前書き
皆さんこんにちは。tol2と申します。
LoL忍者さんで記事を書かせていただけるのは3回目となります。
本当に光栄なことでありがたく感じております。
今回は書いていた記事が長くなりすぎたため、2つに分割して記事を出すことになりました。
LoL忍者さんにはいつもご迷惑をおかけしており、頭が上がりません。
申し訳ないと感じたので、分割した分だけ文字数を増やしました。
LoL忍者さんは無言で遠くを見つめていました。きっと喜んで頂けたのでしょう。
さて、引き続きランクを頑張っている人向けの記事を書かせていただきます。
今回のテーマは「プレイ動画を研究して上手になる方法」です。
「今まで散々フィジカルの記事を書いてきたのに、突然方向性を変えたのかな?」
と感じた方もいるかもしれません。
実は、今回のプレイ動画研究法の基礎を学んでいただくために2つの記事を書いてきたのです。
今までの記事はこちらになります。
次回作を含めた4部作の3つ目としてお読み頂けると幸いです。
正直なところ、今回と次回書く内容は私がプロとしてやっていく上で特に大切なノウハウなので、公開するのはちょっと怖いです。
しかし、少しでも皆さんの上達の手助けとなることができればとても嬉しく思います。
それでは、宜しくお願いいたします!
知識編
プレイ動画を観て学習することは非常に効率の良いインプットである
LoLに限ったことではありませんが、何らかの能力を伸ばすために必要な学習は2種類に大別することができます。
それは、インプットとアウトプットです。
ビルドガイドを読んだり、上手なプレイヤーの配信やプレイ動画を観て知識を得るのがインプット。
そしてそれらから得た知識を実践してみるのがアウトプット。
今この記事を読んでいただいているのも、一種のインプットですね。
「何事も実践あるのみ! すなわちアウトプットこそ重要!」という主張を聞くことがあります。
半分正しいと感じますが、半分は疑問が残るところでもあります。
なぜなら、上達に結びつくアウトプットをするためには、何をアウトプットするかという目的を持つことが大切だからです。
目的とは、例えば「今日は10分で最低90CSを取ろう」や「今日はレベル1のトレードで勝ちレベル2先行しよう」などです。無目的に漠然とアウトプットしていても、上達しにくいものです。
そして、良い目的を持つためには、何が良い目的なのかを知るためのインプットが必要となります。
良い目的とは、ズバリ、自分より上手なプレイヤーができていることをできるようになることです。
その「何が良い目的なのか」を知るために最も適しているインプットが、トッププレイヤーのプレイ動画研究なのです。
トッププロたちもプレイ動画研究は欠かさない
LJLの偉大な先輩方も、プレイ動画を研究することは大切だと仰っています。
LoL忍者さんの記事から発言を一部抜粋させていただきます。
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LJLだけでなく、LCKやLPLのトッププロたちもも日常的にプレイ動画を観て研究をしています。プレイ動画を観てインプットを行うことはとても大切なのです。
Evi選手にプレイ動画研究の大切さについて聞いてみた
大先輩であるEvi選手にインプットについて直接質問させていただきました。
何も知らないチャンピオンを触る場合、最初はインプットとアウトプットが1:1くらいの割合。少し分かってきたら1:2くらいにして練習する。伸び悩んだら1:1に戻す。順調なら1:2を1:3くらいに変えるって感じだね。
他プレイヤーの動画を見たり、情報を自分以外から仕入れるのは自分一人で練習し続けるより100倍効率が良いです。
例えば、あるプレイヤーが、あるチャンピオンのめっちゃ強いコンボを10時間かけて考え付いたとします。
そして自分はそのコンボを、動画などを見ただけである程度理解したり使う事が出来るようになります。
もちろん出来るようになるために1時間くらい練習は必要かもしれませんが10時間よりは明らかに少なく済むでしょう。つまりそういう事です。
お忙しい時期にある中、丁寧にお答えいただけて本当に感謝しております。
Evi選手に今回教えていただいた学びの大切なポイントは2つですね。
- そのチャンピオンの習熟度が上がるにつれてアウトプット(実践練習)の量を増やす
- 独力で練習するよりも他人から技術を盗んだ方が上達が早い
私も直接Eviさんの考えを聞けて、改めて勉強になりました。
プレイ動画とリプレイ、上達のためにはどちらを観るのが良いのか?
