※ネタバレ注意
以下は7月28日のGriffin対SK Telecom T1の後のFakerとkkOmaへのインタビューの和訳。
Griffinに勝利して七連勝中ですね。おめでとうございます。今のお気持ちをお聞かせください。
kkOma: このスプリットが終わるまではこの繰り返しになると思います。私たちは現在七連勝中ですが、一試合落とせば、上位争いから追い出されてしまいます。勝利は勝利ですが、まだ改善の余地はあります。次の試合まで時間があるので、足りない部分を補って、十分に備えなければなりません。
Faker選手は七連勝についてどう思われますか?
Faker: サマースプリットの第一ラウンドでの私たちの試合結果は悪かったです。このせいで、第二ラウンドで全勝することが私たちの目標となりました。なので、喜ぶのにはまだ早いです。今日の勝利は第二ラウンドで全勝する条件にすぎません。私たちはまだ道半ばです。
SKTはGriffinを倒したことによって、LCKでの順位が五位に上がりました。さぞお喜びのことでしょう。一つのチームが優勝し続けることはなく、競争の激しいLCKで順位を上げるのは有意義なことだと思います。この節目についてkkOmaさんとFaker選手はどう思われますか?
Faker: 私たちのゴールは一位になることです。ずっと一位を目標としてきましたし、第一ラウンドのときの目標もそうでした。なので、五位であることには満足していません。もちろん7位よりはいいですが、まだまだ先は長いです。
第一試合と第二試合のドラフトはとてもよく似ていましたね。しかし、第三試合ではSKTはドラフトを調整していました。kkOmaさん、これはどういった理由からなのでしょう?
kkOma: 第二試合で面白いトップのマッチアップ(ガングプランク対ケネン)がありました。レーンの優位のためにドラフトをしていたらトップのレーンマッチアップは接戦となっていたことでしょう。しかし、ケネンとガングプランクのマッチアップについては、ガングプランクがケネンに対してレーンを維持することができません。なので、これが第一試合と第二試合の大きな違いです。
このことについてみんなで話し合い、第三試合ではドラフトを調整することにしました。難しさに関して言うと、私たちのチームのドラフトに比べると相手のチームのドラフトを実行する方が簡単でした。しかし、今日私たちの選手は集中していたので、Griffinの選手よりも上手にプレイすることができました。私たちの選手に感謝しています。
Faker選手、第一試合と第二試合の両方でコーキ対サイラスのマッチアップをプレイされましたね。両方とも今のメタでとても人気のあるピックです。サイラス相手のレーン戦はいかがでしたか?
Faker: 正直、レーン戦に関してはサイラスに分があると思います。また、今日は、特に第一試合の間、会場がとても寒かったので、そのことも影響していると思います。しかし、第二試合からは調子を取り戻すことができました。
会場が寒すぎて実力を発揮できなかったということですか?
Faker: はい。
kkOma: 正直、今日は手が冷たいと言っている選手が多かったです。その影響もあるでしょうね。
Faker: たぶん雨のせいでしょうね。今日はすこし寒かったです。
今日、SKTは大きな山を越えました。あの強敵Griffinを倒したのです。これから戦うチームで他にどこか警戒しているチームはありますか?
kkOma: これから簡単に勝てると感じる試合は一つもありません。残りのチームも強敵ばかりなので、慢心した瞬間に負けてしまうかもしれません。サマースプリットの最初に私たちが五連敗するとは誰も思っていなかったでしょう。
チームの順位が低かった頃を忘れないようにしないといけません。LCK代表になるために、勝っているときに私たちは自分たちに何が欠けているかを考え、更に新しいことを試さなければなりません。安心してホッとしないようにしています。油断すればまたスランプに陥ってしまいます。サマースプリットの最中ですが、LCKの代表というもっと先のことも考えなければなりません。今はまだ遠くを見つめながら走り続けるときです。
他の地域では、ニーコやカルマなどのメタピックのカウンターとしてトリスターナをトップやミッドでドラフトしているようです。Faker選手、LCKでもレーントリスターナを見ることとなるのでしょうか?
Faker: 私は配信でトリスターナをたくさんプレイしていたので、私の動画から着想を得たのだと思います(笑)。ぜひ私たちのYouTubeチャンネルを登録してください。とにかく・・・、私たちのドラフトは柔軟なので、もし機会があれば(レーントリスターナを)ピックすると思います。
インタビューに応えてくださってありがとうございます。これからの意気込みについてお聞かせいただけますか?
Faker: 簡単に勝てると思える試合は一つもありません。Gen.Gに勝利したときにも言いましたが、これは始まりに過ぎないのです。しかし、今回は本当の始まりです。これから可能な限り多くの勝利を収めることができるように全力を尽くします。
kkOma: これは私たちの選手を見るときにとても満足していることなのですが、私たちは試合を重ねるごとに成長しています。チームとして見て、全てのレーンにキャリーできる潜在力があります。選手の成長について、コーチングスタッフや選手に感謝したいと思います。また、もし全てのレーンがキャリーレーンになったら、他のチームは私たちを相手にプレイすることを恐れるはずです。このように、私たちは個々の選手として、またチームとして成長し続け、ファンの方々に成長をお見せで切ればと思います。
翻訳元: Korizon
kkOmaが饒舌でござる。
ドラフト負けを認めるコーチ有能