G2がMSI2026でT1を3-1撃破。7年ぶりのシリーズ勝利で、世界王者を降す。
- G2がMSI2026の敗者側ブラケット2回戦でT1を3-1で下し、2019年以来およそ7年ぶりにBo5でT1に勝利した。
- BrokenBladeがGame4でクレッドをピック、15キルで国際大会トップレーナーの最多キル記録に並ぶ活躍。単身ネクサス突撃で試合を締めた。
- T1は国際大会で史上初めてトップ4前に敗退。G2は次に敗者側ラウンド3でLYONと当たる。
現地時間7月8日、韓国・大田で開催中のMSI2026で、ヨーロッパ代表のG2 Esportsが、Worlds3連覇中の世界王者T1を3-1で下した。
敗者側ブラケット2回戦、負ければ敗退の一戦での勝利。G2がBo5でT1を破るのは2019年以来およそ7年ぶりとなる。
シリーズを決定づけたのは、Game4のBrokenBladeだった。トップレーンでオフメタのクレッドをピックし、15キルを記録して国際大会におけるトップレーナーの最多キル記録に並ぶ活躍。終盤、単身で敵ネクサスへ突撃してそのまま試合を締めるという暴れぶりは「ロアに忠実で草」とコミュニティを沸かせた。
長年T1の前に跳ね返され続けてきたG2が、ついに掴んだ大金星。海外コミュニティの盛り上がりと、試合後のコーチDylan Falcoのインタビュー(by Arsh Goyal, from NAmenCentral)を合わせてお届けする。
Q:今も震えが止まりません。さっきのシリーズは一体何だったんですか。信じられないですよ。
Dylan Falco:私はそこまで緊張していませんよ(笑)。国際大会はたくさん経験してきましたからね。正直、このシリーズに臨むにあたって、自分たちがそこまで格下だとは思っていませんでした。
プレーもドラフトもかなり良かったと思います。ただ、自分たちとしてはこの程度で満足せず、これからのシリーズも勝ち取っていきたいです。
Q:確かに、カメラに映った姿を見ても、シリーズを通してずっと落ち着いてました。ただ、ゲーム内はかなり緊迫していましたよね。両チームとも、プレッシャーのかかる場面で選手がミスをしていました。終盤にはCapsがトラップに引っかかってしまいましたしね。
Dylan Falco:ステージでプレーするのは間違いなく難しいですね。特にレイトゲームのギリギリの局面などは。ただ、自分たちも本当に経験が豊富なんですよ。ああいう場面でもCapsはVCでは落ち着いています。だからこそ、ああいう局面では経験がものを言うんだと思います。これは両チームともにいえることですけどね。T1もG2も経験豊富ですから。
それに、あのレイトゲームの局面ですが、ドラフトの時点で自分たちが有利だと推測していました。だから多少ミスをしても、あるいはギリギリの展開になっても、勝ち切れるという余裕がかなりあったんです。
Q:Game4の序盤は完全に終わったように見えましたが、「レイトゲームの構成はかなりいいから特に心配ない」と?
Dylan Falco:いえ、普通はあの時点でもう次の試合の準備に入り始めます。なにせ相手はT1ですしね。
Q:Game5の準備を始めていたんですか。
Dylan Falco:いつもそうです。ただ、相手が少し崩れて五分の展開になった瞬間に、「お? この試合、イケるんじゃないか?」と思い始めました。
Game4のクレッドとビクターは、相手のチャンピオンをかなりアウトスケールしていました。あのケイトリンさえどうにか対処できれば、少なくとも勝機はあると思っていました。
Q:前から思っていたんですが、これだけ面白くて、最終戦がここまでギリギリの戦いになるシリーズで、万が一に備えて試合中にGame5の準備へ集中する意味はあるんですか。
Dylan Falco:試合中の多くの時間を、次の試合のドラフト準備に使っています。ただ、私たちも人間ですから、勝てそうと思えば、当然そのまま試合を見ますよね。だから、ある意味マルチタスクなんですよ。両方やっています。たいていは試合の中盤、勝敗がはっきりした段階で、少し集中する時間をとって次の試合に備えます。
もちろん、Game5までもつれた場合のプランも用意していました。ありがたいことに、そうはなりませんでしたが。
Q:トップ4という結果はまだ目標達成とは言えないにせよ、かなり歴史的ですよね。懐疑的だった人たちを見返せて、いい気分なんじゃないですか?
