Faker、日本オールスター戦後インタビュー 手応えと6度目の世界制覇のその後
KeSPAカップで日本オールスターと対戦した直後に行われたFakerのインタビューを紹介する。十分なチーム練習がない状態で迎えた初戦の手応え、6度目のWorlds優勝に対する率直な実感、チームを離れたGumayusiへの思いと新たに加わったPeyzの評価、さらにオフの過ごし方や読書習慣、国立中央図書館でのT1展示への考え方まで、現在のFakerの姿がうかがえる内容になっている。
Q:今日の勝利について、今の気持ちはいかがですか。
Faker:今回のKeSPA Cupには、正直そこまでしっかり準備してきたわけではありませんでしたが、こうして初戦から良い内容で試合ができて、満足しています。
Q:ふだん対戦する機会のない日本代表オールスターとの試合でしたが、いかがでしたか。
Faker:今回の試合は、細かくあれこれ説明するような内容のゲームではなかったと思います。序盤から有利を広げて、そのままうまく試合を進める形だったので、じっくり評価するのは少し難しい試合だったかなと感じています。
Q:今大会にはどのように準備してきましたか。
Faker:個人練習にできるだけ集中するようにしてきました。チーム練習はまだそれほど多くこなせていませんが、少なくとも、それぞれが自分でできることに最善を尽くそうと考えていました。
Q:Worlds 6回目の優勝から、少し時間が経った今の心境はいかがですか。
Faker:正直、まだあまり実感がなくて、これといった大きな感情があるわけではありません。ただ、Worldsを通してみんなで頑張ってきた結果として得られたタイトルだと思っているので、その点については満足しています。
Q:オフの期間はどのように過ごしましたか。
Faker:オフ中は、よく食べて、よく眠って、できるだけしっかり休むようにしていました。同時に、来シーズンに向けて、自分が何をするべきか、どう臨むべきかをいろいろ考えていました。
Q:ヨーロッパでのファンイベントもありましたが、そのときはどう感じましたか。
Faker:今でもヨーロッパで、チームやゲームに対する人気や関心がとても高いと強く感じました。以前と比べると、自分のことを認識してくれるヨーロッパのファンもかなり増えた印象で、誇らしく感じました。
Q:3連続でWorldsを一緒に戦ったGumayusi選手がチームを離れましたが、そのことについてどう感じていますか。
Faker:チームで一緒に頑張ってきたGumayusiと、もう同じチームでプレイできないのは少し寂しいです。ただ、これから新しいチームでも良い結果をたくさん出してほしいと思っています。もし対戦相手として会うことになったら、それはそれで面白いと思います。
Q:Gumayusi選手にメッセージをお願いします。
Faker:ファイティン!
Q:加入前、対戦相手としてのPeyz選手はどんなプレイヤーだと感じていましたか。
Faker:Peyzは、かなり積極的で攻撃的なプレイスタイルを持った選手だと思います。その特徴は、今日の試合でもはっきり出ていたと思います。まだ本格的なチーム練習は始まっていませんが、チームとも相性が良いスタイルだと感じています。
Q:実際にPeyz選手と一緒に試合をしてみて、どうでしたか。
Faker:ゲームに対して本当に真剣に向き合っていることが、はっきり伝わってきました。普段の人柄については、まだそこまで長く一緒に過ごしたわけではないので、これからもっと知っていきたいと思います。
Q:今後の目標を教えてください。
Faker:今回、6度目の優勝という素晴らしい結果を残すことができましたが、来年の目標はこれまでと変わりません。プロ選手として、常に最高のパフォーマンスを発揮し続け、成長し続けたいと思っています。
Q:Worlds期間中には、国立中央図書館でT1の展示も行われました。
Faker:最近は、面白くて刺激的なプラットフォームがとても増えたことで、読書への関心が少しずつ薄れてきていると感じています。もし自分をきっかけに本に興味を持ってくれる人が増えて、そのことで何かしら良い影響を受けたり、考えの幅を広げたりするきっかけになれるのであれば、とても光栄に思います。
Q:最近はどのような本を読んでいますか。
Faker:最近も、以前と同じように、自分にとって役に立ちそうだと感じる本を主に読んでいます。たとえば、科学関連の本や健康に関する本などです。
Q:科学分野の本からは、どのようなものを得ているのでしょうか。
Faker:科学の本には、汎用的に応用できる内容がとても多いと思います。そういった部分をプロ選手としての自分にも当てはめることができて、それがゲーム内のパフォーマンス向上にもつながっていると感じています。
Q:チームメイトやファンの方々も、あなたに影響されて読書を始めていますね。
Faker:とても意味のあることだと思いますし、読書そのものには、悪い面というものがほとんどないと考えています。できるだけ多くの人にとって、プラスになるきっかけになってくれたらうれしいです。
Q:最後に、ひと言お願いします。
Faker:一年を通して応援してくださったファンの皆さん、本当にありがとうございます。これからの試合でも、良いパフォーマンスをお見せできるように全力を尽くします。
健康第一でござる。
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