LoLの動画にはプレイ動画とリプレイがあります。
プレイ動画とは、配信やYouTubeなどで観ることができる実際にプレイしている動画です。
カーソルやカメラ操作などまで写っているので、どのような操作をしているのかが分かりやすいです。
リプレイとは、LoLのクライアントからダウンロードして観ることができる試合のことです。
10人全員の動きや、敵ジャングラーの動線を確かめることができるのでとても便利です。
上達のためのエッセンスというのは1人のプレイヤーのムーブを深堀りした時に出てきやすいです。
そのため、1人を徹底的に研究できるプレイ動画の方がインプットに最適なのです。
リプレイは10人の動きを知りたい時はとても便利なのですが、細かい部分のインプットには不向きだと考えています。
お手本にしている人のプレイを完全にコピーできるまで動画を観よう
「LoLが上手くなるにはどうすればいいですか?」
このような質問を知人からされたことがあります。
漠然とこういった疑問を持っている人少なくないのではないでしょうか。
この質問に対する答えは、実はとてもシンプルです。
上手なプレイヤーと同じ動きができるようになればいいのです。
極論ですが、ゲーム理解度や知識が一切なかったとしても、Faker選手と同じレベルの動きができればその人は上手だと言えるでしょう。上手なプレイヤーの動きをコピーできれば、上手くなることができるのです。
では、どうすれば上手なプレイヤーの動きをコピーすることができるのでしょうか。
上手なプレイヤーの行っているキーボード操作とマウス操作を全て再現すれば良いのです。
幸いにもLoLというゲームには多くの情報が記録されています。
リプレイには、その人の取った行動が全て記録されています。
プレイ動画には、それに加えてキーボード操作とマウス操作が記録されています。
それらを繰り返し見て、同じ動きを再現できるようになればいいのです。
ただし、上手なプレイヤーのムーブをコピーするためにはフィジカルが必要です。
そうです。
上手なプレイヤーのムーブをコピーできるようになるために、前回までの記事でフィジカルの大切さを説いてきたのです。
トッププレイヤーのプレイ動画には、5分で1500を超える操作情報が詰め込まれている
上手なプレイヤーの動きをコピーするためには、プレイ動画を細部まで徹底的に研究する必要があります。そのため、4本の動画を2時間かけて観るよりも、5分程度の動画1本を2時間かけて研究したほうが圧倒的に学びがあります。
「5分の動画に2時間も研究するほど情報が詰め込まれているの?」
こう疑問に思う方もいるかもしれません。
実はプレイ動画には、膨大な情報が詰め込まれているのです。
APMという指標を聞いたことがあるでしょうか。
正式名称はActions Per Minuteといい、1分間にどれだけ操作を行ったかを表す指標になります。
これはStarCraftシリーズをはじめ、操作量が必要なRTS(リアルタイムストラテジー)という分野のゲームでよく使われる指標です。
プロの平均APMは300~400程度で、最大1000に近くなることもあります。
さて、このAPMという数値は外部ツールを使用すればどの程度出ているのか計測することが可能です。
私の場合、試合を通しての平均が200APM程度で、集団戦などの戦闘時は400APM程度になります。
このAPMは、上手ければ上手い程高い傾向にあります。
この動画の場合、APMが300程度になります。
試合中は操作をあまり行わない時間もあるので、平均APMにすると数値が低くなります。
他のプロ選手の正確なAPMの数値はわからないのですが、仮にZeus選手の平均APMを300だと仮定してみましょう。
マウス操作+キーボード操作の操作情報が1分に300個あるということですね。
つまり5分間の動画にすら、1500個の操作情報が詰め込まれているということになります。
お手本としているプレイヤーのムーブをコピーするためには、この操作情報をすべて把握する必要があります。
1分間に300もの操作情報をすべて把握するなんて、無謀な試みのようにも感じますよね。
しかし、もし1分間に300の操作情報を把握することができれば、Zeus選手の動きすら再現可能なのです。
どうでしょうか。
ものすごく大変だけど、決して不可能では無い気がしませんか?