Dylan Falco:今年、LPLとLCKのチームを相手にBo5で勝ったのは、これで4回目です。ですから、彼ら相手のシリーズでは五分か、勝ち越しているくらいだと思います。
この大会そのものを優勝して、Worldsまで勝ち切る優勝候補筆頭かと言われれば、そうではないかもしれません。ただ、少なくとも、自分たちは十分に戦えるチームで、調子のいい日ならどんな相手にも勝てるということは、分かってもらえたら嬉しいですね。
Q:3-0、3-0、3-2、3-1。しかも、その3-2だったチームが明らかに一番格下に見えますよね。
Dylan Falco:ああ、TESのことですか。あの試合は両チームともドラフトやメンタル面がかなり響いていたと思います。お互いにいいドラフト、いいメンタルで当たれば、両チームとももっといいパフォーマンスを見せられるはずです。
Q:最後に、G2ファンへ一言お願いします。
Dylan Falco:応援してくれて本当にありがとうございます。このまま頂点まで行きたいです。私たちにはそれができると確信しています。これからも応援よろしくお願いいたします!
反応
- まさにこれ以上は望めないってレベル。G2は毎年それをやり続けてる。本当に見事だよ。EUは誇っていい。
- 少なくとも俺はG2を誇りに思ってる。G2の運営チーム、マジでリスペクトしてる。毎年ちゃんと結果を出してくるからな。これまで多くのスーパーチームが消えていったのに、G2はずっと第一線に居続けた。
- G2の運営だけじゃなくて、正直G2という組織まるごとがすごいんだよな。コンテンツチームからインフラに至るまで、全部が一級品で、ここまで揃ってるところはそうそうない。
- 胸を張っていいぞ、G2! 今年はLCKのチームを3つ、それぞれBo5で倒してきたんだ。これ以上何を望むっていうんだよ。
- まあ、次にBLGかHLE(あるいはLYON)相手のシリーズで負けた瞬間、アンチどもがまた大挙して湧いてきて、今回の勝利なんてなかったみたいなツラをするんだろうけどな。
- LYONがG2を食って番狂わせを起こしても、そのあとBLGかHLEに勝てないんじゃ、勝っても意味ないわ。
- まだ負けてもいないうちから意味ないとか言ってるの、アンチ必死過ぎる。
- 今年のG2が成し遂げたことについては、ヘッドコーチのDylan Falcoがめちゃくちゃ評価されるべきだよ。G2のスタッフ陣は、欧米じゃ単純に頭ひとつ抜けてる。
- 欧米の競技シーンがかろうじて息をしてるの、正直G2がいるからだよな。
- マジでやりやがった!!!!! G2!G2!G2! LPLファンだけど、G2はほんと好きだし、LECには国際大会でもっと勝ってほしいよ!!!!
- ウチの実質2番手シードはG2だわ。
- 速報:BrokenBlade、契約を2099年まで更新。
- BrokenBladeは死ぬその日までG2のトップレーナーだ。みんな今すぐトップのお父さん(Top Father)の手にキスして敬意を示すんだ。
- BBのクレッド、ロア設定に忠実すぎて草。
- BrokenBlade:「ワシの土地じゃー!!!」
- 韓国勢、クレッドと対戦したことないんじゃないかってレベルだわ。あのピックをナメすぎてただろ。
- オフメタピックってのが、欧米勢が韓国勢を倒すときの定番の勝ち筋になってる感あるよな。
- LYON対G2、2019年以来いちばん荒れるシリーズになりそうだわ。これはとんでもなく面白くなるぞ。
- NAがEU以外には誰にも勝てないってオチになったら笑えるわ。両陣営がどれだけカリカリして荒れるか想像してみろよ。
とはいえ、またNA対EUが拝めるってのはありがたいけどな。
- LYON、欧米のチームとしか当たらずに表彰台までいけそうじゃん。ウチらの地域のチームのこの引きの強さ、信じられんわ。
- Jattがmind the gapで言ってたコメント、最高だったわ。Inspiredがジャングルのルート取りで中韓チームとの対戦をあんなに頻繁に回避してみせるの、マジで見事だってさ。
- NAがEU以外には誰にも勝てないってオチになったら笑えるわ。両陣営がどれだけカリカリして荒れるか想像してみろよ。
- BBはキャリア最高のシリーズをやってのけたな。あと、Game4の序盤がG2にとってどれだけ悲惨だったか思い出してみろよ。あそこから折れずに食らいついたの、とんでもないメンタルの強さだわ。
- SkewMondがなにかする前に、味方のレーナーが5分で6回も死んでたからな(笑)。
- BBは、欧米トップレーナーが1つのシリーズで見せたパフォーマンスとしては、歴代最高のものを叩き出した。
- この逆転劇エグすぎるだろ。試合開始5分の時点でもう終わったと思ってたのに。
- Gen.Gの戦略的敗北だな。またG2にボコられるの嫌だもんな。
オフメタ上等でござる。
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