
ブラウムはRiotのチャンピオンデザインにおける至宝なのか、海外コミュニティで再評価の声
- 海外コミュニティで、ブラウムをRiotのチャンピオンデザインにおける至宝の一体として再評価する投稿が話題に。
- リリース当時に漢らしいサポートという新機軸だった点、扉を殴って魔法を放つギミック、善良な人物像に称賛が集まる。
- ブラウム以降に登場した心温まるチャンピオンとの比較や、盾(宝物庫の扉)のロアの真偽をめぐる声も。
ブラウムは、Riotのチャンピオンデザイン/アートチームが生んだ最高傑作のひとつだ。
最もデザインの優れたチャンピオンの話になると、ジンやエイトロックスとか……ま、それが普通ですわな。
でもブラウムだって負けてない。正当に評価されることはめったにないけどね。
まず前提。ブラウムは2014年の序盤、シーズン4にリリースされた。当時、Riotがデザインしたサポートチャンピオンは、次の3タイプのいずれか。女の子らしくて可愛いエンチャンター系、レオナ、そしてスレッシュだ。
確かに、ブリッツクランクやノーチラスをサポートで使うことはできた。だがこれらは本来サポートロール向けにデザインされたわけではなく、長年のメタの変遷の中でボットレーンに到達したに過ぎない。この文章を読んでいる人の中に、昔のLoL公式フォーラムに入り浸っていたほど長くプレイしている人がいるなら覚えているだろうが、当時のコミュニティには、漢らしいサポートという、それまでとは異なる原型(アーキタイプ)を強く求める声があった。それに最も近かったのがレオナとスレッシュの2体だ。でもレオナは単に鎧を着た女の子だし、スレッシュはテーマ的には、鎖鎌を持つ邪霊的な存在。しかも敵の魂を永遠に責め苛む化物だ。印象としてはあまりよろしくない。
それに応える形で(あるいはすでに開発が進んでいたのかもしれないが)、Riotはブラウムをリリースした。筋骨隆々で、タトゥーに覆われ、立派なカイゼル髭をたくわえたボディビルダーのような大男。武器は、バカでかい魔法の石でできた宝物庫の扉。旧ロアでは、これをリサンドラからほんとんど盗んできたようなもの、という設定だった。腰にはウェイトリフティング用の巨大なベルトのようなものを巻いている。ルーンテラの世界でも数少ない、純粋かつ客観的に見て善良なキャラクターであり、その絶えない陽気さはゲーム内ボイスの端々ににじみ出ている。
とはいえ、でかい石の扉をただ持ち歩くだけの退屈な男ではない。ブラウムのような鍛え抜かれた紳士は、扉に宿ったその魔法をどう引き出すべきか。答えは単純、思い切りぶん殴ればいい。ブラウムのウルトは、盾を地面に叩きつけて巨大な氷の亀裂を作り出す、単純明快なもの。Qのアニメーションを見れば、扉を掲げ、その裏側から魔法を殴り出しているのがわかる。もちろん、手っ取り早く直接敵を殴りにくることもいとわない。しかもその間ずっと、「わはは、楽しいなぁ!」みたいなテンション。こうして殴り合うのは楽しいよなぁ?って感じで。
このチャンピオンは非常によくデザインされていると思う。フィクションとしてはありふれた原型ではあるものの、そのテーマは当時の既存チャンピオンの中では極めて独特で、頼れる守護者というゲームプレイともうまく噛み合っている。相手に回しても理不尽さがなく、少し強すぎるパッチのときでさえ、スキルキットが本質的に壊れているとか、ストレスがたまるといった不満をほとんど見かけない。加えて、リリース当時のゲームの空気を踏まえれば、コミュニティに非常に好意的に受け入れられる、まさに絶好のタイミングだったと思う。あらゆるデザイン面でリリース直後から高く評価された、稀有な例として際立っている。
追記:タリックのことを忘れていた。あとアリスターも。タリックは……なんというか、個性的なやつだよな。そしてアリスターは牛だ。
反応
- ブラウムのこのセリフ、大好きなんだよな。「暗い夜ほど、星は明るく輝くもんだ!」
- どれも最高だよな。「ヤギは賢いぞ。何でも食うし、どこでも登れるし、蹴られたら蹴り返すしな!ハハハ!」
- 「心こそ、最強の筋肉よ!」
- こいつ、ガチムチになったディズニープリンセスだよな。
- ブラウム以降、Riotは善良で心温まるキャラを何体も作ったが、ブラウムほどの善良さに達したキャラはひとりもいないよ。
LoLに引き込もうとして見事に失敗した年下のいとこがいるんだが、そいつは2XKOでブラウムを使うのが大好きでさ。性能的に強いから使ってるのか?と聞いたら、返ってきた答えは「エスカノールみたいなのに、そのうえめちゃ良い人だから」だった。
- リワーク後のヌヌとミリオも、かなり善良で心温まる部類だと思う。
- ブラウム以降、Riotは善良で心温まるキャラを何体も作ったが、ブラウムほどの善良さに達したキャラはひとりもいないよ。
- 扉にまつわる話は、「リサンドラから盗んだ」って単純な話だけじゃなく、もっと面白い。たしか、あの扉はオーンが鍛え、リサンドラが呪いをかけたものだ。本来は決して開かない宝物庫の扉として作られていた。そこにトロールの子どもが閉じ込められてしまい、ブラウムはその子を助けるために山をまるごと殴り崩した。そしてその過程で扉を蝶番ごと引き剥がし、子どもを守る盾として使うようになった、とかなんとか。
- 原型アーキタイプの話でいえば、もう一体、名誉枠でタリックがいた。ただタリックは、なんというか……オネエなんだよな。タリックも見事なチャンピオンだ。LoLはやっぱりサポートチャンピオンで輝くゲームだよ。
Source: Braum is one of the crowning jewels of Riot’s champion design/art teams.
質実剛健でござる。
おすすめ関連記事





コメント