実践編
プレイ動画からエッセンスを抽出して完コピするための具体的な方法とは?
プレイ動画を研究してトッププレイヤーのエッセンスを抽出し、自分の実力に転化していくためには以下の4ステップが必要になります。
- プレイ動画を徹底的に研究する
- プラクティスツールでムーブを真似する
- 試合で実践してみる
- 自分のリプレイ動画とトッププレイヤーの配信を見比べて改善点を探す
この4つの流れはとても大切なので、1つずつ解説していきたいと思います。
1. プレイ動画を徹底的に研究する
前述したように、マウス操作とキーボード操作をすべて把握できるように、動画を観ていきましょう。
簡単に書きましたが「すべて」把握するというのは非常に大変な作業です。
トッププレイヤーが行っている一見無意味に思える行動にも意味があるケースもあります。
例えばZeus選手。
ブッシュに入って無意味な操作をガチャガチャとやっているように見えるかと思います。
これは操作の練習や、ウォーミングアップのために行っている行動で、試合の勝敗に影響はありません。
しかし実際に真似してみると、フィジカルの上達に繋がりますし、動きの精度も高くなります。
先入観で「これは無意味な行動だな」と切り捨てるのではなく、一旦すべての操作を把握していただきたいのです。そうすることで必要な行動まで切り捨ててしまうことを防ぐことができます。
OP.GGなどの統計サイトで勝率が高いビルドやルーンを、まずはそのまま真似してみる人は多いのではないでしょうか。同じような感覚で、一旦真似してみることをオススメします。
完コピのコツ「いつ」「どこで」「何をしたか」
動画からエッセンスを抽出してコピーするためには、意識すると良いポイントがあります。
それは、「いつ」、「どこで」、「何をしたか」というものです。
- いつ:同じ行動をしたとしても、それが1ウェーブ目なのか3ウェーブ目なのかによって意味が違ってきます。
- どこで:レーンのどこにいるのかも大切です。位置を細かく見ておきましょう。
- 何をしたか:主にこの部分が、クリックとキーボード操作になります。
それらを念頭に置きながらこちらの動画を観てみてください。
試合時間3分43秒、レーンの真ん中でジェイスがヨネのQを避け、ダメージトレードを行うシーンです。
たくさん動いてますね。
このクリックとキーボード操作を「すべて」把握することが目標です。
では、この動画ではどれほどの操作が行われているのでしょうか。
数えてみたところ、5秒ほどの動画ですが、
- 移動が25回
- スキルや攻撃などの操作が8回
概ねの数値ですが、約32回程の操作が視認できました。
この時点ですべてを厳密に把握している必要はありません。
「Zeusは確かこういう動きをしていたな」ということを大まかに把握しておけば大丈夫です。
2.プラクティスツールでムーブを真似する
次はプラクティスツールを使って動きを再現してみましょう。
プラクティスツールに入ってレベル、アイテム、ルーン等の条件を動画と同じにします。
ミニオンの出現を停止して、ダミーを敵チャンピオンやミニオンに見立てて配置します。
AAやスキルを打つ場所にだけ配置できれば大丈夫です。
先程の動画のシーンを実際に再現してみましょう。
1倍速では早くてよくわからないので、動画を0.25倍速にしてどのような操作が行われているのか観てみましょう。
分かりやすくなりましたね。
どう動いていたか分からなければ繰り返し動画を観ましょう。
完全に再現するのは大変なので、大まかな位置にダミーを置いて、8割くらいの動きができれば良しとします。
長すぎると覚えるのが大変なので、小分けにして行うのがオススメです。
さて、これを見てこう疑問に思う方もいるかもしれません。
「いやいや、プラクティスツールで動きを再現したところで何の意味があるの?」
