語を簡単な英語で説明してくれて、本当に助かっているよ!
「グッジョォーブ↑」と「グッジョーブ↓」の差
TH Evi:Mersaは、僕が良いプレイをするといつも褒めてくれるんです。
「えびぃ!グッジョォーブ↑ ウェルプレーイ↑」みたいな感じで。
それがとても嬉しくて。
そこで、Mersaのボットデュオの相方であるJackに聞いてみたんです。
「ねぇJack、Mersaにナイスって言われると気分が良くならない? あれめっちゃ好きなんだけど」
って。
そうしたらJackは、
「いや、まぁそこそこかな……」
みたいなテンションだったんですよ。
それで、理由を聞いてみたんです。
そうしたら、
「だってMersaは、僕のことを褒めるときはEviのときみたいなテンションじゃないんだよね。ボソっと”グッジョーブ↓って言う感じでさ……」
と言っていました(笑)
Mersa: 絶対にティルトしない男
LoL忍者:Mersa選手はどんな人物なのでしょうか。
TH Evi:Mersaは、事情があってゲーミングハウスに住んでいないこともあって、ディナーなどで話す機会は他の選手と比べて少ないです。
いつも穏やかなのですが、決して無口なわけではなく、気軽に話しかけてくれますね。
ティルトしているところを見たことがないですよ!
Mersaいつもありがとう! 次回は、多言語散歩参加してね!
ジャパニーズサムライ
TH Evi:SeeElコーチは、僕が良いプレイができたときの褒め言葉が、かなりの高確率で、
「ワーオ!ジャパニーズサムライ!」
なんですよ(笑)
LoL忍者:Evi選手はどのように応えるのでしょうか(笑)
TH Evi:少し恥ずかしいので……小声で「サ、サンキュー……(照)」みたいな感じですね(笑)
PeterコーチとSeeElコーチ:柔軟だけどしっかりした哲学を持っているコーチ
LoL忍者:SeeElコーチのお話は以前お伺いしましたが、とても柔軟なコーチなのですよね。
TH Evi:そうですね。
Peterコーチも柔軟です。
基本的に自分の意見を選手たちに押し付けるようなことはしません。
しっかり選手たちの意見を聞いて、一理あると考えれえば「では、そのアイデアで行ってみようか!」と、柔軟に自分の意見を変えてくれます。
とはいえ、放任主義というわけでもないのです。
LoL忍者:と、おっしゃいますと。
TH Evi:一度、Peterコーチと議論したことがありまして。
僕は味方にコールする際、して欲しい行動までコールする傾向があるんです。
例えば、「対面TPあるからボットにバックTPするかもしれない、下がって」と。
でも、Peterコーチは、「情報を伝えるのはいいが、して欲しい行動までコールするのはNGだよ」と言うのです。
そこで僕は、「情報を伝えるだけだと心配。して欲しい行動まで伝えたい」と伝えました。
するとPeterコーチは「気持ちは分かる。でもEvi、勝つためや、成長のためには味方を信じることも必要なんだ。味方を信じないといけない」と。
LoL忍者:なるほど。Peterコーチは、それぞれの選手が自分で判断できるようになって欲しかったのですね。
TH Evi:そうかもしれませんね。
柔軟に選手の意見を取り入れながらも、しっかりとしたコーチング哲学を持って選手たちに接してくれます。
Peterコーチ、SeeElコーチ、いつもありがとうございます!
終わりに
LoL忍者:楽しいエピソードをおすそ分けしてくださり、ありがとうございました! 久々のオフシーズンは何をされて過ごしているのでしょうか。
TH Evi:練習と、英語の勉強ですね。オフシーズンというより、次のシーズンの準備期間ですから。
LoL忍者:頑張ってください! また楽しいエピソードのおすそ分け、お待ちしています!
TH Evi:期待して待っていてくださいね!
Evi殿が、いいチームに行けてよかったでござる。
おすすめ関連記事
コメント
これで噂通りにTHやめさせられたら恐ろしいな
各選手に対する一言メッセージがお別れの一言のようにも思えたわ
ここには良かった出来事ばかりで悪い場面は紹介されてないしな~
個人的にエビは頑張ってたと思うけど、仕事が出来てないって上から判断されたら人間関係問題なくても無理そ。しっかりした会社ぽいし、そんなイメージだわ
まぁ、わからんがw
Jankos好きになっちゃうよ
英語版も頼む
英語版記事を登場各選手へ@ツイートまでが忍者の仕事だぞ!
何で信憑性の無い噂を普通に受け止めて伝播させる人間っているんだろうな?
水素水とかが売れる理由やね
lol界のリークが正しかったことが往々にしてあるからでは
大手のleakerが取り扱ってない時点で眉唾
間違ってたことも往々にしてあるでしょ
エビ選手が某配信でも言ってたけど「Peterコーチは国内、国際戦の実績こそあれ、弱小サーバーのマイナーリーグにいる選手をいきなりメジャーリーグのトップチームの席に連れてきてくれた」って本当にすごいよな。
まだまだこんなもんじゃないのはみんな知ってるだろうし、報いるためにも夏は見返してやってくれ!
ベビーキウイなんてあるんだな
ひとつ賢くなった
>>でも、Peterコーチは、「情報を伝えるのはいいが、して欲しい行動までコールするのはNGだよ」と言うのです。
これがTHの弱さの原因なんじゃないか?
去年EG優勝してるから関係ないね
ピーターコーチのこと知らないのか?
今のTHを知らないのか?
T1みたいに数年固定でメンバー使うならありかも
シーズンごとに変えるなら同じビジョン共有できるわけもないし弱そう
欧米ではキウイは皮ごと食べるのが普通
初めて見た時はびっくりしましたが
ココナッツチョコレートドーナッツ(?)めっちゃうまそうだけど1個で満足しそうだ
「だってMersaは、僕のことを褒めるときはEviのときみたいなテンションじゃないんだよね。ボソっと”グッジョーブ↓って言う感じでさ……」
想像して草
まだまだこれからよ
応援してます
Jankosのスイーツがタコヤキニチョコカケターノに見える
marsaがティルトしてるところを見たことがないだと?
karsaと間違えてないか
エビは夏はLECの試合に出られるのだろうか
夏は日本に帰ってくるのかな
Jankos面白すぎない?
余計に好きになっちゃう
真の視界を獲得
前も別コメで書いたけど、単に時間がないからでござる。Twitterにもまとめてくださってる人がいるし、あとはDeepL殿とChatGPT殿が便利でござる。質問あったらご意見箱(匿名で安心)もあるので、そちらからいただけるとありがたいでござる(これはEvi殿の記事なので)
真の視界を獲得
言い訳て…
どうサイト運営していくかは管理人の自由でしょ
なに気色悪いこと言ってんだよ
バカなのは仕方ないにしても最低限の礼儀は欲しいかもです
ゲハでの日常風景が気になる人はTHの公式youtube の「PASSION」てリストから見られるので見たことない人は是非見て欲しい。
真の視界を獲得
拙者がいいプレイをしたときは「ワーオ!ジャパニーズニンジャ!」で頼むでござる
https://blix.gg/news/vetheo-heretics
midはVetheoみたいだね