これは実際にやってみると分かるのですが、動きを再現してみると、とても多くの情報が自分の中に入ってくるのです。目や耳だけでなく、手を動かすことを通じて身体情報を取得しているからかもしれません。見ているだけでは分からなかったことが、手を動かすことで「あーなるほどね!こういう理由だったのか!」と腹落ちできることが大変多いのです。
Zeusのクリップを分析してみる
さて、ほんの5秒程度のZeus選手のムーブを真似をするだけでも、私はさまざまな学びを得ました。
せっかくですので、どんな学びを得たのか共有したいと思います。
少し長くて分かりづらく、ほとんどが私の仮説や推測になってしまうため、興味のある方だけ目を通してみてください。
Zeusのムーブ詳細
- AA
- 若干間を空ける
- Q
- 後に移動
- 前に移動
- AA
- R
- 下に移動
- ミニオンにQ
- W
- ヨネにAA
- 後に移動
大まかにですが、Zeus選手のジェイスはこのような行動をしています。
次に、この動きを再現して私が感じた事を説明いたします。ここからは特に私の推測が多く入ります。
Zeusのムーブを真似して私が気がついたこと
Zeus選手はジェイスのAA⇒Qをするタイミングを意図的にディレイ(遅らせる)しているように見えます。
このディレイによって、結果的にQがヨネに当たりました。
これは一体なぜなのでしょうか?
ジェイスがAAをするちょうど同じタイミングで、ヨネもAAを行っていました。
この場面では既にヨネがWとEのスキルを使用しておりCD中です。
そのため、AAの後にヨネが取れる選択肢は主に2つです。
- AAをした後に移動する
- AAをした直後にQを打つ
実際にはヨネは1番の行動を選択し、ジェイスのQに当たります。
しかし、2番の行動を選択した場合でも同様の結果になっている可能性が高いのです。
ヨネはQを打つと前にブリンクするため、ジェイスのQに当たってしまいます。
一方、ジェイスはQを打った瞬間に後ろに下がる事によりヨネのQの射程外に出ているため、ヨネのQには当たりません。
ヨネがどちらの選択肢を取ったとしても、ジェイスが有利になるのです。
さて、移動してジェイスQに当たってしまったヨネは、自身のQをまだ残しています。
そこで、ジェイスは次のAAでスキルを誘います。
AAには硬直時間があるので、ジェイスがAAを撃ったタイミングを狙ってヨネは残してあるQを撃つはずです。
そこでジェイスはAAした直後、Rを発動して移動速度を上げ、画面下に向かって移動します。
目論見通りヨネはQを打ち、外してしまいます。
下に移動することにより、ジェイスはQを避けた後にダメージトレードを行うことができます。
Q⇒W⇒AAを行い、レーン戦を優位に進めることができました。
以上が、Zeus選手の5秒間のクリップのムーブを真似することによって私が気づいたことです。
トッププレイヤーの動きを実際に自分の動きに落とし込む作業は、やってみると驚くほど発見が多いです。
この方法は本当にオススメです。学びが圧倒的に深いです。
皆さんも、騙されたと思って1度やっていただければと思います。
足りないフィジカルは鍛えよう
もしムーブを把握しているのにプラクティスツールでの再現ができない方がいれば、それはフィジカルが足りていないのかもしれません。その場合はフィジカルトレーニングを行うことをオススメします。
前回、前々回の記事にフィジカルトレーニング方法を載せているので、是非参考にしてみてください。
3. 試合で実践してみる
プラクティスツールで動きを再現できるようになったら、次は試合でやってみましょう。
「いやいや、実戦では敵が違う動きをしてくるし、練習と同じ動きの再現なんてできないんじゃないの?」と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
確かに、ここまで私は「すべての動きを把握」して、「それを再現」して欲しいという話をしました。しかし実際の試合では自分の頭で考えて動くことが必須となります。
では、どうすればよいのでしょうか?
そこで大切なのが「Fakerならどうする?」という問いかけなのです。
実戦時に役立つ思考法「Fakerならどうする?」
「Fakerならどうする?」というのは、「ルビッチならどうする?」という有名なライフハックを元にした考え方です。
まずご自身が研究対象にしているプレイヤー、お手本としているプレイヤーを頭に思い浮かべます。
そして、実戦でどんな行動をすればいいのか分からなくなったときに「○○ならどうする?」と問いかけるのです。
これは自分を他人に置き換えることで俯瞰的に物事を考えることができ、より良い選択肢が取りやすくなる思考法です。
1秒ごとに戦況が変わるこのゲームでは、最初に決めたプランを行うことが難しく、応用力が必要になります。
動画を観て勉強しても、同じような状況になることは非常に珍しいことだと思います。
そのため思考力はとても大切で、試合中に思考できなければ次にどう動けばいいのか分からなくなってしまいます。
この思考法の主なメリットについて詳しく見てみましょう。
メリットその1. 俯瞰的に思考できる
プレイに集中していると、得てして視野が狭くなりがちです。
視野が狭くなると、情報を見落としやすくなり、正しい判断を行うことが難しくなってしまいます。
ここで「○○ならどうする?」と問いかけを行うことで、物事を一歩引いて考えることができるようになります。
全体の状況を俯瞰し、冷静な判断が行いやすくなります。
メリットその2. より良い選択をしやすくなる
頭の中で自分のプレイを他人に置き換えて考えるので、ロジックを省略して一気に結論にたどり着くことができます。
「Fakerなら、この場面で一歩だけ前に出るだろう」
「いつもの自分ならこの場面は味方に寄るけど、Fakerならプッシュを継続するだろう」
「この場面は判断に迷うが、Fakerならこう動くだろうから、ひとまず真似しよう」
どういう思考ロジックでその行動をしているのか分からなくても、既に出されている結論をそのまま採択することができるのです。
また、まずは真似することによって理由も理解しやすくなります。
理由さえ理解できてしまえば、それを自分好みにアレンジすることも可能です。
4. 自分のリプレイ動画とトッププレイヤーの配信を見比べて改善点を探す
自分のリプレイ動画を見直すことは非常に大切です。
いくら強調してもしきれません。
自分のリプレイ動画も、カーソルの動きなどまで収録されている方が学びが深いです。
OutplayedやInsightcaptureなどの外部ツールを使えば、自動で試合のみ録画してくれるのでオススメです。
自分のリプレイを見返すときも、ただ見るだけでは少ない学びしか得られません。
ですから、リプレイを見ながら「この場面はFakerならどう動くんだろう?」と自分に問いかけ続けます。
大枠のマクロだけでなく、右クリック1つに対しても徹底的に問いかける意識が大切です。
どう動くのか分からなければ、もっとプレイ動画を観て研究をしてみましょう。
プレイ動画を観ている時も常に考え続けましょう。
ルーン選択画面で「Fakerっていつもマウスガチャガチャやってるな~」と考えて真似してみたり。
動画を観るときにも「自分ならこの行動を選択するけど、Fakerは何故こう動いたのかな?」と考えてみたり。
問いかけ続け、考え続けることは本当に大切です。
そうすると、「この場面ではあの人はきっとこう動くんだろうな」「この場面は危ないけどあの人ならリスクを取ってオールインするんだろうな」など、その人の癖や思考ロジック、ゲームに対する価値観などが少しずつ理解できるようになります。
オリジナリティは最後に生まれる
お手本にしているプレイヤーの思考ロジックやゲームに対する価値観などが分かってくると、きっとゲームに対する理解度も上がっているはずです。そうすると、その人の取った行動の理由も理解できるようになります。
理由が理解できれば、「あの人はこの場面でこう動くけど、自分ならこう動くほうが好みだな」と、ゲームプレイを自分の好みの方向にアレンジしていく事ができます。
徹底して人真似を続けた結果、最終的にオリジナリティが生まれていくのです。
終わりに
今回も拙い長文を最後までお読みいただきありがとうございます。
動画研究法は最も力を入れて書きたいテーマだったので、勢い文字数も増えてしまいました。
結果として記事が2分割になってしまいましたが、その分練りに練って披露いたします。
LoL忍者さんにはいつもお世話になっており感謝しております。Eviさんもお忙しい中、この記事のために時間を取ってくださいました。本当にありがとうございます。
そして毎回長い文章にも関わらずお付き合いいただいている読者の方々には頭が上がりません。
プレシーズンが始まり、「来シーズンこそはランクを頑張りたい!」という方も多くいらっしゃると思います。そういった方々のお力に少しでもなれていれば嬉しいです!
それではまた次回もよろしくお願いいたします!
「すべての創造は模倣から始まる」でござる。
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コメント
プラナリアかよ
それではまた次回もよろしくお願いいたしますまで読んだ
!まで読んで
同じくそこまでしか長すぎて読めなかった
前記事ふまえての話の展開と文章の構成がうまい
良記事
すらすら読めちゃった。記事感謝なり。
真の視界を獲得
先生ありがとうございます
後で読みます
Eviの後継になる準備はバッチリみたいやな
rosterっていつ発表でしたっけ
10秒で出来る対面と30cs差つける方法みたいなのが欲しいです
簡単だよ、相手がCSを取るときにハラスをして相手がハラスをしてきた時は全部避けて
全部のCSを取るだけで30CSの差が付けられます。ね?簡単でしょ
chovyをコピーすればいい
俺「こんな時、Fakerならどうする……?」
脳内Faker「(韓国語でスイニャンに何かを話す)」
脳内スイニャン「レベルが低すぎてちょっと分からない……(曖昧な笑み)」
これにはダイヤでスタックした方がないfakerも苦笑い
脳内韓国人「何だこの失礼なじゃがいも野郎は」
「こんな時Fakerなら…」→別ゲー起動
サムネ作るの楽しくなってるだろ管理忍
守破離の世界やね
真の視界を獲得
本来ならプロシーンに在籍してるってだけでこの記事を書く資格がある筈なんだけど
「クソリスキーピックして全く結果出せなかった雑魚が何言ってんだ?」
って声が当たり前のように出てくるのがこの界隈だからね
必要以上に低姿勢になるのはもはや文化の違い
低姿勢になる必要がないのは確かだけど一回長すぎて怒られたのに懲りずに爆弾の如き分量の文章を書いてそれを読んでくれる人に対して感謝を示すのはわかるかな…
低姿勢なことに文句つける人間は
低姿勢じゃなかった時には反対の文句飛ばしてくるから無敵だよな
ポケットを叩くと増えたビスケットみたいでござる
申し訳ないと感じたので、分割した分だけ文字数を増やしました。
気遣いチャレンジャー級でござる。
tol2さんの記事は好評のようで、自分もとてもいいなと思いながら読んでます
オリジナリティは最後に生まれるっていうのは守破離に通じるものがある
はーしょうがねえ来シーズンtol2応援するかぁ
youtubeとかを見るとリプレイ動画は沢山転がってるけどプレイ動画は中々出てこない。どうやって探すとプレイ動画を見つけられますか?
アフリカTV(韓国の動画配信サービス)やtwitchの配信アーカイブで参考にしたいプロの放送を見るといいんじゃないかな
今プレシーズンだからマップ隠さずやってる人も多いし
ヤスオとヨネを使っているならYasuo Legendsチャンネルがおすすめでござる
世界各地のotpたちのプレイ動画が日々流れてくるでござる
侍使いじゃなかったら忘れてくれでござる
長いから分割したのにそれを更に文字数増やすとか何言ってんだ思いました
感謝。
セカンドキャリアはライターか作家で決まり!
前のも含めて本当にいい記事だと思う、内容そのものもそうだけど、構成がうまくて頭の良さを感じるわ
もうこれくらいの最終的に記事まとめればlolの教科書作れるってくらいガッチリ書いて欲しい
それでほんとに本にしましょう
自分買います
同じトップレーナーとして「tol2ならどうする?」って思える日を楽しみにしてるでござる。
ファイティン!
俺もuziならここで前に出て相手のスキルを避けてダブルキルしてるわって言いながら死んでるよ
リプレイをちゃんと見よう!は確かにそうなんだけど、LoLのプラクティスツールやリプレイも格ゲーのプラクティスみたいにキーディスプレイとコマ送りと硬直の可視化くらいしてくれてもいいと思う
今絶対スキル押したじゃん!が出なかった時レンジが足りなかったのかキーの押し込みが浅かったのかはたまた遅かったのかってフィードバックがないからある程度知識ないと自分を省みるのも他人の操作を真似するのも難しい
プラクティスモードは格ゲーみたいに相手キャラに操作を覚えさせて繰り返させる機能が欲しい
後は相手側視点に切り替えられる機能(相手から見られてるのかどうかの判断が欲しい)
せめて敵がスキル打てるようにはして欲しいと長年思ってるけど
プラクティスモード充実させすぎると不味いから渋ってるみたいな話をどっかで読んだし当分無理そう
結構前にプラクティスツールをアップグレードするみたいな話あったけけど頓挫したんかな。多分優先度が低いかもね
めちゃくちゃ勉強になるからtol2さんも管理忍にも感謝しかない
思ったより読めた
メインチャンプがマイナーってほどじゃないけどプロシーンだとあまり使われないしメインにしてる配信者も見つからなくて参考資料がない;;
レルか?
参考にしたい配信者たちもjg変更が入るたびにどうすりゃいいんだ…ってなってるアイバーンのことも思い出してあげてください
自分にはセンスが無いと上達を諦めてる奴らはここまで煮詰めて練習してから弱音を吐きなさい
いいね?
良い記事だけど長いので読み返し用に目次のアンカーリンクがあればなお嬉しい
今までの記事とかも合わせると本出せそうだな・・・
この記事レベルのを20本ぐらい書いてまとめて、パッチごとに更新することを約束して、キンドルとかで出せばだいぶ売れそう。
ヨネとジェイスの下り読むだけでも自分の浅瀬具合がわかる
脳内Fakerじゃないけど、Pick/Ban画面やミニオン出現前の時間に
互いの構成やルーンを見ながらアイレボのモノマネするの楽しいぞ
「相手のルーンは電撃・・・これはレーンから勝ちに来ているということですか?」
「対してこちらは征服者ですからジャングル内での小規模戦や集団戦を見据えて落ち着いたゲーム展開をしていきたいですね」
実際プランが明確になって落ち着いてレーン戦できる(気がする)
試合開始までとバロン取ったときには内なるレボルを発動するようにはしてる
このシリーズ好き読んでもすぐ忘れるけど
こういう風にLoLを解説して広めようっていう活動もプロとして褒められるべきよね
難しいのって「なんでそこでそれをやったのか」って部分だよね
特にやった動きは画面に現れるけど、画面に現れないやらなかった動き(となぜやらなかったか)を読み取るには相応の実力が要る
絶対オリジナリティがでてしまうのは芸術でも同じ
長期連載の予定ならタグでtol2を追加してほしいかも。
前の読みたいときに今のとこはリンクしてくれてるけど、数が多くなると面倒でしょ。
来年のevi君がいないLJLトップレーンを支えるのは君達若手やで。ほんま楽しみにしてとるからな
丁寧な文章からにじみ出る頭の良さと人の好さ
分かってはいるけどそんなに練習の時間取れないのよね
週に数ゲームしかしないカジュアルゲーマー向けの記事も頼む!
ドンマイ
カジュアルなら適当に楽しんだらええやん
守破離の守
ランクでヨネ使って2連続13デス叩き出すのもZeusから見て学んだこと?
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ぽんさんの回答だけ類まれなるセンスあってこその回答でおもろいw